完璧な路地がある街【クアラルンプール→イポー】 Ａｃｒｏｓｓ ｔｈｅ Ｓｅａ★初東南アジア！マレー半島縦断の旅～５

2012/03/26 - 2012/03/26

マレー半島縦断の旅はいよいよ後半戦！
この日はちょっとマレーシアのローカルな魅力を探してみよう～。

クアラルンプールではマレー系の人達で賑わう市場へ！
東南アジアの雰囲気いっぱいの市場に感動♪

そして、バスに乗ること２時間半、名前の響きに惹かれて訪れた街、イポー。
観光客もほとんど来ることがないマニアックな街だけど、このイポーがすごく素敵な街だった♪

かつて、すず鉱の産出で賑わったイポーの街だけど、今は衰退した地方都市に。
街には、時代に取り残されたような、そんな雰囲気が漂う。

そんな街の片隅にひっそりと、完璧な路地が隠されていた…。


　Ｄａｙ１ →シンガポール
　Ｄａｙ２ シンガポール→ジョホールバル→マラッカ
　Ｄａｙ３ マラッカ→クアラルンプール（Ｆ１予選）
　Ｄａｙ４ クアラルンプール（Ｆ１決勝）
★Ｄａｙ５ クアラルンプール→イポー
　Ｄａｙ６ イポー→バタワース→ペナン島
　Ｄａｙ７ ペナン島→ランカウイ島→ペナン島→シンガポール
　Ｄａｙ８ シンガポール→

エリア イポー(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

３月２６日。

旅も５日目となり、いよいよ後半戦♪
このクアラルンプールから、ランカウイ島を目指して、マレーシアを北上する。

この国の雰囲気にもだいぶ慣れてきた感じ〜。

ブキッ・ビンタンにはインド映画の広告。

マレーシアの魅力ってやっぱり多民族で多文化なところだと思う。
良くも悪くも単一的な感じの日本から来ると、いろんな文化が共存してるマレーシアはすごく新鮮に感じる♪

今日は朝マック！
異国のマックってちょっと興味深いんだよねぇ。

わずか１リンギット＝約２７円の、ソフトクリームが美味しそう！

チキンマフィンを食べてみた！
ん〜、期待してたほどではなかったけど、まあまあの味…（笑）。

ハッシュポテトとコーヒーのセットで、７．８５リンギット＝約２１０円。

マレーシアのマックは食べ終わっても、自分で片付ける必要はないみたい。

今日もまずは、ＫＬモノレールに乗って移動〜。

車内にあったスマホの広告。
シンガポールほどではないけど、マレーシアでも少しずつ、スマホが浸透していってる感じ。

Ｆ１も無事終わり、いよいよ今日はクアラルンプールを出発する日。
でも考えてみれば、Ｆ１に集中していたおかげで、クアラルンプールではあまり街歩きができなかった。

なので、ちょっと出発を遅らせて、市内の気になる所へ行ってみることに！

まずやって来たのは、チョウキットというエリア。
マレー人が多く住むエリアで、なんでもローカルな市場があるとのことで、来てみた〜。

でも噂によると、ここはクアラルンプールで一番危険なエリアでもあるらしい。。
ん〜、確かになんだか怪しげな雰囲気？？

どきどきしながら道を抜けると、そこには市場が！

おお〜、ここがチョウキット・マーケットかぁ〜！！

朝からすっごい賑わってる…！

狭い場所に小さな店が密集してて、いかにもローカルの市場という感じ♪

さすがに観光客はほとんどいない。

うわぁ、この雰囲気、すごいなぁ…！

肉や魚、野菜、果物、乾物など、ありとあらゆる店が密集。

客はほとんどがマレー系の人達で、あちこちから「ヤー、ヤー、ヤー！」とかいう店員の掛け声が聞こえてくる。
店員がなにか叫ぶと、客がカゴに果物を詰め込んで買っていったりして、そんな様子を見てるだけで面白い。

めっちゃローカル。
これがマレーシアの市場なんだ〜！

とにかくいろんな店が並んでいて、すごい！！

ここは卵のお店。
それぞれあきらかに色が違うところがいいね〜。

鶏肉を包丁でぶった切る男がいたり、迫力もまたすごい。。

魚の頭を包丁で切ると、その魚が暴れ回って、その勢いで床に飛んでったりして、もうなんか圧倒される。

あんまり観光客が近寄れない地元の人のための市場の雰囲気。
ここで写真を撮るのはすごく勇気が必要だった（笑）。

それにしても、みんな朝から元気だなぁ！

マレーシアの力強いパワーを実感。

正直、ここには感動した。
これが東南アジアの市場なんだ〜！

果物も美味しそう〜♪

ガイドブックには危険なエリアと書いてあったけど、僕の感想としては、そこまで危険という感じじゃなかった。
確かに超ローカルな雰囲気だけど、普通に歩くだけだったらそこまで危険は感じない。

