スイスの旅（ﾁｭｰﾘﾋ～ｻﾞﾝｸﾄｶﾞﾚﾝ～ｱｯﾍﾟﾝﾂｪﾙ～ｲﾝﾀｰﾗｰｹﾝ～…～ｼﾞｭﾈｰｳﾞ）

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2012/08/25 - 2012/09/02

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スイスの旅（ﾁｭｰﾘﾋ～ｻﾞﾝｸﾄｶﾞﾚﾝ～ｱｯﾍﾟﾝﾂｪﾙ～ｲﾝﾀｰﾗｰｹﾝ～…～ｼﾞｭﾈｰｳﾞ）
8月25日
成田からJALにてフランクフルトへ（今回は少しグレードを上げてプレミアムエコノミーで、さすがに座席も広く、レッグレストもついていて食事も美味しく快適な旅でした。）
フランクフルトから乗り換え、ルフトハンザ航空でチューリヒへ。
チューリヒには　午後8時過ぎに到着。残念ながら雨でした。
今夜から２泊お世話になるホテルはチューリヒ中央駅から徒歩10分程度のチューリヒ　マリオット　ホテルへ。雨も激しく空港からタクシーで行きました（50 CHF（スイスフラン））。(スイスはご存じの通り、電車が発達している為、電車での移動を考えてスロープが至る所に設置してあるので、重いスーツケースの移動も意外と苦になりませんよ、道路もイタリアと違い石畳は訪問した町はベルンのみでした。)
チューリヒ　マリオット　ホテルの部屋は清潔感がありました。ホテルの裏側にはトラムが通っていて早朝～深夜まで、音が少々していました。ロビーのドリンクは無料でした。

8月26日
チューリヒ　マリオット　ホテルの朝食は豪華でした。卵料理を注文すると、リクエストに応じてフライパンで目の前で焼いてくれます（美味しかった）。
今日から電車を使って観光に…スイスパス（１等）を日本で事前に購入、使用前にSBB(スイス国鉄)に使用日を記載してもらうのが必要です。窓口はどこも長蛇の列です。
窓口で相談したい時は、整理券を必ず取って下さい。
私たちは、i (インホメーション)に行くと、手続きをしてもらえました。長蛇の列に並ばずにラッキーでした。

今日の予定はザンクトガレン～アッペンツェル（Gamlastanさんお勧め）へ
ザンクトガレンの大聖堂(Kathedrale)は、世界遺産にも指定されているだけに、バロック様式の聖堂内は非常に細かい細工が施された彫刻が目白押しにあり、一見の価値があると思われました。
大聖堂の近くのかわいいお店で（昼食）ハンバーガーを食べました。パテ2セットにハンバーガー3個挟んであり、2皿注文し、3人で食べましたが量は十分でした。これ以上は飽きるね、ただ注文が通じなくて大変でした。

アッペンツェルは切妻屋根に多彩な壁画・小窓の家並みがとてもかわいい町でした。又、至るところにかわいい看板があり、特に観光局の看板は印象的でした。教会も電気式シャンデリアが付いて、天井も素晴らしく立ち寄って良かったです。
アッペンツェルと言えば、チーズが有名ですが、少し異臭がありお店には入れませんでした（本場はこんな感じなんだなぁ）。駅前のアイスクリーム屋さんにはお客さんが沢山いました (美味しく・安かった)。
今晩の夕食はチューリヒ　マリオット　ホテルのフロントのお姉さんに「美味しいイタリアンを紹介して欲しい」と頼むと、PULCINO(niederdorfstrasse　ﾆｰﾀﾞｰﾄﾞﾙﾌ通り　飲食店が集まっている通り)を紹介してくれました。お味は…まぁまぁかな？（笑）。地元の方で満員でした。今日はスイスパスで電車代は無料でした。

