2012/06/09 - 2012/06/09
69位(同エリア158件中)
アリヤンさん
ウィグル王の夢の跡(蘇公塔)から乗った102番バスの東側終点は、交河故城遺跡の近くまで行きます。
すでにお昼過ぎで、ワタクシたちの一日の予定終了予定時間ですが、乗っていれば無条件で連れて行ってくれるので、遺跡の入り口まで行ってから、Uターンして帰ろうか、となった。
2千数百年前に、渓谷の台地上に建てられたこの遺跡は、今回の中国シルクロード歴訪中のメイン・スポットの一つです。
漢帝国の創立がBC200年代です。
その時、すでにトルファン盆地にはオアシス都市国家が存在していたわけです。
おそらくそれより以前にもあったと思われます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
102番バスの終点は交河故城手前です。
-
ついでだから、このまま乗っていて、故城西門とやらはどのような所か?
見て来ようとなった。 -
途中にあった、街はずれのモスク前市場。
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郊外にでると、一面の葡萄畑とポプラ並木が続きます。
シルクロードの雰囲気がじわりと染みて来ます。 -
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30分ほど走って、バスは停まった。
カラカラ天気の中、ぽつんとキチャナイお店が一軒。
それだけで、 -
道はさらに西へと続いています。
どれくらい歩けば交河故城に着くのか?
さっぱり分かりません。
パートナーに聞けば、まだ元気はアル、とのこと。
ワレワレは歩き出しました。
シンドくなったら、引き返そう、
と、
タイミング良く3輪荷車のオッチャンが同方向に走ってきました。
ワタクシ、手を上げて「サラーマ・レーコム」と挨拶して、「コッチはチャウチャン・グイチャン?(交河故城?)」と指差して聞いたところ、ソウソウと応える。
オッチャン、後ろのカラの荷台を指差して、乗れ、という仕草。
「アリガト、アリガト」とワレワレ、乗り込んだ。 -
オッチャンはトロトロと3輪バイクを動かします。
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ちょうど昼飯時なので、町までパンを買出しに行ってたようだ。
家か葡萄畑で家族が待っているのだろう。 -
確実に摂氏35度はあるだろうが、カラカラの風を受けると、結構涼しいものです。
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イチオシ
時速20キロほどで走ること約10分。
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イチオシ
三叉路でオッチャンは右に曲がるので、ワレワレはここまでです。
オッチャン曰く「この下り坂を降りるともうスグじゃあ」
ウィグル人の優しさに触れました。
「ラハマル」と言うとニッコリ笑ってカメラに収まってくれました。
*ラハマル:ウィグル語で「ありがとう」
ラハはフランス語のRの発音と同じ要領。 -
この下り坂を行けば見えてくるらしい。
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5分も歩くと、「交河古村景区」と書かれた大きな看板があらわれた。
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農家の家畜小屋ではヤギが食事中だった。
珍しい異国人に目がテンになった? -
イチオシ
見えてきました!
遺跡の一部か?
交河とは2つの川が交差することだから、この川はそのうちのひとつだろう。 -
右手に「維吾爾古村」と書かれた土壁家屋と農業オブジェが現れました。
どうもウィグル文化博物館のようです。
パートナーがトイレに行きたいので、ちょっと立ち寄りました。
「チーソー、チーソー」と玄関前のおまわりさんに聞くも通じず。
当方の奥の手のパントマイムが功を奏して、無事トイレの在り処を発見。
この施設は、どうも交河故城を観光したツアー客が帰りに寄ってみる所となっているようです。
確か入場料が30元(400円)となってたようです。 -
トイレはこの古村の裏手にあったのですが、そこに昔のつるべ井戸があった。
これも見世物のひとつでしょう。 -
さて、ワレワレは本道に戻って、遺跡に近づきます。
川向こうに見えているのは故城の一部か? -
断層のようになってるところが多く、葡萄園も小さな断層台地の上にあります。
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イチオシ
いいですネエ!
タマリスクにロバ車!
バックにポプラと葡萄園!
ディス イズ ザ シルクロード! -
故城入り口横で客待ちのロバタクシー。
近くに寄ってパチリ。
ロバさん、落ち着かぬのか?
前に行ったり後ろに下がったりして、じっとしていなかった。 -
故城の管理事務所入り口。
門が開いていたので、ここから故城に入っていけそうでした。 -
入り口はこちら。
2つの川が合流する地点にそびえる土の台地。
これがシルクロード本に必ず紹介されていた、鳥瞰図で見る交河故城の舟形台地の先端でしょ うか?