むしろ、マレーシアの人達が元気に売り買いしてる姿は、平和な光景にも感じる。

天井から吊り下がったバナナやブドウが、いかにも南国のマレーシアらしい雰囲気♪

ここは面白い場所を見つけられた〜と実感。
マレーシアの素顔を見れた気がした。

やっぱり異国の市場は面白い！
僕は外国へ来たら、過去の歴史的な遺産を見るのもいいけど、それよりもやはり、今生きている人の姿を見たいと思うから。

…とはいえ、せっかく来たんだし、お決まりの観光スポットも行っておくことに（笑）。

ペトロナス・ツイン・タワーとＫＬタワーを横目に移動〜。
青空が眩しい…♪

マレーシアの人々も、わりと普通に信号を無視する。。

赤信号でも、車の間隔が開いた隙に、ささーっと渡っちゃう。

僕もシンガポールから旅してきて、だいぶ上手くなってきた（笑）。

やって来たのは、マスジット・ジャメ！
クアラルンプールで最も古いイスラム寺院として有名〜。

入れないのかと思い、門の前をうろうろしてたら、入り口のとこにいた男性が「入っていいよ」と門を開けてくれた。

肌を隠すガウンと髪を隠すスカーフも貸してくれる。

中国人グループの女性達が色とりどりのスカーフの中からそれぞれに選んでいた。
大江戸温泉物語の浴衣選びみたいな…（笑）。

僕は半袖だったけど、そのままでＯＫだって。
いいの？？

市内最古のモスクとはいえ、なかなか綺麗な感じ♪

ビルに囲まれて建っていて、いかにも都会のモスクという感じだな〜。

がらーん、と。。

礼拝の時間ではないためか、誰もいない…。

風が吹き抜けていって、気持ちいい。
都会の真ん中なのに静寂が漂っていて、心が安らいでいくような気分♪

気持ち良さそうに寝るおじさん。。

ここで昼寝はぜったい気持ちいいはず…（笑）。

礼拝前に体を清めるための沐浴場。

マスジット・ジャメはすごく開放感のあるモスクでとても良かった。
イスラム教って遠い存在だと思ってたけど、親近感を抱くことができた感じ♪

そのまま歩いて、ムルデカ・スクエアへ！

ここには植民地時代を代表する旧連邦事務局のビルが建つ。
マレーシアを紹介する写真でもよく見る、おなじみの建物〜。

確かになかなか美しい建築。
っていうか、ここってこんなに車の交通量多かったんだ。。

ムルデカ・スクエアは、独立広場という意味。
その名のとおり、１９５７年にマレーシアの独立が宣言された場所。

でもなんか、思ったより小さい広場だなぁという印象。
中国の天安門広場みたいなのを想像してたのかも。。

広場の向こうには、イギリス統治時代のクラブハウスが建つ！

世界一の高さを誇る１００ｍの掲揚塔には、マレーシアの国旗がはためく。

イスラムの象徴、月と星が輝いて見えるねぇ〜。

アイラブＫＬ！

さすがにこの辺は、観光客けっこうたくさん来る。
中国人や西洋人など様々。。

アジアでは中国に次いで観光客数が多いマレーシア…、さすがに観光立国だな〜と実感。

ムルデカ・スクエアの横にギャラリーがあったので、覗いてみた。

木で作ったペトロナス・ツイン・タワーなど工芸品が並ぶ。
これは見事だなぁ。。

奥のスペースで女性達が懸命に作業をしていた。

ここではお土産に、木で作ったしおりを購入♪

クアラルンプールとは「泥の川が合流する所」という意味。

その由来となった場所が、このクラン川とゴンバック川の合流地点！
向こうにはさっき行った、マスジット・ジャメのドームが見える〜。

確かに川は濁っていて、しかもごみがぷかぷか流れてきて、あんま綺麗ではない。。

大きなビルに囲まれて、カラフルなショップハウスも残っていたりして、街歩きが楽しい♪

発展する中にも、昔の面影が残っていて、魅力的な街だなぁと思った。

さとうきびを絞って、ジュースを作るおじさん。

飲んだことないけど、美味しいのかな？

これでいちおうはクアラルンプールには満足！
バトゥ洞窟とかは行けなかったけど、またいつか来たときの楽しみにしよう〜。

というわけで、チャイナタウンから近いプドゥラヤ・バスステーションへ。
次に目指すはペナン島…だけど、なんとバスで７時間もかかるらしい。。

さすがに一気に行くのは大変そうなので、今日は途中の街まで行くことに。
そこで、名前の響きが素敵でちょっと気になる、イポーという街へ行ってみることにした。
イポー…、ＩＰＯＨ…、うん、やっぱり名前の響きが良い。