8月27日
チューリヒ～ルツェルン～インターラーケンへ
今日からはスーツケースからリュックに変えての移動です。スーツケースをチューリヒ→ジュネーブに送る為、チューリヒ駅構内のGepak(荷物の横に人が座っている絵が目印)でReisegepack(荷物１個（25kgまで）につきCHF12)を利用しました。5日以上の保管の場合は保険料が掛かり少し高くなります。チューリヒ市内観光をするため、手持ちのリュックも預けることに、荷物１個につきCHF12と高めでした。次回からコインロッカーに荷物3個を入れることにしました　ルツェルン・コインロッカーCHF9（売店で両替をお願いしましたが、物を買えば両替してもらえました）。ベルン・コインロッカーCHF7、町で異なるようです。
チューリヒ市内観光へ、聖ペーター協会の内部はシンプルでしたが、白壁とシャンデリアが印象的でした。庭の中の外壁画はとてもきれいな色彩で人物が描かれていました。
街はゴミもなく美しく、チューリヒ湖には白鳥が戯れていました。駅構内でパニーニ（1個CHF6.8はチョッと高いですね）を購入、店内で温めてくれます、電車の中で食べました、こんな昼食も良いですよ。チューリヒから電車で50分、ルツェルンに到着。
氷河公園に行きました（スイスパスで入場料金CHF12が無料に）、約2万年前の氷河の爪跡など日本語解説書も頂けよくわかりました。
すぐ傍には、有名なライオン記念碑もあります。次にカペル橋とシュブロイヤー橋にいきました。カペル橋はこの時期ならでは、橋に沢山の花が飾られ、写真で見る以上にきれいでした。シュブロイヤー橋にも三角形の絵画がありましたが、まじまじ見てなかったのが失敗、ペストの恐ろしさが示されているそうです。
ルツェルンを後にして、インターラーケンへ、電車が段々と急勾配の峠を越えているのが、電車の後部を見ているとわかりました（電車の先進方向に向かって右側に座ると景色の眺めが良いです）。2時間かけてインターラーケン・ウエスト駅に19時前に到着。駅でユングフラウヨッホの電車予約について聞きたかったので、窓口へ。並んでいたら前の老人は営業時間19時を過ぎたから断られ、私たちを含み数名のグループ放置されたまま終了、駅員は私たちにはお構いなく、同僚とおしゃべりタイムに。凄い、日本では考えられませんね…
今夜から3泊お世話になるシティー・ホテル・オーバーランドに到着。
部屋はジュニア・スィートで比較的広く、只、おしゃれ感はありませんが（笑）、毎日、観光で出歩くため十分かな…
今夜の夕食はスイスの小屋をイメージするようなお店（ヒルシェンHirschen）でチーズフォンデュを頂きました。3人で2人前を分けました。日本で食べたチーズフォンデュは具材が沢山きましたが、こちらはパンのみで、ワインの香りでチーズ臭さは無く食べやすかったですが…暫くすると飽きてきますね（笑）、

