2011/07/16 - 2011/07/25
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vancouversunshineさん
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カナダの西の大都市バンクーバーと東の大都市トロントの間、
4,466kmの道のりを4泊5日かけて旅する、
大陸横断鉄道カナディアン号。
広大なカナダの大地を飛行機ではなく、
列車で旅するのが夢だったのですが、
運良く安いチケットを手にすることができ、
実現することができました。
そしてもう一つ、環境に優しく癒しの島として静かな人気の
ソルトスプリング島。
こちらにも是非訪れてみたいと、列車で4泊5日かけて行った
トロントから飛行機で5時間で戻り、
有名なサタデーマーケットに行ってきました。
写真の枚数が多いので、Part1とPart2に分けます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
カナダまでは、やっぱりエアカナダ!
最初の機内食です。 -
2回目の機内食。
-
バンクーバーに着きました!
お天気がちょっとイマイチです。。。 -
今回のバンクーバーのホテルは、
「ホテル ターミナル シティ クラブ」。
スカイトレインのカナダラインと
ミレニアムライン・エクスポライン
のどちらの駅からも近い場所にあります。
オフィス街にある小さいホテルなので、
ちょっと見つけにくいです。
また、周囲にレストランやカフェもあまりなく、
夜になるととても静かになります。
夜遊びしたい人には不向きですが、
しっかり休みたい人には良いホテルだと思います。 -
お気に入りの韓国料理店"Jang Mojib"で昼食。
メインの一品を頼むと、副菜が4品ついてきます。
女性一人だと、かなりの量。
今回は全部食べきれませんでしたが、
ガッツリいきたい方にはお勧めのお店です。
旅行中不足しがちなお野菜もたくさん摂れますよ。 -
昼食を食べた後、メトロタウンのショッピングモールへ。
ダウンタウンにもショッピングモールはありますが、
ここは大型店舗もいくつか入っているので便利です。
メトロタウンへはスカイトレインで20分くらい。
DAYPASSという、バスやスカイトレイン、
シーバスが1日乗り放題のチケットがおススメです。
スカイトレインの各駅(空港を除く!)や
セブンイレブンで購入できまよ。 -
メトロタウンからホテルに戻った後は、
外も雨模様だし、時差ボケもあり、
寝ちゃいました。
かなり遅くなってから目が覚めたので、
夕食を食べに行くパワーもなく、
代わりに大好きなチーズケーキを食べるため、
サウスグランビルへ行きました。 -
グランビルストリートは、
ダウンタウンの南側は雑多な感じの街ですが、
ブリッジを超えるとちょっとお洒落な雰囲気に。
先住民族のアートのお店があったり、 -
何だかゴージャスな家具が置いてありそうな
お店があったりします。
サウスグランビルやキツラノ周辺は、
落ち着いた雰囲気の中、
お洒落で個性的なお店が多くあります。
街歩きにおススメなエリアです。
(お天気の良い夏の昼間は特に最高!) -
?Cheesecake etc"
チーズケーキが有名なカフェですが、夜の7時からの営業です。
お酒が飲めない私には、かなり嬉しいナイトスポットです。
かなり混んでいて、私が行った後は並んでいました。
ある程度の金額でないとカード払いが利かないのと、
トラベラーズチェックも使えないので、
お財布の中に気をつけて行ってください。 -
こちらはイエールタウン。
昔は倉庫街だった所で、 今はお洒落な街です。
ロブソンストリートなどは、
日本人や韓国人などの若者が多いので、
カナダらしい雰囲気で夜遊びしたい場合には、
こちらの方がいいかも? -
イエールタウンの後は、ホテルの近くをふらふら。
夜のハーバーセンターは、
海面に照明が光って綺麗です。 -
朝食はお気に入りのレストラン、
"Paul's Place Omelettery Restaurant"で。
昨夜の"Cheesecake etc."の近くにあります。
日曜日のせいもあって、ちょっとゆっくりめに行ったら
すごく混んでました。。。
オムレツの美味しいお店ですが、
昨年母が食べていて気になった、
シーフードベネディクトを注文。
通常は2個ですが、ハーフだと1個なので助かります。
でもこれでもかなりのボリュームです。 -
雨は降っていないけれども、
今日もお天気はイマイチ。
遠出はあきらめて、ダウンタウンで過ごすことに。
定番のガスタウンに行って来ました。 -
ガスタウンはバンクーバーの観光スポットですが、
先ほどのスチームクロックから
この「ギャシージャックの像」くらいまで行ったら
引き返した方がいいです。
