2009/09/11 - 2009/09/13
23829位(同エリア28101件中)
yujiさん
2泊3日の、しかも少ない滞在時間の限られた中で、温泉好きな自分にとって以前から行ってみたかった、泉質がいいと言われる北投温泉に入りに、その隙間に観光も組み入れて行ってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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16時25分成田発チャイナエアラインで桃園空港に19時頃到着し、高速バスで台北駅に向かい、事前に調べておいた、MRT中山駅近くの日本人が経営するゲストハウスに歩いて向かった。
予約はしてなかったが空きがあったので2人部屋の布団敷きのドミトリーを取って、そのまま士林夜市に出掛けた。
臭豆腐の臭いを嗅ぎながら、鉄板焼きの料理を眺めて、結局何を食べたか覚えていない^^ -
翌日、朝から早速北投温泉に向かった。
MRT淡水線で北投駅に向かい、乗り換えて1つ目の新北投駅で降りた。
新北投駅までは北投駅で必ず乗り換える。 -
途中、光明路を行くと、加賀屋旅館の工事中の建物があって『加賀屋が北投に旅館を開くんだ』とビックリした。
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辺りに硫黄の香りが漂う温泉街を流れる川原の岩はそこに流れ込んでくる温泉の成分で白っぽく変色していた。
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まもなく目当ての瀧の湯に到着。
日本の統治時代に昭和天皇が皇太子の頃に入った歴史ある銭湯。
建物を右に行ったほうにその記念碑がある。 -
中に入るとすぐに湯船があり、その目の前にロッカーがあって着替える人も湯船に浸かる人もお互いが見える。
畳10畳分ほどの湯船が真ん中で丸太で区切られている。
壁の但し書きには1度に5分以上入浴しないように書かれている。 -
実際に入ってみると45度くらいの熱さと強い酸のせいで痺れる感じもあって初心者には5分の入浴はむずかしい。
それでも壁掛け時計をチラチラ見ながら5分ガンバった。
汗が引くまで10〜15分ほど、持ち込んだ1.5リットルの水を飲みながら、地元の人がするのを真似して湯船の周りで休憩しては入浴するのを3回繰り返した。
湯船の奥にシャワーと蛇口があるが、いずれも水のみ。
本来、掛け流しの温泉は洗い流さないでおく場合が多いが、ここは温泉の成分が強い為、きれいに洗い流して風呂をあがった。 -
その後、源泉でもあり、観光名所でもある地熱谷に向かったが途中の遊歩道が全面工事中で入ることが出来なかった。
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仕方なく駅に戻る途中で温泉博物館に寄った。
当時、この辺で発見された1mくらいの北投石が展示されていた。
世界でもここ、北投と秋田の山奥の玉川温泉の2箇所しか存在しない、日本では天然記念物の貴重な鉱石。
他にも当時使われていたタイル張りのプールのように大きな湯船も残されている。 -
かなり満足してMRTで市内に向かった。
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乗り換えの北投駅で表に出てみた。
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お昼前だったので近くの店で台湾に来て初めての小籠包を頼んだ。
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駅前に座ってアイスティーと一緒に頂いた。
食べ終えてから一旦、宿に戻ってチェックアウトしてそこから少し南の中山北路一段と市民大道一段の交差点近くの、20代の英語ペラペラの息子さんが受付している台湾人経営のゲストハウスに宿替えした。 -
それから台北101に行こうと、MRT板南線の市政府駅で降り、無料バスがあると聞いていたのでバス停を探したが見当たらず、1キロほどの距離なので散歩がてら、歩いて向かった。
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建物内の商業フロアを抜け展望台エレベーターに向かった。
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エレベーターは89階までだが階段で91階の屋外展望台に上がれる。
そこからタワーの上層階を望む。 -
その後、木柵指南宮に向かおうと思い、MRTに乗って、来た道を戻るつもりだったが遠回りになるため、そのままショートカットして木柵線の最寄り駅に歩いて向かい始め、すぐ大通りに出たところにあったバス停の案内板を見てみると、本来向かう予定だった指南宮最寄り駅を通るのを発見して路線バスで行くことにした。
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本来なら木柵線終着駅の動物園駅から猫空ロープウェイで行けるのだがこの時は何らかの工事でロープウェイが運休していたため手前の萬芳社區駅で降りて指南宮行きバスに乗り換えるつもりであった。
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が、車内電光掲示板で次のバス停の表示されるのを確認しながら行ったが目指す目的地の表示がないまま、どうやら終着停留所の動物園駅前まで来てしまったらしい。
すると運転手がなにやら車内アナウンスして5〜6人しか残っていなかった乗客は淡々と降りていくが、こちらは訳が分からず周りの様子を伺っていると通路を挟んだ席に座っていた女子学生がこちらの様子を察してくれたので地図を見せて指南宮に行きたいことを伝えると、彼女は運転手と会話を交わした後、途中まで案内してくれるという。 -
