2012レソト～Sani Passへの道は険し

2012/10/06 - 2012/10/06

南アフリカ南部の都市ダーバンから、日帰りでレソトへ行ってきました。
今回レソトへはブルームフォンテンからではなく、Sani Passから入るルートは。途中ドライブは、ドラケンスバーグの絶景が続きます。

数か月前に南アのTVでここが特集された影響もあるのか、この日は私たちのツアーだけで6人乗りの4WDが4台でした。

[旅程]
9/5 19:10ヨハネ→20:20ダーバン、ダーバン泊
9/6 5:00宿出発、レソト1日ツアー、ツアー後直接空港へ
　　19:00ダーバン→ヨハネ

[フライト]
ヨハネスブルグ⇔ダーバンはLCCのFly Mangoで1,932ランド
http://www.flymango.com/

ダーバンからのレソト1日ツアー
TekweniecotourのHPより申し込み、一人1,250ランド
http://tekweniecotours.co.za/drakensberg-sani-passlesotho-p-51.html

1ランド約9.5円

エリア その他の都市(レソト)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダーバンから乗ってきた車を乗り換え、ここからはNissan Patrolで参ります。

旅行会社Thaba Toursのオーナーは、自らフェアレディーｚに乗り、会社の保有する車もすべて日産という日産ファンだとか。こういう話を聞くとすごく嬉しい。
ヨハネ空港のボーディんぐブリッジに全面広告出してる斜めHの会社に負けないで。

ツアー会社のオフィスでレソト出入国カードを記入してもらい、準備万端。
といいたいところだけど、Underbergを8時半出発の予定が、6人乗りの車をシェアする他の4人（南ア人）が遅れたため待ちぼうけ。

オーナー自ら申し訳ないと謝罪してくれ、先に出発することに。
遅れてる人たちは自分たちで国境まで来てもらい、間に合えばそこでpickするという。

UnderbergからレソトのSai Passまで25キロの道のり。

町を出発してしばらくは、なだらかな道をドライブ。

これから行くレソトの山々が遠くに見える。

牛も木陰で休んでいる。

外は日差しがきついもんね。

ここからオフロードスタート。

体力と時間があれば、ここからトレッキングも可能。

珍しいオレンジ色の花が咲いていた。

写真スポットで停車。

写真だと奥行きが分かりにくいのが残念。

とりあえずは、絶景をバックに飛んでみる。

わき水。

レソトを水源とする川は多い。
その一つオレンジ川は、南アフリカを西へと流れ、カラハリ砂漠を経て大西洋へ流れ込む。

南アボーダーに到着。
小さな建物で出国手続きを済ませる。

とここで、遅れていた4人が到着。南ア人の夫婦＆その息子夫婦。
Underbergの近くに住んでいるのに遅れたなんて。

このバーの先は、南アとレソトの緩衝地帯。
レソト入国は、奥に見える山の上。

南アを出国してからレソトへ入国するまでの道中。
ここが一番険しかった。

ほぼ毎日のようにこの道を行き来しているドライバーのお兄ちゃん。
この道5年だそうです。
ズールー語を話す彼は、ズマ大統領と同じ民族。

撮影ポイント。
この高さから下を見たら、…！！

高所恐怖症の友人は大丈夫でしょうか。

トラックの荷台に揺られていくのも楽しそう！

チャリダーもいた。すごすぎる…

去年パキスタンのパスーであったフランス人チャリダーは、イスラマバードから自転車で来ていて、さらにフンジュラーブ峠越えしようとしていた。
恐るべし。。

こんな坂道を。。
４×４でないといけないのがよくわかります。

いまだ道路整備中なのか、ショベルカーが放置されてました。

すぐ横は崖っぷち。

日が当たらない部分には、ところどころに氷が残っている。

頂上までもう少しなり。。

と今度はバイクで同下越えしてる人に遭遇。
自転車よりは楽そうだけど、車から見る限り大変そうだった。

頑張って―と手を振って応援。

今度はコンビ（乗り合いタクシー）。
レソトナンバーです。

このコンビの運転が、ここでは最も難易度高いのではないでしょうか。。
車内すし詰め状態。。

頂上が見えてきました。

レソト到着。
国旗が風になびいてます。

車から降りて入国手続きを。

入国審査をする小屋。

前にいた女性が、私たちムプマランガ（隣の州）から来たのよーとはしゃいでいた。

私の友人は昨日日本から1日がかりで来てるのよｗ
しかも明日帰るのよｗ

楽器を演奏している歓迎隊（？）の人たちと勝手に記念撮影。

sunnyin Sani Pass!

