珊瑚礁の楽園八重干瀬へ

2012/06/27 - 2012/06/29

６月２５日から伊良部島に宿泊してダイビングを楽しみましたが、旅の後半は宮古島に宿泊。
前回のダイビングでご一緒させていただいた方にお勧めされた八重干瀬に行ってみる事にしました。

シュノーケルツアーやグラスボート観光も人気だし、春の大潮の干潮時、海上に現れる珊瑚礁に大勢の観光客がどど〜っとフェリーで押し寄せてザクザク上陸しちゃうツアーが有名ですよね。
（珊瑚礁に上陸って凄い事やっちゃうのね。珊瑚は大丈夫なのかしら？）
今回伊良部島でダイビング中に巨大なオニヒトデを沢山見ました。
八重干瀬の珊瑚は大丈夫？
でも、そんな心配は杞憂でした。
そして八重干瀬って実はダイビングのポイントが豊富だと知りました。
私の中で八重干瀬って何となくシュノーケル向きの場所ってイメージだったので。
ここで伊良部とは違う雰囲気の海を満喫しました。
宮古島の海はどこもホントに素敵。
何度でもまた訪れたくなる場所。

そして、ダイビングの後は初めて出会う景色を探しに行きました。
誰も行かないような穴場を求めてのんびりドライブ。

人気の観光地で一人になれる場所を見つけるのは難しいけれど、お気に入りの景色を見付ける事が出来たら、誰にも気兼ねせずゆっくりとした島の時間を楽しみます。

素敵な休日でした。

エリア 宮古島(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー スカイマーク
• 旅行の手配内容: 個別手配

６月２７日
楽しかった伊良部島でのダイビング終了後、（前回と同じ過ちは繰り返さないわ）ランチのお弁当は食べずに高速船乗り場に直行しました。
そしたら最後の一台で出航間際に乗船できちゃいました。
待ち時間ゼロでラッキー！
でも、フロントガラスの直前に船の扉がば〜んって閉まる場所なので凄い圧迫感。
直ぐに平良港に到着しちゃうからスタンバイしてないと迷惑かけちゃうし、車内でお弁当は諦めました。

宮古島に到着後、どうせなら綺麗な海を眺めながらお弁当食べたいわ〜と思ったので池間方面へ。

流石に炎天下のビーチでお弁当をいただく勇気は無いので、綺麗な海が見えて尚且つ東屋のある所は？？？
で、思いついたのが池間大橋手前の公園。
Ｐ有り、ＷＣ有り、東屋有り、綺麗な海の景色有りなので条件にぴったりです。

たまにはスカスカの脳みそでも働いてくれるのよね。ふふふっ

なのに、なのに到着したら急に真っ黒な雲が・・・

ここはソーダ色した海のグラデーションが素敵な場所なのに、黒い雲がお日様を遮ってるので海の色がいまひとつ。

移動しようか？と考えるも空腹に勝てずここでランチタイム。

橋の工事中で工事の方が休憩なさってる時間帯とかぶってたので、工事のオバちゃんが飯食ってる構図だったような気がしますけど。

雨は大丈夫だったので、ホテル方面へ戻りながら寄り道ドライブ

西平安名崎の風車を眺めながら岬の先端はどんなかな？と見に行ってみました。
特に何も得る物無し。
地元の方がのんびり釣り糸をたれて居ただけ。
ここは展望台でＵターンが宜しいようです。

宮古馬達。
今日はお外に出てました。
暑さに負けず元気に牧草をハミハミ。
目の前に近づいても知らん振り。
わき目もふらずひたすらハミハミでした。

因みにこちらが西平安名崎の先端付近。
釣りするわけじゃないので危険を冒して岩場を探索するのも躊躇われます。

何となく不完全燃焼な気分のまま、ちょっと幹線道路から外れてみます。

すると何だか良い感じの場所発見。
路駐して（ゴメンなさい）様子を探りに行ってみます。

海に出ました。
誰も居ないし、意外に綺麗なビーチが続いてます。

日陰が無いのはちと辛いけど、ガイドブックに載ってないビーチ発見して得した気分。

ちょこちょこ寄り道しつつホテルへ。

今回のホテルはリーズナブルなサザンコースト宮古島。
１０月はどうにか宿泊費も許容範囲内だった東急やブリーズも６月後半はお値段がぐぐっとＵＰ。
ダイビングで日中殆ど部屋に居ない時はリーズナブルでアクセスの良いホテルが良いですね。

