2012/01/04 - 2012/01/04
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naocomさん
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訪問国:イギリス(ロンドン・リバプール)
テーマ:ビートルズ・自己啓発
同行者:夫
日数:7日
キャリア:ブリティッシュエアウェイズ
旅費:1人あたり 21万円
旅のプロローグはDay1をご覧ください。
本日の訪問場所
・ユーストン駅
・リバプールライムストリート駅
・リバプールワン
・マシューストリート
・ハードデイズナイトホテル
・アルバートドック
・リバプールミュージアム
・ビートルズストーリー
・ペニーレーン
・ジョージの生家
・ストロベリーフィールド
・ジョンの家
・ポールの生家
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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目覚ましの鳴る少し前、3時台に目が覚めた。まだ眠いけれど起きないといけない。私たちにはこのあと思いもよらないトラブルが待ち構えていた。
きのう眠すぎて頭を洗えなかったのでまずシャワーを浴び、身支度しているとあっという間に出発時刻の4:50になった。ロビーに降りると、入口の前に黒いワンボックスカーが停まっているのが見えた。タクシーに行き先を告げて乗り込み、大船に乗ったつもりでいた。最後にタクシーが停車した右手にキングズクロス駅が見えた。(この時点でおかしいと思うべきだった。) -
駅で降ろされ、駅の前で写真を撮ってから駅舎に入るとユーロスターの案内板が見えた。ん?ユーロスター?ユーストンからユーロスターは出ていないはずだ。
とっさにこの駅はちがうと思った。そばにいた係員に駆け寄って聞くと、そこはセントパンクラス駅でユーストン駅ではなかった!ユーストン駅までは徒歩10分とのこと。 -
真っ青になって言われた方向に駆け出した。5:27の列車に乗らないといけないのに、すでに5:10を回っていた。Yにタブレットで地図を表示してもらいながら、「なんでこんなことに?!」と疑問が消えなかった。ユーストン駅に行くことは前日にホテルのスタッフにも伝えたし、運転手にも伝えた。セントパンクラスと聞きまちがえるなんてありえない。何も複雑な行き先なんて指定してない。駅に行きたかっただけなのに!こうして、ブラックキャブ初乗車にして私の「ブラックキャブの運転手は世界一優秀」神話は雲散霧消。
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これが駅どうしの位置関係。まるっきりちがう駅に連れて行かれなかっただけ幸運だったと思うべき?
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なんとか5:27のリバプール行きヴァージントレインに間に合った。ひ〜!死ぬかと思った・・・。
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車内で朝食を食べるために行きはファーストクラスにしたら、車両貸し切り状態。早朝などオフピークのヴァージントレインは、早割で信じられないくらい安く乗ることができる。もし乗り遅れていたら、たとえセカンドでも予約した切符の何倍もの運賃を払わなければならないところだった。
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発車してしばらくすると、スタッフが朝食のタイミングの案内と注文に来てくれた。朝食は4種類くらいあって、私たちはイングリッシュブレックファストを注文。
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サーブされた朝食はかなり期待を上回るクオリティ。卵やソーセージは焼きたて、トマトは切りたて。コーヒーはマグカップにたっぷりおかわり自由ですっかりしあわせな気分になった。
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昨晩残したグリークサラダも勝手にお皿によそって食べた。
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ファーストクラスは車内WiFiも無料でとても助かる。リバプールには8時到着なので、少し車窓の風景が楽しめると期待していたら、なんのことはない8時になっても真っ暗なのだった・・・。というわけで、ロンドン・リバプール間の風景はまったく楽しめなかった。
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列車のドアにもLIVERPOOL。
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リバプールライムストリート駅に到着。
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まだ時間が早いので地下鉄の駅を見に行ったりして情報収集。(でも結局リバプールでは地下鉄に乗らなかった。)
コンコースには不思議な絵が。ジョン?? -
リバプールライムストリート駅構内のようす。空が白んできた。この時点で8時半。
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くどいけど8時半をまわった空の色。この古風なタワー、すごくいい。下のむやみに大きい無機質な建物もあいまってかなり好み。
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駅前の風景。リバプールのバスはみんな青緑色。ダブルデッカーもあった。でも、すごく人が少なくてそんなにバスのニーズがあるように見えない。
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駅舎。
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この駅前の一連の風景はかなり印象深くて、半年以上経ってからも何度か夢にも出てきた。
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空が薄明るくなってから、アルバートドックまで歩いた。ハノーヴァーストリートにあったかわいい建物。