8月28日
インターラーケン～ユングフラウヨッホ～グリンデルワルト
今日は晴天のようなので（明日からは天気も下り坂の予報）、いきなりですが、ユングフラウヨッホに行く事になりました。
シティー・ホテル・オーバーランドの朝食は、チューリヒ　マリオット　ホテルと比べると品数も少ないため、淋しく感じましたが　味は美味しかったです。
朝食の部屋に行くと、日本のツアーのお客さん、それ以上に韓国のツアー客多かったですね…（駅にも近くて便利でしたが、ツアーも多く泊まられています）。
ホテルはインターラーケン・ウエスト駅（ホテル・お店が多い）に近いのですが、電車の発着が多いインターラーケン・オスト駅へ10分程度歩いて行きました（バスも両駅間走っています）。途中に芝生が敷きつめられた広場があります（ホーヘマッテ）、ここはユングフラウがとてもよく見える場所です、早朝・夕暮れに訪れて違うユングフラウの一面を見てもよい場所です。
オスト駅の窓口は親切でした、お決まりのように整理券を取りましたが、すぐに呼ばれ、登山電車の予約等について聞きました（日本では、団体の予約のみの対応で取れず、口コミの方々の回答では、現地で天気のいい日を選択する方が良いと、アドバイスを頂いていました）。「繁忙期以外は予約の必要がない、今日は混んでいないから　どれにでも乗れるよ」と言われ、天気も良いので行くことにしました。スイスパスを見せると往復CHF190.2→129.0（私鉄で別料金が発生するとは書いていましたが高い、口コミの方々が言われる様に晴天を狙って行く事をお勧めします。）
インターラーケン・オスト駅→（乗り換え）ラウターブルンネン→（乗り換え）クライネ・シャイデック駅→（乗り換え）登山列車　ユングフラウヨッホ　2時間ぐらいかかります。
登山列車　ユングフラウヨッホ　の電車（１・2等車はありません）は満員、でも空席はどこかにあり座れます。予約車両には窓に大きく「Reserve」と貼られていますから、注意をして下さい。登山列車では殆どがトンネルの中です、ハイジが日本語で解説し、わかりやすかったです。途中2箇所で停車します。（Eigerwand＝アイガー北壁のど真ん中、Eismeer=氷の世界）　迫力ありますよ。
駅名は「ユングフラウ」ではなく「ユングフラウヨッホ」になったのは、鉄道会社の経営困難のためユングフラウの山頂まで工事を進めることが出来なかった理由らしいです。
外は2℃で思ったよりは寒くなかったです。念のため、半そでTシャツの上にヒートテック＋長袖シャツ＋フリース＋極薄手のジャンバーでした（外はチョッと暑かった、内部の見学通路はこれでも少し寒かった）。テラスからは晴天でユングフラ、メンヒがよく見えていました。
又、アレッチ氷河がこんな所で見ることができるなんて…感動しました（今回の予定ではアレッチ氷河まで行く事は無理で諦めていました）。
今年は全線開通100周年で、記念にTシャツを購入。唯一室内のレストランは「Reserve」と貼られ使用できませんでした。売店でバケットのサンドイッチを買いました、意外と美味しくいけました（笑）。
3時間ほど見学をして帰りの登山電車に乗りました。
クライネ・シャイデック駅→（段々山にも雲がかかってきました。ユングフラウヨッホに行くのには午前中を勧めます）
帰路はルートを変更しグリンデルワルトに立ち寄ることにしました。グリンデルワルトは日本のツアーには組み込まれていることが多い街と聞いていましたが、やはり　かわいい街でした。私たちもこの3日間の宿泊をインターラーケンとグリンデルワルトと、悩みました。結局、電車の便がいい方を選択しました。
グリンデルワルトは30分もあれば見学ができる小さなかわいい街でした。
今日も夕刻から激しい雨が降ってきました（長くは続かないですが、激しい）。
夕食を取って帰ることに、口コミの方のお勧めの駅近くの牛かつを食べに
駅前　Hotel Kreuz & Post（ホテルクロイツ & ポスト）1階レストランでミラノカツレツ・ピカタ・ﾊﾟｽﾀを食べました。ミラノカツレツは少し毎日の食事に飽きた為か？すごくおいしく感じました（満足）→インターラーケンに帰りました。
今日の電車代は　登山列車　ユングフラウヨッホ行きのみでした。1等車は空いていて快適でした。

