ユーロ2012パブリックビューイング巡り　９．ブロツラフ（FOTBAL）

2012/06/17 - 2012/06/17

とうとうユーロ2012ホストシティ、ブロツラフです。

ここではグループAの
6/8　ロシアvsチェコ
6/12　ギリシャvsチェコ
6/16　チェコvsポーランド

が行われました。

6/16のチェコvsポーランド戦が行われた翌日にブロツラフ入りしたのですが、試合は終わっていても、まだまだ街は盛り上がっていて楽しめました。

まずは大会で盛り上がる街の様子を。

エリア ブロツラフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

バスは定刻通りブロツラフのバスターミナルに到着。

荷物を荷台から取り出した時に、運転手さんに
クウォツコでお金おろしたから、と
ポーランドズオティを示しましたが

もういいよ、と結局荷物タダでのせてもらっちゃいました。

このバスターミナルは去年も来ているので方向もばっちり。
なるべく駅に近くて
昨年泊まった臭いホテルじゃないところ、
という条件でさがして

booking.comで写真を見ると綺麗だったので
ユースホステルですが
ドミトリーはちょっと抵抗あるので
シングルルーム使いをすることにしました。

写真よりは・・・、なにより狭かったですが
寝に帰るだけなのでまあいいか。

部屋にスーツケースを置いて

早速街にくりだそう、と思ったら
ホステルの駐車場にも国旗をつけた車が止まってました。

昨日チェコとの一戦で負けてポーランドは
トーナメント進出出来なくなったのに、

国旗つけてる車も
ベランダや窓に国旗掲げてる家も多数ありました。

わかりやすいピトグラム。

やっぱりホストシティ

ユーロマークやサッカー関係の看板多数です。

とりあえず街の中心の広場、旧市街広場に行ったら

その周辺の土産物屋にユーログッズもおいてるかなと

旧市街広場に向かって歩きましたが

やっぱり！良い感じ♪

ああ、欲しいものいっぱい。

ここで見てたら後ろを通った人が

応援ラッパを豪快に鳴らしたので

隣のおばちゃんと2人驚いて苦笑い。

旧市街広場に行くと
そこはなんとも素敵な「FAN ZONE」になっていました。

こんなガードしてあるので
入れないのかと不安になりましたが
特にチケットや入場料が必要なわけでもなく入れました。

ただかなり厳重警戒でした。
カバンは開けて中を確認され、ボディチェックもされました。
もちろん、女性には女性の係員がします。

なんかいいぞ〜♪

とテンション上がって

どんどん中に入っていきました。

やっぱりビールの屋台がたくさん。

そしてこのサッカーボール型テントはなんでしょう？

まず入り口横ではフェイスペインティングサービス。

そしてテントの中で観光地にあるような顔出しパネルで
ヤクブ・ブワシュチコフスキと記念撮影。

プラハのヒュンダイパークの
PCで合成するのとは違って原始的ですが

こうやって子供が写真撮ってたらかわいいのなんのって。

その横ではサッカーゲーム

みんな必死よ。

こちらもゲーム。


みんなの熱気もあるとは思いますが

このテント、結構サウナ状態で暑かった。

そんなテントから出て更に歩いていくと
オフィシャルファンショップ。
結構売れてました。

私もTシャツが欲しかったですが
この後行くグダンスクにもあるでしょうから
ポーランドズウォティの残り具合によって
現金で買うかカードで買うか調整しようと

ここでは買いませんでした。

その横には巨大ボールが置かれていて