ここから近くにチャイナタウンがありますが、
歩いて行くのは絶対にやめましょう! -
「ギャシージャックの像」
の向かいにあるビル。
なんか不思議なたたずまい。 -
治安が悪い場所の近くにあり、
少し注意を要するガスタウンですが、
レトロな街並みはやぱり素敵。
こんな感じのお店でゆったりお食事も良さそう☆ -
歩き疲れたのでちょっとひと休み。
カナダと言えば!の「Tim Hortons」。
安くて気軽にお茶と軽食がとれる、
頼りになるお店です。
お気に入りの「メープルピーカンデニッシュ」
がなかったのだけがちょっと残念。 -
イマイチなお天気で歩き回る気分になれず、
バスに乗ったままどこかに行こうかな〜と思い、
とりあえずシーバスに乗ってノースバンクーバーへ。
かなりゆる〜い観光っぷり。。。 -
エクスプレスではなく、普通のバスでのろのろと、
ホースシューベイまでやって来ました。
お天気が良いと、ハウ海峡の景色が見事なんです。
今日はちょこっとだけ景色を眺めて時間をつぶし、
ダウンタウンへ戻りました。 -
バンクーバーの観光は早めに引き上げ、
スカイトレインでパシフィック・セントラルステーションへ。
寝台車クラスの乗客は大きな荷物は預けるため、
私も必要な着替えなどはボストンバックに移し、
スーツケースは預けました。
少し身軽になった後、夕ご飯の買い出しに
隣の駅にあるTinseltownへ。
パシフィック・セントラルステーション周辺は
お店もあまりなく、治安も良くないので、
あまり歩き回らない方がベターです。
と言ってもTinseltown周辺もあまり良くはないですが、
ここにはフードコートがあるので便利です。
また、Tinseltownの建物の手前にある「T&T」は、
チャイニーズ系の大型スーパー。
日本の食料品やお菓子などもあります。
食事のない座席車を利用するのであれば、
ここでお菓子などを買い込むのも良いかも。 -
寝台車クラスの乗客は、乗車が始まるまでの間、
飲み物やお菓子をいただきながら、
ゆったり座って待つことができます。 -
ちょっと古いけれど、レトロな趣の車両。
私は鉄子ではないけれど、
何度見ても旅ごころをくすぐる「味」があります! -
いよいよ乗車です!
2度目のカナディアン号ですが、
今回は始発のバンクーバーから終点のトロントまで、
大陸を横断するため、やっぱり興奮します! -
私が利用する、1人用個室。
今は座席になっていますが、
背もたれの後ろの壁が倒せるしくみで、
夜はベッドになるのです。 -
座席の反対側には、洗面台(写真右)と
トイレ!(写真左)があります。
蓋はあるといってもドアも何もなく
便器があるというのは凄いですよね。。。
(しかも座席に座って足を延ばすと、
ちょうどオットマン代わりになるくらい
の狭い間隔にあるのです。。。)、
始めは何となく「独房」のように感じますが、
自分専用のトイレがあるというのは、
旅の後半には安心感が出てくるものです。 -
カナディアン号の出発は20時30分。
寝台車でも初日の夕食は出ませんが、
ウェルカムドリンクのシャンパンと
オードブルのサービスがあります。
アルコールがダメな私は、
シャンパンの代わりにオレンジジュースで
旅の始まりを祝いました! -
明日からの旅に備え、今日は早く寝ます。
先ほどの写真と同じ位置から写した、
ベッドを出した状態の私の個室。
大きさは私にとってはちょうど良く、
寝具の質も悪くはありません。 -
カナディアン号の旅の2日目。
翌朝目覚めると、霧が出ていました。 -
カナディアン号の旅の楽しみの一つ、
食堂車でのお食事。
寝台車のチケットは予約込みです。
メニューも常時4種類あり、毎日変わります。
今日の朝食は、オムレツにヨーグルト、
焼き立てマフィンをいただきました。 -
適度な速度で走るため、
ゆったりとカナダの雄大な景色を楽しめ、
食堂車でお食事もいただける、VIA Rail。
その魅力は他にもあります。
長旅で乗客が飽きないようにと、
車内では様々なアクティビティが開催されるのです。
2日目の午前中には、
「カナディアン号について」。
今回は遊びというよりもお勉強会かな? -
カナディアン号からの景色の
見どころの一つ、ピラミッドフォールズ。
おそらくカナディアン号からしか
見ることができないのではないかと
思うような場所にあります。
ここでは速度を落としてゆっくり進んでくれます。 -
カナディアンロッキー最高峰のマウントロブソン。
雲に隠れることが多く、頂上までしっかり見えるのは
1年の中でもわずかしかないとか。
今日は比較的良い方だと、
クルーの方は言っていました。
確かに昨年よりは、見えている部分が多いと思う。 -
マウントロブソンとカナディアン号。
-
2日目の昼食。
昨年と同じく、
スモークサーモンとアスパラガスのフリッタータ。
サイドメニューなどが微妙に昨年と違うような・・・。 -
ジャスパーの駅に到着〜!