8月29日
インターラーケン～ラウターブルンネル（トリュメルバッハの滝～シュタウプバッハの滝）～インターラーケン
昨日同様にインターラーケン・オスト駅→ラウターブルンネン駅（電車で移動）
ラウターブルンネン駅前　Stechelberg行き(ポストバスで7分)　Trummel-bachfalle下車
Trummelbach Gletscherwasserfalleに到着　少し坂道を登って行くと入口受付があります。
（スイスパスは効きません）入場料CHF11、少し歩くとエレベーター（大きなエレベーター）があります。連れがボタンを押すが何の応答もなく　一度ブザーが聞こえたような？　何かわからず、何度か押したみたいです。突然エレベーターの外観が開き「2度押せばわかる」と、言われたそうです（笑）。Trummelbach Gletscherwasserfalleの迫力はすごく、一度ご覧ください（テレビ・朝サラダを見て今回行くことにしました）。
Trummel-bachfalleバス停からStaubbach-fallへバスで移動。Staubbach-fallに行く前に昼食をバス停近くのレストランでRosti（レシュティ・スイス名物）とピザ・サラダを3人で(スイスは量が多く・野菜が少ないので必ず毎食、注文していました)。
Staubbach-fallは勇壮で美しかったです、ラウターブルンネン谷はU字谷でハイジに描かれている一部分らしいです。スイスに来たと実感できる場所でした。落ち着いたのどかな場所でした。是非訪れて下さい。バスでラウターブルンネン駅に戻りインターラーケン・オスト駅に電車で帰りました。インターラーケン・オスト駅をウエスト駅に向かって徒歩（5分）ハーダー（展望台）行きのケーブルカーの乗り場があります。乗る前に　スイスパス・インターラーケン宿泊者にもらえるGASTEKARTE/VISITOR′S CADEを提示すればケーブルカーの乗車運賃の割引が受けられます。GASTEKARTEの割引率が良かった。ハーダー（展望台）はアイガー、メンヒ、ユングフラウが、下にはプリエンツ湖・トゥーン湖が見え、レストランでゆっくりと景色を眺めながら時を過ごせる場所でした。
今晩はいつもお客さんが沢山入っている「Des Alpes」へピカタ・ピザ・ガーリクトーストを注文、料理を注文してから相当待たせられる、接客も悪い、挙句の果てに精算時に担当のお姉さんにはチップの請求をされました。味も美味しくありませんでした。次回は行きませんね。夕方から土砂降りの雨がふりました、時間は短かったですが…
今日の電車・バス代はスイスパスですべて無料でした。
8月30日
インターラーケン～ベルン～ジュネーヴ
朝からどんよりした曇り空、いつ雨が降ってもおかしくない天気…
インターラーケン・オスト駅から電車に乗ってベルンへ（インターラーケン・ウエスト駅に停車、ここから乗れば近かったのに…）
ベルンに到着、久しぶりに石畳の道に（ヨーロッパって感じ…）。まずは時計塔へ、観光雑誌には必ず乗っている写真。毎時4分前にからくり人形が動くのは本当でした。毎時の鐘の音を聞いては驚いて時計塔の前に、すでに遅く動き出していました、最初からは見学できず残念。大聖堂の塔に上がって下さい、ベルンの街並みが素晴らしい（やはり雨が降っていて遠くは霞んでいました、塔に上るのはCHF5　スイスパスの割引はなかったです）。
トイレは隣の公園を使用してくださいと、職員の方に言われましたが、一度試してください、公共トイレがこんなふうになっているのかと感心します。
ベルンの街に点在する噴水の人形は、色々あるので見て下さい。雨もひどくなってきました。お昼時のため、お店でパン・惣菜を購入しているサラリーマン・OLでどの店も混雑していました。
私達もCoopでパン・チキンの丸焼き・ナゲット等を買って電車で食べました。美味しかった、普通のレストランに入って食事する以上かも… （一押し）
ジュネーヴに到着。あの象徴の大噴水も雨で少し霞んでいます、残念…
