2011/08/09 - 2011/08/09
473位(同エリア1346件中)
tajiさん
8月9日(火)
昨日B1のコンビニで買った『古事記 神々の詩』を読んで、
すぐ近くに『江田神社』と『禊池』があるのを知り、
一人で起きて散歩がてら参拝に行く。ホテルを出て森を直進し、“山崎ホタルピア”を通って
江田神社の裏参道へ出る。
http://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/tourism/spot/84.html
イザナギノミコトとイザナミノミコトの2柱を祀っていて、祝詞の最初の言葉はこの神社(一帯)をさす。
「かけまくも畏(かしこ)き伊邪那岐(いざなぎ)の大神、筑紫の日向(ヒムカ)の橘(たちばな)の小戸(をど)の檍腹(阿波岐原)(あはぎはら)に禊(みそ)ぎ祓(はら)えたまいしに……」
裏参道すぐ横の『みそぎ御殿』へ参拝
http://8.pro.tok2.com/~tetsuyosie/miyazaki/miyazaki/misogi/misogi.html
この地が伊邪那岐命が黄泉の国から戻られ、みそぎ池で体を清められてから天照大神、スサノオノミコトなどの神々をお生みになられた聖域・神々の故郷だという事を示す案内・碑などが沢山ある。
すぐ左に曲がって数百メートル歩くと『みそぎ池』がある。
http://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/tourism/spot/85.html
ここは伊邪那岐命(イザナギノミコト)が黄泉(ヨミ)の国で汚(ケガ)れを受け、あわてて逃げ帰って、初めて「みそぎ」をしたと言われている池。
他にも『アマテラスがニニギの尊に3種の神器を授け、神宝のお祀りをした』場所などがある。
みそぎ御殿へもう一度行き、管理の方と少し話をする。
江田神社のオガタマノキといい、この辺りは本当にビックリする程のスピリチャルなスポットだった。
最終日にここに来られて、宮崎へは本当に日本創世の神々に呼ばれたんだなと実感した。
この日も朝食はパインテラスで食べ、11時前から娘とプールに行く。
この間に妻は江田神社に参拝しに行く。
1時前に部屋に戻り、シャワーを浴びて荷物整理。
5000円払って3時までのレイトチェックアウトにしていたが
飛行機が上変できたので14時にチェックアウト。
バスの時間まで娘は200円でカブトとクワガタを触りに行く。
14:36→15:00宮崎空港
空港で“ガンジスカレー”と“チキン南蛮弁当”を買い、ラウンジで食べる。
1席だけプレミアムシートが取れたが、娘が俺と乗りたいというので妻にプレミアムシートを譲る。
ANA 610 宮崎≫東京(羽田) 16:25→18:50(出発が20分遅れた)
40A/C こんなに外が見える時間に飛行機に乗る事があまり無いのでずっと外の景色を見ていた。
娘は隣の3列シートが空いていたので寝そべって4冊も本を読んでいた。
九州から東京までの全部の岬がよく見えて面白い。半島・岬の形を見ると地図と全く同じ形なのですぐに何岬か分かる。
足摺岬~室戸岬~蒲生田岬~潮岬~大王岬~渥美半島~御前崎~石廊崎~三浦半島~野島岬
と空から見る岬は美しい。残念ながら富士山は曇っていて見えなかった。
空港に着き、京急線で京急蒲田まで行きタクシーで自宅に戻る。
急遽決めた宮崎旅行だったが、こんなに充実して楽しい物になるとは思わなかった。
シェラトンも良かったが、何よりも神社巡りが新しいインスピレーションを与えてくれた。
食事もおいしいし、宮崎県民のおとなしく人の良さも良くわかったし、また訪れたい。
この次は、今回行けなかった都井岬と是非、高千穂まで足を伸ばしたい。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー タクシー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルを出てすぐにあった案内看板
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この林を通って散歩開始。
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天照大神がお生まれになったという『お池』
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山崎ホタルピアという場所がすぐ横にある。
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この場所にホタルが飛び交うそうだ
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しばらく歩くと江田神社の裏参道へ出る。
ほんとにこの道でいいのか不安だったが、、。 -
裏参道を抜けると江田神社の社殿が見える。
-
神社の神主さんが祝詞
もっとも簡潔で基本的な、祭儀の最初に読まれる『祓詞』
原文(宣命書き)
かけまくもかしこき
掛介麻久母畏伎
いざなぎノおほかみ
伊邪那岐大神
つくしのひむかの
筑紫乃日向乃
たちばなノをどのあはぎはらに
橘小戸乃阿波岐原爾
みそぎはらへたまひしときに
御禊祓閉給比志時爾
なりませるはらへどのおほかみたち
生里坐世留祓戸乃大神等
もろもろのまがことつみけがれ
諸乃禍事罪穢
あらむをば
有良牟乎婆
はらへたまひきよめたまへと
祓閉給比清米給閉登
まをすことをきこしめせと
白須事乎聞食世登
かしこみかしこみもまをす
恐美恐美母白須 -
つくしのひむかの
たちばなノをどのあはぎはらに
の“あはぎはら”とはこの辺りのこと。
伊邪那岐大神・いざなぎのおおかみを祀る江田神社 -
江田神社社殿
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御神木・オガタマノキ。
ものすごいパワーを感じた。手がびりびり。 -
みそぎ御殿の案内看板
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みそぎ御殿
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本殿
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日の光日月天の祭祀霊跡「日の光日の光日月天の祭り事をした大事な場所」碑
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御殿鳥居
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ここにも神話の説明書きが
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みそぎ御殿から500メートル程歩くとイザナギが禊を初めてした、という
禊池がある。 -
日本の場合は男女神である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)が「産む」ことによって国土(こくど)ができたということになっている。
まず、淡路、四国を産み、 次に隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡を産み、 さらに本州を産んで、 大八島国(おほやしま)という名ができた。
こうして世界を構成(こうせい)するあらゆる 神を産んだ伊邪那美命は、 最後に火の神である迦具土神(かぐつちのかみ)を産み、 やけどを負って死んでしまう。 これを嘆いた伊邪那岐命は、 妻を黄泉(よみ)の国まで追っていくが、そこで汚(けが)れを受け、あわてて逃げ帰って 史上初めて「みそぎ」をする。
みそぎの時に産まれたのが、 高天ヶ原(たかまがはら)の支配者(しはいしゃ)となる太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)、 それに八岐の大蛇(やまたのおろち)を退治(たいじ)した荒(あら)ぶる神・須佐之男命(すさのおのみこと)、 夜の世界を治める神である月読命(つくよみのみこと)など 古事記(こじき)のスーパースター的な神々だ。
(尚この時生まれたのは全部で30人くらいだそうです。) -
禊池の碑
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天孫ニニギの尊の神跡
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この地で、天照大御神が、
ニニギノミコト、つまり神代一代の、
天津日高日子番能瓊瓊杵尊に(あまつひこひこににぎのみこと)
三種の神器を授けます。
