2012/08/03 - 2012/08/03
2674位(同エリア12803件中)
にゃんこ姫さん
- にゃんこ姫さんTOP
- 旅行記424冊
- クチコミ135件
- Q&A回答12件
- 706,054アクセス
- フォロワー21人
某飲食店チェーンのキャンペーン《2等》の
「日帰りバス・ツアーご招待」に当選しました。
喜んだのもつかの間、行先は「夏の山梨」。
しかも、昼食は「甲州名物あったかほうとう鍋」って!?
甲府盆地は、関東でも有数の暑い土地柄ですよ、って。
現に、5年ほど前、奇しくも同じ8月3日に、やはり
河口湖に行って、あまりの暑さにまいった覚えがあるし・・・。
う〜ん。
でも、「桃狩り食べ放題」というし、酒蔵見学もあるので、
おいしい甲州ワインを買えるかな。
招待は私ひとりぶんだけで、同伴者は通常料金だそうです。
オットに、
「どうする?」
と訊いたら、あっさりと、
「オレはいい。」
と、一蹴されました。
やっぱりね。
とはいうものの、せっかく当選したのだし、
ともかく、旅ならなんでも好きなワタクシですから、
一瞬ためらっただけで、結局ひとりで参加することに
なりました。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
朝7時、集合時間に現れなかった
数人を除く41名の参加者を乗せた
バスは、中央高速を一路山梨へ。
出発草々、添乗員のIさんは開口一番、
「夏休みに入ったので、道路は毎日
大渋滞で、いつ目的地に着くかわかりません。」
ですって!?
早くも、不吉な予感が・・・。 -
その言葉通り、事故は何件もあるわ、工事個所は
あるわ、で、通常なら2時間ほどで着くところを、
4時間かかって、ようやく山梨に入りました。
途中、15分ほどのトイレ休憩と、『わさび漬けセンター』
とかの20分ほどの立ち寄りを経て、正午ごろ、
河口湖に到着です。
日差しが強く、やっぱり暑い! -
予定では、最初に桃狩りをするはずでしたが、
道路事情により、臨機応変に変更するという
ことで、まずは湖畔のレストランでランチをとることに。
その前に、旅行会社が大好きな「集合写真」なるものを、
河口湖をバックに撮られます。 -
ランチで案内されたレストランは、
5年前に来た時、そのツアーでは
昼食がついていなかったので、
私たちが適当に入った所でした。
今回は、大きなグループなので、
4階の座敷に通されました。 -
昼食は、山梨の名物をそろえたという
メニューです。 -
河口湖名物、わかさぎのフライ。
これは、私の好きなものだから、マル。 -
“B級グルメ・グランプリ”というふれこみの
「鶏もつ煮」。
パンフレットで見た時、
「え〜!?」
と思ったのですが、意外にも、いい味つけでした。
説明書きによれば、
「元々は蕎麦屋の定番メニューの一つで、
通常の『もつ煮』と違い、汁気はなく少量のタレで
照り煮し、旨味をぎゅっと閉じ込めます。
今では、ほうとうと並び甲州独自の食文化となり、
現在流行のB級グルメとして、全国にその名を広めて
おります。」(原文のまま)
だそうです。 -
そして、これが有名な「カボチャのほうとう鍋」
です。
コンロにかけて、熱々のものを食するのですが、
本日の気温36℃ですよ!
冬の寒い時なら、きっと、もっとおいしかった
でしょうね。
その上あろうことか、店のスタッフの女性が、
湖側の窓を開けて回ってる!
エアコン、かけてなかったの!?
湖から、涼しい風が流れてきました。 -
デザートは、「黒糖わらび餅」。
おいしかった。
このあとの「桃狩り」があるので、
ご飯とほうとう鍋のうどんは、少し
控えめにしておきました。
それでも、お腹いっぱいです。
皆さん、よく召し上がりますね。 -
食後、暑いけれど、河口湖の
きれいな景色を眺めに行きました。
この位置からは、富士山は見えません。
来る途中で、バスから少し見えましたが、
裾野の部分だけで、上半分は雲に
覆われていました。
添乗員のIさんは、
「8月は、富士山も夏休みです。」
と言っていました。 -
河口湖は、もっと散文的な湖だという
印象でしたが、こうして見ると、
なかなか美しい風景ですね。
この暑さでは、湖水浴でもしたい気分です。 -
昼食後は、添乗員さんいわく、
「デザート・タイム」の「桃狩り」です。
バスで40分ほど走って、笛吹市の御坂へ。
山梨は、桃の生産量が日本一で、全国の
3分の1のシェアだそうです!
