2012/08/07 - 2012/08/09
529位(同エリア1730件中)
芦花さん
ギリシャ危機のまっただ中ですが、現地は至って平穏。デモもシンタグマ広場で見ましたが、普通のデモで、ギリシャ危機の前から、定期的にデモはあるそうです。
高速道路・地下鉄などの公共インフラは先進国なみ。先進国にあってギリシャにないものと言えば、高層ビル群でしょうか?高層ビルがない分、アクロポリスだけが、夜空に燦然と輝く姿は、アテネならではの景色でした。
もちろん政府の財政の粉飾によって可能となった、膨大な国債発行による公務員の雇用増等のバラマキ政策がギリシャ危機の本質とは思いますが、観光客にとっては、ギリシャの国力の身の丈を超えた国のインフラにむしろ、ギリシャの危機を見た想いでした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ホテルは★4つのエレクトラ。シンタグマ広場から歩いて30秒と至って便利な場所で、この立地は何かと重宝しました。
最初はタクシーの運転手さんが間違えて同系列の★5つのエレクトラパレスホテルに連れて行かれ、ホテルのレセプショニストから、「お客様は、ココから歩いてすぐのエレクトラの方です。でもスパとかは、同じグループなので無料です。是非お越し下さい」とのこと。
でも場所だけは、ノーマルエレクトラの方がよい。負け惜しみか。。。 -
ホテルの窓からシンタグマ広場の方を撮ってみましたが、その近さが分かると思います。
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さっそく街を散策。
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早速地下鉄に乗って隣駅のアクロポリまで行き、アクロポリス博物館やパルテノンの下見をする。
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シンタグマ駅の様子
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早速、アクロポリ駅から、リシクラテスモニュメントの前を通り、
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プラカ地区のメインストリートであるキダシネオン通りを歩く。
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そして、タベルナビザンチーノで夕食。詳細は口コミで。。。
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ロシア教会を見ながらホテル到着。
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翌日は一路アクロポリスにということで、7時オープンかと思いきや、勘違いで8時オープンだったので、また、ホテルに戻って朝食をとって再度、アクロポリスのエントランスへ。
こんなとき、ホテルの立地がよくて助かる。 -
こっちの入口はディオニソス劇場の方の入口。
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すぐにディオニソス劇場ですが、修復中で、かつての劇場の名残だけが伺えます。
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いくら日本と違って湿度はないとはいえ、やっぱり強力に暑い。
この日の最高気温は38度。
朝一番に行くことをお薦めします。それでも太陽が昇ると直射日光が暑い。 -
イロド・アティコス音楽堂のあたりでから、丘の上の方に登るルートがあります。
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プロピレアと呼ばれる前門。
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やっとパルテノンの神殿に到着。既に太陽がバックに。。。
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こんな感じで、大修復は継続中。
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エレクティオの方。少女像は複製。このうちの4体は、新アクロポリス博物館で公開されていました。
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パルテノンの後ろ姿。
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この後、丘を下って、新アクロポリス博物館に向かいました。
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博物館の中は撮影禁止。でも博物館内のカフェから、アクロポリスを撮ってみました。
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この後、一度ホテルに戻って休憩してから、連れを一人残して、私は、ギリシャサッカーの聖地の一つ、グリーンカラーが印象的なパナシナイコスFCのルーツオブホームスタジアム「アポストロス・ニコライデス」へ。
通常は収容人数の多いオリンピアスタジアムのようですが、こっちはサッカー専用の17000人程度しか入らないスタジアム。まるでレイソルの日立のスタジアムのよう。
私にとっては、近代オリンピック発祥の地「パナティナイコスタジアム」よりも、こっちの方が観たいわけです。 -
イチオシ
ここは、レジェンドですね。パナシナイコスが、ヨーロッパの名門チーム、リバプール、バルセロナ、アヤックス、ユヴェントスなどと対戦した記念パネルがスタジアムを覆っています。
自分達も、ヨーロッパ列強のビッグクラブと対等に戦ってきたというプライドをひしひしと感じました。
写真のパネルは、今でも歴史上一番魅力的なチームの一つと言われているファンハール時代のアヤックスとの対戦時のものですね。 -
スタジアムのそばには、こんなサッカーパブもありーの。
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パナシナイコス永遠のライバル、オリンピアコスを食っちゃうパナシナイコスの男のペイントありーの。
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オフィシャルショップありーの。
この辺りは、緑一色です。
そもそもパナシナイコスは、アテネ中心部を本拠地とするメトロポリタン達のチーム。一方のオリンピアコスは、ピレウス等の港方面を本拠地とする下町のチーム。
なんか、ブエノスアイレスのリーベルとボカの関係みたいです。 -
さて、古代ローマ帝国の五賢帝のうちの一人、ハドリアヌス(アドリアーノ)帝は、アテネ再興と称して、アテネ南東部にいくつかの建築物を建て、ハドリアヌスのアテネを建設したという。
写真はハドリアヌスの図書館 -
ちなみにこのそばのローマのアゴラ裏路地に、オリンピアコスのショップ発見。
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観光ガイドと時間が違う!考古学博物館!
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ギリシャの公共物は、開館時間が気まぐれのよう。要注意です。
ホテル、HP等で要確認です。
結局ココは行かずじまいでした。21時までやってるんじゃないのか。 -
それにしても我々のアテネのメインイベントはここでした。
シンタグマ広場前のグランド・ブルターニュホテルのルーフガーデン。
ここのバーで、アテネの夜景を存分に楽しみました。 -
白ワイン1本、ビール1本で、約50ユーロでした。
つまみは頼まなくても無料でミックスナッツがでてきます。 -
まずは、まだ明るいうちのアクロポリス。
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夕暮れ時のアクロポリス
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イチオシ
ライトアップされたアクロポリス
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国会議事堂。アテネ中継時によく映ります。
右奥にはかすかにパナティナイコス競技場。 -
ルーフガーデンには、バーとレストランあり。
アテネの全景を楽しむなら、最高の場所の一つではないかと思います。 -
最後の日は、国立歴史博物館。お客さんは私のみ。ガラガラでした。
でも、ギリシャの近現代史を知るには欠かせない博物館 -
ベネチア軍が、かつてオスマンの爆薬庫だったアクロポリスを砲撃するの絵画。
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かつてのギリシャ独立戦争時の旗は、白に青十時の旗だったんですね。
でも、実際にはヨーロッパ列強の力によって、独立した国家。
大国の都合に翻弄される歴史は、マケドニアや古代ローマ帝国に占領されて以降、ずっと現代まで変わらない歴史。
だからギリシャ人は、あまりギリシャというエリア(または国家)を重視していない。優秀な人は、古代ローマの時代から、現代まで、どんどん外に出て行くそうです。 -
ここは、かつて国会議事堂だったようです。
この日は特設として、現トルコ領のイズミール(ギリシャ名:スミルナ)に住んでいたギリシャ人たちの遺物や記念品などが飾られていました。
1923年、ギリシャとトルコとの間で締結された強制的住民交換協定により、ギリシャ(エーゲ海西側エリア)に住むトルコ人はトルコ(小アジア)へ、トルコに住むギリシャ人は、ギリシャに強制移住。
その人たちのものです。本当に歴史の重さを感じる展示物でした。
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