2012/08/26 - 2012/08/26
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2012年8月26日(日)、リトアニア、カルヴェ湖畔のリゾート地、トラカイ(Trakai)を訪れ、トラカイ城を見学し、キビンラールでキビナイを食べて、半島の城址(聖品芸術展示館)に行ってきました。
トラカイ城は、ガルヴェ湖(Galve)の島に建てられた、14世紀に建造された赤レンガの美しい古城です。地元では「小さなマルボルク城」と呼ばれ、有名なリトアニア君主であり、伝統的な英雄である、ヴィタウタス大公の城として知られていています。
かつては牢獄としても使用されていたこの城は、17世紀に巻き起こったモスクワ大公国との戦争で損壊し、その後廃墟の一途を辿りましたが、第二次世界大戦後の1946年に大きな再建計画が開始され、再建工事の大部分が終了したのは1961年だそうです。現在は、トラカイ城やリトアニアの歴史を紹介する博物館としてして一般公開されています。
この日は、朝ちょっと曇っていて、トラカイ城の見学が終わった頃から雨が降ってきました。今回の旅行で雨に遭ったのはこの日だけでした。
夕方はヴィリニュス(Vilnius)に戻り、夜明けの門を見学したり、アーティストの工房を見学したり、ぶらぶらした後、ロキス(Lokys)でリトアニア料理を賞味しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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リトアニアのヴィリニュスで2泊した、ナルティス・ホテル(Narutis Hotel)のロビーです。吹き抜けの周りにお部屋があります。
ヴィリニュス旧市街のメインストリート沿いにあり、観光にとても便利な立地でした。
The Narutis Hotel
Pilies 24, Vilnius, LT-01123, Lithuania
Tel: +37052122894
E-mail : reservations@narutis.com -
ナルティス・ホテル(Narutis Hotel)の地下1階に朝食会場があります。ブッフェ式で、ハム類、生野菜、サーモン、チーズ、温かいお料理、いろいろなパン、ケーキと、とても豪華な内容でした。
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16世紀の建物を改装してホテルとして使っているので、この朝食会場の天井はオリジナルなままで、中世の雰囲気が漂います。
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コーヒー、紅茶は注文を聞いてから、ポットで持ってきていただけました。
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ホテルを出て、ピリエス通り、ディジョイ通りと旧市街を南に下っていくと、旧市庁舎広場に近づいてきました。
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14世紀前半にゴシック様式で建てられ、火災や戦争でダメージを受け続け、18世紀に大聖堂と同じ建築家によって古典主義様式に改築された旧市庁舎。
現在の建物は芸術家協会に属し、コンサートや展覧会などが催されることが多く、向かって左側に観光案内所(インフォメーション)があります。 -
数世紀にわたり、市場として公共生活の中心となってきた市庁舎広場です。
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ヴィリニュスの聖カジミエル教会(Sv. Kazimiero Baznycia)です。17世紀初頭に建造されたイエズス会の教会で、リトアニアの守護聖人である聖カジミエルが祀られています。翌日ゆっくり訪れることにして通過しました。
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ラディソン・ブリュー・アストリヤ・ホテル(Radisson Blu Astorija Hotel)です。
旧市街中心部にあり、全119室で、クラシカルで趣のある外観でした。ここもヴィリニュス観光に便利そうでお奨めです。 -
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“Tamsta musikos salonas”はヴィリニュスのライブハウスです。
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南側から見た夜明けの門。この門はモスクワにつながる街道への出口でした。右側には城壁の名残が残っていました。
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ヴィリニュス駅です。
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ヴィリニュス駅を出て、ロータリーを渡ると左手にバスターミナルがあります。
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10時30分発のバスに乗ることにしました。ヴィリニュスからトラカイ行きのバスは1時間に1本程度ありました。
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バスターミナル内の売店で“UMMBA! Esence of Energy”を買い、元気をチャージしました。
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バスターミナル内の有料トイレを利用しました。これは出入口です。料金は1Lt(≒30円)で、指定されたコインで1Ltを投入すると中に入れます。
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使える硬貨は限られていました。
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こちらのトイレは、個々のトイレにティッシュペーパーはなく、トイレの外にティッシュペーパーがありました。自分のティッシュペーパーを使わない場合、トイレで使うと思う分量を取って入る必要があります。
