2012/08/17 - 2012/08/19
226位(同エリア543件中)
いちごさん
巡礼2日目は、
宇和島を出発して、宇和海沿いに高知・宿毛、足摺岬を目指します。
40番~38番札所。
3日目は、四万十へ。
37番札所を参拝しました。
愛媛・宇和島、高知・足摺、四万十エリアには、霊場札所が4ヶ所しかありません。
これは、アチコチ観光できる~と思ったけど、移動にかかる走行距離と時間が長く、せっかく念願の土地へ行きながら、
観光といえるほどの観光は出来ずに帰途につくことになりました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2日目の朝は、ホテルを9時前に出発。
ホテルから、320号線を海岸方面へ走ったところにある
【道の駅 みなとオアシスうわじま さきいや広場】へ、ちょっと寄って。。。
営業時間 9:00〜18:00 年中無休
駐車場は、152台もおける・・・・・のに、今、9時になったばかりで、もう車がいっぱい。
人気スポットのようです。 -
ショッピング、レストラン、牛鬼館・真珠館の展示施設、足湯や多目的広場・研修ギャラリー室など多彩。
で、ショッピングコーナーを徘徊。
おみやげ物をはじめ、
近くで収穫された野菜や、宇和海で獲れた魚、惣菜、宇和島の特産品などが並んでいます。
新鮮な旬の魚貝類が欲しかったけど、旅してまわっているウチに、新鮮でなくなること、請け合いなので、あきらめました。 -
【宿毛(すくも)街道】を、南下。
途中までは山の中の道だけど、【津島町嵐】地区に入ると、南宇和海が見えてきます。
ところで、この【嵐】地区は、人気グループ【嵐】と同じ名前だということで、昨年ごろから、ファンの間では注目の地だとか。
私は、知らなかったけど・・・・・・ -
南宇和郡 愛南町 【40番札所 観自在寺】
愛南町には、鹿島に【宇和海海中公園】があります。
もう何年も前に、テレビで、【海中展望船】に乗って海中散歩をしているのを見て以来、ずっと、その日がやってくるのをこころ待ちにしていました。
そして、その愛南町へ、とうとうやって来ました〜・・・・・が、夫に「時間がない〜」と、あっけなく却下され、撃沈。
「いつか〜また来るぞ〜」、と心に誓いました。 -
気を取り直して、【本堂】
ご本尊は、薬師如来。
火災のため、昭和39年に、全国の信徒の浄財だけで再建されたということで、1000年以上の歴史があるにもかかわらず、すっごく、新しい。。。
1番札所 霊山寺(徳島県)からもっとも遠くにあることから、【四国霊場の裏関所】とも呼ばれるそうです。 -
境内で、【かえるの三世代】に、会いました。
【栄(さかえ)かえる
1.親子孫と三かえる
1.お金がかえる
1.福がかえる
1.病気が引(ひき)かえる】
ありがたそうなので、なでなでしてきたけど、触っても良かったのかなぁ〜・・・・・今更だけど。。。 -
国道56号を、どんどん行って、高知県へ入りました。
【四万十市】方面へ進みます。
宿毛市 到着。
先の【40番】からは、約30km。 -
【39番札所 延光寺】
【仁王門】
屋根瓦は新しそうに見えるけど、門構えに、歴史と風格がにじみ出ています。 -
【本堂】
ご本尊は、薬師如来。
境内には、弘法大師が錫杖で地面を突いて湧き出たとされる霊水があり、それが、今に伝わる
【眼洗い井戸】
眼病にも効くとされ、眼の周りを浸している遍路さんが多いとか。 -
【梵鐘を背負った赤亀】
亀の甲羅の上に、かわいい梵鐘が載っているけど、
この【梵鐘】は、ここに居る赤い亀さんが背中に載せて【竜宮城】から持ち帰ったもので、高知県最古のもの。
・・・・・ということは、【竜宮城】は、高知沖?
浦島太郎・高知バージョン、、、ですね。 -
宿毛市から、国道321号を走って、足摺岬へ。
そこに次の【38番札所】があります。
山の中を越えて、海岸沿いに出て、海が見えてくると、
思わず、「ワァ〜ッ!!」と叫んでしまう・・・・・いつも、どこでも、同じリアクション。
夫の実家も海辺で、滞在中は、しょっちゅう見ているけど、瀬戸内海。
太平洋は、同じ海でも、なんだか顔が違う。 -
途中にある、【かなえざきの黒潮展望台】
四国人の夫には、珍しくもないのか、車の中で待っている〜というので、私だけ展望台へ・・・・・
と言っても、道路から、ほんの、階段10〜20段くらいなモンだけど。
上には、あづまやが建っていて、残念なことにゴミが散らかり放題。 -
でも、
絶景〜!!!
