2012/04/29 - 2012/05/07
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flower123さん
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古代インドと欧州の影響を受けながらも独自の文化を発展してきたシンハラ王朝。
インドから受け継がれた仏教の教えはスリランカから、東南アジア(ミャンマー、カンボジア、タイ等)に伝承されたそうです。
北海道を一回りした程の小さなインド洋に浮かぶ島ですが、世界遺産が8つもあり、西南部には美しいビーチリゾート、中部には2000m標高に渡り豊かな紅茶畑が広がっています。地元では、自己の力で病を治す方法を導く治療法としてアーユルヴェーダ、人の人生には切っても切り離す事の出来ない占星術等、様々なフェースを見せてくれる国へ旅をしてきました。
行き先;
ネゴンボ
コロンボ
アヌラーダプラ
シギリヤロック
ポロンワルナ
ダンブッラ
ヌワラエリヤ
キャンディ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シンガポールからエミレーツ航空でコロンボまで飛ぶ。
3時間半と超楽な旅だけど、ドバイ経由らしく満席。エンタメやお酒類が豊富、しかもマイルが溜まりやすく、かなりお気に入りなエアラインとなった。
夜中発で早朝着。
コロンボの空港に降り立った時、そこの空気に自分がすっかり溶け込んでいることにショック。シンガポールに住んでいれば、違和感も感じないか。。周りからジロジロ見られても、シンガポールのリトルインディアにいる感じがして・・。 -
空港からコロンボまで車で1時間程かかるので、15分以内でいけるネゴンボという漁村にステイ。ビーチリゾートで有名らしい。
Blue Horizon Guest Houseに宿泊。朝食付きで一泊S$40。安くて部屋も広い、スタッフも優しい。
ただ、やっぱりお金を少しトップアップしてでも、リゾートホテルに泊まればよかったと後悔。衛生的な面、と、リゾートに来たのだから、という意味で。若いときはいいのだけど、やっぱり旅の仕方が変わってきてるのかな、と思った。
でも一泊だけだったから何も言うまい。 -
ネゴンボからコロンボにバスで行ってみよう。
A/Cコーチ100Rs(50分)で行ってくれるのですごく楽。タクシーだとRs3000と言われたが、このバスかなり快適。 -
バス停で何をすることもなくのんびり座ってるスリランカン
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日曜日のコロンボ市はゴーストタウン化していた。お店も殆ど閉まっていた。で、この日は旅行代理店に依頼した占星術の占い師と会う為に街まで出て来た。ちょっとお高めだったけど、スリランカでは人の人生で切っても切り離せないホロスコープ。生まれたらホロスコープをつくり、大事な決め事(大学を決める時、結婚相手を決める時)の際に参考にするという。
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これがホロスコープ。
占い師はシンハラ語しか話せなかったので、英語の通訳をつけた。
生年月日と産まれた時刻から難しい計算をしていく作業を15分程じっと見ていた。
過去・現在・未来のことを淡々と語っていくのだが、当たっているのかそうでないのか思いあたることもあるし、ないこともあるし。
もし運命がこの紙に書かれているのであれば、それは正しい事だろう。でも、私という人間は欲が深く、そこにおじさんが言った「人生を左右する物事」があっても、あれもこれもしたいと左右される欲があれば、運勢や運命も変わってしまうだろう。将来、いつ何歳に仕事が上手くいって、結婚して、というのも色々聞いたが、結局は自分で選択してゆくことなんだよね、と思う私は占星術に行くべきではなかったのか、笑) -
紅茶屋の前。お店は開いてなかったけど。
街がセイロンティ。 -
コロンボ国立博物館。
どこも開いてなかったから逃げ込んだ感じで入ったら、人も少なく、静かでのんびりできそう…でも、この時すでに午後4時。すごくおなかすいて、すぐに出てきちゃった。
コロニアル式の建物とバニヤンツリーが見事! -
暑い中、どこかレストランはないかと歩き回ってたのだけど、どこも開いてなく(あまり街の地理を把握してなかったせいもある)コロンボのホテル、Galle Face Hotelに駆け込んだ。
温かいチキンのサラダとシンハラビールで乾杯! -
Galle Face Hotelに接しているビーチ。
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ゴールフェイスホテルの内装がとても美しい。コロニアル風でとてもお洒落。ここそんなに高くなかったので泊まってみたかった!残念!ルーフにあるレストランからの夕日は最高だと聞く。
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ゴールフェイスホテルをバックにMarine Driveへ歩いていく。日曜日だからビーチには人がわんさか。のんびり時間を過ごすことに慣れているのね。
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Marine Drive。
