２０１２ＧＷいきなりの一人旅 （成田→マニラ→香港→仁川→成田の旅）(マニラ編）

2012/04/27 - 2012/04/30

４月の半ばにＧＷにマイレージ利用して香港に行こうと予定を立てたたのですが、出発３日前に相棒が”仕事が入った”と言い出しました。
キャンセルしようも私のマイルは時間的にもう戻ってこないし、いきなり決心の一人旅に出かけることになりました。

数年前の相棒の仕事キャンセルで緊急一人旅になった昆明の記憶が蘇ってきましたけれど・・・。

直行便が取れなかっための、まずはマニラでしたが、フィリピンは

①日本と深く関わってきた歴史もあるのに、そんなに飛行時間がかからないのにまだ行ったことがないし、島を除いて、仕事以外で行ったことがあるという人が私の周りにいない。
②ずっと行きたいと思いつつ情報を集めると犯罪率等からちょっと怖い気がしてなかなか勇気が出なかった。

ため行くチャンスがなかったのですが、これを機会に行ってしまおうと！
そもそも相棒とは香港で落ち合う予定だったから、もともとマニラは一人の予定だったので。
マニラ→香港はフィリピン航空でワンフライトをとることにしました。

この写真はマニラ市内の米軍記念墓地です。
遊ぶところではないのですが・・・暑くて湿度の高いマニラの街で例外のように絶えずさわやかな風の渡るとても気持のいい丘でした。
穏やかな平和の良さをしみじみ肌で感じるところでした。

そんなこんなで旅程を少し短縮して、４月２７日１８時３０分　デルタ便で成田を出発。

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: デルタ航空 フィリピン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニノイ・アキノ空港第１ターミナルにはほぼ定刻には着いたものの、ホテルのドライバーと待ち合わせポイントに着いたのは２３時過ぎ。
それはイミグレが混んでいて、通過に時間がかかったから。

万一ホテルの送迎担当が私がもう来ないと判断してしまって帰ってしまったらどうしようか？などと心配したけれどそれは不要でした。
まだまだ空港は深夜でもすごい人出で大にぎわいでした。

この待ち合わせポイントを指定されてメールで読んだ時はよくわからなくて会えなかったらどうしようかとか思いましたが、実際行くと迷いようがないくらいわかりやすかったです。
通路を横断してこのスロープ（左右に分かれている）の下にアルファベットが振ってあるスペースがあってそれを目印にして待ち合わせます。

でも一番の目印はホテルの人の持っている小さなボードなんですが、そこは人いきれですごく暑かったのでそのボードは担当がパタパタと扇子代わりになってました。

何がともあれすぐに出会えてよかった！
ホテルへ。

パサイ地区のネットワールドホテルです。日本語で予約できるし、メールのレスポンスがとてもよくて安心できました。
マニラ湾のヨットクラブより少し南のロハス通りにあります。

格安ホテルサイトから予約しましたが、送迎も朝食もついて６０００円くらい。すごい豪華というわけではないけれど、お部屋は清潔で快適に過ごせました。

よく見るとガードマンは自動小銃を持っています。
必要なんだ・・・ね。

これから、夕方までガイドさんと車をお願いしているのでマニラ観光です。暑いから移動に車は必要です。
朝の８時で日本の真夏の正午の気温と湿度です。
お昼にはもっと上がるそうです。

マニラ湾です。台風でかなり被害を受けたけれど日本からの援助で工事ができたそうです。ずっと長く工事の用の壁で海が見えなかったそうですが工事が済んで見えるようになりました。

夕日がきれいなんだそう。

リーサル公園です。
急に初めての国に一人で行くこともあって、今回はガイドさん＆車をお願いしました。

で、最初に連れて行ってもらったのがこの公園。
フィリピンの英雄ホセ・リーサルがスペイン人に処刑されたところにある公園なのですが、まず”リーサルとは”というところからお話をしてもらいました。

１８００年後半のフィリピン独立活動した国民的英雄だそうです。
お医者で芸術、文筆の才もあった人だそうです。
このあと行くイントラムロスのサンチャゴ砦に彼の資料館があったのですが（写真禁止）そこに行くと彼のことがよくわかりました。

また、この公園にリーサルの最後の言葉が刻まれた石碑があります。
地元の学生さんが校外学習に来ていて、広く国民に敬愛されている人だということが分かりました。
現在でも公立学校では必ず彼のことを教えるそうです。

石碑の脇を奥に入るとこんな等体大の群像があります。
リーサルの最後のシーンです。
立体なのでリアル過ぎです。

リーサルという人は力には力という人ではなく植民地の圧政を告発してフィリピン人の誇りを高めた人なのだそうです。

スペイン統治下の石づくりの建物が残るイントラムロスのサンチャゴ要塞です。
睡蓮の花が咲いていました。

ここの馬車はかなり元気に走ってました。

監獄のあとです。校外学習中の学生さん達。

まずはサン・アウグスチィン教会の中から、世界遺産で結婚式できるなんて幸運ですね。

ピンクの外壁がかわいらしい。

さっきの結婚式の参列者たちは正装していますね。
道路向かいのカーサ・マニラに併設されているレストランに移動です。これからパーティですね。

カーサ・マニラと呼ばれるスペイン風（いや、そのもの）のお屋敷です。
中の調度も贅沢なものでした。（中は写真不可）

台風被害にあった植え込みの再生工事を撮ったのですが、後ろにはクラブのようなお店が写りこんでいました。

話はそれますが、ガイドさんによると最近でフィリピンの国としては海外へ行っての仕事の要件を厳しくして規制して国民の意識を高めようとしているのだそうです。

ランチはガイドさんにリクエストをして予約をしてもらっていた”Ａｂｅ”です。混んでいます。きれいなお店です。

テラピアの姿揚げが人気のようでしたが私は豆のスープと豚肉と野菜のプレートだけにしました。

多分、水が落ちる噴水？？

表紙の写真の米軍記念墓地の施設です。この壁にぎっしり兵士の名前が書かれています。

丘なので遠くまで見えます。

マカティ地区は高層のビルやマンションが並んで大都会の様相でした。

マカティ地区アヤラ通り。銀行等がずらっと並んでいます。

高山右近の像。家康にキリシタン国外追放を受けてマニラに来たのですが、ここでは短命だったそうです。

ヤシの実ジュース作り中。

たくさんの電線が交差しています。

パコ・パーク
昔はコレラの流行したときのお墓でした。
しかし、今は公園になり結婚パーチィも開かれます。

地元の人が行くスーパー。”HYPER MARKET”
電化製品から食品まで品物は豊富でした。

モール・オブ・アジア　時間がなかったので次回は行って見よう。

フィリピン航空専用の大２ターミナル。

いきなり、搭乗口が変更に・・・でも空港ではあちこちに見かけるあの電光掲示の画面が見当たらなかった。
(どこにあるのか、どなたかご存知ですか？）

これから香港へ。15年ぶりくらいかな。

香港、マカオは一人旅です。

柄にもなく・・・ガイドさんに頼んで本屋さんにも寄りました。
ホセ・リーサルの著書を買いました。

最後になりましたが、マニラのガイドさんは同性で年齢も近かったということもあっていろんな話ができて勉強になりました。
フィリピンの人と話しているというより普通の女友達同士のような会話もしました。
また、フィリピンに行く時は是非お仕事をお願いしたい方でした。
お世話になりました。

少しの時間しかなくてほんの一部しかこの国を見れていませんが、関心をもってこれからも見ていきたい国だなと思いました。

”HYPER MARKET”で買ったお菓子。（セブの）
とってもサクサクしたパイでおいしい！