(岡山かと思っていました。)
農園の看板に「フルーツ王国山梨」と
書かれていました。 -
もちろん、甲州名物のブドウも
実っていました。
ただ、ブドウの季節にはまだ少し早い
そうです。
ここも、ご多分にもれず暑いですが、
所々にミストの吹き出る噴霧器が
配備されていて、扇風機より涼しい♪ -
桃畑に行く途中にあった桃の木。
まだ実が色づいていません。 -
案内された桃畑。
でも、あまり実がなっていないみたい。
農園の人が、
「木からもぐこともできるけれど、
あらかじめ収穫して冷やしておいたのが
あるよ。」
と言うので、ほとんどの人は、そちらのほうを
食べることにしました。
でも・・・あまり、甘みがない。
「甘い。」
と言っている人もいるので、個体差が
あるのでしょう。
添乗員さんも、
「当たり外れがあります。」
と言っていたけど。
それと、
「こちらの人たちは、まだ固いうちに
食べる習慣がある。」
と言われましたが、本当に固くて渋いのも
ありました。
農園の人は、
「残さないでくれ。」
と言うので、無理して食べましたが、
なんだかな〜。
口のきき方も、なんとなく横柄で、
楽しみにしていたのに、水を差された思いです。
これは私だけでなく、参加した人たちの
複数の感想です。
今年は、春先に気温が充分に上がらず、
去年より不作だそうで、気の毒なところも
ありますが・・・。 -
これまでも、果物狩りでは期待を裏切られたほうが
多いくらいですし、所詮、観光客向けの品は
こんなものなのかもしれませんが。
特に今回は招待だし、同伴者の参加費からみても、
あまり期待してはいけなかったのかも、ね。
それに、午後の一番暑い時間で、太陽がギンギラリンです。
ふぅ〜! -
さて、お次は宝石加工の工房見学です。
山梨は、古くから水晶の産地として
有名で、宝飾品の加工・販売を取り扱う
会社が1,000社以上。
その出荷量は、全国シェアの3分の1だそうです。
そうした工房のひとつで、添乗員のIさんに
よれば、ふだんは一般の人は見られない所だとか?
入り口で、大きな黄水晶の結晶が迎えて
くれました。
高さ194cm、重さ1,154kgですって。 -
玄関ホールの壁には、工房の
職人さんたちの写真がずらりと
並んでいます。 -
今しも、ロンドン・オリンピックの
真っ最中ですが、「貴金属装身具職種」の
分野でも「技能オリンピック」というものが
あって、グランプリを取った方々の賞状や
メダルが飾られていました。 -
ガラス越しに、工房の見学です。
白を基調とした清潔な部屋で、
職人さんたちが、宝石を磨いたり、
加工したりしていました。 -
「技能グランプリ」で
銀メダルを取った方です。 -
工房で扱っている宝石などの
映像を見たり、グループの人たちの
中から代表3人を選んで、実際に宝飾品を
着けさせて見せてくれたり、と、
楽しませてくれました。
見学時間90分も、どうするのかと
思っていましたが、テキもさるもの、
いろいろ工夫して、購買欲を刺激
するようにと考えていますね。(笑) -
工房を案内してくれた社員さんが、
アクセサリーの手入れ法を実演で
教えてくれました。
1.水を入れた容器に台所洗剤を溶かし、
アクセサリーを漬けます。
2.次に、真水を入れた容器の中に
漬けてすすぎます。
3.乾いたタオルで、水気をよく
拭き取ります。
時間があれば、ドライヤーの冷風を
あてて、完全に乾かすとよい。
4.汗や化粧品などの汚れが付着して
取れにくい場合は、歯ブラシなどで
細かい部分を洗います。
ただし、真珠などの柔らかい宝石には
傷がつくので使えません。 -
見学が終わると、売り場に移動します。
当然ながら、こちらが本命ですね。
展示品はすべて、手で触れたり、実際に
身に着けたりできます。
このシステムは、すごい!