ガイドブックでわずか４ページしか紹介されてないのが、ちょっと気になるが…（笑）。

今度こそはトランスナショナル…と思ったんだけど、またまた良い時間のバスがなくて、今回はスリ・マジュというバス会社で行くことに。

イポーまで１７．４０リンギット＝約４７０円。

昼食はバスステーションの上の階にあった食堂で、ぶっかけご飯！

なんかこればっかり食べてる気が…（笑）。

今日はちょっとスパイシー風にしてみた。。

今度のバスは４列シートで、しかもまたもや席は通路側！

がっかりしてると、なんと窓側に座るはずのインド系男性が通路側に座っていて、自分はこっちの席でいいと言う。
おお〜、ありがたい♪

というわけで、ついにめでたく、窓側の席をゲットできたのであった。。

車窓にはクアラルンプールの街並みが流れていく。

ほんと、いい街だった。

アジアらしい賑わいがありながら、緑が多くて気持ちのいい街。
そして、東南アジアでありながら、気負わずに過ごすことができる街。

マレーシアが日本人の移住先として人気の理由が少しわかった気がした。
ここなら安心して豊かな毎日を送ることができそう♪

バスは高速をぶっ飛ばす！

しかも道が予想外に空いているので、速い、速い！！

高速を走るにつれて、都会的な風景からどんどん田舎っぽい風景に変わってくる。

高層マンションだったのが、古そうな団地に変わり、やがて高床式の住居に。

あとはおなじみの熱帯雨林や天然ゴム園などがひたすら続く。。

クーラーはガンガンに効きまくり。。

さすがに寒すぎて、途中で閉めた（笑）。

外は暑いし、中は寒いし、極端だよな…。

今日もまたものすごいスコールに襲われた！

風も強くて、なんか台風みたい。。

東南アジアのスコールはやっぱり迫力あるな〜。
バスの中でよかった…。

しばらく昼寝して、起きたらすっかり雨も上がっていた。

車窓にはなんかすごい光景が！

うわっ、これはなに〜？
なんと巨大な岩山が！！

まるで中国の桂林のような風景にびっくり。
そういえば、イポーには奇抜な岩山が多くあり、洞窟寺院などもあるという。
…ということは、そろそろイポーに入ったということなのかも♪

バスはその後、３０分ほど走って、終点のバスステーションに到着！
クアラルンプールから２時間半ほどの道のりだった。

ここがイポーであることに間違いは無さそうだけど…。
いったいイポーのどこなんだろう？？

ガイドブックに小さく出てる地図を見ても、どこなのかさっぱりわからず。。

とりあえず街を歩いてみることに。
めちゃくちゃ適当だけど、まあなんとかなる…（笑）。

っていうか、どこを歩いてるかもわからずに歩く感覚ってけっこう好き。
この先に何があるんだろう？っていう、どきどき感。。

ひえ〜っ！！

道の真ん中で、巨大な薄汚い犬が２匹も寝ている…！

さすがにクアラルンプールとは違って、ここは地方の街なんだなと実感。
狂犬病とか怖いので、さすがにこの道は避けた…（笑）。

こちらは、インコやウサギを売る店。

うむむ、ますますローカル度が増してきたぞ。。

おっ、なんかいい感じの路地！

イポーの街。
ちょっと歩いてみて思ったけど、なんだか時代に取り残されたような、そんな雰囲気が漂う街だと思った。

イポーについては、ガイドブックにもあまり詳しく出てないので、知ってることは少ない。
・ペラ州の州都で、いちおうマレーシアで３番目に大きな都市。
・イポーの名の由来は木の名前で、かつて先住民が狩猟のときに吹き矢の毒としてその樹液を使った。
・かつては、すず鉱の産出で繁栄したけど、鉱山が閉鎖されてからは街も大きく衰退した。
・中国系の住民が多く、美食の街としても知られる。
・去年公開された、鈴木京香主演の映画「セカンドバージン」の舞台になった。

こんなところかな？

しばらく適当に街歩きをして、ようやく今いる場所を地図と照らし合わせることができた。
どうやら、ここはイポーの新市街らしい。

街にはカラフルなショップハウスが多くて、シンガポールのより色褪せた感じがまたいい〜。

どんな街かもよく知らずに適当に来た街だけど、すごく魅力的な街の予感！
なにより、観光客がほとんどいなくて、ローカルな感じが最高〜。

すごいな、あの螺旋階段…。

もはやこれは芸術でしょ。。

イポーは街のあちこちに退廃の雰囲気が漂っていて、そこになんか不思議と惹かれる。

とりあえず、まずは今夜の宿探し。

すると、新市街の交差点でホテル・イースタンというのを発見！
ガイドブックにも名前だけ出てるし、ここなら安心そうなので、泊まることに。

１泊９８リンギット＝約２６００円。

こんな街だし、あまり期待してなかったけど、部屋に入ってびっくり！

おお〜、めちゃくちゃいい部屋じゃん！！

部屋は広いし、ダブルベッドだし、カードキーだし、液晶テレビもあるし、言うことなし。
ここは今までで一番いい部屋かも〜。

シャワーとトイレも清潔！

思わぬ街で思わぬいいホテルに出会うことができたなぁ。

部屋からは、イポーの街並みを一望〜。
ショップハウスの家並みを望むって素敵♪

真下が交差点だから、ちょっと車やバイクの騒音がうるさいけど、まあそんな気にもならない。
どこかに巣でもあるのか、鳥のさえずる声も聞こえてくる。

休憩がてら、しばらくテレビを見る。
ちょうどバスケットボールをやってた。

どうやら、マレーシアやインドネシアなどから集まったＡＳＥＡＮのプロバスケットボールリーグらしい。
東南アジアはスポーツでも繋がり始めてるんだ。

夕方になり、再び街歩きへ。

イポーでも市場を見つけたので、入ってみた。
が、ここはクアラルンプールのチョウキット以上に、ローカルな感じですごい。。
ここにも野菜とかいろんなもの売る店が並んでるんだけど、なんか時代を３０年くらい遡ったみたいな、古臭い雰囲気が漂う。

ここを、どう見ても観光客の自分がうろうろしてるんだから、闖入者としか言えない…（笑）。

おおお、これは何？？

なんと、これはもやし！！

イポーは水が綺麗な土地らしく、もやしが美味しく育つんだそう。

日本のもやしと比べると、１本１本が短くて、細かい感じのもやし。
それにしても、すごい量…。

ローカル市場を抜けて、キンタ川へ！

この川が新市街と旧市街の境となっている。

とりあえず、川を渡って旧市街へ。
イポーでほとんど唯一の見所となっているらしい、鉄道駅を見に行こう〜。

鉄道駅へ向かう途中にも、廃れたような街並みがつづく。

絵になる路地や建物が多い。
本当に衰退した街なんだなと実感。。
元から寂れてるんじゃなくて、一度は繁栄したものの、その後衰退していった…という雰囲気が濃密に漂う。

