単身赴任で初関東の父の18きっぷの旅-1枚目 八高線・両毛線

2012/07/28 - 2012/07/28

人生40年をずっと近畿地方で過ごし，子も3人成したのですが，なんと東京に単身赴任という人生急展開。
大阪に帰省しない週末は「ヒマ」。何もすることがありません。
そして何よりも困ったのが，家が暑いこと。
そこで，18きっぷを購入し，電車で涼むことにしました。
人生初めての関東地方。その土地勘を養うという効果も期待しています!

1枚目は行き当たりばったりながらも，八高線に流れて行きました。

エリア 飯能(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

7月下旬の土曜日の昼過ぎの西武多摩湖線国分寺駅。
単身赴任先の自宅から西武線を乗り継いで，国分寺へやって来ました。
もちろん，西武多摩湖線も初めて乗った路線です。

そして，JR国分寺駅で18きっぷを購入!

八王子駅に入線する八高線電車。

中央線豊田に会社の事務所があったので，大阪勤務時代にも八王子は何度か通ったことがあります。
その都度，北に分岐していく八高線を羨ましく眺めたものでした。

今回は予定を全然定めていませんでしたが，自然と八高線に足が向かっていました。

14:08発川越行きで，いよいよ八高線へ!

14:45高麗川着。
高崎に行きたいので，川越行きはここで降りました。

八王子から多摩川を渡り，横田基地の横を通り，小さな峠もあるなど，やはりなかなか面白い路線です。

高麗川では約1時間の待ち時間。
猛暑なのでうろつきまわる気は起きず，「まるひろ」なる大規模スーパーのフードコートで昼食をとりました。

15:46発の高崎行き気動車。
当たり前なのかもしれませんが，冷房完備で涼しい。

これが18きっぷ避暑旅行の目的ではありますが，冷房がなく，窓を開けていたローカル線が少し懐かしくもなります。

折原，寄居付近の風景。

八高線は関東平野の西縁をなぞっていて，小さな山越えが多数あります。
特に越生より北はのどかな風景が広がり，かなり満足しました。

自転車でも回ってみたいと思いました。

寄居の手前で渡った荒川。

近畿人の私には，荒川って工業地帯みたいなイメージがあるのですが，上流はここらへんだったんですね。

関東平野の広さ，そして町ばかりでなく自然も残っていることに感心しました。

さらに神流川を渡って，群馬県へ。

終点高崎駅に近づきますが，その先，何も考えていません。
「そこにいた電車にのるかー」

すると，両毛線の小山行きが高崎駅のホームにいました。
17:05の発車が10分ほど遅れていたようです。
「よっしゃ，乗ってみよう!」

だんだん日が落ちてくるなか，両毛線でやはり関東平野の外縁をなぞって行くことになりました。

写真は，桐生で渡った渡良瀬川。

八高線，両毛線と関東平野の外周を回っていると，何度も東武鉄道と遭遇します。
近畿人ですので東武の路線図などはまったくわからないのですが，その神出鬼没ぶりに大いに興味をそそられました。

ちょうど暗くなった頃に，終点小山に到着。
駅ビルの中で餃子を食べました。

よく考えたら，この栃木県突入をもって全都道府県制覇でした。

1枚目の旅はこれで終了。
東北線で東京に戻りました。