2009/08/25 - 2009/08/29
2161位(同エリア3072件中)
歩さん
休みが5日間しかとれず、日本からの直行便があるオランダへ。
街を歩くだけでも、時間が足りないところを、今回はデンハーグのマウリッツハイツ美術館まで行く予定。
しかも、風車もみたいので、ザーンセスカンスも訪れます。
弾丸トラベラーとなるべく、いざ、出発!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田空港からオランダのスキポール空港までJALさんを利用して行きます。今回、短期間の休みでヨーロッパに行くには、直行便があり、しかも空港から市内までの移動が比較的便利なところがよいと思いオランダ行きを決めました。
同日、午後4時には、オランダに到着です。空港内のNS(国鉄)切符売り場で切符を購入し、アムステルダム中央駅に向います。今回のホテルは、駅からちょっと離れています。私は、一度行ったところは間違えませんが、よく東西南北を逆に行ったりするので、要注意です。いわゆる、方向音痴ということです。 -
公共交通機関を乗り回して市内を縦横無尽に駆け巡るには、乗り放題のチケットが必要です。いろんな種類があるようですが、私はダフカールトなるものを購入しました。3日間で15ユーロでした。オランダのみならずヨーロッパは石畳のところが多く、私のちょっと壊れかけたスーツケースがかなり足手まといでしたが、引きずりながらホテルまでのバスを探します。人に何度も尋ねながら、目的地まで運んでくれそうなバスに乗り込みました。親切な人々に助けられました。感謝です。
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ホテルの最寄のバス停より、ちょっと手前で降りてしまったため、再びスーツケースを引きずりながらの移動です。歩道だと思って歩いていると、自転車のベルが…なぜ、歩行者よりも自転車がいばっているのかと、最初は腹を立てていましたが、そう、ここはオランダ。自転車王国でした。しかも、自転車は、決められた所を通っていたわけで、違反者は私の方でした。申し訳ない!人に何度も聞きながら、ようやくホテルに辿り着いたのが7時過ぎ。幸いにも近くにスーパーがあり、水をはじめ食料がとても安く調達できたのは、有難かったです。多くの人に助けられた感謝の初日でした。
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8月26日、晴れ。今日は、アムステルダム市内散策です。
ホテルのすぐ前の大きな道路にバス停とトラム乗り場がありました。昨日もここで降りていたら、迷うことなくホテルに辿り着けたのに…。
まだ朝の8時半、街で一番賑わうというダム広場には人はまばらでした。ということで、シンゲルの花市に行くことにします。オランダは、チューリップなど花で有名です。時期がよければ、いろんなところで美しい花を見ることもできます。4、5月頃がベストシーズンなのでしょうか。シンゲルの花市にもきれいな花がたくさんありました。 -
次は、国立美術館。フェルメールの『ミルクを注ぐ女』とレンブラントの『夜警』です。開館の10時にあわせて到着し、入館。『夜警』はその大きさに圧倒されました。時間が許せばゴッホ美術館にも行こうと思っていましたが、もはや人が多く行列をつくっていたので断念。トラムに乗って繁華街へ。
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繁華街アルバートカイブ通りには、たくさんのお店がありました。人もたくさんいました。ここ、アムステルダムにはたくさんの人種が集まっていると言われています。TVを見ていても、いろんな国のニュース番組が放送されています。言語も多岐に渡ります。そしてここアルバートカイブ通りにも多くの人々がいました。
ハーリング(ニシンの酢漬け)サンドが有名らしいのですが、ちょっと抵抗があったので、クロケットサンドを買いました。おいしかったです。 -
写真はマヘレの跳ね橋です。夜はライトアップされるそうですが、昼間はなんてことはない普通の橋です。でも、これが見たかったのです。いろんな角度から写真を撮りまくりました。
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イチオシ
どこを撮っても絵になりますねえ。市内散策しながら、これでもか!というくらい写真を撮りました。このあと運河クルーズにも参加しましたが、船の上から見る風景はまた違っていました。
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西教会です。塔の上まで上ると、アムステルダムの町が見渡せます。この近くに、アンネ・フランクが住んでいた(隠れていた)家があります。アンネは、この教会の鐘の音を聞いていたそうでう。
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西教会の上から見た風景です。眺めはいいですが、上るのは結構きつかったです。私は、旅行に行くたびに、塔や教会など高いところに上ります。気付いたら上っているという感じですね。まあ、全体が見渡せるので気持ちはいいですが…。
このあと、トラムを待っていたら、道を聞かれ、トラムの何番に乗ればよいかと尋ねられました。いやいや、私はまだアムステルダム初心者です。さすがに、うまく答えられませんでした。でも、次に誰かに尋ねられたら、親切に答えられるようになりたいな。 -