ここにもかつては賑わいがあったんだろうか？

おお〜、ここがイポーの鉄道駅かぁ！

…と思ったら、若い西洋人の男性に「バスステーションはどこか？」と聞かれた。
が、彼の言うバスステーションは僕がさっき降りた場所とは違うらしく、僕にもよくわからない。
僕が地図を出そうとすると、彼は「大丈夫、大丈夫。ありがとう！」と言って、去っていった。

いかにもバックパッカー風の若者。
それにしても、なんでまたこんな何にも無さそうな街に来たんだろう？

このイポー駅、実はマレー鉄道で最も美しい駅として知られている。

確かにとても美しいコロニアル建築♪

なんでこんな寂れた街にこんなに立派な駅が！って思うけど、昔はこの立派な駅が相応しいような栄えた街だったのかもしれない。

宮殿のような美しさで、長い歴史を感じさせる。

ん〜、絵になるねぇ。。

もちろんここは現役の駅！

中へ入ると、チケットを買う人や列車を待つ人の姿があった。

列車の本数はそんなに多くないみたいだけど、シンガポールやタイ南部のハジャイ行きなどの国際列車が止まるみたい。
なんか旅情を感じさせる駅！

自由にホームへ入っていいみたいなので、ちょっと見学♪

ホームはわりと普通な感じなんだ（笑）。

でも開放的で明るい雰囲気がいい〜。

なんと、あの有名なアジア版オリエント急行、イースタン＆オリエンタル・エクスプレスが止まっていた！

思いがけずＥ＆Ｏを見れるなんて、これはラッキー。

うわぁ、これが本物なんだ〜！

シンガポールとバンコクを結ぶＥ＆Ｏ。

ここが食堂車かな？

外から見てるだけでも豪華さが伝わってくる。

安いバスでマレー半島縦断もいいけど、こんな豪華列車で縦断する旅もいいだろうなぁ。

セレブな人が多そうで、なんか浮きそうだが…（笑）。

まあでも、偶然に豪華列車の様子を垣間見れてよかった♪

ホームで列車の到着を待つ人達。

ちなみに、列車が来るのは１時間後…。

みんな、気長だね。。（笑）

イポーの駅には、つい最近までホテルが併設されていた。

最初はここに泊まりたいなぁと思ってたんだけど…。
どうやら、１年前に廃業してしまったらしい。

老朽化が進んでる感じだし、仕方ないのかな。
でもこの駅はこれからもこのままの姿であってほしい〜と思う。

駅前は現在工事中。

正面に見える木が、街の名前の由来となったイポーの木！

駅前の市民ホールもまた美しい〜。

建物の前ではカップルが幸せそうに結婚写真を撮っていた。

意外にこの辺には美しいコロニアル建築が残っていて、イポーにはこういう魅力もあるんだと知った。

街には中国語の看板が多くて、中国系の住民が多いことを物語る。

そういえば、「セカンドバージン」ではどんなふうにこの街が登場したんだろう？
僕は映画は見てないけど、主題歌になった倖田來未の「愛を止めないで」という曲はなかなか良い曲だったと思う。

でもクアラルンプールでもなく、マラッカでもなく、このイポーを舞台にするのは上手いよなぁ。。

旧市街を適当に歩いていて、ふと目に留まったこの路地。

辺りには不思議なほどの静寂が漂っている。

吸い込まれるように、路地へ入っていくと…。

ここが神がかり的な素晴らしい路地だった！

細い道に沿って朽ち果てたような家が並んでいる。
どうやら、多くは廃屋のような状態になっているらしい…。

それでも、人の話し声やテレビの音が聞こえてくる家もある。

あとは、２階部分が取り壊されている家や、そっくり跡地になっている家など。。

夢中であちこち写真を撮った。
なんていうか、うまく説明できないけれど、すごく美しい路地だと思った。
うん、ここは完璧な路地だ。

人は誰もいない。

唯一いたのは、猫だった。

猫しかいないイポーの路地。

猫はよほどお腹が空いているのか、道に落ちている小石を口に入れたり、ごみを食べようとしたりしていた。

でも、この猫がまた美しい。
なんだろう、この不思議な路地は…。。

この家は人が住まなくなって、どれくらいの年月が経つんだろう？

廃墟の美しさってこういうことなんだなと実感。
ここに長い時間が閉じ込められているような気がする…。

朽ち果てていくものがある。

僕が路地にいる間に会ったのは、１人の老人だけだった。

芸術作品のような不思議な美しさを感じる廃墟。

ここは観光スポットでもなんでもないけど、心惹かれる場所だと思った。

まさに、時が止まったような路地…。

…と、ここで一旦、ホテルに戻って一休み！

ホテルのエレベーターもなんだか時代を感じさせる。。

この街、何時代なんだろう…（笑）。

再び、テレビを見る。

どうやら、イスラムの祈りの時間らしく、それを告げる放送が流れた！

暗くなってきたので、そろそろ夕食へ。

さすがにイポーは賑やかな繁華街があるわけではないので、夜の街歩きはそんなに楽しくもなさそう。
まあでもこういう静かな街もいいかな？

そんなイポーにもナイトマーケットがあった！

マラッカやクアラルンプールと違って、ここは完全にローカルなマーケット！
観光客向けのお土産なんて売ってなくて、地元の人のための服とかかばんとかおもちゃとかが売ってる。

