2012/03/13 - 2012/03/16
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wahahaさん
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海外旅行は2年ぶり。
YAHOOオークションで思いがけない資金ができたので総額30万で手ごろな処はないかと探していたら、マカオのベネチアンが目に止まった。
返還前に2度行ったが、マカオの激変ぶりを見たくて、パッケージツアーを申し込んだ。結論を先に書いてしまうが、非常に満足度の高い旅行だった。
ネットでは旅行社、ベネチアン共に評価が割れているが、私はどちらも「優良」の評価をする。時期と運に恵まれたせいかもしれない。
阪急交通社のツアーは値段相応の酷さと言う人もいるが、内容、スタッフ、宿泊、等満足できた。
フリータイムを自分で計画するは面倒だし、効率よく引き回されるのは不要な神経を使わずに済む。
難点といえば国内交通の便が配慮されておらず、朝早く、夜遅いことか?
ホテルは繁華街から離れているが、清潔である程度の広さを望む場合、迷うことなくこの旅行社を選ぶだろう。後述するが高級で便利な場所でも日航ホテルなどには泊まりたくない。
旅行は運と胆力、予備情報をどう生かすか自分次第だと思う。
1日目
朝5時50分発の関空行バスに乗るが、予想に反してバスは満席状態。
学園前で予約の無い数名の人達がバスに乗れないため、電車の改札に向かい始めたのには驚いた。
関空到着後は、「もう十分だから」と思うほど丁寧な説明を受けて、搭乗口に向かう。窮屈な4時間と良く冷えたおいしいそばを食べた後、飛行機は香港に着いた。
香港国際空港は非常に広く、歩いても歩いても、イミグレーションにたどりつけない。
やっとたどりつくと、今度は大混雑、平日でこんなのだから、ウィークデイは一体どうなるのだろうかと、つまらない心配をしながら、ロビーに出る。
ガイドの劉さんに迎えられた。
他のツアー参加者とバスに乗り込み、ホテルでチェックインの後、再集合時間を聞いて解散する。
ホテルの室は、お風呂が透明ガラス張り。20代なら嬉しかったかもしれないがもうそんな年代ではない。
カーテン越しに外を見ると、これぞ香港というような高層ビルが乱立している。山側の部屋のようだ。
ホテル周辺は良く整備されているが、文化のグローバル化で、竹の足場以外は地域性が乏しい。
下町のゴチャゴチャしている場所は面白そうだったが、嫁さんと一緒なので小奇麗な店舗だけを見てあるいた。
昼食の時間が半端だったので食事の出来る処を探したが、なかなか見つからない。
しかし、偶然見つけた飲茶店で思わぬ料理にありついた。鮑のタルトだ。小さいが柔らかくて醤油味に似ている。名前はわからないが、細いあっさりしたラーメンに入った海鮮団子もおいしかった。値段も2人で2000円程度と安く、観光地の料理よりも気がきいている。気をよくして、夜は食事と女人街散策のツアーに臨んだ。
屋根の無い2階建てバスに乗ったり、シンフォニーのレーザーショウを海岸で見学。
風で少々寒い。ブルースリーの銅像やジャッキーチェンのお店もあった。
女人街も面白かったが、値切りまくって買ったポーチは使おうとしたら早速ジッパーの金具が割れてしまった。さすが大陸品質、怒る気もしない。
予定では、キャンプ用のガソリンコンロ等を買って帰るつもりだったが、時間が足りず、近くの男人街には足をのばせなかった。
2日目
午前中香港島に渡り 良く整備されたルパレスベイ、2階建てバス 教会や銀行 最高裁判所などを回り、購入予定の無いシルク店と宝石店も回った。ここでは不覚にも天然石の地球儀とバーゲンの衣類を2着かってしまった。前から欲しかったものなので良しとする。
車内で、あのタイガーバームガーデンは倒産したと聞いた。香港らしい場所だったのにもう見ることが出来ないと思うと少し残念だ。
昼食は少しグレードUPして ロブスターの焼きそばやマンゴープリンなど中華料理にしてもらった。
昨晩 嫁さんが夕食にほとんど手をつけなかったからだ。鳥料理が苦手なのだからしかたがない。
食後はDFSで解散。すぐにペニンシュラのチョコレ−トを買いに走る。
ペニンシュラのロビーは以前のノーブルな印象からゴージャスなものに変わっていた。
ロビーの「アフタヌーンティー行列」を見た後、ペニンシュラアーケードへの行き方を聞く。Gパン姿だったが、スタッフは洗練されており丁重で、愛想も良い。名門といわれるのは伊達ではない。トリュフの詰め合わせなら空港でも手に入るが、目指す1種類だけを詰めてもらうにはここしかない。日本語が通じないと聞いていたが、店員さんは結構日本語が通じるのでうれしかった。
ショッピングの後、近くに1881 ヘリテージの「The Parlour」があるのを知らずに、隣のシェラトンで、アフタヌーンティーを取る。その後、少し歩いて起点のDFSに戻り、若干の買い物をしていたら時計は4時をまわっていた。
