北欧フィンランドへ

2012/03/26 - 2012/03/31

太陽の黒点が活発になる2012年は“オーロラの当たり年！”

見てみたい…


オーロラ…


ほんの思いつき


と勢いで


ラップランド最北の地でオーロラハンティング

エリア サーリセルカ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

〜１日目 ヘルシンキ：ソコスホテルヴァークナ泊〜

日本から一番近いヨーロッパ、ヘルシンキ

坂の街

そして石畳

エテラ港の“かもめ達”は福々しい体躯

黄色い足でペタペタ歩きまわって
風に煽られ、
２cmくらいの段差につまづいて
コロンとこけてた。

Iittala イッタラ

安い！安い！！

時間をかけて、とても可愛いラッピングをしてくれた

でも、仕上がり具合は雑
丁寧なのに…不器用？



※Iittala店内での写真撮影は禁止です。
　撮った後、注意された。
　当たり前ですけど…

テンペリアウキオ教会

丘の岩盤をくりぬいて造られた教会

たくさんの自然光がふりそそぐ為、ごつごつの岩が温かく感じられる素敵空間

中に入ると地元の方々が発声練習中　moimoi♪
音響効果は抜群。　

途中、ガイドブックを見ていたら
「教会ならあっちだよ！あの2つ目の角を右に曲がればあるよ！」
と通りすがりのスキンヘッドが話しかけてくれた。

めっちゃ恐い顔で、超親切。

旅行中、たくさんの「不機嫌な顔のまま、驚く程の優しさ」に出会いました。

お腹がすいたので…

フィンランドの名物と言えば、サーモン

ワインと合うのでしょうが…

どうしても飲みたくてKOFFビールと共に舌鼓。

ヘルシンキ滞在中のお天気は
曇りのち雨時々雪
ずっと、どんより…

雨が降っても
フィンランドの人は、傘をささない
手に持ってるのに...

二日目の朝、散歩中に虹！
幸先良し!!!

〜２・３日目サーリセルカ：ラップランドホテルズ・リエコンリンナ泊〜

ヘルシンキ → イヴァロ空港へ（1時間40分）

空港よりバスでサーリセルカへ


ラップランドの小さな町、サーリセルカは北極圏。

ホテル前でバスを降りるなり
ノルディックジャパンのスタッフの方が、お出迎え♪

スタッフさんが、ホテルのチェックインは済ませてくれており
早速、過去２週間のオーロラ出現情報や
サーリセルカ内の諸々の説明を受け、お部屋へ…

翌日の“犬ぞり”アクティビティーの申込みに
ホテル内にあるノルディックジャパンのデスクへ

小腹が空いたと話していたら
お勧めレストランと失敗しないメニューを教えてくれる♪

お勧めの
Santa´s Tunturi Hotelのレストランにて、トナカイを食す。

シーザーサラダ・サーモンスープ・スモークトナカイのピザ
KOFFビール

美味しかった☆ yummy! 　I love it!

滞在中このピザを２回食べたけど、味が違ってた。。。
１回目に食べた方が美味


トナカイ肉は、高タンパク低カロリー
脂肪が少ない赤身でクセもなく
ヘルシーな食材として注目度がアップ中だとか


満腹でレストランを出たら、吹雪
オーロラ待ちをするまでもなく…断念

*３日目*　[サーリセルカ　２日目]

犬ぞり

かなり、やる気満々な犬たち
すごい勢いで吠え立てまくる…

なんか引くくらい、目がマジ

恐くて、近付けない

２人乗り

後ろに立つ人が、操縦。

前でじっと座っている間は･･･寒い

途中で、交代します。

この子たち、ハスキー４頭で引いてくれた。

アスリートドッグと言われる精鋭


前の子は、パンダとラッキー

後ろの子は、北欧っぽい名前…忘れた



全く目を合わせてくれない。

Let's Go!!