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少し陽が翳ってきた。
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ビーチで遊んでる。
インドのチェナイやムンバイのビーチでもよく見かけたのだけど、水着着て泳ぐ習慣がないらしい。海の波で遊ぶ事がとても楽しそう。 -
ネゴンボの街。至って普通の街で、1時間あればすぐ周れちゃう。ここは両替商の建物から撮影したのだけど、やっぱアジア人って珍しいのか、スリランカンの思春期頃の女の子たちが珍しそうにこちらを見ていたので、笑い返したら恥ずかしそうに笑って逃げてしまった・・・。こういうところ、素朴だなあ、と思う。
かくいう私はこの町の服屋さんでパンジャビのトップを2枚買った。店の人に何十枚も服を出させて色々見て選んだんだけど、なかなか良いガラのものがなく、時間かかり、トゥクトゥクのおっちゃんを待たせてしまった。。 -
ここからツアーの始まり。
ゲストハウスからJetwing Sea Hotelへ移動。ホテル、やっぱこんな素敵な感じじゃないと盛り上がらない!エアコンも程よく効いていて涼しい!スリランカは湿気がすごくて暑くて。。
外は雨でどしゃぶり。街めぐりは堪能したので、ホテルでまったりすることに。さっそくアーユルヴェーダスパに行く事にする。30分、バックマッサージで3千円位。シンガポールと同じ位だね。 -
ビーチといっても誰も泳いでないが、眺めは素敵。
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夕日が!
インド洋の夕日は、アラビア海から見る夕日と同じ位、胸を打つものがあり、ちょっと感動。 -
この先は南インド!なんて綺麗なのでしょう。
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ぐちゃっとしてるけど、一応、初めてのスリランカン料理。カレーの種類も豊富。ジャックフルーツカレーや野菜系カレーが充実、ご飯は丸みをおびたレッドライスが中心、そして甘いものは初めて見る・食べるようなカラフルな色をしたものが多かった。
本場のスリランカンカレーはめちゃからいという事を聞いてたが、ツーリスト向けのカレーはとてもマイルドでずっと食べ続けたら太ってしまいそうな程。 -
夕食はスリランカンビュッフェ。ビーチ側の席でワインも美味しく頂いた。オーストラリアワインのOpal。ありえない程、空気に浸していたのか、すごくマイルドで飲みやすく、びっくりした!思わす3杯も飲んでしまったよ。
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デザート。
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日本からの友達と合流し、この日はアヌダーラプラへ移動。
その前に朝食。フルーツが豊富!特によく食べたのはパパイヤ。シンガポールでもいっぱいあるが、あまり好んで食べない。ここではライムを搾ってパパイヤを頂く。バリもそうだった。 -
ちょっと素敵でしょ。
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ツアー初日。ホテル前にてガイド兼運転手と待ち合わせ。あらかじめ現地の旅行代理店で6泊7日のツアーを組んで貰った。値切りに値切ったが特に嫌な態度取られず、良かった!ホテルは特に高いことはないのだが、車代がツアー料金の中で一番を占めていた。恐らくガソリンか?7日間、東京から九州まで走るのと同じくらい距離あるからやはり高くなるのだろう・・・。
こちらはスリランカ最古の聖都アヌラーダプラ。(2400年前)
紀元前3世紀前、インドから仏教がもたらされたのを機に様々な仏教寺院が建設された。
一角には釈迦が菩提樹の下で悟りを開いたといわれる。インドのブッダガヤから持ってこられた分け木がここで育ち、大きな木となって残っている。 -
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イスルムニヤ精舎にある涅槃像
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右がアヌラーダプラ王。
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涅槃像がある建物の天井。曼荼羅。
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「The Lovers」この地で伝わる王子と村の娘のラブストーリー。アヌラーダプラの宝殿寺内で一番人が集まっていた場所。
紀元前2世紀にこの地を治めていた王の息子サーリ王子が美貌の皇女マーラと恋に落ちるが、彼女の身分が低かった為、結婚することができなかった。悩みぬいた挙句、王子は王座をおり、乙女と一緒になった。
今でもこの石像の中でこのカップルは永遠に幸せに過ごしているようだ。 -
青空に広がるルワンウェルサーヤ大塔
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イスルムニヤ精舎にある大浴場。
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蓮が一面に広がる池。カンボジアによく似ている。