周りの風景。
岩と砂だらけ。

10月春でも、頂上付近は風が冷たく私はフリースが必要だった。

この荒野を見ていると、やはり中国からパキスタンへのフンジュラーブ峠越えを思い出す。

観光客向けではあるけれど、地元の人の家を訪問。

日帰り客を狙ってか、土産もの屋の前にレソトハットが並べられていた。

家の入口にソーラーパネルらしきものが置いてある。

台所。

毎日のようにやってくる観光客相手に愛想を振りまくのに疲れたのか。
今ひとつやる気が感じられない…

焼きたてのパンをふるまってくれた。
もっちりしていて美味しい。

こちらは自家製のビール。麦の一種から作られたものらしい。
アルコール度数は不明だが、ホップの味がした。

回し飲みした後、余ったビールは元あった樽へ戻していた…
こういうの気にしてちゃ、だめですね。。。

ランチは国境近くのレストランへ。

パブ併設で、その名前Highest Pub in Africa

南アのワインも充実。
値段を見たら、南アのスーパーの3倍はした。

輸入してるしここまで運んでくる手間考えたら妥当か。

ランチは4種類くらいから選べて、ソーセージとトリオ。
かりっと焼かれていてなかなか美味しかった。

ランチはツアー代に含まれていて、ドリンク代は別。
ワイン、ビール種類はたくさんあり、レモネードは15ランドだった。

レストランのテラス席からは、峠を見下ろせる。
先ほど登ってきた道が目の前に。

お、先ほど追いぬいたチャリダーが間もなく到着する。

宿泊施設もある。
増設しているらしい建設中の建物もあり。

レストラン内には今年の6月に-21度を記録と張り紙がしてあった。
今年の冬は南ア内も異常気象で、普段雪が降るはずもない場所に雪が降ったり、本当に寒かったなあ。

そろそろレソトを出発する時間。
夜7時のフライトのため、2時過ぎには先ほどのUnderbergに戻らなくてはならないのだ。

先ほどの小屋でスタンプを押してもらい（ドライバーさんがやってくれる）出国完了。
滞在時間約2時間のせいもあるけれど、陸路の国境越えはあまり実感わかないなあ。

レソト王国。エイズ、貧困など向き合う問題はたくさんあり、日本のODAも支援している。南アへ住民の多くが出稼ぎに行っている。

友人とここまでして独立を保つ意味って何だろうという話になる。
多くが占めるバソト民族の誇りか。

下りは比較的スピードを出していた。

ガダガタドライブは腰に来る。

南ア入国手続きもドライバーさんがやってくれ、Underbergの町に戻ってきた。
ピンクの花が咲いているここも、春爛漫です。

この旅行記へのコメント （2）

• Toshiさん 2013/10/19 13:31:43

  レソトのツアー

  Sunnyさん
  
  こんにちは。
  僕もこちらの写真拝見して、
  レソトに興味持ちました。
  来月末に行こうかと思ってます。
  
  早速、特典航空券でダーバンまでビジネスクラスで予約しました。
  （往路のみです）
  １ヶ月位しか期間がないのに、
  無料券の座席空いているのですね〜ビックリ！
  
  レソトは、１１月頃は雨季ですかね〜。
  草花が咲くレソトの雨季が良いという人もいますけど・・・チョット心配。
  
  Sunnyさん、ツアー会社をお使いになられたみたいですが、
  代金支払いは、クレジットカード決済可能でしたか？
  日系の代理店だと２万円弱も取られるので、
  ぜひご紹介にある会社利用したいと思ってます。
  よろしくお願いします。
  

  sunnyさん からの返信 2013/10/22 20:18:57

  RE: レソトのツアー

  TOSHIさん
  
  こんにちは。お返事が遅くなってすみません。
  
  お問い合わせのレソトツアーの件ですが、
  クレジットカード払いでも可能なような文言がHP上にあるのですが、"Credit card payments are subject to a 5% surcharge"とあります。
  
  代金支払は、当日朝のランド現金払いで了承を得たと記憶しています。
  融通が利くツアーでしたので、ツアー会社に照会してみるのがいいかもしれませんね。
  
  ダーバンまでCクラスなんですね。南アまでの長距離路線、最短コースの香港経由でもエコノミーだとかなり辛いです。。
  
  楽しい旅になるといいですね！
  
  sunny