これと一緒に記念撮影してる人もいました。

このブロツラフの旧市街広場は市庁舎を取り囲むように、

ぐるっと、かなり広く、モニターが４つもありました。

そのうち一つのモニター前では
一般人？も交えてトーク中。

舞台に上がった人が
好きな選手を聞かれてたのでしょうか。
「レバンドフスキ」とか
「ロナウド」とか
「ティトン」とか答えてました。

ポーランド語わからないので、人の名前しかわからなかったです。

子供がいろいろゲームで遊ぶ中

ちょっとこのお祭りムードに浸りました。

広場を囲む綺麗な建物も眺めながら

ユーロ開催地に来たことをやっと実感し

この綺麗な広場、
ユーロ仕様になってる写真撮れるのも今だけだしなあ

来て良かった

そろそろ出ようと出口に向かうと
出口付近にパスを作ってくれるようなブースがあって
行列が出来てました。

私も記念にパス欲しかったですが
列んでるのが子供ばかりだったので
あきらめました。

ファンゾーンを出て歩いていても

この建物もすごいなあと思って上を眺めていましたが

その建物の前に駐まっていたこの車

すごいです。

H&Mはベッカムとコラボですか


お腹空いたなあ、どこか入ろう、
と店先のメニュー、ポーランド語に苦戦していたら

Can l help you?
とテラスで食事していた人が声を掛けてくれました。
どこから来たんだ、一緒に食べようと。

こういうのも旅の醍醐味かなと、
その席に加わりビールとチキン。美味しかったです。

この2人、親子かなと思えるぐらいでしたがFriendとのこと。
1人がオスロから来たというから2人ともノルウェー人かと思ったらもう1人はポーランド人だった。

ポーランド人の方はサッカーが好きで
自分もやってると言っていたけど
ノルウェー人は極真空手をやっていて
サッカーには興味ないようで
別に試合を見に来たわけではなさそうでした。

ブロツラフは初めてかと聞かれたので
昨年も来たことあって2度目、
昨年はクラクフとザコパネにも行ったよと答えると

ザコパネにすごく反応され、カサイ、ハラダ、フナキと
スキー選手の名前がぽんぽん出てきました。
カサイは確か40歳ぐらいなのにすごいね、とか。

スキーリゾート地なので、最近大会でもあって日本勢活躍したのかな。

そんな楽しい食事を終え、試合の時間までショッピングセンターに行きました。

ゆめおとこ

なんだかなあ。
これ日本の漫画が第3国を中継して
こんなになってヨーロッパに入ってきた、って感じ？

ハララカ　デイチスイ　ヅ？ピロド
何がこうなったのか、正解が知りたいです。

ショッピングセンターの中もサッカーでいっぱい。

気持ちよさそうなサッカーボールクッションにもたれて
みんな夢中でゲーム

この写真を撮ろうとカメラ構えたら

ちょうど通りがかろうとしてた人が

立ち止まって「僕たちも撮って」と

にっこりしてくれました。

お茶目なパパ。

こちらの店はなぜだかチェコでした。

昨日試合があったから・・・。

花屋までサッカーのディスプレイです！


ウィンドウショッピングをしてたら
よい時間になったので

また旧市街広場に戻り

そろそろ夕日に染まる建物を見てたら

あれれ、あんなところに人が。


危ない！

怖くないのかな

ドイツのサポーターみたいです。
あれ、でも確かここではドイツの試合無いけど・・・。

他の国のユニフォームを着た人もたくさんいました。
これはこの辺に駐在してる各国人？
それとも試合の抽選が行われる前に
賭に出て開催地までの航空券や宿泊場所を押さえた人？

