ヨルダン一週間６　死海へ

2010/06/18 - 2010/06/18

一週間の休暇を取ってヨルダンに来ています。

シリアやレバノンと抱き合わせで旅することも検討しましたが、
ペトラもアカバも死海も捨てがたい！ということで
今回はヨルダンだけです。

今日はいよいよこの旅最後のハイライト、死海です。
一生に一度は体験したいと思っていた、あのぷかぷか浮くやつを
やってきたいと思います。

エリア その他の都市(ヨルダン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

死海へはほとんどバスが無いそうで、タクシーをチャーターしていくことになります。

たまたま、同宿のチャイナ人の男が死海に行くということだったので、シェアしました。

荒涼とした中を西へと向かいます。


アンマン首都圏を抜けると、道路はひたすら下り坂という感じです。

途中、「SEA LEVEL」の碑を通過します。


ここから西は、海面下！

ゼロメートル地帯、どころじゃない、海抜マイナス390メートルに向かいます。

画像ではわかりづらいですが、ずーっと下り坂です。

ひたすら下ってきて、道が平坦になるころには、もう死海は目の前です。


アンマンと比べてずいぶん蒸し暑くなってきました。

ビーチに着きましたー。

対岸はイスラエル領です。

今までに見た海や湖とは、少し色が違う感じです。

波はありません。

水辺の石には、塩がこびりついています。

少しずつ、水の中に入ってみます。
ザラッとした水です。


足に擦り傷がありましたが、たちまち塩水がしみて痛みました。
まさに傷口に塩を塗る感じです。

浮かびながら撮った写真です。


ばしゃばしゃと水の中に入っていき、腰の高さあたりまでくると、だんだん足が浮いてきます。

ぷかぷか。

ビーチの一角にはプールもあります。

死海に浸かって出てくると、濃い塩水のせいで体がべたべたになります。

で、この真水のプールでしばらく泳ぐときれいになります。

ビーチでは、イスラム教徒の女性用と思しき水着も売られていました。

死海の泥を塗る人たち。

対岸までは10km余りです。

こうして見ると、すぐそこな感じです。

ここは間違いなく地上、なのに海面は390メートル上空。


とても不思議な感じです。

今回通ってきた死海沿岸には町もなく、とても静かなところでした。


そして死海で味わえる「地の果て」感は素晴らしいです。
旅をしているんだなー、と思えます。

間違いなく、オススメです。



（つづく）