2012/08/21 - 2012/08/21
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世界攻略者さん
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瀬戸内海で静かな海を味わった後、次に向かったのは日本海に面した鳥取砂丘。荒々しい海岸線と国内最大級の砂丘。あまり期待してなかったものの、 行ってみれば「山陰最大のみどころ」の名に恥じないダイナミズムがそこにありました。
*** 情報は2012年8月のもの
==ディスカバー西日本 シリーズ==
その2 西日本 ジグザグ海の道
① 小豆島編 (瀬戸内海、フェリー、島の接骨院)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10707470/
② 鳥取砂丘編 (砂の美術館) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10707905/
③ 鳴門の渦潮編 (大鳴門橋、渦の道)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10721687/
④ 東尋坊編 (永平寺)
その1 山陽本線 名所名物つまみ食い 全5作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10697556/
その3 近畿編 (執筆予定)
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[目次]
鳥取への道
ぷちホテル
鳥取砂丘
- アクセス
- 馬の背
- 日本海
- 逆大砂走
- 風紋
- 観光客
- 観光リフト
砂の美術館
鳥取からの道
費用
まとめ -
[鳥取への道]
瀬戸内海から日本海への移動はバスが便利です。鉄道路線もありますが、時間がかかりすぎて、ちょっと使いづらい。鳥取への直行バスがあるのは、広島、岡山、姫路、大阪、京都など。この中では、姫路からのバスが一番距離が短く、バス料金も2300円と一番安くなっています。私が利用するのも、その姫路からの便。小豆島を観光した後なので、夜6時半という遅い出発です。
鳥取-姫路線:
http://www.hinomarubus.co.jp/kousoku_rosen/kousoku_08.html -
2時間10分ほどバスに乗り、鳥取駅に到着。時刻はすでに夜8時半を回っています。さて、まずはホテルを探さなくては..。通常、このような地方都市の場合、私は楽天トラベルなどのサイトで割安なビジネスホテル(3500-4500円)を予約しておきます。ただ、鳥取市に限っては5000円以下の駅前ホテルが見つからず。そのため、予約することなく鳥取まできちゃった訳です。
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[ぷちホテル]
駅周辺には、ビジネスホテルがいくつかあります。宣伝広告によると、スーパーホテルが5280円。悪くなですいが、まだ高い。もっと安いところはないの?と駅前商店街の中を歩いていると、「ホテル - 1580円」という怪しい看板を見つけました。どれどれ..マンガ読み放題で..同じフロアーにネットカフェ..。これってホテルじゃなくて、ただのナイトパックじゃないの? -
中に入ってみると、予想通り普通のネットカフェでした。ただ、宿泊者用に用意された個室があり、旅館営業許可証も取得しています。写真はその個室が並んだエリア。天井部分が開いているため、部屋というよりは試着室のような外観です。
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中はこんな感じ。テレビも視聴できるパソコンと、畳一畳強の床にマットと毛布。文字通り必要最低限の空間です。まあ寝る分には問題ないでしょう。テレビはヘッドフォンを付けて見るため、たくさん宿泊者がいる割には意外と静かです。聞こえるのは、カチカチとキーボードを叩く音だけ。
料金ですが、看板にあった1580円というのは、6時間パックの値段。それでは早朝に退出しなくてはならないので、余裕を持って12時間パック(2180円)にしておきました。ちなみに、「ぷちホテル」ではない普通のリクライニング席もありますが、値段はあまり変わりません。横になりたいのなら、こちらのほうがだんぜんお得です。 -
[鳥取砂丘 - アクセス]
最低限の宿で一晩過ごした後、早速お目当ての鳥取砂丘に向かいます。バスは大きく分けて、砂丘に直行するものと、近くの道路を通るものの2種類。後者でよければ、朝7時発の蕪島行きバスが最も早いバスになります。片道360円。なお、バスのスケジュール表は駅の観光案内所で入手できます。
ところで、観光案内所にある英語チラシを見て、とんでもないことを知りました。それは、外国人に限り、わずか1000円でタクシーを3時間利用できるという超お得なキャンペーンが行われているのです。観光地を3時間巡ってたったの千円とは..香港人のふりしようかな。鳥取市は海外からの観光客誘致に力を入れているようで、駅前の観光案内所は英中ロ韓の4ヶ国語に対応しているとのことです。鳥取のくせに! -
鳥取砂丘があるのは、駅から5-6キロほど離れた海岸地帯。バスで20分強走ると、砂丘エリアの端(写真)が見えてきました。 そろそろ到着です。
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この近辺にはバス停がいくつもあります。砂丘行きのバスが停まるのが、砂丘会館や砂丘センター。私のバスは奥まで行かないので、砂丘東口(地図中央下)で降りて、砂丘会館の方まで歩いていきます。