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アルバートドック入口。この薄暗さは日の出が遅いせいもあるけど、天気もかなりわるい。
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アルバートドックはすごく風が強く、まだほとんど誰もいなかった。旅行の少し前に観た映画『アクロスザユニバース』では、この薄暗く寂寥としたアルバートドックの風景は、主人公ができるだけ早く飛び出したい世界の象徴として描かれていた。
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どこも開店前。アルバートドック内の施設に出勤中と思われる人が何人か追い抜いて行った。
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反対側にまわってビートルズストーリーの前に行ったけどまだ開館前。
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ひとまわりして、リバプールワンというショッピング施設まで戻る。
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マシューストリートに抜ける途中のHMVに巨大なビートルズビジュアル。
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ハードデイズナイトホテル(安眠できなさそうなネーミング・・・)の上のサンタ帽子をかぶったリンゴ。
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Yが言うには、これはハードデイズナイトのはじめのコードらしい。
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マシューストリート。初期のビートルズが夜な夜なライブをおこなったキャバンクラブがあったところだ。歩いているとなんと雨まで降りだし、雨の、誰もいないマシューストリートを散歩。
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ハードデイズナイトホテル併設のビートルズグッズのショップのウインドウ。
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ジョンが雨に濡れていた。Yが傘を差しだし、記念撮影。
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現キャバンクラブは元とは別の場所に復元されたもの。ちなみにこのとき真昼間。
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こんなバーもあるんだねーとYに言ったら、「こんな小さい通りなんだからほとんどの店に4人のうち誰かは一度は出入りしたんじゃない?」とのこと。複数回来たら、もう「行きつけ」なんだろう。
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冷えるので、近くにあったコーヒーチェーンのCOSTAで休憩していると、へんてこな黄色い乗りものが走ってくるのが見えた。水陸両用バスのイエローダックマリンだ。
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暖を取りながらせっせと調べもの。リバプールは風があるので寒さがほんとうにこたえる。
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ひとごこちついて、アルバートドック方面に戻り、リバプールミュージアムに入った。リバプールのいたるところにいた犬。名前は複雑すぎて忘れた。
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その昔三角貿易の拠点だったリバプールの歴史やビートルズ以外のゆかりのミュージシャンなどの展示もあり、かなりおもしろい。しかも無料。
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もちろんビートルズ関連展示物も充実。
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Yは併設ショップでイエローサブマリンのスノードームを購入。
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ビートルズストーリーの開館時間になっていたので入館。ビートルズはFAB4とも呼ばれる。
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キャバンクラブ内部の再現。
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かなり余裕を見ていたつもりが、音声ガイドをまともに聴いていたら時間が足りなくなった。
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本場にあるせいか、4人の生い立ちについてのエピソードも興味深い。
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ビートルズにそんなに詳しくなくても楽しめる充実した内容。
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イエローサブマリンのアニメーション大好き。全然古く見えない。
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こんな感じで曲の世界観を表現したコーナーがたくさんあった。
時間がないので併設ショップはひとまずスキップ。 -
いよいよマジカルミステリーツアーの集合場所へ。イギリス人ガイドの案内でビートルズの名所をまわる、おそらくいちばんメジャーなビートルズツアーだ。
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日本人は私たちを入れておそらく6名。ほかは、ほんとに世界中からの観光客。いまどき灰皿のついたおんぼろバスは満席(でも禁煙だと思う)。