お〜、これはサッカーマレーシア代表のユニフォームだろうか？

そうそう、マレーシアって黄色なんだよねぇ〜。

マレーシアは２０１０年の東南アジアサッカー選手権で優勝したりと、なかなかサッカーが盛んな国。
ヨーロッパのクラブチームのユニフォームも売ってたりして、かなりサッカーが人気あるんだと実感！

せっかくイポーへ来たんだし、ここは名物のもやし料理を食べよう！

ナイトマーケットを抜けた先にあるルー・ウォンというお店で。

やはりあんまり外国人観光客なんて来ないのか、注文がなかなか理解してもらえず一苦労（笑）。

鶏肉ともやしがセットになった、タウゲ・アヤムを頂く！

これが例の短いもやしだぁ〜。
味付けがいい感じで、もやしだけでも十分美味しい♪

でもなんで鶏肉と一緒に食べるんだろ？
鶏肉はシンガポールで食べたチキンライスっぽい感じ。

ホテルへ戻り、部屋から夜のイポーを眺める。

しばらく車やバイクが賑やかだったけど、だんだんと静かになっていった。

名前の響きに惹かれて訪れた街、イポー…。
時代に取り残されたようなこの街にいることを、なんだか不思議に感じた。

この旅行記へのコメント （14）

• nakamasananiwaさん 2016/12/28 11:53:07

  ～♪^^

  こんにちは
  路地裏最高やね
  
  今週末ふらっと行くことにしました おおきに

  がりさん からの返信 2016/12/29 05:14:43

  RE: ?♪^^

  nakamasananiwaさん、こんばんは。
  
  マレーシアのイポーですね。
  寂れた感じの街並みが美しくて、独特の魅力がある街です。
  路地から路地へと歩いていくだけでその雰囲気に惹き込まれていく街だと思いますよ。
  
  イポーの街歩き、ぜひ楽しんできて下さい！

• mom Kさん 2014/10/12 09:08:47

  懐かしい！

  こんにちは、がりさま
  イポーのマジョスティックホテル閉鎖のうわさを聞いたので、確かめるべくＰＣを開いたら、あなたさまの旅行記に出会いました。だれがどのようにあの町に出会ったのだろうと興味半分でさらりと見るつもりが、しっかり見とれました。そうなんです。かつてどんなに売れっ子で美しかった芸妓さんだっただろうと思う感覚の町ですね。私も初めて訪れたとき、マレーシアでやっと好きな町に出会えたと思ったものです。数度たずねています。２度目にはマレー一おいしい飲茶「富山？」にも行くことができました。忘れられない店です。イポー出身者と友人になれたおかげ。
  　ほとんど予備知識のないままのＫＬ赴任で、着いた日に東京より車社会で無秩序建築群でがっくりでしたから。
  　あのホテルは、町の栄華を偲ぶのにふさわしい内部でした。天井の高い広すぎる部屋、広く装飾の素敵なバルコニーからの眺め。なくなったのですね。
  　ペナンのＥ＆Ｏホテルのように数年後よみがえってほしいです。もったいなすぎます。
  　お写真ほんとうにすてきです。路地大好き人間、古い建築大好き人間にはたまりませんでした。そのころカメラを持って旅していなかったので、全て頭の中の記憶だけだったので、とても懐かしくうれしく拝見。
  　東マレーシアのクチンに行かれましたか。あそこにも素敵な路地あります。マレー半島とは又異なるマレー人の温かさ、素朴さにも会えますよ。ぜひ。それにおいしいです。ショップハウス歩きもたのしめます。
  　ありがとうございました。

  がりさん からの返信 2014/10/13 18:00:21

  RE: 懐かしい！

  mom Kazukoさん、はじめまして。
  
  イポーの旅行記をご覧くださり、ありがとうございます！
  
  > イポーのマジョスティックホテル閉鎖のうわさを聞いたので、確かめるべくＰＣを開いたら、あなたさまの旅行記に出会いました。だれがどのようにあの町に出会ったのだろうと興味半分でさらりと見るつもりが、しっかり見とれました。
  
  イポー、本当に素敵な町ですよね。
  路地に一歩入るとまるで時が止まっているような感覚になって、たまらない雰囲気を感じる町です。
  訪れる観光客も少なくて、知る人ぞ知る秘密の町、という感じがしました。
  
  イポー駅のホテルが閉鎖されてしまったのは残念ですね。
  もう少し早く行くことができていれば、僕も泊まることができたのに…と思います。
  本当にまたホテルが再開する日が来るといいですね！
  
  僕にとっても、マレーシアで１番印象に残っている町が、このイポーです。
  マラッカほど賑わってなくて、ペナンほど観光地化されてなくて、このイポーのひっそりと晩年の時を過ごしている…という雰囲気が気に入りました。
  イポーの素晴らしさを、mom Kazukoさんと共感することができて、とても嬉しいです。
  
  > 　東マレーシアのクチンに行かれましたか。あそこにも素敵な路地あります。マレー半島とは又異なるマレー人の温かさ、素朴さにも会えますよ。ぜひ。それにおいしいです。ショップハウス歩きもたのしめます。
  
  クチンも素敵な町なんですね〜。
  マレーシアというとどうしてもマレー半島の方に向いてしまいがちですが、ボルネオ島というのも素晴らしい魅力がありそうですね。
  素敵な路地があるというクチン、いつか行ってみたい町です♪
  