途中、ウンチしながら走ります。
それが普通らしい。


上り坂では、そりを押して走り
基本の姿勢は、ずっとスクワットをしてる感じで
操縦は、めちゃくちゃ疲れる。

私たちです。

多い時は、15組くらいで参加するのに
シーズンは終わりかけ･･･私たちだけ、たったの1組

なので、インストラクターのお兄さんにカメラを預け
離れた所から、どんどん近付く私たちを何枚も撮ってくれた。

犬ぞり、本当に楽しかった♪

出発前は、近寄ることも出来ないくらい興奮していて
全く知らんぷりされてたのに

上り坂の間、ずっと私が押して走ってたのを分かってくれていたのか

走り終えた途端、甘える甘える♪

嬉しかった。

そして、パピーとご対面
子犬たちに日本語の名前がついていました。

フィンランド人の日本に対する優しさがここにも。

そりの後のコーヒータイム
コルヴァプースティというパンとクッキーを頂く

コルヴァ Korvaはフィンランド語で「耳」
耳の形をしたシナモン味の小さな菓子パン。


インストラクターのお兄さんは、誠実なお人柄。
わかりやすい英語で
色んなお話をして下さいました。

とにかく伝えたい！話したい！って気持ちが胸に響いた。

なのに、お兄さんの名前を忘れてしまった。

犬ぞりアクティビティーから、ホテルへ戻り散歩

サーリセルカ内は
クロスカントリースキーを楽しむ人がたくさん行き交い
平和そのもの

のんびり歩いて町の西側にあるスーパーマーケット

ＫＵＵＫＫＥＬＩ(クーッケリ）へ到着
営業時間 9:00〜21:00

ペプシやスプライトより
断然ビールが安い

色々買って外へ出ると…雪

２度目のオーロラチャンスの夜

オーロラハンティングのツアーに参加するも
空は分厚い雲に覆われ、オーロラは見れず…

雲の上に出ているオーロラの強さは
宇宙天気情報では、10段階中6
2以上あり、晴れていればオーロラが見れるそう。。。

ツアー後、オーロラ待ちをする望みもない程の吹雪


シャワーの後のビールが美味しかった。

このラッピンカルタは
「世界で一番綺麗な水」を仕込み水に使用した
北欧ナンバー１のプレミアムなフィンランドビールだそうです。

苦味が少なく、雑味なし
クリアで甘味があるような。。。あっさりしてます。

そして、ぼんやりTVを見ていたら…
深夜に「それは…エエの？アカンって！」って言いたくなる
アダルトでピンクな番組が放送されてた。

*４日目*　[サーリセルカ　3日目]

お約束。

前の晩、バルコニーに出しておいたら
朝、カチカチに凍ってた

シャボン玉

凍るのか？

割れるのか？

あっという間に凍るから

卵型のシャボン玉まで

そして割れると、こんな感じ

快晴！

スキー場のあるカウニスパーの丘へ

サーメ教会横の斜面には
たくさんのそりが放置されてあり、皆さん自由に使っている様子

物凄いスピードが出て、楽しかった♪

雪しぶきをあげて

「暴走」と「全身打撲」の連続

〜４日目　カクシラウッタネン：ガラスイグルー泊〜

“ 暖かい部屋で寝ながらにしてオーロラ鑑賞 ”

というのがウリのガラスイグルー♪


なのに、サーリセルカ出発前に

「あそこはオーロラが見えにくい場所
　2011-2012のオーロラ当たり年なのに、まだ４回しか見れていないよ」

と現地の人が教えてくれた。

。。。うそん

１泊分の荷物を別に分け…スーツケースその他は本館に預けておきます。

預けるというより、本当に置いておく感じ。


ベッドは、電動リクライニング…介護ベッドみたいなやつ

このベッドに座ると、隣のイグルーが丸見え！

ってことは、こちらも丸見え!!

ガラスイグルーからのオーロラは諦め

サーリセルカへ戻って、オーロラハンティングツアーに参加


ハンティングツアーバス「キートス号」で、目の前のカウニスパーの丘へ

時刻は22:00を過ぎていましたが、まだ若干明るい。

何も見えないのに、Driverが「It Now！」

空には、何も無いけれど、三脚を立て言われた方向にカメラを据え
シャッターを押すと・・・

「おー！」この写真です。

肉眼では、本当に何も見えません。

このDriverさん、凄い！

空は一向に暗くならず、宇宙天気情報のオーロラ情報はレベル２
光が弱い。

カウニスパーの丘で待つこと１時間以上

スタッフの方がDriverへ「ちょっとイナリ湖方面へ行ってみましょう」
と提案しても

「NO！」

フィンランド魂『sisu』を目の当たり♪

ついに出た！

オーロラ。。。肉眼では、白く見えるんです。

カメラのレンズを通すと緑色

縁が赤い。。。肉眼でもわかる赤

ちょっとずつ、形が変わり

広がる。。。

このあたりから、感動で滂沱の涙

空一面のオーロラ

カーテン


どんどん変わる

涙、止まらず

幸せを噛みしめ、泣きながら

ハンティングツアー終了。

他の参加者をホテルへ送った後


キートス号で

最後にカクシラウッタネンまで格安で送って頂きました。


すると、カクシラウッタネンでもこんな感じ！！

すごい！


でも、死ぬほど寒い！

寒いというより…身体中から、色んな危険信号が…


すでにマイナス30℃以下

暖かい

ガラスイグルーの中から

‘オーロラ’と‘満天の星’に包まれて、眠りにつきました。


ガラスイグルー最高です。





ちなみに、ぶら下がってる白いのは


私の作った「てるてる坊主」

朝焼けがまぶしい。







私、肩幅広い。。。

快晴。

お昼前に見た温度計は

マイナス20℃以下

帰国の途に



さんざん迷った"防寒服レンタル"は申し込んで良かった。

オーロラ撮影グッズ…三脚・レリーズ・防寒カバーは必須です。

犬ぞりなどオプションのアクティビィーは、現地で申し込んだ方が安い。

ヘルシンキ→日本、左窓側の席を取ると機内からオーロラチャンスあり

そして、とにかく笑顔で「Kiitos!!」




オーロラを見られるかどうかは運ですね

彼と一緒に見れた事は、一生の宝物♪

かなりの運を使い切ったかも…


もし、見れなかったとしても本当に楽しい旅でした。


満天の星も、素晴らしかった。

フィンランド。。。次は夏に行ってみたい。


Ｋｉｉｔｏｓ！