メルボルンとケアンズ～南と北の町を訪ねて

2005/11/11 - 2005/11/18

初めてのオーストラリア旅行の行き先に選んだのは、メルボルンとケアンズでした。それを話すと、「えっ、どうして真ん中を抜かして南と北の端っこなの！？」とよく聞かれました。人気のあるゴールドコーストやシドニーでなく、ヨーロッパの面影を一番残していると言うメルボルン、亜熱帯気候でグレイトバリアリーフの素晴らしい海が楽しめるケアンズと、興味のある場所を選ぶと自然とそうなりました。

エリア メルボルン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田から夜行便でメルボルンへ。早朝空港に着き、眠い目をこすりながら町へ出る。フリンダース駅の近くのコーヒーショップで朝の一杯。11月のオーストラリアの青空がまぶしい。

中心部からトラムに載って南へ。St.Kildaを散歩しながら、ホテルチェックインを待ちます。町の中心部方向を望む桟橋。町の近くにこんな海があるのっていいです。ウインドサーフィンを楽しむ人たちがたくさんいました。きっと早朝に海を楽しんでから通勤する人もいるんでは？

こんなトラムが街中を縦横に走っているので、初めて訪れた観光客にもわかりやすくて、とても便利でした。乗っていても、のんびりした風情がよいし、車窓観光が楽しめます。

大きな公園が町の真ん中にいくつもあるメルボルン。きれいな芝生と木陰。イギリスに行ったことがない私だが、レンガ造りの建物などと合わせて、イギリスの景色もこんな感じなんだろうなあ、と想像。歩いていて、きれいで落ち着く街、メルボルン。好きになりました。

フィッツロイの街かど。レストランや飲み屋が並ぶ下町風情だが、まだお昼なので飲めず。イタリア系移民が多い地区だったかな？

アーケード街。ヨーロッパ風の街並みですね。ウインドーショッピングを楽しみました。

メルボルンからケアンズはJet Starで。初めてのLCC搭乗だったんですが、ぺらっとレシートのようなチケットにびっくり。地上職員がチケットを渡す時にいった一言が聞きとれず、はぁ？と聞き返すと　’Seat where you want.' と言っていることがようやくわかった。「好きなとこ座れ」って、こんなぞんざいな英語を聞いたのは初めてだ。。初LCCショック。でも機内はきれいで快適でした。

ケアンズからミコマスケイ（グレイトバリアリーフ）へのクルーズ。天気は最高。

ミコマスケイは砂洲で、一日に上陸できる人数が限られています。何もない白い砂洲は海鳥の楽園で、乗客はスノーケルやグラスボートなどをしてのんびり楽しみます。Ocean Spiritのランチは評判通りおいしかった。

グレートバリアリーフ、ケープトリビュレーション、熱帯雨林地帯ドライブなどをするにあたって、宿泊拠点はケアンズではなく、ケアンズからクルマで30分ほど北上したPalm Coveという町を選びました。こじんまりしたビーチリゾートで、ケアンズのような賑やかさはありませんが、その風情が大変気に入りました。宿もオンザビーチで、一本道のメインストリートに面しており、とてものんびりできました。ケアンズへは食事や乗船などで行きましたが、私たちはPalm Coveを選んでよかったと思いました。（写真はホテルからすぐのPalm Coveのビーチ）