ここで約1時間ほど停車し、乗客も列車から降ります。
観光できるほどの時間はないので、
昨年ロッキーで買ったコーヒーなどを買いつつブラブラ。
線路沿いには大きなトーテムポールもあります。 -
ジャスパーの駅の中に貼ってあるポスター。
どうやらかつてイギリスやヨーロッパに貼ってあった、
カナダへの移民を募るポスターみたいです。
何気なく貼ってありますが、カナダの歴史を感じさせる、
私にとってはとっても興味深いものです。 -
山小屋風のジャスパーらしい駅舎。
こんな山の中にある建物ですが、
無料のwi-fiが備わっていて、
VIAの乗客はパスワードをもらって使用できます。
乗車までの待ち時間にYahooを見て、
なでしこジャパンのW杯優勝を知りました。 -
再びカナディアン号に乗車です。
こちらは後方の写真。 -
そしてこちらが前方。
とにかく長いです! -
ジャスパーの駅を出発してから30分。
太陽が少しずつ顔を出してきました。 -
緑と水が豊かなカナディアンロッキー
の風景を、カナディアン号の車窓から。 -
カナディアンロッキーの景色は、
ジャスパーまでの峻嶮な山々の荘厳な景色と、
ジャスパーを越えてからの、川や湖に彩られた、
雄大だけれどどこか穏やかで優しい景色と、
まったく異なった表情を見させてくれます。 -
まだ私が子どもの頃は、海外旅行は夢のまた夢でした。
「でも、もし一度海外に行かれるのなら、
この風景を是非見てみたい。」
そう思ったのが、カナディアンロッキーでした。
それから、十数年。
ワーキングホリデーでたまたまカナダを選び、
ロッキーを訪れた時に、その子どもの頃の憧れを思い出しました。
ずっと目指しつづけていたわけではないので、
不思議な運命を感じたものでした。 -
カナディアン号での
初めてのディナータイムで〜す!
まずはスープから。 -
お次はサラダ。
-
メインはハリバットをチョイス。
一日中列車の中にいてあまり動かないので、
ややボリューム抑えめのお魚にしました。
薄味で上品なお味でした☆ -
ディナーの締めくくりは、大好物のチーズケーキ。
これは満腹でもいただきます!
それにしても揺れる列車の中でも
全て陶器(コップはガラス)の食器で提供されます。
この優雅さが何とも言えません☆ -
食事は4人のグループでない限り、相席が基本です。
英語が得意でない者にとっては、試練の時ではありますが、
多国籍の見知らぬ人達と交流ができる、
楽しく貴重なひと時です。 -
これは、エドモントンで切り離してしまう車両。
ガラスの部分がかなり大きく、
カナディアンロッキーの風景が存分に楽しめました。
20両近くあるカナディアン号の中で、
たった一つしかない車両なので、座り逃さないように! -
カナディアンロッキーを超え、平原地帯に入りました。
カナディアン号はバンクーバーを夜に出発し、
明けて2日目の日中はほとんど山岳地帯を走ります。
険しいロッキー山脈越えは結構大変だと思うので、
カナディアン号も平原地帯に入って
ちょっとホッとしているのではないでしょうか?
綺麗な夕暮れでした。 -
夜の23時。エドモントンに到着です。
アルバーター州の州都、エドモントン。
中に遊園地まであるショッピングモールなどが
有名ですが、停車時間は30分ほど。
そして遠くに灯りが見えるものの、
ダウンタウンまではちょっと距離があり、
どこにも行くことができません。
初めて来る街なので、ちょっと残念。 -
仕方がないので、駅の正面へ。
「VIA」の文字が周囲を照らしています。 -
夜も遅いため、外に出る乗客もほとんどなく、
静かなホーム。
カナディアン号もちょっとお休みのようです。 -
カナディアン号の旅は3日目に突入。
朝目覚めたら、こんな景色が待っていました。
この旅4日目にして、初の快晴です! -
カナディアン号3日目の朝は、
フレンチトーストをチョイスしました。 -
どこまでも続く、緑豊かなカナダの草原地帯。
カナディアンロッキーに次ぐ、私の憧れの風景です。
やっと出会えました☆ -
時々池もあり、鳥さん達が水遊びしている姿も。
-
サスカトゥーン駅に到着。
何もなく、あまり趣のない駅なんですが、
そこがこの地帯の風景とマッチしていて、
ある意味趣があります(よくわかんない表現。。。)。 -
大平原の中にあるサスカトゥーン。
周囲に「街」がある気配があまり感じられません。
こういうところで降りで、車で旅をしたいものですが、
駅の中もガラ〜ンとしていて駅員すらいるのかどうか・・・?
