2012夏コロンビア(5)帰国

2012/07/21 - 2012/07/23

コロンビア旅行も残すところ帰国作業のみ。
10日目：夕方ボゴタ旧市街のホテルから空港へ。
11日目：深夜ボゴタ発、早朝ヒューストン着。約5時間半の乗継ぎ時間を経て、11時頃ヒューストン発
12日目：日付変更線をまたぎ、15時頃成田着。

ユナイテッド航空
https://www.united.com/web/ja-JP/default.aspx

エリア ボゴタ(コロンビア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボゴタの旧市街地地区にあるホテル（Casa Deco）からタクシーで約30分（30,000ペソ）でエルドラド国際空港着。
空港の１階にチェックインカウンターがずらりと並んでいるが、出発便までまだまだ時間があったので、私が乗るユナイテッドはカウンターが開いていなかった。

チェックインカウンターに対面するようにして航空会社の窓口等が並んでおり、その中に「出国税免除申請カウンター」がある。
観光目的で入国し、パスポートに"TU"と書かれた旅行者は、航空会社チェクインカウンターに並ぶ前にまずこの窓口でパスポートを提示し、出国税免除証明書を発給してもらわなければいけない。
発給してもらうについては係員との会話は無かった。
私がパスポートのコロンビア入国印ページを見せて係員に渡したら、それを確認した係員は私の名前を手書きした証明書を渡してくれた。
（写真だと分かりにくいが、奥の２つのカウンターがそれ。看板の下の方に赤文字でTax Extemptionと書かれている。）

確かこの窓口の隣に両替所があったので、ここでコロンビアペソを米国ドルに両替。
領収書？をくれなかったので記憶が曖昧だが、140,000ペソ渡して75ドル程度もらったような。

チェックインまでの時間をつぶすのは、２階。ここは見送りする人とかも立ち入ることができる。
コーヒー、ハンバーガー、アイスクリーム、ドーナツ等の飲食や、土産物、銀行や旅行案内所？等がある。
食べ物の値段は空港価格、って感じ。
実際に飲食していないので値段の記憶は曖昧だが、ハンバガーのセットが20,000ペソくらいしていたように思う。
但し、ハンバーガー１個がかなり大きい。パンの大きさが手のひらサイズ、という印象。

私はいすに座ってぼんやりと飛行機を見て過ごしたが、無料Wifiスポットでネット接続している人も多かった。
そうそう。当然、蛍光ジャケットの観光警察の人や、ジャーマンシェパードを連れた軍隊？の人がフロアーを警備している。

出発の３時間程前になって、チェックインカウンターが開いた。
第１段階：係員Ａが出国税免除証明書を確認。
第２段階：係員Bによるアメリカ入国に関するチェック。（私はヒューストン経由で日本帰国のため）
第３段階：係員Cがようやく搭乗券発券と荷物のチェックイン。
という流れ。

アメリカ入国に関するチェック（上記の第2段階）は・・・
係員「スペイン語は分かりますか？」
私　「いいえ。英語でお願いします」
係員「コロンビアの滞在目的は何ですか？」
私　「観光です」
係員「何日滞在しましたか？」
私　「１０日・・・１１日かも」
係員「チェックインする荷物はこれですか？」
私　「はい、そうです」
係員はチェックイン荷物に「セキュリテーチェック」の札をつけ、質問項目カードを取り出す。
係員「＃Ｑ＆ＶｂＭΩＫＪ＝Ｘφｊ」
私　「（全く聞き取れない）・・・ノー？」
係員「ＯＫ。じゃあ、D√E＠FｘGP+Q$ＮＦ＃ｇとかクレジットカード？」
私　「（全く聞き取れない）？・・・クレジットカード？」
係員「素晴らしい！！」
私　「・・・（ぽかーん）」
係員「ESTAは申請済みですか？」
私　「はい、持っています」
係員「ＯＫです」
・・・こんな感じ。
係員の英語はそこそこ聞き取りやすい発音だったし、前半の質問は完全に聞き取れていたことを思うと、後半の質問が皆目理解できなかったのは私の英語力が低すぎるせいだろう。

国内線も国際線も搭乗ゲートへの入口は２階にある。
国際線への入口前は、別れを惜し家族・友人で時折ごった返した。

出国審査ではパスポートを見せるだけで何も質問されず。
セキュリティーチェックも淡々と。

搭乗口への通路には免税品店が並ぶが、全体的に地味。
飲食店も多少あるが、時間が遅かった（0：15発の便に乗ろうとしている）為、店じまいしている飲食店も多々。
何か食べたいなら出国審査前の共通スペース（と言うのか）で済ませておくべきだろう。

搭乗口前は個室タイプで、入口で搭乗券の確認があり、「何か買いたいものはあるか？部屋に入ったら出られないよ」と言われる。
更に手荷物チェックがあり、機内に持ち込む荷物は実際に蓋を開けて中身の確認がある。

