アルピー　イン　ワンダーランド

2012/05/27 - 2012/05/30

3連休だったので350km派離れたドイツのザウアーランド（ラント）へ出掛けた。

自分のライフワークはアルピニスム、つまりは高所登山。が、今回はワンダーフォーゲル家族旅行。

で、この場所。800ｍの山があると聞いて1ミクロンくらいは期待していたが、単なる丘の集合体だった（泣）小僧の空手の昇級試験の関係で出発は午後、到着は夜となり、活動は翌日から。
ＢＣまでの道のりで感じたのは、ここってドイツ版「清里」

何だか、全体的にゆる〜い、感じ。「ふぁいとー！いっぱーつ！」とは無縁の世界なのだ。まあ、仕方ない。

そうそう、ＢＣではうちの娘をみた途端、担当者が方針を変え、部屋がグレードアップされ、キッチン付きとなった。ベビーベッド、その他の移動は迅速で、こういう部分はベルギーを含んだラテン系にはない。そういう意味でドイツ人のサービスはスピーディーで快活だと思う。

さて、ワンダーフォーゲル。7年ぶりにジョギングストローラーを使ってみた。
その後は自然動物園で鷹狩ごっこなどを見物したり、小僧にパラグライダーをさせたりで、ドイツの清里を家族が満喫。自分のトレーニングとしては、ストローラーを押したり、ベビーキャリーで丘を少し歩いたり程度にとどまったけど…

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

湖畔で食事。バイカーやサイクリングの人々を眺めながら。

鱒なども産地物が提供される。

ハイキングとは言え、ベビーカーで進むのはそれなりの運動になる。で、ジョギングストローラーを使ってみた。これってようするに大型3輪のベビーカー。これは登山仕様で恐ろしく重宝するのだが、今や絶滅種だ。その理由はたかがベビーカーにしては恐ろしく高価であること、前輪が大きく急な坂では前輪ブレーキを制動させないとスピードコントロールが難しいにも関わらず前輪ブレーキのメンテが難しいことにあると思われる。実際、ブレーキワイヤーの調整は自転車のVブレーキ交換より難しかった。自転車屋に持ち込んでも嫌がられるだろうし、高価な上にこうなると需要も少なくなるだろう。しかし、凸凹道の走破力は並のベビーカーとは全然別物だし、サスペンションの効果も高い。

ドイツの地方ってこういう感じのホテルが多い。

むむっ、ハリーポッター？

違います。Wellingenの動物園にある鷹狩りショーの一環です。
観客すれすれに１ｍ以上の鳥が飛ぶのはど迫力です。

こういう丘でパラグライダーを始めるもよし。
高すぎず、危なさは感じにくい。

8歳児からタンデム飛行を体験できる。

ドイツ内の移動はやっぱり車が便利。
アウトバーン走行も快適で、車での旅行を薦めます。