竹田城跡（歴史ウォーキング会　92回例会）

2012/03/30 - 2012/03/30

歴史ウォーキング会　92回例会はバスツアーで竹田城跡へ

国の指定史跡ですが石垣のみで建造物はありません。
全国でも珍しい完全な形で残っている山城遺跡竹田城（たけだじょう）は、兵庫県朝来市和田山町竹田にあった山城です。

嘉吉年間（1441−43年）に但馬の守護大名・山名宗全が基礎を築いたとされ、太田垣氏が5代にわたって城主となりましたが、
織田信長の命による秀吉の但馬征伐で天正8年（1580年）に落城。
最後の城主・赤松広秀が豪壮な石積みの城郭を整備したと言われています

天空の城といわれ別名は虎臥城（とらふすじょう、こがじょう）。
また城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから雲海に浮かび上がる古城の累々たる石垣群の威容は、日本のマチュピチュとも言われます。
標高353.7メートルの古城山（虎臥山）の山頂に築かれ、縄張りは、南北約400メートル、東西約100メートル。
天守台をほぼ中央に配置しています。

エリア 和田山(兵庫)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 団体旅行

竹田城跡へ入る手前の駐車場に到着
まずここで昼食です。

昼食です。

ボランティアガイドさんの説明を聞いて

ここから城跡へ歩きます。木の枝の杖を借りて。

山道を　エッチラ　オッチラ登っていって振り返ると集落が見渡せました。

城跡　石垣も見えてきました。

またエッチラ　オッチラ登っていって

ボランティアガイドさんの説明を聞きながら坂道や段々をゆっくり歩いて約２０分。

良い眺めです。
気持ちがスッキリします。

戦いに対応するための場所で作戦のお話しを聞きました。

石垣だけが残っていますが積み方は有名な滋賀県坂本の穴太衆の穴太積みで阪神淡路震災にもビクともしなかったそうです。

地上に出て見えている石の下の大きな部分は地下でガッシリ。

雲海の城の写真を撮るには向かい側の山から。

見晴台です。

三角点

見学終わりかけの険しい階段、戦いに備えて石段の幅や高さがマチマチです。

景色を眺めながら下っていきました。

見事な石垣の城跡
また来たいです。

帰路
独鈷の滝に立ち寄りました。

せせらぎの心地よい音を聞きながら山道を
約１５分

独鈷の滝（どっこのたき）
弘法大師伝説の残る、落差約18mの滝で、傍らの大きな洞窟には不動明王が祀られています。
滝の名前は、岩龍寺を開基した弘法大師が独鈷を投げ、突き刺さった場所からとか。

断層崖が連なる一帯の渓谷は氷上町の文化財に指定されています。

独鈷　とはどういう物かな？
と　思って帰宅してから調べてみました。

それによると
密教で用いる仏具の一つで、種々の金属・象牙などを主材料として作られていて、両端が分岐していない金鋼杵のことで中央に握り部分があり、両端がとがっている。
本来はインド古来の武器であり、密教では煩脳を払う目的の法具。刀身にはデザイン化された独鈷柄付剣が彫刻されたり、簡略化されて素剣のみが施される場合がある。端部の分岐が三つの場合には三鈷、五つの場合には五鈷と称する。

とすると
弘法大師はそれを持っていてここで投げたのですね。