ボゴタ発・ヒューストン行きのユナイテッド機は定時に出発。
機内食は、ちょっとモソモソしたフランスパンのサンドイッチにサラダとムース。
寝ぼけた頭で半分ほど食べ、気がついたらヒューストンに到着していた。

ヒューストンでは乗り継ぎするだけで空港の外には出ないのだが、米国への入国審査がある。
入国審査をする部屋の、入り口に近い側が米国のパスポートを持つ人、奥がその他の訪問者の窓口。
係員「トランジットで何処に行くの？」
私　「日本に戻ります」と、質問はそれだけ。
両手の指紋、顔写真を撮って、入国審査終了。

※注記※
往路ユナイテッド便で、成田〜ヒューストン〜ボゴタと乗り継いだ際は、乗り継ぎ専用のOne Stop Exitがあった。
入国審査の窓口は部屋の一番手前。
往路の入国審査では
係員「トランジットで何処に行くの？」
私　「コロンビアです」
係員「（係員かなり目を丸くし）何故？」
私「観光です」
というやりとりがあったが、それ以上はアレコレ言われず無事通過できた。
審査を通過すると左手の通路を進み、本来必要な「荷物のピックアップ・再預け」という手順をショートカットしてセキュリティーチェックに進める。
ユナイテッドを利用して成田〜ヒューストン〜南米というルートを取る場合、ヒューストンでの乗継ぎ時間が短い（コロンビア行きの場合は2時間切っていた）のでOne Stop Exitによるショートカットの存在は嬉しい。

ターンテーブルで一度荷物をピックアップ。
国際線乗り継ぎの矢印に沿って進むと、荷物再預けの場所があるので係員に荷物を渡す。

階段を上がるとセキュリティーチェック。
靴を脱げ、ベルトを取れ、パソコンは鞄に入れたままではダメ、探知機内で両手を挙げて、手を出して（手についている成分検査？）・・・とうるさくチェックされて、ようやく解放される。

掲示板で搭乗ゲートを確認。ここのボードは出発時間順ではなく、行き先のアルファベット順の表示だった。

ヒューストンに着いたのが05：25。成田へのユナイテッド便は10：55発なので時間はたっぷり有る。
ターミナル内に飲食店はあったが、全てがアメリカンサイズだし、ファーストフードはベーコンどっさり等脂っこく、早朝からは食べる気になれない。
ようやくみつけた生絞りジュースとワッフル（合計４ドルしなかったと思う）で一息つき、惰眠をむさぼりつつ、搭乗時間まで待つ。

私は空港内でネット接続しなかったので詳しくは分からないが、ざっと見た感じWifiスポットは無かったような？

10時頃から搭乗開始、10:55定刻出発。

機内食は軽食を含め３回出た。
米国系航空会社だしエコノミークラスだし機内食には全く期待していなかったのだが、意外や味はフツー。パンがパサパサしていたものの、肉はそこそこ美味しかったし、カットフルーツがたっぷりあったのは嬉しかった。

退屈しのぎに映画「リプリー」（主演マット・デイモン）を見たら、無条件にアラビア語字幕が付いていてたまげる。

約12時間のフライトで無事、翌日15:45成田着。

この旅行記へのコメント （3）

• 7onbのブログ・地球を徘徊中！さん 2014/01/12 03:33:27

  急遽、一時帰国です。

  サンパウロのイン・アウトが急遽米国ビザ無しのため欧州経由の切符を購入。
  ボゴタ出国の雰囲気が、
  写真付だから、とてもわかりやすく感謝します。
  （特に観光者は出国税免除部分）

  菊花さん からの返信 2014/01/12 20:39:48

  RE: 急遽、一時帰国です。

  7onbのブログ・地球を徘徊中！さん
  コロンビアに行く日本人旅行者なんて少ないので、
  この旅行記が誰かの実際の役に立つとはあまり思えなかったのですが・・・
  地球を徘徊している強者旅人のお役に立てて、とても嬉しいです！

  7onbのブログ・地球を徘徊中！さん からの返信 2014/03/10 00:13:24

  再びコロンビアに戻りました。

  が！
  当方のバックパックが遅延！
  エールフランスさん、どうなっているの？
  
  １週間ほど到着のエールフランス便を見ても当方のバックパックが無い。
  （お迎え客の通路からガラス越しに見える）
  
  幸い貴重品は機内携帯で助かった。
  衣類と新しいバックパックを購入し残り２ヶ月で長距離バスの旅を
  始めます。
  
  「7onbのブログ」メインで投稿しています。
  
  
  もし、
  当方の両親が南米に移住し「そこで生まれていたらどんな人生を送っていただろうかな？」などと想像しながら徘徊しています。
  
  南米では
  流石にアジア人バックパッカーが少なく、主に韓国人と日本人です。
  韓国人パワーには敬服します。
  （ソニー製品からサムスン・LG製品に変わる理由が分ります＝車両も）