ここは、神宝のお祀りが執り行われたという霊跡。
凄い場所が何気にある。 -
散歩をすませホテルへ戻る。
この道の左が江田神社など。右側がシェラトンホテルの敷地になる。
こんな霊験あらたかな場所にリゾート施設を建設するとは、罰当たりな気がするが、、。地元の方は、だからオーシャンドームが閉鎖するんだ、と言っていた。 -
散歩したので腹ぺこで欲張る
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娘も4日目となると自分の食べたい物が決まってくる。
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本当に美味しい朝食ビュッフェでした。
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最終日にようやく晴天になる。
台風で沖縄旅行から宮崎旅行に変えたので仕方がないが、、。 -
晴天なので出発まで娘とプールに行く。
その間に妻は俺が朝に行った散歩コースで神社巡り。 -
部屋からの眺めはこんな感じでした。
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ホテルで子供たちのスタンプラリーをやっていた。
ホテルの従業員とジャンケンをして勝つとスタンプを押してもらう。
6個ためると何かもらえるらしい。 -
最終日にギリギリでスタンプを貯めた娘。
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係の人に提出
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何かアクセサリーをもらった
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200円払ってカブトムシを触りまくれるコーナーに入る。
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ヘラクレスオオカブトもいる
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恐る恐る触る娘。
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でも、最後は慣れて両手で持つ
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宮崎空港までバスで行く。
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大淀川
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ヤシの木が南国らしい
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値段がどんどんあがって行く。最終的に大人800円。
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初日に借りたバジェットレンタカーを過ぎて
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宮崎空港に着く
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宮崎空港内
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お土産を購入
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お腹が空いたのでお弁当を買ってラウンジで食べる
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ANAラウンジ内
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プレミアムシートが1席しか取れず妻に譲る。
というか、娘が『パパと乗りたい!』と行ってくれるので無条件で妻にプラミアムシートを譲る。 -
ガラガラで3席を使って寝転ぶ娘。
CAに絵本を出してもらい楽しんで読んでいた。 -
俺は窓際でこんな明るい時間に東京に帰る事は滅多になく風景がよく見えるので
宮崎からの岬を空撮する事にした。
最初は足摺岬。ANAの機内誌『翼の王国』の後ろの路線図の地図を見ていて
地図と形が一緒なので(当たり前だが)感動して写真を撮ることにした。 -
次は室戸岬
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蒲生田岬
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潮岬。紀伊大島も
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この地図を見ながら空撮した
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大王岬
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鳥羽のあたり
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伊良湖岬
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野島岬
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妻が座ったプレミアムシート
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飛行機を降りてにっこりの娘
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バスを降りてご機嫌な娘
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最初から最後までピースな娘でした
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今回の宮崎で買ったお土産
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3日後にアメリカホームステイから帰って来た息子を成田まで迎えに行く。
最初、m-floのバーバルかと思った -
普段はケンカばかりの兄妹だが空港では抱き合う。
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息子のアメリカお土産1
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息子のアメリカお土産2
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この旅行記へのコメント (2)
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- haichaoluさん 2012/10/12 11:00:50
- 今日は。
- 貴旅行記を拝見しますと、ご家族の楽しい雰囲気が伝わってきます。
宮崎は「神話の里」として、結構神秘的な趣のある地方ですね。
当方も今年6月の金環食の時にバスツアーで出かけ、シーガイヤへ宿泊しましたが、日ごろの心がけが悪いのか、生憎の天気で太陽は拝むことができませんでした。
さて、日本は観光シーズン到来ですが、当方は今週末よりまた上海へ渡航します。
今回は韓国経由で180日のチケットを入手できたので、帰国は来春のよていですが、現地のネット環境が整えば、また街歩きの旅行記を投稿したいと思います。
では、tajiさんの旅行記もまた楽しみにしております。
- tajiさん からの返信 2012/10/15 21:08:05
- RE: 今日は。
- haichaoluさん
こんにちは。
投票と書き込みありがとうございました。
忙しさにかまけて全然新しいブログを書いていません。
夏には娘と二人で沖縄旅行に行ったのですが、、、。
台風ど真ん中の旅行でしたが8才の娘と最高に楽しい旅行でした。
今年は仕事で5月以降に香港、北京×2回、沖縄2回、札幌、名古屋、鹿児島2回、熊本、長崎・壱岐、静岡・伊豆など色々なところに行っていますが全くブログにあげていません。
少しずつでもあげる様にします。
良かったらまた訪問して下さい。
taji
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