  どこの国でもそうですが、あまり知られていない素敵な町を見つけることができると、ちょっと得した気分になりますね。
  これからもそんな秘密の町を求めて、旅をしていきたいです。

  mom Kさん からの返信 2014/10/14 09:38:28

  クダ

  お返事ありがとうございます。最近は昔の旅をとりだして、ころころ心の中で取り出しては、一人にっこりの日々。その思い出をこんなにも共感、共有して下さって、私は数倍楽しさアップです。
  　今回のきっかけで次々と想起加速です。東マレーシア、ボルネオ島突端にクダッと言う町があります。小さいながら立地的には港としての要地。１泊のつもりが連泊してしまいました。目的は、ボルネオ島の突端から太平洋を見ることと先住民のロングハウスに泊まることでしたので、この町で情報得るつもりでした。2006年当時州都コタバルでは旅行会社でもこの両方へのアクセスもわかりませんでしたから。
  　目的達成。苦労した分、ほとんどの事柄鮮明に記憶。ロングハウスは、泊まれます。全く他の住民と同じです。全て全く。空いている部屋にまがりする感覚。朝３時ごろ床下の鶏の声で目が覚めます。外の水シャワーです。私一人のご飯は洗面器にたっぷり。（サバ州のお米、私はマレーで一番おいしい）
  　またがりさまの小さな古い町発見をお聞かせ下さい。私は、同じところに何度も行く旅が多く、南米は知りません。イタリア、スペイン、ポルトガルを繰り返していました。最近は台湾派です。
  　日本は美しい季節に向っていますね。どこにも行かずに京の秋を楽しんでいます。

  がりさん からの返信 2014/10/15 00:45:31

  RE: クダ

  mom Kazukoさん、こんばんは！
  
  > 　今回のきっかけで次々と想起加速です。東マレーシア、ボルネオ島突端にクダッと言う町があります。小さいながら立地的には港としての要地。１泊のつもりが連泊してしまいました。
  
  mom Kazukoさんはボルネオの方もたくさん旅されているのですね。
  先住民のロングハウスに宿泊なんて素敵な体験ですね〜。
  鶏の声が目覚まし時計代わりというのも独特。
  
  一般的な観光ルートとは違う、独自のルートを辿る旅という感じがいいですね。
  僕もなるべく、他の人とは違う形の旅をしてみたい、って思っています。
  
  > 　またがりさまの小さな古い町発見をお聞かせ下さい。私は、同じところに何度も行く旅が多く、南米は知りません。イタリア、スペイン、ポルトガルを繰り返していました。最近は台湾派です。
  
  僕はまだまだ行ったことのない国ばかりなせいもあって、新しい国へ行ってみたいと思う方なのですが、それでもできれば、ただ有名な所を巡るだけではなくて、自分だけのとっておきの場所を見つけたいと思って旅をしています。
  もちろん、そんなに簡単に素晴らしい秘密の場所が見つかるものでもないんですけどね（笑）。
  
  それでも、一生の記憶に残ってくれるような、そんな町に出会いたい…と思っています。
  
  mom Kazukoさんも、これからもいい旅をされてください♪

• とよとよさん 2012/06/21 22:05:45

  完璧な路地

  がりさん
  
  イポー、朽ち果てた感がなんとも不思議な魅力の街ですね。
  特に「神がかり的な素晴らしい路地」！
  ある意味、わたしも完璧な路地だと思います。
  
  がりさんが言わんとするところが分かる気がします。
  こういった風景に旅先でふと遭遇すると、ちょと得した気分になりませんか？
  
  ところでがりさんの旅行記タイトルはどれもセンスがあって、心そそられます。
  つづきも楽しく拝見させてもらいます。
  
  とよとよ

  がりさん からの返信 2012/06/22 01:15:33

  RE: 完璧な路地

  とよとよさん、こんばんは！
  続きまで読んで下さり、嬉しいです。
  ありがとうございます♪
  
  > イポー、朽ち果てた感がなんとも不思議な魅力の街ですね。
  > 特に「神がかり的な素晴らしい路地」！
  
  この路地見つけたとき、ちょっと心が震えました。
  観光スポットでもなんでもないけれど、すごく絵になる路地で。。
  人が誰もいなくて、静まり返っていて、ほんとに時が止まったような雰囲気でした。
  
  でも日本でも、路地のある街って好きなんですよね〜（笑）。
  東京だったら谷中とか月島、あと尾道とかも路地散策が楽しい♪
  この路地の先に何があるんだろう？って感じにわくわくします。
  
  > こういった風景に旅先でふと遭遇すると、ちょと得した気分になりませんか？
  
  ガイドブックとかで見知った風景より、思わぬちょっとした風景に遭遇したとき、得した気分になります。
  なんとなく自分だけの風景を見つけることができたような気になるんですよね〜。
  