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空港行きのバスはなんと3Lt(≒90円)という安さでした。
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このバスでトラカイ(Trakai)まで行きました。
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切符はバスの車内で車掌から買いました。トラカイまで片道4.4Lt(≒130円)でした。
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バスが走り出してすぐ、旧ソ連時代に建てられたと思われるぼろぼろの集合住宅の数々を車窓から見ました。
この集合住宅はまだ良いほうかもしれません。どの集合住宅も古臭く、外観等の統一的なメンテナンスがされておらず、各戸単位でテラスや窓などの最低限の補修をしているという印象を持ちました。今にも崩れそうなテラスがあったり、痛々しいことこのうえなかったです。
寒い冬はどうして過ごすのだろう…。自殺死亡率世界第一位を保ち続けるリトアニアの暗部を見た気がしました。 -
トラカイはヴィリニュスの西28kmの位置にあります。ヴィリニュスからトラカイまで車で行く場合は、所要約20分から30分です。まず、A1(E85)高速道路に乗り、続くA4高速道路路でドルスキニンカイ(Druskininkai)方面に向かい、A16(E28)高速道路に入ります。
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どこの町かわかりませんが、綺麗な集合住宅の前を通過しました。リトアニアの集合住宅の惨状を知り、辛くなってしまったので、ここで少しほっとしました。
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11時20分頃、停車した町で、多くの乗客が下車しました。
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フリーマーケットや蚤の市もやっていて、近くに病院もあるのか、ここでバスを降りたり、乗ったりする人が多い理由がわかりました。
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トラカイ(Trakai)には11時40分に着きました。ヴィリニュスからトラカイまで直行のバスもあるのですが、多くの停留所に停まったので、1時間10分もかかりました。
トラカイのバスターミナルで、帰りは14時45分発か15時発のバスに乗ることを決めました。 -
トラカイ(Trakai)のバスターミナルです。ヴィリニュスからは列車でもトラカイに行けますが、トラカイ駅は、バスターミナルより300m以上遠いです。
バスターミナルからトラカイ城までの 距離は約2.5kmで、徒歩で約40分〜45分かかります。 -
トラカイ(Trakai)は湖がやたらと多い地域の水上に建てられた町で、周囲をルコス湖、トトリシュキュウ湖、ガルヴェ湖、アクメナ湖、ジルシス湖などに囲まれています。
ガルヴェ湖には21の島があり、そのうちの一つの島にトラカイ城は位置します。 -
バスターミナルから歩きだして10分ぐらいのところにトラカイ(Trakai)の観光案内所がありました。
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自転車に乗った少年たちが通過していきました。
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カライム通りに“ネポムクの聖ヨハネの彫刻柱(Pillar Bearing Statue of St. John Nepomuk)”がありました。
高さ14m、幅3.24mで、花崗岩の四角錐の柱、小さなチャペル、四角錐の瓦屋根の3つの部分からできています。 -
“Didžiojo kunigaikščio Vytauto pėdomis(The Traces of The Traces of Grand Duke Vytautas)”というリトアニアとポーランドの歴史文化遺産をテーマにした映画のプロジェクトがあるようです。
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カライム人の礼拝所です。カライム人の宗教は旧約聖書をベースにした独特なものを用い(彼らの聖書には「ダビデの星」がなく)、国内では首都ヴィリニュスとここトラカイの2ヶ所にしかない礼拝所です。3つの窓が特徴で、日曜日なので礼拝が行われているのか、人の出入りが見られました。
カライム人は宗教言語としてヘブライ語を使い、日常言語はトルコ系の言語で、古いトルコ語であるポーロヴェツ・クマン語の方言を使うそうです。
ここからトラカイ城までは徒歩約7分です。 -
トラカイ城に近づくと、短い通りに一つの壁面に三つの窓がある独特のカライム人の家々が並んでいます。
この集落は古いユダヤ教を信奉するカライム人の宗教共同体だそうです。
「カライ」とは「読む」ということで、聖書を読む人を意味し、「カライ」は単数で、複数では「カライム」となります。
カライム人は、14世紀にヴィタウタス大公がクリミア半島から傭兵として連れて来た、トルコ系キプチャク部族にに属する民族で、忠誠心に篤く、平時には優秀な庭師として評価されていたそうです。
現在、全世界でのカライム人口は1万人足らずで、イスラエルに7,000人、ロシアに数千人、カリフォルニアに1,500人、ポーランドに百人、リトアニアには300人以下(ヴィリニュスに140人、トラカイに12家族、60人程度)しかいないと言われています。 -
トラカイ城に到着しました。曇天で、青空は期待できそうにないものの、雨が降らなければOKと思いました。
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城の門楼へ続く橋を渡りました。近づくと赤い城の下半分は石造りで灰色であることがわかりました。
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入口の塔をくぐると三角形の内庭に出ました。
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トラカイ城の入口には境内の見学順路を示した地図がありました。
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トラカイ城内の宮殿の建物です。