本当のところ、MRTで2駅戻れば指南宮までのバスに乗れるのは分かっていたが、親切心で案内してくれるのだからせっかくなので甘えてみた^^
彼女は駅係員に聞いて詳しく説明してもらうと、これから向かうバス停から彼女も帰れるというので2人で3駅戻る萬芳醫院駅に向かった。
この時初めて萬芳醫院駅からも指南宮に行けることを知った。 -
駅のエスカレーターで一緒に写真に納まってもらった。
手持ちで取った為、あまりにアップ過ぎるのでこんな形でゴメンなさい^^; -
電車の中で話をすると彼女は15歳で、学校で習っているらしい英語で意思の疎通が量れた。
日本語は話せないようだったがHey!Say!JUMPが好きと言っていた^^
案内してくれたお礼として、バス停横のコンビニで買ったミネラルウォーターを渡して、彼女の乗るバスが先に来たのでそこで別れた。
『台湾人て、こんなに親切なの?』って思った。
最初に乗ったバスは自分が乗り間違えたのか運行側の手違いかは分からないままだった。 -
夕方5時頃、無事に指南宮入り口に着いた。
ここから階段を上っていく。 -
夕方だったので参拝客、観光客、共に少なかったが野良猫はたくさんいた。
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まもなく最初の建物。
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さらに上に行くと参道があり
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そこから見える本殿?はカッコよかった。
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本殿前から望む景色は素晴らしかった。
遠くに101が見える。 -
正直、詳しいことはよく分からないが、こういう山の斜面にそびえる建造物に興味が湧いたのだが来てみると、とてもよかった。
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日も暮れてきたので下り始めた。
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途中、土産物屋の通りを抜けていく。
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バスとMRTを乗り継いで市内をそのままやり過ごして本日2度目の北投温泉、瀧の湯。
朝と同じように入浴と休憩を繰り返し、満足してあがって、遅い時間だったが夕飯がまだだったのでその足で師大路夜市に向かった。
写真左の灯りは水着着用の男女一緒に入れる公共露天風呂 -
美味しいと評判の生煎包を食べに来たのだが、評判通りけっこう並んでいた。
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ジューシーでとても美味しくて、並んだ甲斐があった。
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続いて滷味(ルーウェイ)
数ある食材から好きなものを選んで、ざるに入れて手渡すと先着順に煮込んでくれる。 -
肉、魚の団子に練り物、豆腐や生野菜、さらにインスタントラーメンまで鍋で煮込めるものは何でもありという感じ。
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店によって違うと思うが、自分が食べた店のだし汁は薄めだったので何かタレをかけてもらえばさらに美味しいと思う。
食べ終えて、電車のある時間に部屋に戻った。 -
10畳ほどの部屋に2段ベッドが3つある6人部屋のドミトリーだったが、部屋に戻ると誰もいないのでシャワーを浴びてそのまま寝た。
翌朝、携帯の目覚ましの音で起きると、隣のベッドに綺麗な顔立ちの西洋人女性がこちらに顔を向けてスヤスヤ寝ていたので一瞬びっくりして、2度見、3度見してしまった。
海外では珍しくないが、男女混合のドミトリーだった。 -
このフロアには4部屋あって、写真左が共同トイレシャワー。
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宿をチェックアウトして、再び瀧の湯を訪れて最後のお風呂を楽しんだ。
北投温泉には通称、青湯と白湯と呼ばれる2種類の源泉があるが、世界的にも稀有な青湯は、ここ、北投でも瀧の湯を含めた限られたお風呂でしか入れない。
ガイドブックにも必ず載っているが、とても趣のある内部の施設やとても熱くて独特の感じのお湯は温泉にこだわりがある人でないと楽しめないかも。 -
汗が引くまで待って、満足で温泉を後にした。
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駅前には日本でも有名な大手飲食店が揃っていて、台湾大手スーパーのWelcomeもあって、このスーパーでお土産を買うのもありだと思う。
実際にパイナップルケーキを買った^^ -
途中、MRTからの車窓。
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空港バスに乗るため、向かった台北駅東バスターミナルに着く頃には辺りはドシャ降りだった。
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が・・・空港に向かう高速道路ではすっかり晴れていた。
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初めての台湾で自分としてはかなりハードに動きまわったが、14時15分発のチャイナエアラインに乗り込み、無事に成田に帰った。
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