2012/07/11 - 2012/07/11
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ドクター白鳥さん
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フラーリ教会を出て、バルで休憩後、すぐ裏のサンロッコに向かいます。
たぶん本日最後の訪問地で、実際そうなりました。
サンロッコの特に2Fが見どころなんですが、蒸し暑い・暗い・首が痛くなる、3重苦。ここが最後でよかった。前回冬に来たときは、とても寒い・暗くてほぼ見えない・首が痛くなる、の3重苦でしたから、それよりはまし、ですが、体力の消耗は尋常ではないと思う。
めったとおなかなんてこわさない私ですが、夕食後おなかの具合が悪くなりました。
それでも旅行記まとめたんですが、アップの段階でサンロッコ以降のデータがすべて消えた、、、、。
ということで、2日目のその2です。
しかしダニエリのネット接続は毎日15Eもとるのに、つなぎが悪いね。ベッドも普通に寝ているだけで鳴いているし。カモメでもベッドの下にいるんじゃないかと思うほど。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サンロッコ聖堂。
右の懺悔室上の絵画はティントレットの麻痺患者を治すキリスト。
とても人通りが多くて、そんなにみんなサンロッコ参りするとは思えないんだけど、ローマ広場からリアルトに行く近道なんだね。
だから脇目も振らずに歩いている人が多い。
サンロッコとは、モンペリエの聖ロクスのこと。主に病人の介護をして聖人に叙せられた。スクオラグランデとは、慈善活動の団体ですが、おもに病人の介護などをしていたのでしょう。 -
いよいよスクオラです。
とても暗く、見えにくいので、入ってすぐ右のブックショップで、日本語の薄いガイドの購入をお勧めします。5Eで、「あ~そういう絵なんだ」とガッテンガッテン。
とんぼの本・ヴェネチア案内と芸術新潮では、どこに何の絵があるか、わかりづらいです。
で、いちど下に降りてからガイド購入後、もういちど鑑賞しなおしました。砂漠で天使から食物を授かるエリア、なんてオーバルの絵も、天使がダイヴしてますね。天使って、ひらひら舞うのかと思っていたら、これじゃあスーパーマン。ところで天使とか悪魔とか、いつごろ誰が姿恰好決めたんでしょうか?
とにかく絵画好きのあなたなら、万全の用意でティントレットをご堪能ください。
2Fに上る階段左右の絵も、とても見づらいです。
周辺ぐるりの木彫り作品は、特に解説がなくても楽しめます。
1Fのエジプト逃避行なんかも好きだな。
下調べで、日本で手に入る資料としては、宮下孝晴の徹底イタリア美術案内が役立ちます。
相当疲れたようで、2Fにガイドブックを忘れてきたことに、出てから気が付きました。係員に話たら、「上を見てきていい」と言われて助かりました。アカデミアだったら致命的だったね。 -
サントマのトラゲットで帰ることにしました。
サントマ聖堂。 -
トラゲットは立ち乗りが基本ですが、一番後ろ(一番乗り、反転して進むので)の我々は、座るように言われました。
-
ホテルに帰る途中。
サンステファノ聖堂。
舟天井が有名。
聖具室にはティントレット晩年の作品があるとのこと。
で、旅行記途中までまとめてから、夜10時にチェーナに。
コンシェルに聞いたら、「今から夕食!?」という反応。
しかし、「右に出てすぐ右に入れば、小さなトラットリアがたくさんある。コンカドーロはまだやっている」と教えてくれた。
行ってみると、ちょっとした広場に出て、並べてあるテーブルでみなさんお召し上がり。
周りは日本人ゼロで、完全アウェー。
しかし、意外とおいしかったし、隣のイタリア人家族とも、最後はチャオで別れました。
熟年夫婦と若夫婦、4人。姑がすごそうでこちらをじろじろ見たり。しまいには、若夫婦の分も支払う時に、お札沢山入りの財布をわざわざこちらにも見せてくれました。
イタリア人ってわからないな〜〜。 -
チェーナがすむと、もう12時過ぎ。
サンマルコ広場に腹ごなしの散歩。
クアドリで、ミニ・オーケストラが映画音楽など中心に。
普通にヴァイオリンとかうまいよな。こんなこといってしかられるかも、と思うが、はかせさんよりこのおじさんのほうが上手だと思う。リラックスして超絶弾いてる。
お客さんはすわって聞いているけど、まわりのカップルは、勝手に踊っている。
自由だ。
バンドの前まで踊りに行ってしまった女の子2人は、追い出されていたけど。
サンマルコ広場は、世界一の広場じゃないかと感じる時がある。
イスラム風だけど、イスラムじゃないし。
三方囲まれているのは、ナポレオン・フランス風かも、て思うけど。イタリア人だったら、サンマルコの対面は、ほかの教会を置いておきたかったんじゃないかな。今だとスクエア過ぎると。
ちなみに、クアドリのオーナーは、ベネチアの富豪と結婚した日本人未亡人という話を聞いたことがある。なんか壮絶な人生かも。
写真は、グランドキャナルをいく大型客船。夕方の風景。
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