各種案内によると、鳥取砂丘は東西16キロ、南北2キロに広がる日本最大の観光砂丘。年間130万人の観光客が訪れます。いわゆる砂丘があるのはごく一部で、それ以外の部分はただの不毛な土地になっています。 -
でも、それは珍しいことではありません。砂漠(Desert)と砂丘(Sand Dunes)は全くの別物です。以前、インド・ラジャスタン州で砂漠観光(写真)をしましたが、やはり大部分はただの草木の生えない土地。純粋な砂丘はほんの一部でした。広大な国土を持つインドでさえそうなんだから、日本の砂丘なんて、どうせ大したことないんじゃないの?正直、私は鳥取砂丘にそれほど期待していませんでした。
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[鳥取砂丘 - 馬の背]
バス停から10分ほど歩いて、砂丘会館に到着。この近辺には、駐車場と土産物屋、インフォーメーション・センターなどがあります。ここから砂丘へは、隣の階段(写真)を登ってすぐ。入場料などはなく、何度でも出入りできます。 -
階段を登って砂丘エリアに入ると..あっ、これか! 正面に見えているのが、ここで一番立派な砂丘で、鳥取砂丘のシンボル的な存在です。通称「馬の背」。そのすぐ後ろには、青々とした日本海が迫ります。特に道はありませんが、砂地を歩いて、あの馬の背の上まで行ってみます。まだ朝7時半と早いせいか、観光客はまばらです。
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目安の所要時間は往復30-40分。近そうでけっこう遠いんです。とても急に見えていた馬の背の斜面ですが、近くまで来てみると、それほどでもありません(写真)。そのとなりにある背の低い丘は、さらになだらか。
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その砂場の斜面を頑張って登ると、突然、日本海の豪快な風景が目の前に広がります。勢いのある真っ白な波。ザーザーと強い波の音。こういう形で海岸を見下ろすのって、ちょっと新鮮な感覚です。
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左側奥には鳥取港が見えています。
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[鳥取砂丘 - 日本海]
さて、ここで引き返してもいいのですが、一部の人は、せっかく登った丘を下りて海岸に向かいます。いや、むしろ「せっかく」ここまで来たのだから、波打ち際まで行きたいですよね。 -
私はというと、何の迷いもなく海辺へダッシュ。結構角度がある斜面(写真)で、砂に足をズボズボ埋めながら一気に下ります。富士山の大砂走りを思い出しました。
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波打ち際に到着。うぉーっ、これが日本海の荒波か! 日本海自体は何度か見てますが、「ただの海」以上の感想は持ちませんでした。それが、ここではイメージ通りの日本海。大変しっくりきます。
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映画のオープニングにでも出てきそうな、激しく打ち寄せる波。波もすごいが、音もすごい。すぐ後ろに砂丘の壁があるのが関係してるのかな。
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[鳥取砂丘 - 逆大砂走]
海岸まで下りたはいいものの、帰りは再び丘を越えて駐車場まで戻らなくてはなりません。ここでは、すぐ後ろにある馬の背のではなく、あえて少し離れた低い丘のほう(写真)から登ることにします。なぜかというと、こちらはほとんど足跡がついていないから。自分の足跡がそのまま砂丘に残るわけです。 -
斜面に残るラインをよく見みると、二種類の足跡があるのに気づきます。ひとつは、下った人の足跡。もうひとつは、登った人の足跡。登りの方が足の間隔が狭いのでわかります。
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見ての通り、この斜面は登り一辺倒の道。でも、この程度の高さなら一気に登れます。よーいドンで登り始め、55秒ほどで丘の上へ。振り返ってみると、ちょっと汚いけど、見事に一直線の足跡が残っていました(写真)。
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[鳥取砂丘 - 風紋]
ところで、この低い方の丘の上は、風紋ができやすいエリアになっています。確かに風紋(写真)ができてますが、靴の跡が多すぎて今ひとつ。 -
その足跡を作ったと思われる若者が、砂丘の端のほうで横になって寝ていました。ほう、それはいいアイデアですな。温かい砂地、通り抜けるそよ風、美しい日本海の眺め。ここで一時間ほど昼寝してみるのも悪くありません。それに加え、波の音が常にザーザー大音量で聞こえてくるので、簡単に無心になれます。波のBGMを聞きながら、しばらく頭の中をアイドリング...。
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[鳥取砂丘 - 観光客]
砂丘を十分楽しんだところで、出口の方に向かいます。鳥取砂丘を一周するコースとかもありますが、私にはこれで十分。馬の背以上のものはないでしょう。
いつのまにか時刻は9時半。観光客の数がだんだん増えてきました。彼らが向かうのも、やはり馬の背。観光案内所では、右側の低い丘からスタートして砂丘を一周するコースを勧めています。しかし、8割以上の人は、やはり一直線に馬の背へと向かいます。馬の背には、「早くあそこまで行きたい!」と思わせる不思議な引力があるようです。 -