  とよとよさんの旅行記もまた拝見します！

• エンリケさん 2012/06/03 21:35:13

  クアラルンプールとイポーの対比がうまいですね！

  がりさん
  
  こんばんは。
  マレー半島縦断の旅、もう終わりに近づいているというのにまだ途中までしか読めていませんが、さすが、毎回読み応えがありますね〜。
  
  今回は大都会クアラルンプールから寂れた第三の都市、イポーへの旅ですが、両都市の対比がまたおもしろいですね！
  
  華やかで賑わいのあるクアラルンプールに対し、時代に取り残されたぼろぼろの建物の目立つイポー。
  
  “セカンドバージン”の舞台もこのイポーだったんですね。
  そういえばこんな雰囲気だったような・・・。
  
  この廃墟然とした、退廃的な街の感じがグッとくる気持ち、なんとなくわかります。
  
  わたしもむかし、半ば廃墟のようになったポルトガルのトマールの修道院を訪れて、そんな気持ちになったことがあります。
  
  かつて栄えたものが自然のままに朽ちていく・・・そういう姿にひかれるのかもしれませんね。
  
  イポー、がりさんの旅行記のおかげでこの街の名前を覚えることができました。
  
  次の旅行記もまた拝見させていただきます！

  がりさん からの返信 2012/06/03 23:56:13

  RE: クアラルンプールとイポーの対比がうまいですね！

  エンリケさん、こんばんは！
  いつも旅行記を読んで下さり、ありがとうございます♪
  
  > 今回は大都会クアラルンプールから寂れた第三の都市、イポーへの旅ですが、両都市の対比がまたおもしろいですね！
  
  クアラルンプールからイポーへ行くと、本当に時代が違うんじゃないかって思うような、不思議な気分になりました。
  日本でも華やかな東京に対して、地方都市は衰退が進んでいますが…。
  でもイポーは日本のそれ以上に衰退しているというか、退廃の雰囲気が漂う感じでした。
  ペトロナス・ツイン・タワーなど近代化の象徴としてのクアラルンプールと、その一方で時代に取り残されていったイポーの街。。
  まさに鮮やかな対比に感じましたね〜。
  
  > “セカンドバージン”の舞台もこのイポーだったんですね。
  > そういえばこんな雰囲気だったような・・・。
  
  ほんとは「セカンドバージン」に出てきた、ケリーズ・キャッスルというお城に行くはずだったんです〜。
  けれど、車で３０分もかかるとかで、大変そうなので諦めました。。
  でもこのお城も、いかにも廃墟のお城という雰囲気らしく、なかなか良さそうな所です♪
  
  > わたしもむかし、半ば廃墟のようになったポルトガルのトマールの修道院を訪れて、そんな気持ちになったことがあります。
  
  エンリケさんの行かれたトマールの修道院、拝見しました！
  静寂がこちらにまで伝わってくるようで、素敵な修道院ですね。
  
  廃墟って惹かれますね。
  綺麗に整備されたり復元されたりしてる所もいいけど、手が加えられずにそのまま朽ちていってる所のほうが、なにか感じるものが多い気がします。
  
  僕もトマールの名前を覚えました！
  イポーとトマール…、どちらも名前の響きが素敵な街ですね（笑）。

• 白い華さん 2012/06/01 00:02:20

  「意外性！が　また・・・嬉しい〜」　イポーの　街！は、エレガントで　ノスタルジック。

  今晩は。
  がりさんには、「韓国　ひとり旅！の　経験者」として、
  いろいろ、ご相談！に　のってくれて、有難う御座いました。
  
  来週、平日・・・を　使い、　突然・・・ながら、　『　韓国　気まま！に　女ひとり旅　』　に　行くこと。にしました。
  昨日。今日・・・と　旅の発案！から、出発まで、　わずか・・・５日間。と、　ビックリ！の　速さ。デス。（笑）
  
  まぁ〜、気をつけて、行ってきますね。
  でも、期待！の　「世界遺産　安東・河口村」の　歴史的！建造物の　民宿。泊・・・が、　丁度、６月６日・・・の、「韓国の　祝日」に　ぶつかり、　飛び込み！では　泊まれないかも〜。
  ちょっと、６日間の　周遊コース！を　考えて・・・みますね。
  
  
  さて、マレーシア　第３・・・の　街。イポー・・・って、　名前！は　聞いたこと、あります。が、
  ちょっと、寂れた！　ムード・・・が、　素敵！じゃ〜　ありませんか〜。
  
  大昔の　栄華！が、　崩れた・・・魅力。が、　あの・・・裏通り！には　残っていて、「ノスタルジック！な　気分」を　かきたてますヨネ。
  そして、旅人・・・の、　『　あまり・・・知られている、名所！では　ない。けれど、　とっても、素敵！な　場所　』　を　たまたま、見つけてしまった！　感動。と　共に、　より、輝いて・・・心に　残るんだ。と　思います。
  自由旅行・・・の、　醍醐味！を　感じる、　瞬間。が　こんな・・・時。なんでしょう。（♪）
  
  そんな・・・寂れては　いる。けど、エレガンス！を　感じる、小路。
  更に、「古い！凝った・・・造り。の　駅舎」も　見応え！が　ありますね。
  そして、駅舎・・・の　片隅！には、　「アジア・オリエント急行」の　車両。が　置いてある。
  
  う〜ん、　イポー・・・って、　本当は、エレガント！な　町。なのかも　しれませんね〜。
  がりさんも、大昔の　イポー！の　エレガントさ。そして、寂れた！　美しさ。を　感じ、　「いい〜！町だなぁ〜」って　思ったんでしょう。
  
  猫ちゃん・・・の　お顔。も　また、美形〜・・・だわ〜。
  マレーシアは、「エアー・アジア」が　登場して、　何か・・・と、クアラルンプール経由！で、　これからも　お邪魔する・・・って　ありそう。ですよね。
  物価も　お安い！ですし、　マレーシア。旅人・・・には、　ホント、いい〜！国。だと、思います。
  
