ク、クマだ～～＠グラウス・マウンテン

2012/08/05 - 2012/08/05

グラウスマウンテンは、ダウンタウンから一番近い山（車で約３０分）。
観光客も多いし、地元民には、グラウスグラインドというハイキングトレイルが大人気です。

この日は、ゴンドラに乗って頂上まで。
頂上では、無料のショーなどがありました。

写真は、頂上にいたグリズリーベア（ハイイログマ）。

グリズリーベアは、クマの中でも最大級の体で、攻撃性の高いクマとして知られています。

そ、そんな怖いクマと、観光客あふれるグラウスマウンテンの頂上で遭遇？！

キャ～～～？！

あとは、旅行記をご覧ください。

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0

ゴンドラで登れば約５分で頂上につきますが、グラウスグラインドという登り道もあります。

これは２．９キロ、標高差８５３メートルをほとんど一直線で登るという地獄のハイキングコースです。
普通の人で１時間半程度。
ほとんど全コースが階段。
かなりの急勾配でよじ登るという感じのところも多いです。
最近流行りのマウンテントレイルランナーたちは、こんなところも駆け上って行きます。
早い人で３０分だとか。

みんなこれをうれしげに登るんですよね〜。
グラウスグラインド、行ったんだよ〜〜！１時間切ったよ〜って言うのは、一種の自慢です。
あ、私じゃないです。私は凡人なのでたっぷり１時間半はかかりました。
膝ガクガクで、もうやりたくない（笑）。
ダンナは週に２回は登ってます。５０分位。まあまあ自慢できる範囲？（笑）。

ダウンタウンから近くて、さっと運動してさっと帰れる。
その手軽さが地元民に人気なんでしょうね。

頂上につくと、巨大なチェーンソー彫刻が迎えてくれます。

写っている２人組は、多分、グラウスグラインドを登ってきた人たち。
頂上まで登ったらゴンドラで降ります。

スキーシーズンには、雪でこの彫刻の足元は埋まってしまいます。

冬も夏も、一年中楽しめるバンクーバーの人気観光スポットです。

ぶらぶら歩いてみましょう。

ゴンドラを降りたあたりからトップに登るチェアーリフトまでは割りと平らで歩きやすいです。

朝行ったのですが、少し霧のかかった日でした。

Pearly Everlasting

北米産のどこでも見られる花ですが、ドライフラワーとしてもよく使われています。

和名はヤマハハコ。jun1さんからの情報でした。
jun1さん、ありがとう！

ブルーグラウスレイク。
小さい湖のまわりをまわるトレイルがあります。

冬はスノーシューのコース。
この冬はスノーシューをやろうと考え中。

ジップラインのコースもあります。

ここがジップラインの中継地点。

最後は湖のうえを滑り降りてきます。
２人、降りてきてるところが見えますか？

以前、ウィスラーでジップラインをやりました。
スリルがあってスピード満点ですごく楽しかった。
ここはウィスラーよりは全然短いですが、興味のある人はやってみては？
誰でもできる安全なアクティビティです。

トレイル途中にあったネイティブインディアンの彫刻。

ビーバーテイルでも食べましょうか？

平べったい揚げパンに砂糖をまぶしたお菓子です。
ビーバーの尻尾みたいな形なのでこう呼ばれる。

カナダ名物といってもいいかな。
東部ではよく見ます。
バンクーバーでは、こことロンズデールキーマーケット内だけ（だと思う）。

上がアップルシナモン。
下はバナナとチョコレート。

結構大きい。
食べきれるかなあって思ったけどペロッと食べてしまった。
たまに食べるとおいしいね。

ランバージャックショーをやってます。

ランバージャックは、きこりのこと。
丸太を切る競争、水に浮かんだ丸太の上で相手を落とす競争などがあり、
写真は、木に登る競争。

意外にするすると登っていくのにビックリ。

と、ランバージャックの一人が、登る途中で、道具を落としてしまい、でもとにかく登るしかなくて、何とかトップに登ったところ。

助けて〜〜。誰か早く救助を〜〜。
なんて騒ぐうちに、背中にしょっていたリュックも落としてしまい、そのうちしゃっくりが出てきて、その度に、ふらふら落ちそうになって・・・。