ガイド氏は生粋のリバプール人ということで、彼が言っていることはほとんど聞きとれなかったけど、Yは感動しきりだったらしい。Yは私よりずっとリスニングができるのだ。以前理由を聞いたら、ビートルズをはじめとする海外ミュージシャンの字幕なしのインタビューやMCを必死に聞き取ろうとしたからとのこと。どうりでリバプール訛りに強いわけだ。 -
感激のあまり泣き出しそうになっているYのために、私は動画を中心に撮影にいそしむ。ペニーレーンやストロベリーフィールドで写真を撮れたのは満足度高い。雨だけど。
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子どものころ、ペニーレーンのLaneはRainだと思っていた。日本語の「ペニーレイン」という曲名もまぎらわしいし(日本語でふつうLaneはレーンなので)、なんだか雨を思わせる曲調だから。
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ジョージの生家にて。いまは別の人が住んでいる。観光タクシーをチャーターして乗りつける人もいる。
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ストロベリーフィールド。この門を見ると胸がきゅっとなる。
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ツアー客は大興奮で、出発するときもいつまでも名残惜しそうにしている人が何人もいた。Yは、泣いていたらしい。
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ジョンが暮らした家。一軒まるまるではなく、左半分だけ。イギリスには真ん中で半分に分かれたこんなスタイルの家が多かった。
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ポールの家。
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車窓より、ジョンとポールが出会ったセントピーターズウールトン教会。
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ツアーが終わると時間がなくて見られなかったビートルズストーリーのショップに戻ってショッピング。
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それから大通りを渡ってふたたびリバプールワンへ。空港で両替した分しか現金がなかったので100GBPほどATMでキャッシングしておいた。レートはおそらく120円/ポンドくらい。ポンドに関しては現金両替は断じて避けるべきとさえ思う。イギリスはほとんどどこででもカードが使えるので、現金の調達はこれ以降する必要がなかった。
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夕方なのにまだお昼を食べていなかったので、施設内を迷ったあげく、やっぱり米が食べたくてYO! SUSHIというあやしい回転ずしで食事。
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生魚のネタはなく、鰊の入った巻きずしや豆のサラダなど。全然おなかいっぱいじゃない(というかおなかいっぱいになるほど食べたいものがない)んだけど会計は3500円あまりで意外と高級店。でもお米食べたい欲は満たされた。
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その後もう一度マシューストリートの手前のハードデイズナイトホテルに行き、勝手に館内を見学。
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ガイドブックで見ると悪趣味なホテルだけど、ロビーなどの内装は意外とかわいい。次にリバプールに来たら泊まりたいね、とYと話した。
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ふたたびキャバンクラブの前を通る。私はちょっと入ってみたかったけど、現キャバンクラブは復元なのでYがかたくなに入りたくないと言ったため、駅方面に戻ることにした。
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その代わりにいい店を見つけた。駅の手前、ハノーヴァーストリート沿いに雰囲気のよさそうなにぎわっているパブがあり、列車までは時間があったのでここでビールでも飲もうということになった。
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パブでの注文ははじめて。カウンターに行ってギネスを1パイント、フィッシュ&チップスを注文し、テーブル番号を告げる。フィッシュ&チップスのつけあわせは何がいいか聞かれたとき、私は「マッシュピーって何?」と逆質問して困惑された。テーブルに運んできた女の子ははにかみながら「イギリスの伝統野菜ですよ」と説明してくれてかわいかった。
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Yもギネスと、巨大なウーピーパイのようなチョコケーキにアイスクリームを載せたものを大喜びで食べていた。
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おいしかったし、心がほっこりした。約12時間のリバプール滞在だった。
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駅のスーパー、M&Sで水を買っていたら出発時間ぎりぎりになってしまい、またまたホームを走るはめになった。帰りの席はセカンドで、知らない人たちと向かい合わせの4人掛けテーブル席。車両はほぼ満席に見える。私が日記を書いているあいだYは爆睡。私も疲れたので1時間くらい眠った。
(写真は到着後のユーストン駅) -
チューブの駅に貼ってあった『鉄の女(邦題:マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)』のポスター。帰国後試写会に行った。かなり良かった。
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ユーストン駅からはチューブでタワーヒルまで移動し、ホテルに戻った。きょうも爆睡。
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