雲の上の世界　＜ネパール旅行記　ナガルコット編＞

2004/09/23 - 2004/10/23

　カトマンズ
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　チトワン
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●ポカラ（ナガルコット）　−　山登り
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　カトマンズ

エリア ナガルコット(ネパール)

• 旅行の満足度: 2.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

チトワンからは、
車でポカラへ。

「がけ崩れで、行き止まり」

ガイド氏の無情な一言で、
迂回路でポカラへ向かった。

走れども、走れども、
見える景色は山ばかり。

ポカラへ行けるのだろうか？
ガイド氏を信じていいのだろうか？

不安だ。。。

西の空が色づいてきた頃、
目の前に広がったのは、
美しい山のシルエット。

それから間もなく、
我々はポカラに到着した。

夜は、食事と買い物を軽く楽しみ、
次の日のために早く寝た。

ポカラ近郊のナガルコットで登山。
ヒマラヤに登る！！

そして、翌朝。
あいにくの小雨。

車でナガルコットへ。

明け方から降り続いている雨のため、
足場はぬかるんでいるものの、
それなりに歩きやすい山道。

道沿いには小さな村があり、
村人のほか、家畜とすれ違う。
しかし、家畜は道を譲ってくれない。

次第に山道は険しくなる。

そして、
足元には黒いのが・・・はねている。

「ひゃっほう♪」と言わんばかりに
軽妙なリズム。

それは、ヒル。
１万や２万匹どころではない。

そして、足の指の付け根からかすかな痛み。
赤みを帯びた指先。

ガイド氏のアドバイスで
サンダルに履き替えたのが間違いだった。

相方さんはというと、
ワーやらギャーやら楽しそうだ。
まったく体力の無駄である。

半狂乱のまま、
目的の村に到着。

この村から
雄大なヒマラヤ山脈が見られるはずだが、
あいにくの、雨。

山脈どころか、
１０メートル先だって見えやしない。

しかも、寒い。

寒すぎて、
宿のベッドにもぐりこむ。

それでも、寒い。

どうせ寒いんだったら、
外を歩こう。

とりあえず、村の端まで。
そして、村の入り口へ。
一往復して、宿に逆戻り。

ナガルコット観光終了。

下山。

相方さんが半狂乱。
いや、全狂乱。

帰りも、ヒルに首ったけ。

何度も注意したものの、
お祭り騒ぎは終わらない。

そして、
斜面を転げ落ちた。

さようなら。

早すぎるお別れに、
笑う、ガイド氏と自分。

でも、神様はそれを見ていた。

なだらかな道を歩いていたら、
自分の靴底がはがれた！

シロウトの登山は危険である。

それにしても、
ケガひとつなく、よかった。