天気がいいので、海が真っ青。 -
左側には、これから向かう、足摺岬が。。。
灯台も見えます。
海のない我が県、海を見ると、無条件に感動してしまう。
海のような湖はあるけど・・・・・・ -
【道の駅 めじかの里 土佐清水】
例によって、ここで、お昼ご飯を食べます。
宿毛から海岸沿いに走ってきた321号線。
ここに着くまでに、道の駅がここを含めて3ヶ所ありました。 -
せっかくの海岸沿いの道、絶壁を洗う波を見ながら食事がしたい〜
「土佐清水なら、おそらく、そういう立地」
と、勝手にイメージを膨らませて、先の2つの道の駅を見送ってココへ来たけど・・・・・・・ -
あにはからんや、内陸。。。
でも、海に面してないだけで、いうても土佐清水。
名物の、【かつおのたたき定食】、いただきます。
【めじかの里】の【めじか】とは、ソウダカツオのことで、土佐清水の魚に指定されているそうです。 -
【38番札所 金剛福寺】
足摺岬の突端にあります。
この次に参拝を予定している四万十町の【37番札所】からは、80km余りの道のりがあり、車でも2時間余り、
歩いたら、約30時間かかる、霊場札所間では最長距離の難所だとか。 -
【本堂】
ご本尊は、三面千手観世音菩薩。 -
境内は、広い。
大きな石や池のある庭園も、立派で、見ごたえがあります。 -
【大師亀】
弘法大師が、足摺岬の突端にある【亀呼岩】に亀を呼びよせ、眼前の海に浮かぶ【不動岩】に渡り修行したとか。
弘法大師を背に乗せて、行ったり来たりしたのが、
この、亀さんなのでしょう。 -
四国の最南端、【足摺岬】
後姿が見えるのは、土佐清水市出身の【ジョン万次郎】
【ジョン万次郎】は、
14歳の時、漁中に漂流して、日本人で初めてアメリカに渡って、測量や航海術などを学んで日本へ帰ったあと、日本の歴史にも影響を与えた人です。 -
足摺岬の展望台から望む【太平洋】
先に見た、【かなえざきの黒潮展望台】の海とは、また、少〜し顔が違う。
まさに、【これぞ太平洋】という感じ。 -
眼下には、エメラルド色の海が。
あまり、覗き込みたくないけど、きれい〜!!! -
2日目の霊場巡礼の予定は、これにて完了。
足摺岬から、321号線を北上して、四万十市へ。
四万十川が見え隠れします。 -
今宵のお宿は、
【ホテルクラウンヒルズ中村】
土佐くろしお鉄道中村線の中村駅から徒歩5分です。 -
ホテルの、すぐ隣にある、
【サンリバー 四万十】という物産館。 -
品揃えが豊富で、高知県のお土産がここで買えます。
敷地内には、【いちもん家】という居酒屋も隣接しているので、夕食は、こちらで。
【中村】は、【小京都中村】とも呼ばれ、中村城跡界隈がにぎやかそうです。
夕食は居酒屋、と決めるともなく決っているので、本当はそちらの方へ行きたいところだけど、ホテルからは、結構歩くみたいで。
居酒屋なので、車では行けないし・・・・・・ -
3日目の朝は雨模様。
雲が低く垂れこめてどんよりしているものの、雨は、それほどでもないよう。
最終日の巡礼は、【四万十町】にある【37番札所】を残すのみ。
ホテルから、【37番札所】へは、土佐湾沿いに国道56号が距離も短く時間も早そうで、たぶん王道。
でも、100%観光客な私は、四万十川沿いを平行して走る441号線を北上して、途中から381号線を東へドライブしたい。 -
最初は、道路事情を心配して難色を示していた夫も、最終的には、喜んでか仕方なくか同意してくれて、
出っぱぁ〜つ!
ほどなく四万十川と合流して、四万十川を横目に走る。
予想通りの、風光明媚な景色。
やっぱり、この道で、大正解!! -
・・・・・で、気分良く走っていると、
これまた、悪い予想通りの、細っそ〜い道。
車1台が、ようやく通れるところも、随所に出てきます。
あまり通る人もいないみたいで、ありがたいことに対向車には出会わず事なきを得たけど、夫は気が気ではなかったみたい。。。 -
でも、この道で良かった〜
清流、四万十川が満喫できる。 -
休憩所では、下へ降りる階段もあって、川べり近くへ行くことができます。
-
清流・・・水の色が違う。
-
川の対岸の山すそには、四万十川沿いに走る電車、JR予土線が。
予土線は、高知・四万十町の若井駅から愛媛・宇和島市の北宇和島駅を結ぶ路線。
こんなに、川のスグ近くを通ってることを知って、次は、【青春18きっぷ】で乗りに来よう〜と決めました。 -
【37番札所 岩本寺】【仁王門】
四万十川の中流域に建つお寺です。
夫は、このお寺の参拝を終えると、めでたく【結願】ということになります。 -
【本堂】
ご本尊は、阿弥陀如来、観世音菩薩、不動明王、薬師如来、地蔵菩薩。
本堂の天井には、昭和53年に新築の際、全国から公募した花鳥風月から人間曼荼羅まで、575枚の絵が描かれているとか。
必見〜!!だそうです。
・・・・・見てない〜。。。 -
お寺は、土佐くろしお鉄道・窪川駅の近くにあり、
境内のスグ横には、線路が。 -
【土佐くろしお鉄道】【窪川駅】
宿毛・中村線の始発駅。
終着駅は、宿毛駅です。 -
ちょうど電車が止まっています。
カラフルで可愛い〜電車。
【青春18きっぷ】で、予土線へ来たついでに、土佐くろしお鉄道にも乗ってみよう〜。
ふたたび心に決めて、帰途につきました。
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