こちらのホテルは同じシングルルームでも、伊良部のホテルよりゆったりしてます。
まだ新しいホテルなのでお部屋は綺麗だし、エレベーターホールや廊下も涼しく、空気清浄機で廊下の嫌な臭いもありません。

床がフローリングだったら尚嬉しいけど、朝食つきで１泊５０００円ちょっとなので満足です。

コンビニはココストアがお隣にあるし、ホテルにエステは無いけれど両隣のビルにあるので便利な立地だと思いました。
ゆったりした駐車場には器材洗い場や器材を干せるロッカー、コインランドリーがありました。

通常朝食は７：００からですが、夏場は６：３０からＯＫだったのでダイビングに出かける朝もゆっくりお食事できました。

洗濯機の台数が少ないのはちょっと残念。

ホテルの目の前にはパイナガマビーチ。
朝＆夕方のお散歩にぴったりでした。

ここは夕陽を眺めるのにぴったりのビーチです。

早朝のパイナガマビーチ

少し早起きして誰も居ないビーチでひと泳ぎ。
何となく贅沢な気分が味わえます。
砂浜でビーチヨガしたい気分ですが、流石にそこまでは・・・

６月２８日
今日は八重干瀬でダイビング。

申し込みしたショップさん今日のゲストは私一人なので、他店のボートに乗り合いで出航。

池間島にある八重干瀬専門カ〇〇〇〇〇ヌさんの大きくて綺麗なボートに乗れたので凄くラッキー！
乗り心地も良くて快適でした。

池間大橋を越えて八重干瀬を目指します。

１本目のポイントは池間島から一番遠い「ウツ」という所。
港から４５分くらいかかりました。
那覇から慶良間に行くような感じです。
船に乗り慣れない方は、念の為酔い止め飲んでおいた方が良いですね。

シュノーケルの方も同じポイントで海に入ります。
水深が浅い所に大きな珊瑚礁が広がっているのでシュノーケルでも存分に楽しめます。

ポイントの回りは３６０度見渡す限りの青い海。
泳ぎが苦手な方や海がちょっと怖いなって方は慣れるまでちょっと大変かも。
ダイビングは全体に浅いポイントなのでストレスなく楽しめて◎でした。

ウツは水深５メートル前後に珊瑚礁がひろがっていました。
大潮の干潮時には、海面上に現れる部分も多いのではないかしら？

２本目はスムトゥ・ヒジというポイントに移動。
こちらも珊瑚が綺麗なポイントでした。

気づくのが遅くて上手く写せなかったけれど、アカウミガメが私の背後をゆったり泳いで行きました。
結構大きなサイズのカメさん。
カメって意外に泳ぐの早いのね。（私が遅いだけ！？）
八重干瀬ではレアなアカウミガメだそうです。

可愛いお顔してたと思うけど、イントラさんたら「でかすぎて気色悪かった」って。

わたしの写真では上手く伝えられないけれどここは珊瑚礁の楽園。
八重干瀬はホントに素敵な所でした。

でも、シュノーケルチームの方々は、ほぼ全員１本目のポイントで終了。
何だかもったいない感じもします。

八重干瀬のシュノーケルツアーに参加する時は、しっかり体調を整えて臨むべし！でしょうか。

２本終了後、シュノーケルチームと２本で終了のファンダイビングの方が下船するので一旦港に戻りました。

私も２本で終了の予定でしたが、今日はまだゾンビ化してなかったので３本めいっちゃいました。

ポイントは池間島付近ハタンポの根という所。
魚影が怖いくらい濃いポイントと聞いたら外せません。

真っ白な砂地の根に小魚がぐっちゃりついてました。
スカシテンジクダイとキンメモドキの幼魚が怖いくらい居て、それこそちょっと気持ち悪いくらい。
移動中何も無い水中にまでぐっちゃりベビーが群れていて驚きました。そんなの初めて。
お魚見るのは大好きだけど、耳の中に入ってきそうでちょっと嫌かも。

