アルゼンチン、びびりながらの女一人旅35日(10)　夕景いろいろ Cordoba

2012/03/29 - 2012/03/29

　だんだん、コルドバの町にも慣れてきて、自由に闊歩できるようになってきました。
それで、やっと夕暮れにも歩けるようになり、大好きなカプチーノ教会の夕暮れを撮影しようと出かけました。と、ちょうどミサが始まったばかりで、ほんのちょっと参加するつもりが、やはりあのプルーの教会の景色の中に包まれていると、とても居心地がよく、また参加している人たちの信仰心が伝わってきて、とうとう最後までミサに参加してしまいました。
　ロサリオと違い、コルドバの教会では、毎日のようにミサが行われ、平日でもたくさんの人が参加しているのにも感動を覚えました。思わず、帰りがけに、きれいなお姉さんをつかまえて、「平日でも、こうしてミサがあるのか」と尋ねてしまいました。彼女は、私が日本からの観光客だと知ると、いろいろと親切に説明してくれました。
　コルドバ、いいなぁ。ここに滞在できて、幸せでした。

　そのあと、噴水の所まで撮影しながら散歩していると、突然、音楽が始まり、噴水のショーが始まりました。これも、けっこう見応えのあるショーで、数曲の音楽に合わせて、かなりのバリエーションで噴水のイルミネーションと水の吹き出し方が変わっていくのに見とれていました。

エリア コルドバ(アルゼンチン)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミサを終えて、外に出ると、もう日はとっぷりと暮れてました。
夜の教会もまた、ステキでした。

ホテルの朝食のカフェテリアです。

軍事政権を忘れまじ、というメモリアル博物館です。

この小さな汚い建物に、たくさんの悲劇がこめられていたようです。

このサンドイッチ、Sandwich de Migaと呼ばれていますが、日本の食パンにはさんだパターンのサンドイッチです。
ただ、食パンのサイズが大きくて、日本ではありえないでかいサンドイッチを売っていました。

こちらの、細長いパンにはさむ、よくみる形のサンドイッチは、Pebeteと呼ばれていて、最初、カフェテリアのメニューを見た時に、理解できない言葉が多くてびっくりしました。
よく食べていたのは、このペベテのサンドイッチですが、なかなか、美味しそうな店を見つけるのが難しかったです。
それから、ホットドッグがPanchoと呼ばれていて、ホットドッグのチェーンに、Pancho Villaというメキシコの英雄の名前になっていたのは、笑えてしまいました。なんで、ホットドッグがパンチョと呼ばれるようになったのかなぁ。

例のイタリアン以外に、もうひとつ、ステキな店をみつけました。
日替わり定食の、魚のテリーヌ、絶品でした。

この店、常連客がたくさんいるなぁと感心しましたが、コルドバ大学のすぐ近くにあり、ほとんどが大学の関係者らしかったです。
隣にいた人が、私の旅日記を見て、「まあ、なんて几帳面に記録しているの」と声をかけてきて、しばらくおしゃべりしましたが、大学の先生でした。飛び抜けた成績の学生とランチしているところでした。
その他のオバサンたちも、皆、先生らしく、お互いに挨拶しあってランチしているようでした。

チキンの焼き具合が、またおいしいのでした。パリパリって感じがよかったです。

このオレンジ風味のチーズケーキ、というのがまたおいしかったです。
きつい味が苦手な私は、チーズケーキが苦手な面があるのですが、これは、味がソフトでいて、風味があり、こんなたくさんの量なのに、味に飽きることなく、すっかり食べてしまいました。

ウェイターも、
もしかしたら大学生かな、と思ったのですが、日本からだというと、「日本のどこの町」と聞いてきて、「京都」と答えると、「ああ、古都の町ですね」と答えたのは、感心しました。

ふたたび、シティツアーの二階建てバスに乗りました。
今度は、時間帯を遅くして、夕暮れ撮影を意図しました。
これは、夕方の渋滞です。この日は３連休を前にした金曜日です。もう仕事を終えて、町を出ようとする車の波がすごかったです。

ホットドッグのパンチョ・ビジャの店です。

バスツアーで、またまたカプチーノ教会に立ち寄ります。
何回、行くんや、と思いますが、やっぱりステキなんですよね。

ツアーのあと、カビルドの中庭、パティオに行きました。
ここで、タンゴの夕べが開かれるのですが、始まりが遅いので、結果的には断念しましたが、ここがその会場です。

翌日、また大学近くの店に、食べにいきました。
週末は、日替わり定食はないので、この日は、メキシコ料理のケサディージャを食べました。
アルゼンチンでは、メキシコ料理がブームだそうですが、そしてまあまあの味ではありましたが、本場のメキシコ料理と比べてしまうと、イマイチかな。

またまた、イタリアンの店に行きました。
sorrentinoというパスタが、アルゼンチンにはよくあるので、それを食べてみました。帽子のように膨らんだ形のパスタで、中につめものが入ってます。ラビオリの変形のようなものです。
ここのはモチモチしたパスタがなかなかよかったです。中には、チーズが入ってました。

これは別の店で食べた、メルルーサを焼いたものです。味がまったくなく、ビネガーとオリーブ油を好みでつけますが、さっぱりとしていて、和食の焼き魚みたいでした。

これは、テレビを写したものですが、4/2日は、マルビーナスの日でした。
マルビーナス諸島というのがアルゼンチン名なのですが、英語名はフォークランド諸島。イギリスとアルゼンチンが戦争になった理由の島です。
今また、イギリスとアルゼンチンが、摩擦をおこしているそうで、このマルビーナスの日は、ブエノスのイギリス大使館で抗議デモがあったようです。
テレビでは、しょっちゅう、何かの抗議デモが放映されてますが、この日は、数時間にわたって、警官隊とデモの人が、もめてました。
デモ鎮圧用の、放水車というのが出てました。いろいろと大変な国ですわ。