でも、こんな駐車場があって囲いがあったら、あの本の写真のようにはならないが、、、? -
駐車場。
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土産売り屋のバラック。
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入場料40元也(535円)。
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ワタクシたちは、今日は入りません。
今日は交河故城に自力で行けるかどうか?を確かめに来ただけですから。
チケット売り場横から収票機の前まで行き、一 枚パチリ。
番人が怪訝な顔をしてワレワレを見ていました。
入るのは、こんど正式に遺跡訪問日にしましょう。
2200年も経ってもまだ残っている台地と遺跡を チョロチョロとだけ見学して、次はウィグル古村博物館、次は高昌古城、ベゼクリク千仏洞、 火焔山、、、etcと一日で回るとは、シルクロ ードに対して申し訳アリマセン!
ワレワレはじっくりと味わう宗派です! -
入り口横の土産物売り場の土産物一部。
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故城がある土の台地は、川が気の遠くなる年月をかけて削り取って、残った硬い部分で出来ているのでしょう。
そして、たかが数千年前に人間がオアシスの周りに住み、王国ができて、この台地上に都市が出現したのでしょう。 -
人類の貴重な文明の証しである遺跡が、こんな安っぽい看板と駐車場で汚されて良いのでしょうか?
おかげで「トルファン盆地に忽然と現れる交河故城」という姿はもう二度と拝めなくなってしまっています。 -
駐車場のみやげ物屋。
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イチオシ
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この看板、じゃまやけど!
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交河故城の先端部分、アップ。
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川で戯れる現地人?家族。
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ワレワレは歩いてバス停まで帰ります。
一日で最高に暑い時間帯です。
濡れたタオルをグルグル巻きにして、暑さ対策する地元のオバチャン? -
何とかヒッチハイクしようと観光バスに合図する地元のオッチャン?
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ワタクシたちが故城からの帰りにバス停まで歩いていたら、荷台にオバチャン2人と赤ちゃん子供3人を乗せた3輪荷車のオッチャンが、乗れ乗れ!と声をかけてきました。
狭い荷台にワレラ、ジジババも乗せてもらい、あっという間にバス停に着きました。
バスを追い越してしまい、バスの前に立ちふさがってバスを止めて、乗り込みました。
日曜日なので、南門村から交河故城付近の河床 にピクニックに来ていたようです。
午前中、蘇公塔に行くのに南門村を歩いていたのに、今度は交河故城近くでその村の一家に乗せて貰うなんて、なんといった奇遇でしょう!
「サラーマ・レーコム(あなたに神様のご加護がありますように)!」とラハマル(ありがとう)を連発して一家と別れました。
1番バスに乗って、わがホテルのある老城路を 西にルンルンで帰ります。 -
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街に入ってしばらくして、「中国カ・アル・ チン(カレーズ)楽園」の看板がありました。
な~んだ!
街からこんな近くにあったんだ!
観光地図では、かなり街から外れたところに書かれてあったので、遠すぎて行けるカナ?と疑問視していたところです。
まあ、南門村で本物のカレーズ水道を見たので、そんなに魅力的な観光スポットではないですが、機会があったら行ってやっても良いでしょう。 -
1番でも101番でも102番でもここに停まります。
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今日はちょっと歩きすぎたのですが、本当に気持ちの良い一日でした。
ホテルでゆっくりと、熱いミルク紅茶とウィグル・ナンで夕食をとりました。 -
パートナーが中国に入って以来ずっと見ている時代劇。
日本と同じ「大奥もの」で清朝時代の大奥でのすさまじい権力争いのなか、艱難辛苦を乗り越えて皇太后にまで上り詰める、美しいまでに哀しい女性の物語です。 -
中国のドラマは、各省のTV局によって話の進み具合が違っていて、ある省では終盤をやってたり、他の省では始まりをやってたりなのです。
当方が場所を移るので、行った場所では前回の地で見れていた局が写らなく、仕方なく他の省の局で見ることになる。
そうすると、始まったばかりの話が、もう終局面だったりするのです。
話の結末が分かってしまうのですが、また場所を変えるとさらに違う局で同じドラマをやってて、今度は中盤だったりする。
バラバラのドラマを見ていると、大体の粗筋が分かってきて、やっと理解できることになるのです。
言葉は分からなくとも、字幕の漢字(中国では字幕が必ず出る)を眺めて、役者の表情を読み取れば、なんとなく分かってくるのが、スゴイ!
なにはともあれ、今日はアラーに感謝です。
シェーシェー&ラハマル! -
そうそう、今日の午後の足取りです。
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