という、スリル満点の演出でした。

グリズリーベアーだ〜〜〜〜〜！！！

体重２００キロ位もありそうな大きなクマがこっちを睨んでる〜。

人食いクマ？！

死んだふり、死んだふり？！

倒木の方にのしのしと歩いていきました。

ご安心ください。
ここは、研究と教育目的のためのクマの保護エリアなのです。フェンスもちゃんとあります。

２頭のクマは、子グマの時に親からはぐれ迷子になっていたのを保護されました。
自然の環境を保ったこの保護区で生活し、冬は冬眠します。

あ、シカだ〜〜！！
こちらは、野生のシカ！

人がたくさんいる真ん中にひょこっと出てきてしまいました。

しばらく、えっ？ここはどこ？この人だかりは何？って感じで眺めてましたが、そのうち走り出して・・・。

また草むらに入っていきました。

山の下の住宅街にも結構シカは降りてくるんですよ。
わが家でも、以前、チューリップの蕾をシカに全部食べられたことがあります。

こちらはバードショー。

猛禽類の鳥の飛ぶ様子を見せてくれます。

これは、タカ？（Hawk） だったっけ？

腹側は白くてきれい。

Great Horned Owl (アメリカワシミミズク）。

耳がぴんと立っているのが特徴。
北米では一番よく見かけるフクロウ。

羽根を広げるとなかなか綺麗。

３箇所の杭の間を飛ぶ様子が見られます。
真ん中の杭のすぐそばに座ったので、写真が撮りやすかった！

きりっとした目ですねえ。
賢そう。
フクロウは、知恵のシンボルとも言われているものね。

ここの鳥たちは、子供の時に親とはぐれる、怪我をするなどで保護された鳥たちです。
研究と教育目的のために保護し観察していることを何度も強調していました。
動物愛護運動の盛んなカナダならではの説明。

このなんともアグリーな顔をした鳥は、ヒメコンドル。
英名は Turkey Vulture。顔がターキーに似ているから。

主な餌は、動物の死体。
嗅覚がとても優れており、死んだばかりの動物のにおいをかぎつけて飛んでくるそうです。
見つけやすいように、低空飛行が得意。

かなり低空飛行してます。

左端の座っている子供たちの頭のすぐ上をひゅ〜〜んと飛ぶので、子供たちがびっくり。
地上から１メートルもありません。

飼育員の腕から飛行。

次は、ハヤブサ（Falcon) です。

飼育員が餌をつけたローブをぐるぐる回します。

それを追っかけるファルコン。

見事捕まえました！！

ものすごい速さで飛びます。
あてずっぽうで写真を撮ってましたが、なんとか撮影できました。

最後は、白頭鷲（Bold Eagle)。

街中でも時々見かけることがあります。
でも、こんなに間近で見たのは初めて。
きれいな白い頭と黄色いくちばし。

ネイティブインディアンにとっては、聖なる鳥で、儀式などの飾りに使うのは、この白頭鷲の羽根だそうです。

前に座った人の頭がちょっとジャマだったけど。

大きく翼を広げて空を飛ぶ姿はとても優雅です。

この鳥のショーとランバージャックショーは無料。

その他有料のアクティビティとしては、ジップライン、ヘリツアー、風力タービンの展望台などがあります。
私がいつかやってみたいと思っているのは、パラグライディング。
約２０分の空の旅。

インストラクターと一緒なので、子供でもできる安全なものなんだよ。

って、ダンナに言ったら、お〜〜そいえばこの前、事故があったよなあ。だって。
ゲゲッ。
でも私はめげない！
いつかきっとやってやる〜！

さて、そろそろ下山しましょう。

ゴンドラステーションのそばにコロンバインの花が植えられていました。

ゴンドラから見たノースバンクーバーの街。

観光客も多いけど地元の人もたくさん来るグラウスマウンテンです。

ゴンドラの中で、僕の家はあのあたり〜。私の家も見える〜。なんていう会話が聞えます。

ElliE家が数年前に住んでいた家は、写真の真ん中あたり。
今の家は、左上方向あたりで〜〜す。

この旅行記へのコメント （2）

• jun1さん 2012/08/25 22:22:32

  タイトルに惹かれてきました〜。

  ElliEさん、　埼玉は暑いよ−(>_<)
  
  ジムで逢う知人のお子さん（高校生）がビクトリアに夏期ショートステイから帰ってきて、楽しかったって聞いて羨ましいかったjun1です。
  
  このお花は和名「ヤマハハコ」ですね。
  
  それより２００キロの熊には騙されました！
  私はグレシャー国立公園で遭遇したので、ドキドキしましたよ。
  
  ではまた・・・。(＾ｏ＾)／〜〜〜
  
  jun1

  ElliEさん からの返信 2012/08/27 04:23:51

  RE: タイトルに惹かれてきました〜。

  `jun1さん、こんにちは！
  
  高校生のうちから海外体験。いいですね〜。
  若い人はどんどん新しい体験して、自分の栄養にして欲しいです。
  
  
  お花の名前をありがとう！
  追記しておきますね。
  
  自然の中で、野生の熊に遭遇！！
  怖いですよね。グリズリーでした？