1990/10/14 - 1990/10/15
33位(同エリア156件中)
がおちんさん
モンフンの近郊にあるノンヤン(弄養)村は、なだらかな山の上に茅葺の家が並ぶ、プーラン族の集落です。
前年の夏、世界一周をするつもりで日本を出たのですが、モンフンに滞在中に少数民族の暮らしを見たくなり、この村に泊めてもらいました。そのときの経験がきっかけとなり、旅を中止して雲南に留学することにもなった、自分にとって思い出の場所です。
留学中、村でお世話になったDさんを1年ぶりに訪ねました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
-
1990年10月14日(日)
モンフンの日曜市を見たあと、ノンヤンに向って出発する。
途中まではトラクターに乗り、地元の人に教えてもらった近道を歩く。 -
1時間近く歩いた頃、向かいの山道から民族衣装を着た人達が歩いてくるのが見えた。
おそらく、プーラン族だろう。 -
やはり、プーラン族の人達だった。
急坂をスイスイと下りて来る。 -
彼女達は農作業に向かう途中だった。
ノンヤン村に向う道を尋ねると、「すぐそこだ」と言う。 -
小川が流れていた。
靴を脱いで渡る。 -
坂を上りきれば、もう村だ。
再び、プーラン族の人とすれ違う。
「ミーハイ!」(こんにちは) -
ノンヤンに到着。
森に囲まれた集落には、高床式の家が並んでいる。 -
村に入ると、赤ちゃんを抱っこする女の子や、ワーッと声を上げて走ってくる男の子の姿が目に入った。
右端では小さな子がウンチすると、すかさず犬が食べてしまい、おしりも舐めあげているの図。
そういう手があるとは知らなかった。
動物ウォシュレットだ。 -
興味津々で集まってきたプーラン族の子。
ラフ族やアク族の村では子供に逃げ出されたことがあるけど、プーラン族は大人も子供も人見知りをしない。 -
村の中心部。
村では何度も犬に吠えかかられて緊張したが、子供がちょこんと蹴飛ばしただけで「キャイン」と逃げていく。
うーん、神業だ。 -
子守をするお姉ちゃんたち。
自分とそう年の変わらない弟をおんぶする子もいる。
思わず胸がジーンとなった。
君たちはきっと立派な大人に成長するに違いない。 -
お姉さん達に見守られて遊ぶチビ軍団。
裸ではしゃぐ元気な子もいた。
ちなみに、右の黒豚は背中がかゆくなって石にこすりつけているところ。
気持ちがいいのか、コシコシしながら「ブキーッ」と鳴く姿が可愛かった。 -
収穫した米を干す、プーラン族のおばあさん。
-
こちらも、米を干していた女の子。
-
昨年の夏も世話になったDさん。
今回はモンフンで豚肉をたくさん買って持っていった。Dさんは肉を切り分けると、近所の人たちにも均等に配った。
前回の滞在では非礼なふるまいをしてしまったので、今回はプレゼントを持ってきた。雲南民族学院の先生から「少数民族には上質の布が喜ばれる」と聞き、昆明の百貨大楼で買ってきたのだ。
※19年後の2009年にDさんを訪ねたとき、「あの布は、今も使っている」と言われ、とても嬉しかった。 -
きつい酒で歓迎されてフラフラになるが、何とか頑張る。
今回の目的はプーラン語会話を学ぶこと。テープレコーダーで録音しながら、簡単な挨拶や単語を教えてもらう。
Dさんも夜中まで付き合ってくれた。
外で鳴く虫の声を聴きながら就寝。 -
1990年10月15日(月)
ノンヤン村の夜が明けた。
トイレ(は無いが)に行くついでに村を散歩する。 -
朝霧に包まれた集落。
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村の朝は幻想的だった。
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籾殻を飛ばす女性。
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朝餉の支度。
ブーちゃんもエサを食べている。 -
太陽が昇る。
幻想的な眺めにうっとりした。 -
朝の仕事が始まった。
水汲みや、籾殻を飛ばす人のシルエットが浮かぶ。 -
早朝から赤ちゃんの子守をする女の子。
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穀物を背負って運ぶ女性。
傾斜のある集落を何度も往復していた。
相当な労働量だ。 -
太陽の光りが差し込んできた。
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朝日に照らされた、ノンヤン村。
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三脚を立てて、記念写真の準備。
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ディ・ラー・ロイ(1・2・3)でシャッターを切る。
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Dさんの姪と、Dさんの長女の写真を撮っていたら、豚がやって来てウンコをし始めた。
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「こらー」。
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子供たちの人気者だった妻。
どこに行くにもついて来た。 -
お世話になったDさん一家。
おみやげに、お茶を沢山もらった。
また来年来ますね! -
楽しかったプーラン族の村を後にする。
鶏足山で迎えた新年〜雲南をゆく1990 (19)に続く
http://4travel.jp/travelogue/10659822
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この旅行記へのコメント (2)
-
- captainfutureさん 2012/04/08 23:03:32
- こんなに情緒が残っている時代に行かれたとは本当に羨ましい!
- こんばんは。
>右端では小さな子がウンチすると、すかさず犬が食べてしまい、おしりも舐めあげているの図。
思わず拡大して見てしまいました。(笑)
青鼻垂らした子供達もまさに自由に伸び伸びしている感じがします。子守りのお姉ちゃん達もこの年でしっかりと兄弟の世話をしていて健気です。
きっと今は激変(?)した村(あるいは街)に住んでいるであろう彼らは、この当時を振り返ってみることはあるのでしょうかね。
>前回の滞在では非礼なふるまいをしてしまったので、今回はプレゼントを持ってきた。
あ!覚えています。その言葉にピンときて、ちょうど3年前2009年3月に再訪された「【雲南省旅行記 2009】Vol.4 再びプーラン族の村へ」も一緒に合わせて読みました。
>最初は子供の服→部屋のすだれ→孫のおんぶ布と、19年間も使い続けてくれていた。
ほんとに嬉しくなってくる話です。Dさんも当時のお顔の面影が十分残っていますね。
この当時を巡られたがおちんさんが本当に羨ましくなってきます。
- がおちんさん からの返信 2012/04/09 12:45:30
- RE: こんなに情緒が残っている時代に行かれたとは本当に羨ましい!
- captainfutureさん、こんにちは。
対外開放されて間もない頃の西双版納は、本当に情緒があって素晴しいところでした。山に住む少数民族の人達は、経済的には貧しくても生き生きと暮らしていて、他者に対する寛容さも持っていました。彼らと交流できたことは、旅で得た最も貴重な経験だったと思います。もう村の光景は写真でしか見れないのが残念です。
タイムマシンがあったら、また行きたいです(笑)。
がおちん
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