2012/09/27 - 2012/09/27
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TAKEおじさん
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お彼岸を過ぎて、各地でヒガンバナの便りが聞こえてくる。
神奈川県伊勢原の日向薬師(ひなたやくし)のヒガンバナの群生が見頃を迎えていると聞いて訪れた。
ヒガンバナはこの時期色々な処で見かけるが、これほどの群生は期待以上だった。
日向に近づくと、あちらこちらの田畑にヒガンバナが見えてくる。
日向全体が、ヒガンバナの紅い色に染まって見えた。
日向薬師にも参詣してきた。こちらは、本堂が修復中で残念だった。
最後に、日向渓谷を上って寺などを訪問したが、ここでもヒガンバナだった。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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日向薬師(ひなたやくし)へ
天気もまずまずで、横浜の自宅から車で日向薬師を目指す。
16号線が込んでいて、2時間近くかかってしまった。(帰りは1時間半)。
日向薬師のバス停隣の駐車場に車を止める。
ヒガンバナの見学に訪れたと見られる、多勢の人がバスを待っていた。
小田急伊勢原の駅とはバスで25分くらい。 -
一面の赤
バス停の裏にすぐヒガンバナの群生地が広がっている。
田畑のあぜ道を真っ赤に染めている。 -
ヒガンバナのあぜ道を行く
ヒガンバナは、田畑の周辺や堤防、墓地などに見られる。田畑の縁に沿って列をなして見事な景観をなす。
有毒なので、虫除けに古来から植えてきたらしい。 -
一面の赤
お彼岸に咲く花。
別名の曼珠沙華(マンジュシャゲ)は梵語(ぼんご)で,白くやわらかい、見た人を悪から離れさせる力があるという天界の花。 -
マンジューウシャカ
山口百恵の歌では、マンジューウシャカと発音されている。
マンジューシャカ 恋する女は ♪
マンジューシャカ 罪作り ♪
白い花さえ 真紅にそめる ♪ -
ヒガンバナは嫌われていたが
有毒であるからか、シビトバナなど不吉な名前の別名が多い。
あまりの赤の原色が不気味だったのだろう。
それでも、最近は花の美しさで人気が出てきてるようだ。
山口百恵の「曼珠沙華」の歌でイメージアップされたのか? -
秋空をバックに
ヒガンバナは寿命が数日と短い。
バックは必ず秋空になる。 -
アップで
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小川をバックに
せせらぎを聴きながら・・・ -
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撮影する人
平日でも多くの人が訪れていた。 -
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ヒガンバナを楽しんで
日向薬師へ向かう。 -
日向薬師(ひなたやくし)へ
日向薬師は、716年(霊亀2年)に行基によって開かれた霊山寺がそのはじまりとされている。 鎌倉時代には、源頼朝も参詣した。
しかし、明治の神仏分離令のどで、その一坊であった宝城坊のみが現存している。
ヒガンバナとはバス道の反対側の階段を登って行く。 -
関東ふれあいの道 いしば(衣裳場)
説明板には
仁王門へと上がる階段下辺りは「いしば」と呼ばれている。 源頼朝が日向薬師に参詣の折りに旅装から白装束に着替えたところで「衣裳場」と呼ばれていたが、「いしょうば」が訛って「いしば」となったという。
1194年(建久5年)8月8日、日陰道(日向薬師参道)を通り、熊野権現・白髯明神の間道からここに到着したと伝えられている。 -
仁王門
階段を登って行くと仁王門。 -
金剛力士像
仁王門の仁王像(金剛力士像)は伊勢原市の重要文化財。
右と左に阿・吽の2体。3.5m位の高さがある。
天保初年の火災によって仁王門とともに焼失した後、1833年(天保4年)に造立されたものと考えられている。 鎌倉仏師、後藤慶明の作で、子の慶広と孫の運久によって彩色が施された。 -
参道を行く
日向薬師の寺林(ケヤキ・タブノキなどの自然植生林、神奈川県の天然記念物)の中の山道(参道)を行く。
思っていた以上に、林の中の上りが続く。 -
本堂に到着
ようやく、本堂に到着する。 -
本堂は大修理中
昨年から7年間かけて「平成の大修理」中だった。
残念、暫くは本堂、境内を見られない。 -
宝物殿に入る
宝物殿には阿弥陀如来や四天王、十二神将など23体の仏像が納められている。平安末期から鎌倉時代の仏像で、なかなかのものだった。 -
宝城坊の鐘堂
吊されている銅鐘は、1340年(暦応3年)の銘文とともに、寺の来歴が記されているもので、国の重要文化財に指定されている。 -
二本杉 神奈川県の天然記念物
鐘堂の脇に2本の立派なスギが。
「宝城坊の幡かけのスギ」として「かながわの名木100選」に指定されている。の古木は、足利基氏が幡をかけ、平和と五穀豊穣を祈ったとされるスギ。 -
虚空蔵菩薩
樹の幹の中に安置されていた。
日向山の奥の院にあったものを参詣しやすいようにここに移したもの。
子どもが十三才になると福徳、知恵、慈悲心が授かるようにと参詣するのが十三詣りという。 -
日陰道
日向薬師から降りてきて、日陰道を少しだけ歩く。日向川の右岸の、山の北斜面の日の当たりにくい道で、「かながわの古道50選」の1つである。
源頼朝の日向薬師参詣の際、家臣が歩いた道ともいう。 -
日向渓谷を渡って
マス釣り場やキャンプ場がある。 -
古道を行く
樹木で日陰になっている。 -
日陰道もヒガンバナ
こちらもヒガンバナの群落が。
どこもかしこもヒガンバナだ。 -
アザミも
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野菊?
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大きな案山子(かかし)
日向渓谷を登って行ったら田畑に大きな案山子が。これなら、害鳥は寄って来ないかも。 -
浄発願寺(じょうほつがんじ)は駆け込み寺
すぐに、三重塔が見えてきた。
木食弾誓上人の開山、犯罪者の駆け込み寺であった。 -
白いヒガンバナ
珍しい白いヒガンバナの登場。
赤と比べて清楚で良い。 -
赤と白 そろい踏み
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タマスダレ(玉簾)
一昨日、大磯城山公園で見たタマスダレも元気良く咲いていた。 -
雨降山(うこうざん) 石雲寺
さらに上流に行くと雨降山石雲寺。
奈良時代、霊峰大山の中腹に華厳法師が紫雲に導かれて開いたと伝わる古刹。 -
ここもヒガンバナ
階段の両脇にはヒガンバナ。
日向地区は何処に行ってもヒガンバナ。 -
子供地蔵に白のヒガンバナ
これで、日向とはお別れ。期待以上のヒガンバナの群生を見ることが出来た。
そして、白いヒガンバナも良かった。
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