早速、チューリヒのGepakで預けたスーツケースを取りに（駅によって異なるみたいですが、通常19時迄です）、タクシーに乗って今日から2泊お世話になる「ホテルティファニー (Hotel Tiffany)」へ　（トラムで2駅程度です。タクシーはスーツケース1個につきCHF3　足されます。でもおじさん、計算がおかしかったのか？おまけしてくれたのか？CHF 20ぐらいでした、たぶん　おまけしてくれたみたいです。）
Hotel Tiffanyでは、ジュニアスイートを予約していましたが、スイートがあいているから使って下さいと…すごく良い部屋でした。バスはバスタブと洗い場が別々、洋服かけも個室、トイレも勿論個室で、部屋も広くて　素晴らしい…ありがとうございました。
フロントでジュネーヴ市内のバス・トラムの無料カード「GENEVA TRANSPORT CARD」を頂きました。今夜はシーフードを食べにBRASSERIE LIPP RESTAURANT久しぶりの魚・貝に堪能しました。
8月31日
ジュネーヴ～モントルー～ローザンヌ
朝からは雨…ホテルの朝食はチューリヒ　ホテルよりは種類は少なかったですが、美味しかったです。特にパンは美味しく思いました。
今日はレマン湖の「モントルー」ション城（スイスパスで入園無料）に見どころが意外と多く時間がかかりました。城内には日本語の解説ビデオもあり、時代の背景、城主等の説明が興味深かったです。しかし、トイレが開園時間最初から掃除で使用できず、見学に行かれる方はトイレを済ませて行って下さい。
あいにくの天気で湖周囲は曇っていて景色もはっきり見えず、湖上遊覧船は諦めました。昼食はモントルーの駅近くのピザ屋に入りました、ピザはとても大きく、ラザニアは味が濃く飽きました。
電車で「ローザンヌ」へ　「ローザンヌ」ノートルダム大聖堂、ステンドグラスはガイドブックに記載されているのと同じ、とても美しかったです。
夕食はシーフードを食べにホテルのフロントで勧めてもらった「CAFE・ du　CENTRE(www.cafeducentre.ch)」、地元の人ばかりで、近くに座っている人の料理が美味しく見えて　同じ物を注文しました。美味しかった～。
デザートのチョコレートケーキは絶品、もう一度食べた～い。
9月1日
ジュネーヴ～帰路
ジュネーヴの市内観光へ、ジュネーヴで初めてトラムに乗りました。地元の方が多く雰囲気が味わえますよ。公園ではフリーマーケットが開かれたいました。スイスと言えば時計、今回10店舗以上訪ねました。
でも、日本の方が安かったり、カタログの新製品がなかったりと、あれあれ？
ジュネーヴ中央駅（コルナヴァン駅）からジュネーヴ国際空港までは電車での移動は楽ですよ。
帰路は二度と乗れない　ビジネスクラスで帰りました。
ビジネスクラスって凄いですね、食事は美味しく、器は陶器で…座席はかなり平坦になるぐらいリクライニングになり　すごい…

最後に
・スイスパスはSBBの電車であれば、スイス国内では予約の必要ありません。
・スイスパス購入時に1・2等で迷いましたが、殆どの人が2等列車に乗っていた為、混雑した電車でも座れました、観光で疲れても必ず座れました。もし可能ならスイスパス（1等）をお勧めします。
・ SBBでは、無料の時刻検索用のパソコンが設置してあり、大きな駅では印刷も無料で出来て、雨で予定が変更になっても旅行の行程を組み直しやすかったです。
・スイスは公共トイレもかなり綺麗でした。中に入ったら驚きますよ。大きなバケツのトイレがあり、便座は通常上がっています。
女性なら下して使用しますが、少し離れると自然とダムのように大量の水が流れます（流石にアルプスの水が豊富な国）、その後は、便器の直ぐ横に手洗いの水道、又横にはハンドドライヤーがありました。一度試してください。（汚臭は全くありません）
・スイスにはCoop・ミグロのスーパーがどの町に行ってもあります。
飲料水はやはり安く、観光客も利用しています。しかし、たまたま入った、ジュネーブ「MANOR」はチョコレートの種類は多く、（同じ物）安い、地元の人が多い、ここはお土産にお勧めです。