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トラカイ城は建てられてしばらくすると本来の軍事目的を失ってヴィタウタス大公の住まいとなりました。
その後、16世紀にヴィリニュスが反映すると見捨てられて貴族の反逆者を幽閉する監獄となりました。
大洪水時期の1655年にモスクワの攻撃で破壊され、長らく廃墟のまま放置され、5階建のこの城はフルシチョフ時代の1961年にリトアニアの共産党書記局の決定で修復が開始され、1987年に建設当時の姿を取り戻しました。 -
本丸の内部には木製の通路があり、部屋や会議室などと繋がっていて、現在は歴史博物館として、リトアニアの先史時代から19世紀までの歴史を語る品々が展示されています。
この展示室にはヴィタウタス大公の肖像画がありました。 -
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副葬品と思われるコインの展示がありました。
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宝物室の床の一部がガラス張りになっていて、16世紀の犬の足跡を展示していました。
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この宝物がさきほどのポスターに載っていた一番のお宝のようです。
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トラカイ城本丸の公爵宮殿中庭です。各階に通路用の木製の回廊があり、その周りの各室は展示室になっているので、多くの観光客が集まっていました。
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本丸の窓から三角形の内庭が見えました。
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“本丸大広間のタペストリー『ジャルギリスからの凱旋』は、ドイツのチュートン騎士団を破った歴史的な戦いから帰還したヴィタウタス大公と戦士を描いたもので、勝利の喜びが伝わってくる。”と「るるぶ バルト三国」に載っていました。
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本丸大広間の壁に飾られていたタペストリーは見事で、こちらのほうが気に入りました。
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チュートン騎士団の甲冑などの展示もありました。
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カライム人女性の民族衣装が展示されていました。
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カライム人男性の民族衣装が展示されていました。独特のインテリアも興味深いです。
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トラカイ城が遺跡だった頃の様子も展示されていました。
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城の庭にはアーチェリーを体験できる所がありました。
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その隣りには、射撃を体験できる所がありました。
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トラカイ城内の宮殿の建物は城壁に囲まれており、掘にかかる跳ね橋や城壁内の細いらせん階段、銃眼などから、この城は戦争(防衛)のために造られたことが実感でき、興味深く思いました。
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トラカイ城の半島側の観光客向けの店が並んだエリアでは、リトアニアの素朴な民芸品が売られていました。
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マトリョーシカも売られていました。
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ガルヴェ湖(Galve)でカヌーを楽しむ人たち。
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ガルヴェ湖(Galve)とトラカイ城 (島の城)は半島側の売店やレストランが並んだエリアから撮影するといいです。
かつての水面は現在より1mほど高かったそうで、往時はまさに水に浮かぶ感じの城だったと思われます。 -
トラカイ城を後のして、半島の城址に行く途中に、キビンラール(Kybynlar)という駐車場付レストランがありました。カライム料理である名物キビナイを食するためにここで昼食をとることにしました。
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キビナイは肉と玉ねぎを炒めて詰めた昔ながらの名物パンで、リトアニア版ピロシキという感じの食べ物です。
メニューが豊富で、キビナイも様々なバリエーションのメニューがありましたが、Lonly Planetで伝統的なキビナイはポークを詰めたものであるとの記載があったので、ポークとじゃがいものキビナイ(6.9Lt)とミントティー(1Lt)を注文しました。
猫舌の方は、しゅーしゅー鳴るほど熱い(piping-hot)状態で出てくるので、肉汁にも注意して食べてください。 -
カライム博物館は時間の関係で入場しませんでした。
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昼食後は、もうひとつの城、14世紀の半島の城址(Trakų pusiasalio pilis)を訪れてみました。
地球の歩き方には城址内のドメニコ修道院跡に「聖品芸術展示館」があると掲載され、るるぶバルト三国には何も載っておらず、Lonly Planetには“Sacral Art Exhibition”として掲載され、「展示は少ないが、聖遺物箱や聖体顕示台(モンストランス、聖別されてキリストの体と化したパン)を含む素晴らしい展示である」と紹介されていました。