ガーデンイール、ハダカハオコゼ、キリンミノ、オトヒメエビなどｅｔｃ
お魚ウォッチング満喫しました。

６月２９日
今日はもうお家に帰る日。

まだ見た事の無い景色を探しに行きま〜す。
という事でホテルをチェックアウト後、やはり綺麗な海の景色が見たいので来間島方面へ向かいます。

川満という所にマングローブがある？みたい。
ちょうど信号待ちでそれらしき所を発見したので立ち寄ってみます。
「ウプカーマングローブ」の案内板発見。
ここは気づかず通りすぎちゃいそうなスポットです。

幹線道路沿いにこんなマングローブの林があるとは！
やっぱり宮古島って素敵な所です。

去年池間島の帰りに立ち寄った川尻のマングローブ同様、木製デッキの遊歩道が整備されてます。

遊歩道にはちょっとした展望台や東屋もあって良い感じ。
小鳥のさえずりが耳に心地良いです。

東屋を通り抜けて階段を上ってみます。

道路の向こう側には優しいブルーの海が広がっていました。
ますます宮古島のファンになっちゃいます。

次は川満から近い前浜に行こうかな？と思いましたが、前回あまり探索できなかった来間島へ向かう事にしました。

「午前中の方が橋から見える海の色が綺麗だよ」と、前回聞いたので楽しみ♪

少しお天気下り坂で風が強かったのでリーフ沿いに白波が立ってましたが、海の色はホントに素晴らしいです。

橋の途中は停車出来ないので車の中から。

来間大橋を渡って直ぐ右側にある展望台からの風景。
ここからは橋が綺麗に見えます。

こちらは竜宮城展望台から眺めた前浜方面の海。
ここから眺める海の色はとても素敵。
ずっとずっと眺めていたくなる素晴らしいブルーのグラデーション

来間港（？）付近のビーチ。

去年は、この近くのショップさんにダイビングでお世話になりました。
真っ白な砂地に大きなユビエダハマサンゴがとっても綺麗で印象的でした。
この付近はシュノーケルでも楽しめそう。

来間大橋を渡ってウージ畑の間の小道を抜けると海にたどり着きます。
長崎浜？
小さな秘密のビーチという感じ。
誰も居ない綺麗な海を独り占め！
と、思ったら岩場の影に先客がお一人。
来間島も素敵な海の景色に出会える場所です。

お邪魔しちゃ悪い気がして場所を変えてみます。
で、こちらはムスヌン浜。
ここも浜は小さめ。
駐車スペースもあるので意外に穴場です。

こじんまりした砂浜の向こうに広がる優しいブルーの海。
時間を忘れてうっとり眺めてました。
この海に居たら浦島太郎さんになっちゃいそう（笑）

海の美しさに魅せられる場所。

来間島で一番人気の長間浜へ向かう人はやはり多いみたい。

そちらにも行ってみたかったけど、狭い道路ですれ違いの為、何度も脇に寄ったりバックする羽目になり、へなちょこ運転の限界を感じたので諦めました。
次回のお楽しみにしましょ。


もう一箇所、前回気になった場所があるのでそちらに向かいます。
それはシギラ方面からアクセスするイムギャーの遊歩道。
ここでも素敵な景色に出会えました。

海が見える東屋。
イムギャーマリンガーデンでシュノーケルやダイビングする人もここまでお散歩しないみたい。
誰も居ない穴場という感じ。

リーフの外は白波が立ってます。

それでも橋の内側は穏やかなイムギャーマリンガーデン。

牛さんの展望台に上ってみます。

のんびり家族で遊べる所です。
展望台から眺めると意外に広く感じます。

何故展望台に牛さん！？

牛さんの展望台からの絶景。
膝がガクガクしちゃいそうですが、上ってみる価値有り。

ふと気が付けば時間はもう直ぐ１６：００
空港へ急がなきゃ！
でも、この付近のユートピアファームでマンゴーソフトを食べておいでよ。と勧められてたのでちょこっと寄り道。
まだまだ不完全燃焼気味の宮古島探訪。
それは、しつこく次回のお楽しみにとっておきます。

那覇空港で窓越しに海に沈む夕陽を眺めてました。
さよなら沖縄。楽しい時間を有難う。