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昼食場所にいた猫ちゃん親子。スリランカではよく猫を見た。
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パパイヤ with ライム
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これもルワンウェリサーや大塔。大きすぎてカメラに入らず。
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今夜のホテル、カンダルマ・ヘリタンス・ホテル。アジアンリゾート建築で有名な建築家ジェフリー・バワ。このホテルはジャングルの中にあるのだが、彼のアートは、自然そのものの中に人工的なデザインを加えること。岩の中にフロントがあったり、他のビーチホテルには、門をくぐるといきなりインド洋が見えたりするようになっている。
ただ、自然の中にあるので虫や猿に出くわす可能性も高い。 -
バスルームがとても広い!
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フロントから見える大きな湖。
「カンダルマ ヘリタンスホテル」は雑誌に、泊まってみたいホテルシリーズにいつも掲載されている。 -
ホテル内にはふくろうさんが。こういった内装にも力をいれてるよう。
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バティック工場に。
女性達がひとつひとつ植物油で布に筆でガラを描いている。
代理店ツアーの中で特にリクエストも出してなかったバティック工場見学。一通りの説明を聞いた後、計算機を持って、我々が興味を持ったものに「いくらなら買うか?」と数字を出してくる。。ツーリストプライスなので結構お高い。使用目的がはっきりしないので、とりあえず逃げるように出てきた。。 -
スリランカの世界遺産の中でも一番だったシーギリヤロック。
天空の城「ラピュタ」を思わせる。これを砦とし、標高200mの頂上に王宮をつくったカーシャパ(紀元前5世紀)
頂上からは、文化三角地帯(アヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディ)を360度パノラマで見渡せる。 -
岩と岩の間を抜けて頂上へ。この美しい岩のアーチは有名。
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半分まで登ってきた!
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シーギリヤロックの中腹。
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妖艶なシーギリヤレディ。シーギリヤロックの中腹には18人のも美女が描かれています。衣を着ている女性より裸の女性の方が身分が高いそう。王宮の中にはこのような人が500人もいたそう!
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シーギリヤのフラスコ画はこんな危ないところに書かれてるのです。
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シーギリヤ王宮を守るスフィンクスのごとき荒々しいライオン像!
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天空の城、ラピュタ!まるで空に浮かんでるようです。
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沐浴場もあります。
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地元スリランカンにも人気なシーギリヤ。天空に生える緑がさらさら音を立てています。
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頂上から下界を降りる階段。いき行く人々が「こわいねー」と声をかけてきて本当に落ちたときのことを考えてしまう。
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ポロンナルワ遺跡。アヌラーダプラの次に遷都された都市。アジア有数の仏教都市として栄え、その昔、タイやビルマからも僧たちが巡礼に訪れた。
円形のワタターゲ。ゲートの前には魔よけのガードストーン。 -
ポロンナルワのムーンストーンはスリランカで一番美しく完璧に残っているもの。寺院の入り口で足を清める為のもの。輪廻転生をあらわすレリーフ。
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8つの世界遺産の中で一番、ポロンナルワが充実していたような気がする。ここは夕方に合わせて出かけると夕日が綺麗に見える。
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カンボジアのアンコールワットを思い出させるサンセットと湖に映える対の景色。
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やっぱり綺麗だなあ!
