2012/05/25 - 2012/05/26
172位(同エリア1042件中)
アリヤンさん
トルファンを目指すはずが、奇しくも四川省の成都に行くことになってしまった。
しかも2等寝台の中段である。
出足からつまづいてしまいイヤな予感がしないでもないが、まあ「捨てる神あらば、拾う神あり」かと思い覚悟を決めて乗り込んだ。
三国志に出てくる蜀の都、諸葛孔明と関係の深い成都、パンダの里・成都、近くに九塞溝とかいう世界遺産もある、、、
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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上海⇒成都の停車駅と時刻表。
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上海⇒成都の停車駅と時刻表2.
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地図でいえばこうです。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/K11562.jpg -
約2200kmですからかなりな距離です。
しかも山奥に進み入るのです。
一泊二日のたび。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/K11563.jpg -
快速K1156次の待合所。
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席番は分かり易く、簡単に自分たちの車両が見つかった。
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イチオシ
上海⇒成都 寝台快速。
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これが成都行き2等寝台です。
この光景、初めて見た時は、あまりのズンベラボンさにびっくりしましたが、経験とは偉大ナリです。
こんなモンだと予測が付いていたので、今回はまったく驚きませんし、却って前回の南寧行きの2等寝台よりキレイだ、とさえ感ずるのでした。
→http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10208219/ -
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やっぱり下段はかなり楽だと思います。
ゆっくり窓際に座ってお茶でも飲みながら車窓に流れる景色を楽しめるからです。
でも残念ながらワレワレの席はその上の中段なのだ 。
下と上に挟まれた、一番窮屈な寝台なのです。 -
列車は意外と空いていて、ワタクシたちはいち早く寝台とは反対側の通路側の席2つを占拠。
そこは早いもの勝ちです。 -
これが上海駅で悪戦苦闘してゲットしたチケットです。
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中国の新幹線がお隣を走ります。
普通列車と同じ軌道を走っています。
これで時速250km~300kmも出すのですから、タマには脱線転覆もするか??? -
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切符を買うとき、販売窓口では残り少なかった硬臥だったので、さぞかし満員で息苦しいくらいか?と思っていましたが、
アニハカランヤ!
ガラガラなのです。
下段も上段もどのコンパートメントも人はマバラ。
???と首をかしげながら乗っていました。 -
われらの車両の女性車掌がやって来て、チケットと交換にこのようなカードをくれます。
その時、しきりと下段席を指差して何かを言って来るのですが、「ココノ席はツカワナイデクダサイ」
とでも言ってるのだろう、と思い
「ワレワレの席は中段だから、おっしゃるように下段は誰も居なくても使いませんヨ」と説明。
(日本語で言ったので、車掌さんワカッタかな ?) -
蘇州を過ぎた辺りでもガラガラ状態は同じ。
車掌が、端末をもった女性乗員をつれてやって来た。
下段席を指差して何かをしきりに言ってくる。
ひょっとして「下段はあいているので、下段に替わりませんか?」と言っているのでは?
「好、好、ハオ、ハオ」と応えると、なんと新しいチケットを切るではナイカッ! -
なんの事はナイ。
本当は空いていたのだ。
それが証拠に、他の乗客にも下段席をオファーしていた。
ここで思い出した。
ある4トラのメンバーで中国の鉄道旅に慣れた人が書いていた
「硬座でも 軟座でもまず買っておいて、車内で車掌に頼んで寝台にしてもらう」
というような内容だったのを。
さっするに、どうも車掌か車内販売員たちの陰謀かなんかで、実は窓口やネット販売のほかに、車掌販売の席がいくつか常にキープされており、斯様に車内セールスできるようになっている?
