ドイツ・ポルトガルひとり旅-4日目-

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2012/05/11 - 2012/05/11

127位(同エリア190件中)

#街歩き

エリア

ナザレ(ポルトガル)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

おはようございます。
今日も素晴らしい天気です。
7:30くらいに下へ降りて、
朝からオムライス(サラダ付)と、
ガラオンというミルクコーヒーを頂き、
バターをぬったパンを
take awayにしてもらい、そのままその足で
(と言ってもタクシーですが)
セッテリオスのバスターミナルへ。
水も買って、予定していた通りの9:00発の
ナザレ行きに乗りました。
なかなか幸先いいスタートじゃないですか。
約2時間ほどでナザレに到着。
最初、地図を見ながら歩いていたのですが、
別に急ぐものでもないのでやめました。
とりあえず、歩いてみます。
あちこちで洗濯物が風に揺られ、
時にフワッと大きく舞い上がったり。
シーズンではないので
そんなに賑わってはいませんが、
のんびり感がたまりません。
定番の洗濯物。
ナザレ名物、
スカートのおばあさん方。
路地

メインストリート（多分）にある
商店街らしきところ。
また洗濯物。
適当に歩いていたら海に出ました。
海は蒼くてとても綺麗でした。
波は激しく、日本海とも、大平洋とも違う。
今まで見た海の中で一番綺麗だと思いました。
そして、大西洋なんだよなあ。
本当に遠いところに来たんだ。
そう思ったら何故か涙が(苦笑)
歳を取ると涙腺が緩くなってダメですね。
もっと近くで見たいと思って
近付いたら見事に濡れました。
靴がびしょびしょ。
子供にナザレの砂を持って帰ってあげようと思い付き、
ちょうど空になったフイルムケースに入れました。
多分、何も反応しないと思うけど(笑)
また少し散策して、そろそろ何か食べようと
調べておいたお店
「ローザ・ドス・ベントス」へ。
ここのメニュー、
訪れた日本の方々が訳してくれています。
しかも誰が始めたのか、おすすめだとか、
この料理はどうだとかのメモ書きが
いくつも残されていました。
(図々しくわたしも書きましたよ(笑))
お店の主人はとても愛想が良く、
メモ書きを嬉しそうに
指差して色々話してくれました。
どれも美味しそうで迷いましたが、
何人かがおすすめしていた
アンコウとあさりとエビのリゾットに。
魚介のダシが出ていてとても美味しかったです。
でも食べきれず…。
だって半分は出来ないって言うし。
とかいつつ、デザートをば。
アーモンドの何か。
上にシナモンがかかっていました。
そしてコカコーラを頼んだら
ペプシが出てきたの図(笑)
本当に寛げるお店で、
お腹いっぱいになり寝てしまいそうに。
一応次はオビドスに行く予定なので、お店を後にし
散歩しながら、バス停に向かうつもりだったのですが
あまりにも楽しくて、居心地が良くて、
つい時間を忘れてしまい、、、

乗る予定だったバスに乗れず。
更に、次に来たバスにも乗れず
(バス会社のおじさんのやる気の無さったら!)。
結局、オビドスは諦めて
リスボン行きに乗って帰ってきました。
部屋に戻ってから荷物を置くと、
急いで下のカフェへ。
ナタ(エッグタルト)と
オレンジジュースを頂きました。
お好みでシナモンをかけます。
ナタが美味しすぎて、
ほっぺたが落ちるとはまさにこのことかと。
ポルトガルでは、パウロさんみたいに
職人さんがお店を出すというのは
あまりないことだそうです。
経営者と職人は別だという考え方が
当たり前なのです。
そのためか、適当と言っては失礼ですが
志しの低いカフェやレストランが
多いのだと、オーナーの智子さんは仰っていました。
もうね、智子さんのお菓子に対する愛情というか、
仕事、人への向き合い方や考え方に大変感心し、
また共感しました。
人との出会いって不思議で大切なものなのだと
改めて思わされたのでした。
さておき、
明日の朝用にナタを持ち帰りで1個包んでもらい、
ついでにお土産用の焼き菓子も注文しておきました。
明日は朝が早いので、早々にお風呂に入り、
昨日の残りとナザレで買った
干しいちじくで晩ごはんにしました。
その後、日課の洗濯をして明日から
モンサラーシュに2泊するので
その準備をして、旅日記書いて…
と色々やっていたら
あっという間に12時になっていました。

というわけで、
明日から2日間はモンサラーシュに滞在します。
今回の旅で一番行きたかったところなので
自ずと期待が高まります。
とりあえず、明日無事バスに乗れますように。
おやすみなさい。