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スリランカ中のおサルはどこにいても人気もの。
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スリランカ最大の石窟寺院ダンブッラ。鮮やかな色彩で描かれた仏教絵巻が洞窟内で見ることができる。
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仏陀が乗っている蓮。
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ダンブッラ最大の見所は第2窟。
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洞窟の中にこんなものをつくっちゃうなんて神業だね!
西インドのエローラも、縦堀りでこういうのをつくってるらしいから、昔の人の仕事は偉大だ! -
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涅槃像の足が大きい。
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スリランカのタルチョが綺麗に空に溶け合う〜
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ランチはいつもベジカレー(スリランカン)
これで一人前なのだ。 -
スリランカンバティックはひとつひとつ手作り。「アルコ」にも載っているバティック屋さん。結構、山奥にあるので見つけにくかった。Jetwing旅行社がツアーのおまけで連れていくバティック屋のように、押し売りはしないし、気持ちのよい対応です。
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ウェディング用のサリーを作ってるとのこと!
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キャンディ市に到着。妖精が出てくるようなホテル、「生活の木」が経営しているとのこと。カンダルマホテルやJetwing系のホテルと比べると値段の割りにファシリティや食事がちょっと、、、という感じがしたが、静かで過ごしやすい。
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キャンディ市。
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仏歯寺。シンハラ王朝最後の都市キャンディ。アヌラーダプラ、ポロンナルワの次に建国されたキャンディ王国。
4世紀にインドの皇女がこの国に仏陀の犬歯を安置したといわれている。それがこの仏歯寺にあり、毎日、皆がお参りに来る。仏歯は王位継承者の証として強い力を持つと言われてきた。 -
キャンディから紅茶畑で有名な茶畑ヌアラエリアへ。
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紅茶工場。工場に入ると紅茶の良いにおい。
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摘み取った茶を運ぶおじさん。
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こんな機械で、摘み取った茶を何種類もの紅茶に変えてゆくのだという。
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工場を案内してくれたお姉さん。タミル人の末裔だ。昔、東インド会社はティピッカーとしてインドのタミル州から労働力をまかなったという。ヌアラエリアにはシンハラ語の下にタミル語が併記してある。
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試飲させていただいたお茶。ストレートで飲んでも甘みが出てとても美味しい。このエリアのお茶はミルクティに適している程、色が濃く出ています。ミルクちょーだい、と言ったら、そのままの味を楽しんでほしい、と言われ、試せなかった・・・。
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お次に向かったのはMachwoodsの茶畑。前にいった工場の茶は少々お高く、次の工場に行って様子を見ようと思ってきた茶畑がどんぴしゃ!めっちゃマイルドで美味しく、インドや現地スリランカンも大量に紅茶を買っていた。
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ヌアラエリアはリトルイングランドと呼ばれるほどスリランカっぽくない景観。ヨーロッパ人が避暑地で訪れる場所。Jetwing系のホテルでアフタヌーンティを。
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Jetwingのホテル!イギリスっぽさが出ている。
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最後の夜にみた、キャンディアンダンス。
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火をつかったショーもあるが、ちょっと危険・・・。
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スリランカ最後の夜は、街中が光(電光)で溢れ、なんとも不思議な空間にいるようでした。仏陀生誕を祝って、みんな食事や飲み物を近所やお友達に振舞ったりしていました。
ホテルではスタッフたちが競って木や建物に電光を飾りつけ、お客さんに採点してもらう、というイベントもありました。色も淡く、バランスも良かったような気がします。 -
シンガポールに帰国します。
人々がとてもフレンドリーで笑顔に溢れていて、居心地が良かったです。次回は海のゴール市に行って見たい。
また会う日まで!
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