ようだ。
(あくまで当方の想像だけど、当たっていると思う)
(既得権の保護とは、このようにして現場でも守られているのだろう。。。) -
おかげで下段で、ゆっくりと出来ました。
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さて、下段を占領して快適になったワレワレの成都快速は、順調に中華の穀倉地帯を内陸へ内陸へと進み入ります。
麦が実っているのと、稲作の田植えが同時進行しています。 -
南京を過ぎた辺りから、このように満席に近い状態になっていた。
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トルファンへの列車の中で読めばさぞかし臨場感あふれるだろう、と思い何回も読んだ本を2冊だけ持ってきた。
シルクロード本だ。
四川省行きの電車で読むにはちょっと場違いの感がある。 -
レストラン車も付いているが、ワレワレの車両からは遠い。
このようなお惣菜弁当が結構おいしかった。
ご飯は少し水気の多いものだったが、アツアツでまあまあ。
おかずは4種類ほどあって温野菜中心で少し辛かったが、どれもおいしかった。
弁当一膳15元。
調理はレストラン車でやっているので、レストラン車で食べても同じようなものだろう。 -
日本から持ってきたサトウのご飯とレトルトすき焼きも食べた。
熱い湯は車両の端にあるので、お茶を淹れたり、レトルトパウチを暖めたりできる。
オカキやお菓子も持ってきているので、お腹はいつも満腹状態だ。 -
こんなトコロにも「和階号」と名前の入った機関車があった。
でも新幹線の格好ではなく、普通の電気機関車だ。
中国新幹線の「和諧号」という呼び名は新幹線だけではなく、古くからの車両にも使われてきた、と推察される。 -
山岳地帯を流れる揚子江の支流のひとつ。
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内陸に入って行くにつれ、乗客みんな和気藹々となり、一種和やかな雰囲気が漂う。
ワレワレのコンパートメントの中段に寝ていた中国青年に話かけてみた。
すると、食いついてきた。
四川省出身のヒトで、上海では大型トラックの運ちゃんをしているという呂さん(33歳)だ。
一見、苦味走ったニヒルでとっつきにくそうな青年だけど、日本のことには興味があるのか? 当方の奇妙な質問が面白かったのか?
結構話がはずんだ。
結婚して7歳のムスメがいて、南充(成都の手前)に家族が待っている。
彼は週末休暇を利用して故郷に帰省している最中だった。 -
奥さんのことや可愛いムスメの写真まで見せてくれて、運転免許まで見せてくれた。
良く分からないけど、他人の免許証を借りて運転が出来るのか?
親方の免許証なのか?
見せてくれたのは本人のではなく、他人のもので、それで大型トラックを運転して働いているらしい。
稼ぎは毎月1万元でよく稼ぐほうだ。
手にはスマートフォンを持ってて音楽を聴く。
日本の社会保障制度を説明した時、かなり関心を示していた。
日本はどちらかと言えば社会主義的社会で、中国にはその主義はナイ、と書くと、その通りダ、と納得していた。
アリヤン:「お上はコレばっかりで(手をパクパクさせて )この主義はナイ!
でも、それは内緒で口に出してはダメ。シーッ !」
っとパントマイムをすると、
彼は「ワカッタ、ワカッタ!ナットク!ソノトオリ!」と笑った。 -
彼はいわゆる「民工(田舎から都会への出稼ぎ労働者で、都会に籍を移す権利がない)」なので、現在の不平等な世の中のカラクリを肌で分かっており、お上に対する下々の対応策も心得ている頭の良いスマートな青年だった。
格好も顔も良く、この国の将来も明るい、と思えた。
会話は殆ど筆談だったので、他人に聞かれることはなかった。
火車は着実に四川省に近づいていた。 -
イチオシ
トラック運転手の民工の呂さん。
苦みばしったニヒルな兄ちゃんだが、話せば可愛い息子みたいなものでした。 -
四川省は水力発電が多く、他省に電力を売ってるほどだから大きなダムはアチコチにある。
-
コレがワタクシの荷物です。
肩下げバッグにはパソコンが入っています。
前回まで、旅の終わりころになるとパソコンが必ず調子悪くなり困った。
今回はパソコン が圧迫されて故障しないようにパソコン・バッグに入れて、大事に運んでいるわけです。
パソコンが無くなったら、タビもクリープのないコーヒーのように味気なくなるのです。 -
窓外の景色が都会っぽくなってきた。
そろそろ1泊2日の成都へのタビも終わりです。 -
成都です。
-
イチオシ
ヒトの流れに沿って、外に。
ウジャウジャ寄って来る、クチきき屋をかわしながら、バス停へ。 -
成都のSim's Cozy Garden Hostelに上海からスカイプ電話して予約を入れておいた。
スタッフから28番か34番のバスに乗って「一環路北四段」で降りる、と聞いていた。
駅を背に右のほうに行くと、市内バスターミナルがあって、34番バスがあった。 -
ジャバラで繋がった2車両式バス。
乗ってきた寝台列車の女性車掌もこれに乗っていて、バス内でも、親切にワレワレ夫婦の席を確保してくれていた。
ホント、中国のヒトは親切で良い人々です。
(全部じゃないケド) -
成都は15百万人くらいの大都会です。
確か、四川省だけで人口1億人だから、人口的には日本の東京みたいな存在です。 -
「西部大開発」の政策によるものか?
街中はアチコチ大工事中が多いようだ。 -
無事迷わずSim's Garden Hostelに到着。
日本から上海、上海から成都、5泊6日の行程でした。
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