出入口付近では、ラクダの遊覧体験が開始されていました。一人乗り1300円、二人乗り2200円。乗って撮影のみ500円。
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砂丘をあとにし、下の駐車場へ。駐車場横にあるジオパークセンターでは、鳥取砂丘の成り立ちや仕組みを解説したパネル展示が行われています。そこにあったQ&Aコーナーを見てみると、鳥取砂丘の砂はなぜ鳴かないの? それは砂の大きさがバラバラだから。馬の背の斜面の角度は? 砂が崩れ落ちない最大角度で、だいたい32度くらい。などと、とてもためになります。
写真: 風紋発生デモ。 -
[鳥取砂丘 - 観光リフト]
駐車場近くの砂丘から砂丘センターのある丘の上まで観光リフトが伸びています。8:30AMからの営業で、来た時は動いていませんでした。 -
ここには、無料で借りれる長靴も置いてあります(写真)。ということは、団体客は、砂丘センターにバスを停め、そこからリフトでダイレクトに砂丘エリアへ。ここで、ハイヒールの人は靴を履き替えて..というのが典型的な流れでしょうか。
また、駐車場のインフォーメーション・センターでは、サンダルの貸し出しも行なっています。こちらは、どちらかといえば海岸用かな。 -
砂丘センターへは砂の美術館脇の小道からも行けますが、私も横着してリフトで近道。片道200円。
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その砂丘センターの三階から見た鳥取砂丘はこんな感じ。やっぱり、大部分ただの不毛な土地です。
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[砂の美術館]
砂丘センター自体は何の見所もありませんが、ここから少し下ったところに、砂の美術館があります。600円。
砂の美術館 - http://www.sand-museum.jp/ -
ここは、砂と水だけで作った彫刻作品を展示する美術館で、かなり見応えがあります。すでに第五期を迎えていて、今展示されている作品のテーマは「イギリス」。
私は、この美術館の存在を知った時、思わず「賢い!」と叫んでしまいました。砂丘だけではリピーターができないし、お金も落ちない。その点、この美術館は作品が入れ替えられるし、砂丘とも関係ある。砂の作品なので、氷の彫刻のような脆さとはかなさがある一方、ちゃんと室内に安置しておけば半年以上展示できます。 -
ほとんどが海外の砂像彫刻家による大型作品。砂像彫刻家って職業、存在するんですね。彫刻なので、砂を水で固めただけの塊を削って作品を作ります。とても繊細な作業で、彼らはここに長期間こもって作品を仕上げたはずです。
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砂の限界で、尖ったものとか、あまり立体的なものはできません。そこで、3次元に見せる工夫が随所に見られます。屋外の砂丘、室内の砂アート、両方見たところで、鳥取駅まで戻ります。バス360円。
写真: 横から見ると薄っぺらい彫刻に..。 -
[鳥取からの道]
私が鳥取に来たのは、単に砂丘と日本海を見るため。砂丘観光が終わったら、とっとと帰ります。今度は姫路に戻らず、大阪行きのバス(10:40AM)に乗り、三宮へ。このルートは一日20本以上バスがありますが、微妙に終点が違うので、注意が必要です。2時間40分、3300円。姫路便と比べてちょっとお高いですが、座席はゆったり三列シート。三宮で降りるのは、次の目的地である鳴門に行くのに都合がいいからです。
鳥取-大阪路線:
http://www.nihonkotsu.co.jp/bus/highway/course/tottori-kobe_osaka.html -
[費用]
鳥取への往復でかかった費用はこんな感じ。食費除く。
姫路 -> 鳥取 バス 2300円
ネットカフェ一泊 2180円
鳥取駅 <-> 鳥取砂丘 バス 360円 x 2
鳥取 -> 三宮 3300円
-------------------------
合計 8500円。 -
[まとめ]
決して巨大な砂丘ではありませんが、鳥取砂丘と日本海の組み合わせは、期待してた以上に見事なものでした。外国の砂漠とはまた違った、「小さくてもキラリと光る」何かがあります。鳥取観光を半日で切り上げ、私が次に向かうのは、鳴門の渦潮。日本海に負けず劣らず、ワイルドな海の姿です。効率無視のジグザグ旅は、まだまだ続きます。 -
[リンク集]
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&sort=when&view_mode=list
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when&view_mode=list
==西日本旅行記==
屋久島と山ガール、そしてヤバ過ぎる雨の日 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10690816/
SUNQパスで行く九州 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10718904/
山陽本線 名所名物つまみ食い 全5作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10697556/
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