2008/11/12 - 2008/11/14
36位(同エリア62件中)
オセアジアさん
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38日目
夜明けとともに起床。すぐに準備と朝食を済ませ6時過ぎに出発する。薄明かりの中、西に470キロ離れた隣町のテナントクリークを目指す。日本で言えば東京~京都間に匹敵する距離に、ガソリンスタンドがあるのはたった1箇所だけで、その距離は265キロ先。今までで最長の距離を無給油で走ることになる。ガソリンタンクと予備のタンクを満杯(合計約10L)にすれば計算上は走れる距離ではあるが、途中に何が起こるかわからないだけに心配。暑さも半端じゃないので午前の涼しいうちに距離を稼いでおきたい。ほどなくして州境に到着。そこはただ看板だけが建っている何もない草原地帯だった。事前に果物や野菜の検疫は無いと聞いていたので強制没収はなかった。時差が30分あるので時計の針を戻す。道は草原地帯を真っ直ぐ西に延びていてすれ違う車も少ない。自分以外辺りに誰もいないような所なので、何かあってもすぐには誰も助けには来られない。その途中でなんと自転車で旅行している人を発見。マウントアイザでイギリス人が自転車で西に向かっていると事前に聞いていたので驚きはしなかったが。彼はその何もないところで野宿をしていたようだ。途中で2回予備タンクから給油をして、昼前に途中のガソリンスタンドになんとか到着。ここからあと残り200キロ少し。すでに暑さと疲労でめげそうになる。ガソリンの価格は2ドル。今までで一番高いGSだ。ここで昼食を食べてから出発する。それにしても暑い。熱風が汗さえも乾かし、喉が異常に渇く。1時間も運転できないので、途中の無人のレストエリアの日陰で休むことに。気温は41度を表示(日陰で)。そんな中、レストエリア内でゴミを仕事で収集している人がやってきて話をすることに。彼はこの区間にあるレストエリアを車で移動しながらゴミを回収しているという。その移動距離は2000キロ。この暑さの中ですごく大変な仕事だ。そしてオーストラリアが素晴らしいのは、どんな場所でもゴミが出そうなところには必ずゴミ箱が置いてあること。そしてどんなに遠くてもそれを必ず回収していること。ただ、ゴミの分別回収はやっていないが。朝凍らせて持ってきた水はすでにお湯の状態に。その水も飲み干し、西にまっすぐ伸びている道はようやく南北に走るスチュアートハイウェイにぶつかる。スリーウェイズと呼ばれるガソリンスタンドで休憩。こんなに冷えたコーラがうまいとは。なんとか生き返る。ここで昨晩CPで一緒だった夫妻と再会しお別れ。彼らはここから1000キロ北のダーウィンを目指す。俺はさらに30分走って南のテナントクリークに到着。 町に一軒あるBPにチェックイン。今日は誰も客がいないので一人で3人部屋に泊まることに。スーパーでは食べ物よりも飲み物ばかりを買ってしまった。本日の走行距離は約480キロ。
39日目
昨日の疲れを癒すために今日はゆっくり起床。あの後、数人の客(一人は日本人女性)がチェックインしたようだ。聞けば彼らは深夜にバスでこの町に到着し、乗り継ぎのために宿泊しているという。今日は南に100キロ離れた景勝地デビルスマーブルへ行くだけなので夕方までここを観光することに。日中は暑いので長時間の移動は避けたい。テナントクリークは小さな町で特に見るところはないので展望台とiセンターしか行けなかった。それにしてもうだるような暑さだ。温度を測ると日陰でも44度ある。やたらと水ばかり飲む。夕方の4時過ぎにデビルスマーブルへ出発。それでもくそ暑い。1時間半後に到着。そこは無数の巨大な岩が荒野にゴロゴロしている今までに見たことがないような景色だった。岩の上に岩が乗っている。まるで人間が作ったような奇妙な自然のオブジェ。今夜は巨岩群がすぐ横にあるキャンプ場(寄付制)に泊まることにする。ここに店やシャワーやキッチンがあると思っていたが、無人のキャンプ場のためトイレしかない。幸いにも町で水とお菓子と果物は事前に買っておいたので事なきをえた。キャンプ場があるおかげで、夕暮れや朝焼けのときも間近に景色を楽しめるのがいい。今夜は満月で日没と入れ替わりに地平線から昇る月を見ることができた。ここで大きな選択することになる。このまま南に下がるか、反転して北のダーウィンを目指すかであるが、時間の都合もあるし、この前の雷ですっかり怖気づいて天候の安定しない北部にバイクで行くことを諦めることに決めた。本日の走行距離は約100キロ。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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赤線・・・バイク
黄線・・・鉄道
橙色・・・車/バス
青色・・・飛行機 -
クイーンズランド州の入境看板。周囲に何もなし。
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ノーザンテリトリー州の入境看板。周囲に何もなし。
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ノーナンテリトリー州に入るとすぐにある速度130キロの標識。こんな小さなスクーターで出せるわけがない。
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途中のガソリンスタンド、バークリーホームステッドは宿泊施設もレストランも併設されている。世界一孤立したガソリンスタンドかも。
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何もない荒野の地平線と青空。それを西に向かって真っ直ぐに走る66号線(通称バークリーハイウェイ)。州間の主要な道路なので全て片道1車線で整備されている。
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スチュアートハイウェイと合流するスリーウェイズ。近くにガソリンスタンドが1軒あるのみ。
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郊外の丘よりテナントクリークの街を眺望。ここもゴールドラッシュで栄えた街。
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金鉱山博物館のバッテリーヒルマイニングセンター。鉱山について展示してある。
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スチュアートハイウェイから道を少し外れたところにデビルスマーブルがひっそりとあった。
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荒野に不思議な岩山が無造作に転がっている。
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まさに時間をかけた大自然の芸術作品。
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意図的に置いたとしか思えない巨石が綺麗に2つ建っていた。
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その石の間を太陽が沈んでいく。
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撮影は、夕方か朝方の時間が鮮やかで美しいのでお勧め。
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なんとなく巨大なジャガイモに見えてくる。
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地平線から月の出。
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