  　　　これからも　ヨロシクお願いします。

  がりさん からの返信 2012/06/02 02:57:11

  RE: 「意外性！が　また・・・嬉しい〜」　イポーの　街！は、エレガントで　ノスタルジック。

  白い華さん、こんばんは！
  いつもありがとうございます〜。
  
  > がりさんには、「韓国　ひとり旅！の　経験者」として、
  > いろいろ、ご相談！に　のってくれて、有難う御座いました。
  
  白い華さんの突然の韓国旅の発表にはびっくりしました〜（笑）。
  でもいいですよね、気軽に海外行けるのって。
  海外旅行というと、どうしても何ヶ月も前から準備しないと…って思っちゃうけど、ほんとはもっと気楽にふらっと行けた方がいいんですよね。
  それにしても、わずか５日で出発はすごいです！
  
  河回村での民泊は楽しみですね〜。
  昼間でものんびりした村なので、夜は静かで素敵だと思います。
  あっ、６月６日って韓国の祝日なんですね！
  たぶん連休ではないと思うので、それほどの混雑にはならないとは思いますが。。
  
  ちなみに、６月６日は僕がスカイツリーに上る記念すべき日です（笑）。
  今のとこ曇り…、う〜ん、晴れに変わっておくれ。。
  
  > さて、マレーシア　第３・・・の　街。イポー・・・って、　名前！は　聞いたこと、あります。が、
  > ちょっと、寂れた！　ムード・・・が、　素敵！じゃ〜　ありませんか〜。
  
  イポー、寂れた感じが美しい街でした♪
  退廃した美しさというか、朽ちていくものの美しさというか…。
  観光地化されていない素朴な風情もまたいい〜。
  クアラルンプールとかは元気なマレーシアを感じるけど、その裏でこんなマレーシアの姿もあるんだなと感じました。
  
  > マレーシアは、「エアー・アジア」が　登場して、　何か・・・と、クアラルンプール経由！で、　これからも　お邪魔する・・・って　ありそう。ですよね。
  
  エアアジア、ほんとに安いようですね。
  国内線でも５円運賃とか売り出したし…。
  でもこれ成田発なんだよなぁ…、神奈川県民からすると、ちょっと成田は遠い！って気がする。
  でもＬＣＣ、やっぱり安さには惹かれちゃいますね♪

• ニッキーさん 2012/05/22 12:23:25

  神がかり的な路地、廃墟の美しさ

  がりさん、今度はおもしろい街を見つけましたね。
  
  イポー、昔すずの採掘が盛んだった頃は栄えた街だったんでしょうね。
  廃墟のようになった路地、野良猫や犬、観光客も行かないローカルな市場、そんな中に建つコロニアル風の建物や美しい白亜の駅舎、オリエンタルエクスプレス・・・。「千と千尋〜」の中で駅舎から不思議の世界に迷い込む、何故かそんなシーンを思い出しました。かつて栄えた面影を残しながら時代の狭間に存在するかのような不思議な街です。
  
  もやし料理が名物というのも面白いですね。もやしとミニトマトとニラかな？それにチキン。味はわからないけど、合いそうな気がする〜。
  
  ホテル、飛び込みで入ったにしては外見からは想像つかない良い部屋でしたね。観光客も少ないだろうに、カードキー、ダブルベッド、清潔なバスルーム・・・ビジネスで泊まる人がいるのな？ますます不思議な街です。マレーシア第３の人口を持つ都市だというからには、旧市街と新市街で雰囲気が違うのでしょうね。いったい皆どんな生活をしてるんだろう。
  
  こんな街に出会えるのが、自由旅行の醍醐味ですね。
  
  クアラルンプールでがりさんが見たさとうきびジュース、宮古島で飲みましたよ。ちょっとくせのある甘さです。おいしいですよ。
  
  ニッキー

  がりさん からの返信 2012/05/23 00:02:44

  RE: 神がかり的な路地、廃墟の美しさ

  ニッキーさん、こんばんは！
  さっそく旅行記、見に来て下さり、ありがとうございます〜。
  
  > がりさん、今度はおもしろい街を見つけましたね。
  
  イポー、名前の響きが素敵で、気になっていたんです。
  １ヶ所くらい、あんまり観光客が行かないような街に寄ってみるのもいいかなぁ、と思って。。
  ガイドブックにもほとんど紹介されてなくて、ちょっと不安でしたが（笑）。
  
  でもこのイポーが予想外に、いい街でした！
  とくに何があるという街ではないけど、街のあちこちに思わず写真に撮りたくなるような、ちょっと絵になる路地や建物があって…。
  観光地化されてないから、素朴な街のまんまで、こんなマレーシアもあるんだなと感じました。
  
  駅前も人が少なくて、マレーシア第３の街とは思えないほど、のんびりした街でした。
  やけに古めかしいバスが走ってたりして、クアラルンプールから来るとほんとに不思議の街に迷い込んだような気分になりましたね〜。
  イポーには洞窟寺院とかもあるそうで、もっと長居してもよかったかもって思います♪
  
  > もやし料理が名物というのも面白いですね。
  
  こんな街で、一人でもやしを食べるというのも、不思議な気分でした（笑）。
  これ店の外のテーブルで食べたのですが、夜風に吹かれながら、気持ちのいい夕食でした。
  でもメニューが無いらしく、注文するときが大変だった…。
  しまいには、横のテーブルの人達が食べてるのを指差して、それ、それ！って注文しちゃいました（笑）。
  
  > クアラルンプールでがりさんが見たさとうきびジュース、宮古島で飲みましたよ。
  
  沖縄のさとうきびジュース、美味しいんですね〜♪
  そういえば僕は沖縄行ったときも、さとうきびジュースは飲まなかった気が。。
  シークワーサーとかパイナップルとか、そういうのを飲んでたっけ。