多分それくらいユーロを現地で見るのは
大変だと勝手に予想。

20:45からのオランダvsポルトガル戦を見るために

またファンゾーンに入りました。

やっぱりカバン開けさせられボディチェックも。

この広場は市庁舎の北側、東側、西側、南側
4つもモニターがあるので
同時刻に2試合あっても大丈夫。

私は東側から入ったらちょうどすぐのモニターが
ポルトガルvsオランダ戦をするようだったので
そこで待機しました。

キックオフが近づくにつれ
オレンジ色のオランダサポーターが
わらわらとやってきました。

ここは数では圧倒的に
オランダサポ＞ポルトガルサポでした。

おかしかったのが、市庁舎西側のモニターで
ドイツvsデンマーク戦を放映するようで

そちらに歩いていくドイツサポに
オランダサポががっちり握手していたこと。

オランダはポルトガルに大差で勝った上に
デンマークがドイツに負けないと
トーナメントに進めないという裏事情のためでしょう。

ここはプラハと違い、入場前の様子から中継始まりました。

この写真ではないですが
クリロナのアップが映った途端
オランダサポからブーイング（苦笑）

良くも悪くも存在感半端無い人です。

前半11分、オランダに得点が！！
盛り上がるオランダ人達。

その後もオランダコールで盛り上がってる中
「ポルスカ〜♪」となぜか急に
ポーランドの応援歌を歌い出す一軍がいて

みんな振り返って苦笑い。

て会場の雰囲気を楽しんでいたら
クリロナに1点返された。

この雰囲気の中最後まで見たかったですが
ここから宿まで少し距離があり
最後まで見てたら帰り道が不安だったので
ハーフタイムのうちに慌てて宿に帰りました。

まあ15分間で着く距離ですけど・・。

部屋にはTVが無いので
ロビーのTVでサッカー見てました。

最初は誰もいませんでしたが
そのうち入ってきた人もやっぱり試合見てました。

後半にもクリスチアーノに決められオランダ敗退。
１勝もできないなんて！！！信じられない！！！

大会前の私の予想では
オランダは結構イイところまで行って（あわよくば優勝）
ロビンが得点王になるはずだったのに。

失意の中、就寝。
なんかこの大会、劇的な大逆転という
記憶に残る試合が無いような・・・。

翌日。

この日は20:45の試合開始まで
・スタジアムを見に行く
・コビトの像探し
・洗礼者ヨハネ大聖堂の塔に登る
と計画盛りだくさん？

まずはホステルから明日の朝利用する
空港バスの場所を確認しに行って

近くの鉄道駅見学。

この駅前、昨年５月に来てた時は大改装工事中で

とても使い勝手が悪かったり
乗り込んで出発を待ってた電車の車体に
石か何かが落ちてきて
すごい音がして冷や冷やした思い出がありますが

すべてこの大会のためだったんだなあ。

で、駅前の大会の案内所は朝9時だからか
もう試合は終わったためか開いてませんでした。

こちらのオフィシャルショップも。

その後旧市街広場方面に歩きながら
コビトの像探しをし、
洗礼者ヨハネ大聖堂の塔の塔に登り、
ランチを食べてから

(↑の様子は観光編をご覧ください）
http://4travel.jp/traveler/marketa/album/10684958/

6/16にチェコ対ポーランドの
トーナメント進出をかけた激戦が繰り広げられた
スタジアムを見に行きました。

旧市街広場の観光案内所で
スタジアムへの行き方を聞くと地図に印をつけて
「ここからバス103か403、トラム31plusに乗ったらイイヨ」
と教えてもらった所からバスで行きました。

バスのチケットは自動販売機で買う、と言われましたが
使い方がわかるか不安だったので
バス停の横にあったキオスクで買いました。

３ズウォティ。

この日はかんかん照り。
すごく日差しがきつく３１℃あったのですが
エアコンなどきいていないバス。

バスはどんどん郊外の住宅地に走っていきました。
２０分経ってもスタジアムが見えてこないので
不安になって運転手さんに
「フットボールのスタジアムに着いたら教えてください」
と訴えました。

乗ってから３０分ほどするとスタジアムが見えてきて
バス停に着いたら
先ほどの私と運転手さんのやりとりを見てた
一番前に座っていた乗客がここだよと教えてくれました。
もちろん運転手さんも。

お礼を言ってバスを降り、どんどんスタジアムに近づいてみました。

試合が無い日だったので周囲はおそらく近所の人が
２人ほど歩いていただけでした。

入り口らしきところに行ってみると
フェンス開いてる・・。

これ入ったらまずいかなあ、
でも開いてるしなあ。

ちょっと入って写真だけ撮っちゃえ！

と、今は反省していますが
この時はちょっとテンション上がりまくっていて
さらにどんどん入っていってしまいました。

２日前の試合の後片付けをしているのでしょうか？

なんかトラックに積み込む作業をする人達がいました。

入場ゲートはこんな感じ。

チケットのバーコード読み込んで入るような
システムだったのでしょうか？

とスタジアム周辺を歩いていると
警備員２人がカートに乗ってやってきて
「パスは持っているのか」と怒られ（自業自得です）

You must go
と出口を指さされ追い出されました。

だって入り口開いてたし・・・。
不法侵入？とかで捕まらなくて良かったです。
無茶しました。反省してます。

スタジアムの横にはこんなものが。

上から見たら多分今大会のロゴマークなんだろうなあ

で、帰りはトラムで帰りました。

トラムの中にこの後停まるトラム停が表示されます。
見ていたら乗ったところより２〜３駅先がホステルに近そうだったので更に乗って、降りたところは

昨年来た時に泊まったホテルのすぐそばでした。
そこから

ショッピングセンターの地下にあるスーパーでビールのレモネード割を買いすぐに飲みました。

ほんとにこの日は暑かったんです！！

スーパーの入り口にはポーランドのビールの看板。
なのにこれ、フィーゴじゃ無い？？
よく似てるだけ？

あ、それとポーランドは電力不足でしょうか？
スーパー営業してるかどうか不安になるほど暗かったです。

ホステルのそばにあった
八百屋さんは地元の人に大人気。
大繁盛してました。

私もチェリー買いたかったですが
お店の人のあまりの愛想のなさにあきらめました。
言葉しゃべれない人相手にするのが面倒だったんでしょうね。

ホステルで休憩した後、また残りのコビトの像探しと
パブリックビューイングで試合を見るため
旧市街方面へ向かいました。

コビトの像探しをする前に
いつものショッピングセンターでアイスクリーム。
くどいですがこの日は本当に暑くて
子供からお年寄りまでどこでもみんな
アイスクリームやソフトクリームを食べてました。