自販機でクロケットを買って食べました。お金を入れると、扉が開いてあったかいコロッケが食べられます。本日2個目のクロケットです。
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8月27日、曇り。朝からみたTVの天気予報では、雨が降る地域もありそう。今日は、NSで、デンハーグに行く予定で、遠出をするので、雨が降らないことを祈る。
さて、昨日は行くことができなかったアンネの家に開館と同時に行きました。西教会のすぐ近くです。ほとんど並ぶこともなく、スムーズに入館。「アンネの日記」の本は読んだことがあったので、中を見ながら、当時を想像することができました。ヒトラーの心理は分かりません。しかし、宗教の違いは、その宗教に対する思いが強ければ強いほど、決して合間見えることがない部分があるのだろうなと思いました。
写真は、アンネの像です。 -
アンネの家の近くの風景です。
まだ、このころは青空が見えています。 -
マウリッツハイツ美術館に到着。
デンハーグの駅に着いたときは、ちょっと雨が降っていましたが、すぐにあがりました。美術館は外を修復工事か何かやっていて、入り口が分かりにくかったです。しかし、とうとうあの少女に会えます。フェルメールが描いたあの少女に…。わくわくします! -
美術館の入り口のところで、男の警備員のような人が何か言っていました。最初はよく分からなかったけど、どうやら、イヤホンを持っていくといいよ、というようなことだったらしいです。日本語用があるそうで、絵の解説をしてくれるようです。何も分からずに絵を見て、自分なりの感想だけ持ち帰るより、解説をしてもらえると、また、違った感想をもてるのでいいと思いました。おじさん、ありがとう!
めざすは、もちろん、『真珠の耳飾の少女』です。
美術館で写真を撮るわけにはいかないので、絵葉書を撮りました。 -
フェルメールの絵は、現存しているものがわずかしかありません。
『真珠の…』も、大きさは、そんなに大きくありません。昨日見た、『夜警』の大きさに比べたら、その何十分の一か、ぐらいの大きさなのですが、しばらく絵の前から離れられませんでした。さすが、フェルメール!
そして同じ部屋に、同じく彼が描いた『デルフト眺望』がありました。これがまた素晴らしい!写真がうまく撮れていませんが、どうやって描いたらこんな絵が描けるのかと、不思議に思えました。いずれにしても、イヤホンで解説を聞いていると、どのように描かれたものか、よく分かります。ただ見るだけと、知っていて見るのとでは、違うなあと思いました。この部屋には何時間いても飽きなかったかもしれません。しばらく、椅子に座ったり、立ったりしながら絵を見ていました。もちろん、そのほかの絵もよかったですよ。しかし、時間は無限ではありません。やむなく、美術館をあとにしました。 -
ビギンホフ(国会議事堂)と美術館がホイファイエの池に映っている風景。天気がよければ、もっときれいだと思うのですが…。
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近くのお店ドゥドックというところで食べたアップルパイ。おいしいよと聞いていたので、行ってみました。アップルパイはおいしかったですが、ホイップクリームは必要ないかも…。
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8月28日、曇り時々晴れ。最終日です。
2時頃に、スキポール空港に到着できるように、最後の観光をします。
写真のチケットで、風車を見に、ザーンセスカンスまで行きます。荷物はホテルに預けていざ、出発。 -
ザーンセスカンスの様子です。天気が回復して、青空も見えています。
世界遺産に登録されているキンデルダイクとは、違った雰囲気だと思いまが、風車の国オランダを感じることはできると思います。 -
風は結構強かったですが、天気がよく、風車も勢いよく回っていました。
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有名な木靴です。木靴のキーホルダーもいろんなところで見かけましたが、オランダ生まれのミッフィーの木靴キーホルダーは、ここにしかありませんでした。ミッフィーのいるユトレヒトにも行きたかったです。
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チーズ工房もありました。おみやげにチーズをたくさん買ったら、スーツケースがかなり重くなりました。あとで空港で量ったら24?の重さになっていて驚きました。重量オーバーです。
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フェルメールの絵を思わせるような、ザーンセスカンスの風景です。
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最後に、一つだけやり残していたことをやって、空港に向かいました。
それは、パンケーキを食べること。クレープ生地より少し厚い生地の上に、果物やチョコレート、クリームなどがのっています。甘くて、量が多いので、全部食べきるのは、ちょっと大変でしたが、残さずに完食!これで、悔いなく、オランダをあとにできます。
今回、日数も少なくわずか5日間で駆け抜けたオランダ。でも、5日あればいろんなことができるなと思いました。行く先々で道を教えてくれた人を含め、あらゆることに感謝をしつつ、今回の旅行記を終えることにします。
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