2012/07/03 - 2012/07/04
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alchemistさん
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2006年1月1日、佐敷町、知念村、玉城村、大里村の4町村が合併して誕生した南城市。
琉球開闢以来の神話と風俗習慣を受け継ぐ町として、新しい地域産品の開発を模索している。
外部視点でブランド開発をお手伝いすべく、現地視察と地域ブランド開発のレクチャーにお邪魔した。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ユインチホテル南城。
もともとは厚生年金休暇センター・ウェルサンピア沖縄。
地元資本が12億円余りで買い取り、リニューアルオープンさせた。 -
眼下に中城湾を望む丘の上に立地している。
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新しい経営者は温泉を掘り当て、「猿人の湯」としてオープン。
猿人が活躍していた500万年前の太古の地層から湧き出しているという。
茶色いお湯はジャグジーの泡を表面に浮かべている。 -
梅雨が明けた沖縄はもう夏。
蝉しぐれがうるさいほど。 -
翌日は朝から南城市をご案内いただいた。
まず最初に赴いたのが斎場御嶽。
琉球の始祖「アマミキヨ」が造ったとされる国始めの七御嶽の一つである。 -
かつて琉球国王はこの斎場御嶽から聖地である久高島を遥拝したという。
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奥へ進むと緑に覆われ、真夏にもかかわらず、蝉の声の中、涼やかな風を感ずる。
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ここが、寄満(ユインチ)。ホテルのネーミングのもとになったところ、そもそもは台所を意味し、転じて宝物や幸せの寄り満ちる所という意味があるという。
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斎場御嶽のシンボルともいうべきはここ三庫裏(さんぐーい)。
この奥にアマミキヨが降臨したという神話が残っている。 -
三庫裏の奥からは金の勾玉が出土したとのこと。
そこから洋上に久高島を望むことができる。 -
斎場御嶽から国道に出ると、がんじゅう駅・南城がある。
南城市の観光情報発信拠点。 -
飲む玄米。
古来より沖縄の家庭で、玄米を臼で挽き、黒糖や生姜で風味付けして作っていた飲み物とのこと。 -
他にもいろいろな地元特産品が置かれている。
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がんじゅう駅南城の裏庭にある“異風庭”(いふーなー)には、来年「地域物産館」の建設が予定されている。
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続いて訪れたのが垣花樋川。沖縄から唯一名水百選に選ばれた遊水地です。
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太平洋を望む高台に湧き出たこの湧水は、水の少ない沖縄に珍しく豊かな水に恵まれている。
おそらくはこの地帯の水の恵みが古代人の生活の場を整え、それが琉球開闢の伝説につながる古代の歴史を生み出したのだろう。
沖縄における米作もこの界隈に始まっている。 -
たまたま昼時にかかり、幼児たちがお弁当を食べていた。
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泉の下流にはクレソン畑が広がっている。
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視察を終えてから、旧佐敷町役場にある商工会の会議室に、地元の方にお集まりいただきセミナーを開催。三時間の長丁場だ。
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終わって懇親会は「割烹常」。
「ビタローのマース煮」がおいしかった。
ビタローはフエダイ。マースは塩を意味している。
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