コビトの像探しをしてたら

予想外に時間がかかり

慌てて試合前に晩ご飯を食べ

ちょっと試合開始に間に合いませんでしたが
また昨日のパブリックビューイングへ。

私が見たいスペインvsクロアチア戦は広場の西側、北側のモニターで放送してました。

ここは前の方はみんな地べたに座って見てました。

試合途中、「この審判おかしいんちゃう？」と独り言を言うと
となりの小学生ぐらいのかわいらしい男の子にビビららてしまいました。

このくらいの時間になると、涼しい夜風も吹いて気持ちよかったです。

またハーフタイムにホステルに戻りキッチンもあるロビーでお茶を飲みながら後半を見ました。

私以外は男性ばっかり６人で見ていました。
みんな真剣に見てるのに、
試合が中断しているときでもないのに、
裏で行われていたイタリアvsクロアチアにチャンネルを変えた人がいて冷たく「チャンネル変えないで」と苦情を受けまたチャンネルもどしてました。

空気読めない人って世界中どこにでもいるんだなあ。

試合は私が応援するクロアチアも負けてしまい、イタリアvsアイルランドはイタリアが勝ったためクロアチアもここで姿を消すこととなりました。

残念無念。クロアチア、クジ運が悪かったか。

更に翌日、6/19
8:25発の飛行機に乗るため
4:30起床、5:30にチェックアウトし
5:50に空港行きのバスに乗りました。

こんなに朝早くてもバス停横のキオスクが開いていたので
そこでバスチケットを買おうとすると「自販機で買って」と
言われ結局自販機で買いました。

英語表記に変えられるので問題なく買えました。

こんな朝早いと空いているだろうと思っていましたが
バスはかなり混んでいました。ラッシュアワー、早い。

30分ほどでブロツラフ空港に到着しました。

この大会のために建設したのか？とても新しくて綺麗な空港でした。

ここからグダンスクへの空路、
ブロツラフ空港のHPのタイムテーブルで
http://airport.wroclaw.pl/en/passager/timetable/
移動したい日にフライトがある航空会社をチェック

eurolotというポーランドのＬＣＣに乗ることにしました。
http://eurolot.com/en/
このeurolot、多分ポーランド航空の子会社

ブロツラウ−グダンスク150PLN（3,400円）でした。
（99plnからありましたが迷ってるうちに150plnになってしまった。）

他の航空会社のチェックインカウンターが少し列が出来ているのに私の便のカウンターは早く着いたせいか誰もおらずスタッフのお姉さんがとても暇そうにしていました。

このeurolot、いろいろ調べましたがこれまで乗られた方の旅行記やクチコミ等、あまりに日本人からの情報が少なくこの旅一番の不安要素でした。

しかも、LCCは変更やキャンセルが多いとか
中にはインターネットチェックインをして搭乗券プリントアウトして持参しないと+10ユーロとかいうLCCもあったりで不安がいっぱいでしたが、

インターネットで予約したときのbooking confirmationとパスポートを提示したらすんなりチェックイン完了でした。

ところで空港のトイレに行ったらドアがない個室がありました。ドア壊れて一時的に外れてるだけだとは思いますが、ビックリ。

余裕を持って早く来たので
搭乗時間まで少し余裕があり
搭乗ゲートのすぐ隣のソファに座って
硝子窓の向こうの飛行機を眺めていましたが

この写真右下に少し写ってるこのソファ、
とても座り心地が良く、
朝早かったのもあっていつのまにか深い眠りの世界へ・・・。

すごいブザー音の空港館内放送で目が覚めました。
その放送は、私が名指しで呼び出しでした。

私の名前とgate No5、 immidiatelyというのを聞き取って
慌ててゲートに行きました。

座席の変更か荷物に何かあったか？と思いましたが
実は爆睡している間に搭乗時間過ぎていました。

ごめんなさい。

バスに乗って飛行機まで行き乗り込みました。

eurolot、LCCだからといってあなどってはいけません。
預け入れ荷物も20kg1個までは無料、
座席も広い（エールフランスエコノミーより広い様な気がしました）
機内での飲み物・軽食も無料。
軽食のパンもチーズやハムがはさまったもので
美味しかったですしその後お菓子（ゴーフルのような物）も
配られました。

普通の航空会社のサービスと同じでこの価格、
素晴らしいと思いました。

旅行前友達に「ポーランドのLCCが不安」なんて言ってごめんなさい。