素晴らしい宝飾品の数々で、その輝きにも、
お値段にも、目がくらみそうです。
私も、タイのルビーやチェコのガーネット、
トルコのトルコ石、タヒチの黒真珠・・・など、
行く先々で宝石を買っていたことがありましたが、
今はもう、そういう気分ではなくなりました。
だから、美しい宝石に目を奪われても、
買わないことにしています。
これは、別のお部屋に展示されている
宝飾品です。
たくさんの宝石がちりばめられています。 -
こういうのを眺めるのは、
大好きです。
美しいものは、いつ見ても美しいです。
それに、建物内は冷房が効いていて、
暑さを忘れることができました。 -
「ブラック・パンサー」。
使われているのは、ブラック・ダイアモンドと
ルビーです。
美術品でも本物でも、同類(ネコ族)には
条件反射で目が行ってしまいます。 (笑)
これは特に美しいです。
似たものでは、パリの「カルティエ」の
全身にルビーをはめこんだヒョウのブローチ
だけは、今でも欲しいと思います。
とても手が出るお値段ではありませんが。 -
「優駿」と題する作品。
馬も、私の好きな動物です。
こういうものが買えるとしても、
私なら財産としてでなく、純粋に
美術品として眺めていたいな〜、と
思います。 -
コースの最後は、酒蔵の見学です。
山梨といえば、名だたるワインの産地。
ワイン、大好き♪
それほどの量を飲むわけではありあせんが、
食事の味を引き立てて、楽しくしてくれるから。 -
入った所は、ウィスキーの貯蔵所でした。
オーク(樫)の樽が、ずらっと並んでいます。 -
ブランデー製造のセクション。
-
壁にディスプレイされた
ワインたち。
こんなにたくさんの種類が
造られているのですね。 -
この酒蔵で開発された、缶入り
ワイン。
手軽に飲めて便利そうですが、
やっぱり私は、手間がかかっても、
ボトルを開ける楽しみがあったほうが
いいな〜。
旅先で、自動販売機で買えたら、それも
いいかもしれませんが。 -
下段の左から2番目は、お茶のワイン。
画期的な発想ですね。
(あとで試飲したら、すごくさっぱりした
味で、ほのかにお茶の香りがしました。) -
この後、売り場のほうでワインの試飲が
ありました。
いろいろなワインを試せる、楽しいひと時♪ (笑)
どれを買って帰ろうか迷いましたが、予定していた
辛口のより、スイート・ワインの味のほうが
気に入ったので、他では見かけない
「桃の香りのワイン」を買いました。 -
きれいなピンク色で、ワイン・グラスに
注いだら映えそうです。
もっと他の種類も買いたかったのですが、
割れやすくて重い瓶を持って帰ることを考えると、
1本で我慢。 -
帰途、バスの車窓より。
「笛吹川」という美しい名前の川を
渡りました。 -
同じ売り場で、おつまみも売っていたので、
「馬刺しの燻製」というのを買ってみました。
以前、居酒屋で、同じような物を食べた
ことがありますが、さて、こちらのお味の
ほどは・・・? -
もうひとつ、お土産。
「桃のロールケーキ」です。
パッケージの長さが半端ではありません。
家で測ってみたら、40cmもありました。
(中身は、もう少し小さいのでしょうが。)
持ち帰るのが大変でした。(笑)
好きな長さに切って食べるようになっている
そうです。 -
帰りも、やはりというか、渋滞に
つかまり、解散地点に到着したのは、
予定より2時間遅れでした。
バス・ツアーは、それなりに楽しかったけれど、
夏休みのこの時期は、忍耐と寛容が
不可欠だとつくづく感じました。
高速で東京に入る頃、前方に大きな
満月が登りました。
正確には「十六夜(いざよい)の月」
ですが、ほとんど真円のように見えます。
コンデジで、めいっぱいズームにしても、
この大きさですが。 -
午後8時過ぎ、車窓から「東京スカイツリー」が
遠望されました。
今夜のライトアップは、青色の「粋(いき)」です。
揺れる車内から夜景を撮るのは、無理がありますが。
ちなみに、添乗員のIさんの話によると、1等のツアーは、
銚子の「なんとか祭」(名前を聞いたけど、忘れました。)
見物ツアーだったそうです。
海の近くだから、海鮮料理の昼食が食べられたのでしょうね。
いいな。
聞いてしまうと、ちょっと羨ましい気分。
それでも2等とはいえ、“タダで”旅行ができた
