ジョグジャカルタ訪問記③（ソロ編）

2012/07/17 - 2012/07/20

三日目は戦後日本でも大ヒットしたと言われる（１９５７年の紅白歌合戦で歌われたらしい）、ブンガワンソロ等の観光が予定されていて、ソロまで行きました。
ここでは、兄弟喧嘩して王国が二つに分裂したとかで、王宮を二つ見てきました。その後、アンティーク市場に行く予定でしたが、別の遺跡の方が良さそうという事で、アンティーク市場省略して遺跡見学に変更しました。パック・ツァーとは言っても二人だけなので、こういう自由ができたのも助かりました。追加オプションという事で、￥４，０００掛かりましたが、行って正解の遺跡でした。
写真はその遺跡で見かけた木です。
常夏インドネシアなので、勿論紅葉では有りません。種明かしは後ほど。

エリア ソロ (スラカルタ)(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: エアアジアX

二つの王宮を見たとは言っても余り見所のある王宮ではなかった。
写真撮ったのは、博物館内に有ったこれくらい。

と言う事で、ソロから東へ３６ｋｍのスクー寺院へ。
ラウ山麓、海抜９３０ｍの所に有ります。これがその正門。

大きさは一寸小さめですが、何故か遥か遠いマヤ文明のピラミッドそっくり。

でもレリーフはやはりアジア的。

ここはヒンドゥー寺院なので、なんとなくヒンドゥー的。

ガルーダも居ました。

顔は無いけど、いかにも。

スクー寺院は登る事ができます。
上ってみると舞台のような平面になっています。何か祭事でもしたんでしょうね。上から正門入口方向を見たところ。

こんな狭い階段を上ってきました。

そしてもう一つの、チュト寺院へ。
スクー寺院より更に高い、海抜１，５００ｍほどの場所です。到着した時は、霧が掛かってました。

進んでいくと、霧の中にこんな門が続いています。バリ島でよく見かけたのと同じです。

そしてチュト寺院本殿。

ボロブドゥールみたいな有名遺跡ではないので、観光客も殆ど無いらしく修復もされないみたい。

でも、今でも現地の人には大切な寺院らしく、お祭りでも有ったらしい形跡。

寺院の周りには祠も建ってます。祭事用具の保管庫も有るらしく、南京錠が掛かったのも有ります。
人影は観光客ではなく、私達のガイドさん。

仏像らしき物を安置している祠も有ります。

勿論、こういうのも。
こちらもチャンとお線香が炊かれていて、お祈りされた跡が。

入口に在った大きな建物は講堂みたいなものらしくガイドから、「あの柱は音叉みたいに、お祭り等の時に叩くのだ」と説明されました。
確かに縦に溝が彫ってあり、叩く場所によって若干音色も変わりました。

スクー寺院でも見かけた木はここにも有りました。
これ”ヌサインダ”という木で、この赤い部分が新芽なのだそうです。

そして成長すると共に、緑色に変化していくのだそうです。
まさに紅葉の逆ですね。
真ん中の黄色いのが花です。

風に吹かれて一寸ボケてしまいましたが、花のマクロ接写。

スクー寺院から、チュト寺院へ上る道路から見る山肌に、沢山の茶畑が見えました。
写真撮りたいからと一寸止まって貰いました。
かなり広大な茶畑なのですが、お茶工場もなく、観光資源としては全く利用されていなくて、少し勿体無いような。

翌日朝９時の便でマレーシアに戻りました。
入国時のビザ代は、今年４月に行ったビンタン島の事も有ったけど、一応ＵＳ＄２５を持参していて問題なし。
しかし、出国時に１０万ルピー取られるとは予定外だった。ＡｉｒＡｓｉａのチケット発券時に、ＴＡＸは引き落とされていたが、マレーシア分も含んだ総額表示なので、明細を深く考えたこと無かった。
出国前に余ったルピーを全て使い切り、今回は上手く買い物したと思ったら、この１０万ルピーが無い。しょうがないので、マレーシアリンギットで５０払ったけど、円換算で考えるとかなり割り高。何故、空港のサービス料金も一緒に事前徴収しないんだろう。今時、出国時に現地通貨必要になるとは思ってなかった。