入場料は4Ltで、写真を撮る場合は、1グループにつき4Ltをさらに支払う必要があります。 -
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聖杯(ワイングラスを大きくしたような金属製のカップ)などで、聖品が展示されていました。
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かつての中世の防衛拠点である城の中庭であった場所は、子どもの遊び場にぴったりな広場になっていました。
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半島の城址のロビーには、入口(右)側がお土産物コーナーで男性が座っていて、奥(左)がチケット売場になっていて、女性が座っていました。
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半島の城址地区にある歴史博物館の分館(聖品芸術展示館)は横から見ると正面は元々の建物の面影を残す状態で、奥へ続く展示室は近代的な建物として増築していることがわかりました。
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マイロニオ通り(Maironio gatvė)の前の建物が修復されていました。
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ヴィリニュスに戻り、スーパーで買物をすることにしました。
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ゴシック建築とバロック建築が融合されたベルナルディン教会に入りました。
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ベルナルディン教会は、1525年頃「ベルナルディン」と呼ばれていたフランシスコ会の修道士によって建立され、1770年にバロック様式の祭壇が取り付けられました。
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ベルナルディン教会の横には、リトアニアを愛したポーランドの詩人、アダム・ミツキエヴィチの像(Adam Mickiewicz Monument)がありました。
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16世紀初頭、城壁と同時に造られた5つの城門の一つ、夜明けの門(Aušros Vartai)のイコンを外から拝むことができました。
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旧市街から門に向かって少し手前の左手に、夜明けの門の内部への入口があります。
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聖母マリアのイコンの前で静かに祈りを捧げる人たちが後を絶たちませんでした。
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聖母マリアのイコンの周囲には無数のハートや摂理の目などが浮き彫りになった銀細工がありました。人々が治癒や幸福を願って捧げたものだそうです。
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17世紀に奇跡をなしたという聖母マリアのイコンは1363年にアルギルダス大公がクリミア半島に遠征した際に持ち帰ったものだといわれる説や絶世の美女といわれたバルボラ・ラドヴィライテ妃をモデルにして描かれたものだとされる説があります。しかし、本当は16世紀の作なのだそうです。
ここはポーランド人、ベラルーシ人、ウクライナ人にとっての巡礼の場であり、カトリックの霊場でもあるので、神と直接対話する人たちが絶えず、病気治療でくる人も多いそうです。
ポーランド人が多いことからポーランド語でのミサもあるそうです。 -
夜明けの門の近くは芸術家たちのお店が続いていて、そのうちの1軒、木彫り細工のお店に入りました。るるぶなどにも載ったことがあるらしく、バックナンバーを見せていただきました。
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地下の先代(お父様)の工具なども見せていただきました。
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“夜明けの門(Aušros Vartų)”という名前の土産物店(Aušros Vartų Meno Galerija)でアクセサリーを買いました。
素敵なお店なのに、アクセサリーを入れる紙の袋も切らしていて、自分が使うものなので良かったのですが、プレゼントの購入であれば、買うのを諦めていたと思います。 -
別のお店では、琥珀で作られた舟の模型がショーウィンドーを飾っていました。
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夕食は市庁舎広場から徒歩2分のところにある、ロキス(Lokys)でリトアニア料理をいただきました。木彫りの熊が入口で出迎えているのが目印です。
Lokys
Stiklių str. 8 Vilnius 01131
TEL:5262-9046
http://www.lokys.lt/lt/naujienos -
ビーツのリトアニア風冷製スープ(Lithuanian cold beet soup with potatoes, 9Lt)を注文しました。
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メインには牛フィレのステーキ(Pepper beef steak [Grilled beef fillet with pepper, served with sauted slices of aubergine, zucchini, sweet paprika, roasted potatoes in their jackets and wine - honey sauce], 59Lt)を注文しました。お味も量も適当でこれにして良かったと満足しました。
各種ジビエ(狩猟肉)料理のメニューも充実していて、友人はうずら(Quail)料理を注文していましたが、迷った末、無難な牛フィレにしました。
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