ことには、感謝しないといけませんね。
ご招待主の***さん、ありがとうございました! -
ーおまけー
これは、翌8月4日の月です。
月齢17「立ち待ちの月」に
なります。
自宅ベランダから、ミニ三脚を
使って撮ったもの。
文字通りの「蛇足」ですね。(笑)
−完ー
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- ぽちこさん 2012/10/30 08:16:13
- そっくりだ〜☆
- にゃんこ姫さん(^^♪
似てますねぇやっぱり…
でも暑いのを除けばにゃんこ姫さんの行かれたこの旅のほうが内容はいいような気がします。
桃はちょっと残念だけど(笑)
宝石店の中が撮影できたのですね。
私は禁止って言われました(笑)
ワインは良かったですね〜ココは私も行きタイです。
招待旅行もいろいろあるようですね。
おみやげは買うだろうし
無料で行ってもどこかでお金は落としてますし
消費には貢献してますしね
また参加してみようって思いました。
どこかに私やにゃんこ姫さんが言った旅行より「いいもの」があるやも知れません^m^
探してみましょかね(笑)
ぽち
-
- saikai99さん 2012/08/05 21:13:41
- タダですから。。。
- にゃんこ姫さん こんばんゎ♪
某飲食店チェーンのキャンペーン《2等》の
「日帰りバス・ツアーご招待」に当選し先ずはおめでとうございます
日本でも猛暑では有名な?群馬・埼玉そして山梨へのバスツアーでしたか
河口湖畔で食べられた、豪華な地元料理、、、「ほうとう鍋」って熊本辺りの「だご汁」みたいな物でしょう。。。
桃農園の親父さんも意外にサービスが悪かったようですね
信州旅行の折に 水晶工房に行きましたが 高価過ぎですよね
台湾でもそぅでした
ワインで「お茶ワイン」なんてあるのですね。。。桃ワインは私メも土産に買いました
「タダ」での日帰りバスツアー。。。あまり文句も言えませんよね(苦笑)
今日wifeの友達(岡山)から桃を送って来まして冷やした後に食べましたが
大ぶりの桃でしたが、それ程ジューシーではありませんでした。
saikai99
- にゃんこ姫さん からの返信 2012/08/05 22:47:50
- RE: タダですから。。。
- saikai99さま、今晩は。
お暑うございます。
> 日本でも猛暑では有名な?群馬・埼玉そして山梨へのバスツアーでしたか
> 河口湖畔で食べられた、豪華な地元料理、、、「ほうとう鍋」って熊本辺りの「だご汁」みたいな物でしょう。。。
「だご汁」も有名ですね。
「ほうとう」場合は、必ずカボチャを使うようで、おだんごの代わりに
平たいうどんが入っていますね。
> 桃農園の親父さんも意外にサービスが悪かったようですね
> 信州旅行の折に 水晶工房に行きましたが 高価過ぎですよね
> 台湾でもそぅでした
まあね〜。
桃農家も不作で、大変なのかもしれません。
宝石類は値が張るのは当然ながら、先行きの見えない昨今では、
あまり高価なものは売れないのでしょうね。
特に今回は、タダだから参加した私のようあお客も多いでしょうし。(笑)
それに、ツアーに組み込まれているショッピングの店は、
旅行会社に支払うマージンが上乗せされているので、価格も
高めに設定されていますから。
台湾では、店員さんにマンツーマンで付きまとわれ、買うまで
しつこく勧められました。
> ワインで「お茶ワイン」なんてあるのですね。。。桃ワインは私メも土産に買いました
「お茶ワイン」は珍しいので、「桃ワイン」とどちらにしようかと
迷いましたが、桃のほうが香りがよかったので。
> 「タダ」での日帰りバスツアー。。。あまり文句も言えませんよね(苦笑)
> 今日wifeの友達(岡山)から桃を送って来まして冷やした後に食べましたが
> 大ぶりの桃でしたが、それ程ジューシーではありませんでした。
岡山の桃でも、そうでしたか。
甘くてみずみずしい桃には、今年は巡り会えないのでしょうか。
暑さも本番のようです。
TVでは毎日のように「熱中症警報」が出ています。
御身お大切に。
にゃんこ姫
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
41