「夢の大陸横断鉄道」らしからぬ、
けれど大陸らしい大らかさが何とも言えません。 -
カナディアン号お約束の
カナダの6つの時間帯の時計。
上から「Newfoundland Time」「Atlantic Time」
「Eastern Time」「Central Time」
「Mountain Time」「Pacific Time」。
今日は「Mountain Time」から「Central Time」
へと変わります。
「今から時計を変えてね」とアナウンスが入ります。 -
ちょっとこの写真では見づらいですが、
大陸っぽいスケールのスプリンクラー。
でも、これでは全然足らない気がします。。。 -
ランチのスープはミネストローネ。
-
メインはグリルドサーモンのタコロールをチョイス。
アボガドなどと一緒に巻かれていて、美味しかったですよ。 -
そしてデザートはアイスクリーム☆
実はこの時、食堂車の冷房が壊れていてかなり暑く、
スタッフがデザートのオーダーを聞きに来ると、
皆で声を揃えて「アイスクリームでしょ!」
という感じでした。 -
緑の草原とともに広がる、
黄色の菜の花畑やマスタード畑。
カナダがマスタードの産地であることを
初めて知りました。。。 -
こちらはドームカーという、
2階建て車両の2階部分。
エドモントンで切り離してしまう、
パノラマカーよりは若干ガラスの広さは落ちますが、
高さがある分、180度の景色が楽しめます。
どこまでも広がる青い空に白い雲〜。 -
本日2つめの停車駅、「Melville」に到着。
白い建物が青空に映え、清々しい感じ。
カナディアン号の路線には駅は沢山あるのですが、
乗り降りするお客がいる時だけ停まる駅と
必ず停車する駅があります。
体が伸ばせる貴重な時間なので、
かなりの乗客が降りて休憩タイムを過ごします
(と言っても、我々はな〜んにもしていないので、
ずっと休憩タイムなんですが。。。)。 -
お天気が良いのでこれを見逃してはいけないと、
先頭までダッシュして撮って来ました。 -
この列車にはミュージシャンが乗っていて、
演奏会を開いてくれていました。
流れゆく車窓の景色に、心地よいギターの音色と歌声は、
旅の楽しさを一層盛り上げてくれます。 -
草原の中を走る白いトラックも、
何だか絵になるカナダの車窓から。 -
カナディアン号の各寝台車には、
カナダに縁のある人の名前がつけられています。
私の車両は、電話を発明したグラハム・ベルさん。
この後、各車両の名前をチェックしに行きました。 -
どこまでも続く青空と菜の花畑や、草原。
心を爽快な気分にしてくれる、景色が続きます。 -
写真がイマイチで残念なのですが、
緑豊かな谷間の景色が広がる、
とっても印象的な場所。
周囲の乗客も結構写真を撮っていました。
ぜひ今度は車で来てみたいと思い、
アテンダントに地名を聞いたけれど、
発音が難しくてわからなかった。。。 -
カナディアン号の旅、2度目のディナータイム〜!
しかし冷房の壊れた食堂車は、かなり凄いことに。。。
皆食欲よりも何よりも、暑くてグッタリ。
そこへオーダーを取りに来た
美人のアテンダントが笑顔で一言、
「Via Railサウナ&スパへようこそ!」 。
美人の笑顔と洒落たジョークに目覚めふと気がつくと、
スタッフは皆制服をキチッっと着て
暑くて揺れて狭い食堂車の通路でキビキビと働いてます。
日本人より自己主張が強そうなカナダ人だけど、
決して「暑い」の一言は言わず、
表情も変えずににサービスする彼らに、
一日中サービスされているこちらが
文句を言ってはいけないと気を取り直しました。
こちらはサラダ。
私の好きなピーカンナッツがアクセントです。 -
今日のディナーのメインは、どれも食べたいものばかり。
少し迷ったけれど、アルバータ牛のステーキをチョイス。
脂が少ないのに柔らかく、
赤身の美味しさも味わえるAAAのアルバーター牛。
和牛は確かに美味しいのですが、
霜降りがくどく感じる時もあり、
実はアルバータ牛の方が好みなんです。 -
本日のデザートは、
チョコレートケーキとチーズケーキの豪華2本立て!
しかし、カナディアン号の旅で初めての紙皿。。。
手抜きではなくおそらく限界なんでしょう、
「労働」プラス「暑さとの戦い」。
食堂車担当のアテンダントたちに漂う、
やり切った感と「もう終わりにしたい感」。。。 -
もうすぐ広い平原地帯を走る一日が終わります。
-
4泊5日の長旅のカナディアン号。
いくつかの駅の周辺を除くと、
その車窓から見る景色の中には、
街や人家といったものがあまりありません。
そんな中、出会ったこの大平原の中の一軒。
この家にはどんな人たちが住み、
どんな生活を過ごしているのだろう? -
ドームカーでティータイム。
ドリンクコーナーには、
フルーツもクッキーも、マフィンだってあるけれど、
敢えて何も選ばず。
お茶うけは、カナディアン号の車窓なのです。 -
街が近づいて来ているので、
「大平原に沈む夕陽」の写真にはなりませんでしたが、
綺麗な夕焼けの一枚が撮れました。 -
バンクーバーを出発してから丸二日。
カナダのほぼ真ん中にある、
ウィニペグの街が近づいて来ました。 -
約一時間半遅れでウィニペグの駅に到着。
バンクーバーからの乗務員は、ここで勤務終了です。
私の車両のアテンダントと記念撮影。
お疲れさまでした。 -
アメリカのどっかの駅を設計した人
(かなりいい加減な知識)が設計したウィニペグ駅。
なかなか風格のある駅舎です。 -
遅れて到着したため、本来は3時間くらいある
ウィニペグの滞在時間も短縮。。。
街に出るか、駅の裏の「フォークス」という
商業施設であきらめるか、
ウィニペグの暮れゆく空を眺めて迷う私。 -
カナダには何度も来ている私。
そして今後も何度も来るであろう私。
でも、この平原地帯のど真ん中にポツンとある
ウィニペグには2度目はないかもしれないと、
思い切って街に出ることに。
ここは昔の金融街。
かつてウィニペグは穀物運送の経由地点として、
一時経済的に大きく発展したのですが、
その後は徐々に衰退し、
当時の建物がそのまま残されたのです。
そんなちょっとした歴史に関心を持ち、
タクシーをすっ飛ばしてやって来ました。 -
金融街の一角にあるアンティークショップ。
北米っぽさが溢れてます(?) -
この辺りは何かのイベントが開催されていて、
夜遅くだというのに賑やかでした。 -
イベント会場の向かいにあるレストラン。
街燈と建物の雰囲気がイイ感じ。 -
これまたイイ感じのカフェ。
ウィニペグは日本と変わらないくらい暑く、
短い滞在時間で慌てて動き回っている私としては
(本当にもの凄い速足で広範囲を歩き、
立ち止まっては写真を撮り、また速足で歩きまわってました。)
こんなお店でちょっとゆっくりしたかったです。。。 -
見知らぬ街を一人で旅し、
非日常的な時間を過ごす私。
いつもの一日を静かに終える人。 -
ウィニペグは「北のシカゴ」とも呼ばれていて、
シカゴを舞台にした映画も多く撮影されているそうです。
手前は、「Shall we dance?」が撮影されたビル。
私は見ていないけれど。。。 -
街燈の下、ふと目にとまった
「TRANS CANADA」の文字。
カナディアン号での旅の夢が叶った今、
いつかは車でカナダの隅々を旅したいと思う私。 -
見知らぬ街での夜歩き癖のある困った私。
わかっちゃいるけどやめられず、
足は止まらずフラフラ。
列車の出発時間が迫ってくるのに
タクシーはつかまらず、バスも行き先がわからず。。。
結局大慌てで走って戻ったところ、
列車はすでに発車してしまい。。。
ではなく、顔見知りになったイケメンに
「出発時間が少し延びたよ。」と教えてもらい、
汗びっしょりになりながらもホッと一息。
カナディアン号の旅は3日目が終わるものの、
終点はまだずっと先。
夜のウィニペグにお別れを告げ、
トロントに向けて再び出発です!
続きはPart2へ。 -
おまけ。
昨年のジャスパーまでの旅で疑問だった地図。
今回もウィニペグから先はどこにも見つからず。。。
Part2でようやくその謎が解けます!
って、たいしたことではありませんが。。。
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