荷物が邪魔なので帰ることにしたが、MTRの勝手がわからないので、タクシーを探す。しかし、乗ってはいけないタクシーに乗ってしまった。
トラブルを避けるためわざわざホテル前に行ったのに、ホテルのスタッフは、乗りたくないタクシーを呼び、牽制のため、運転手に聞こえるように概略料金を聞いても、背中を向けたまま料金メーターを指差すだけ。
運良く日航ホテルの優秀?なスタッフに当たったようだ。そういえば関空でも応対はしてくれたが「団体さんか」と言う態度。端末のスタッフはまだまだ高慢さが抜けていない様子。
タクシーは乱暴な運転で、さかんにクーラーの調整のふりをしてメーター周辺をいじっている。こころなしか、メーターの回転が速いような気がする。しかたがないので、手帳に控えるが、番号を逆さにして読みにくくしていた。
ホテルに着き、メーターではおつりが来るはずの料金を渡すが、これでは足りないと言うように なにやらしゃべっている。事前情報では15パーセント程度を上乗せするのが慣例とのことだったので、10ドル札が無く20ドル札を渡すがまだ足りないと言う様子で、すばやくメーターをリセットした。
これ以上払う気も無いので、何をいってるのか解らないふりをしてポケーとしていたら、「こりゃだめだ。」と思ったのかあきらめた感じで「OK!OK!」。
罵倒のひとつもしたかったがここは抑えて、番号を晒すことにした。「LT2698」がそのタクシー登録番号又はナンバープレート番号だ。時間があれば「楽しませてくれてありがとう」と香港警察か観光団体に投稿してあげるネ。
慣れないアフタヌーンティーせいか、胃がすこしもたれ気味なので夕食は、軽くホテル内のビュッフェにする。刺身や寿司などもあったが、日本の高級ホテル?のビュッフェで出されるものと同様、冷えたシャリは回転寿司に及ばない。食べ過ぎても大丈夫な中華が中心となり、食後は出歩くことなく寝てしまった。
3日目
朝、簡単に食事を済ませ、チェックアウトの後バスに乗り込む。
空だが荷物が大きい為$20の追加料金を払い、ジェットフォイルで約1時間のマカオに着く。
マカオの宿泊客で大きい荷物が増えたため、船に荷物置き場をしつらえたそうだ。船首や2階は1等船室か?
飛行機と違い一般客の視線を遮ることなく、乗客サービスをしていた。文化の違いだろうか?
入国審査を終え、セドナ広場、蓮の形をしたレスボアホテル 1ヶ月燃える渦巻き線香、バンジージャンプのマカオタワー等主要な観光地を駆け足で回る。
マカオタワーは、ハンググライダーのリリース地点より低いはずなのに足元がすくむ。それだけ歳をとってしまったのだろう。
昼食は「メトロパークホテル」のバイキング形式。ゲソフライ等もあり和食風味で高級ではないが口に合った。
このあとカジノで1000円すって、香港からの日帰りツアーの方達を見送った後、音楽に合わせて舞う噴水などを見る。
長い橋を渡ってコタイ地区のベネチアンホテルに向うが、香港とマカオを橋で結ぶプロジェクトが進んでいるそうだ。船の速さを時速50Kmとすれば空港からでも40Km程度になる。名阪高速で大阪から栗東まで走る感じか?
ベネチアンのチェックインは混雑して時間がかかると聞いていたが、何のことはない。すぐに終わってしまった。
このホテル内で唯一日本語を話せる受付嬢に当り、流暢な日本語で応対され、一瞬、「エッ!」という感じだった。驚いている間もなく「日本語の館内地図をお渡しします。」といわれて案内図が出された。
勝負運は弱いのでカジノに興味はなく、もっぱら建物装飾の施工方法を想像しながらを周囲を見て歩き、ガイドのヘレンさんの案内で、広いが道に迷うことなく部屋に到着することができた。館内で迷う人もいるらしいので、無事部屋にたどり着いたか、確認の電話もしてくれた。このよう気使いはとてもにうれしい。「優良」とした理由の一つだ。
ネットではスタッフに対して結構厳しい意見が見られるが、ペニンシュラホテルの様な洗練された丁重さは無いものの、言葉は通じなくても、対応は新鮮で好印象だ。香港でもそうだったが、若い人達は共通して礼儀正しく聡明な目をしている。
凝っているが模倣品との意見がある部屋も、広さはまったく問題なし。アメニティは日本のビジネスホテル程度だが清掃は行き届いていて、十分満足できる。模倣と言うなら、東京ディズニーランドだってそうなんだからレジャーランドと割り切るべきだ。
部屋ではポットのスイッチとドライヤーのコード巻取ボタンがしばらく解らなかったので、後日訪問する方の為に報告しておきたい。ドライヤーは洗面所鏡台の引き出しに有り、コード巻取りは送風ダクトの赤いボタンを押せばよい。ポットのスイッチは最初 重力式で水を入れれば入ると思っていたが、ハンドルの下にあるレバーを上げ下げする方式だ。
一息ついて、ベニス風の館内や建物周囲を見てあるく。限られた予算なので夜はお決まりのビュッフェ。
判らない食べものを大量に盛られる心配はない。
ショッピングのおつりも香港ドルなのでマカオを出るときに両替が不要だった。
4日目
朝食後のチェックアウトも待つことなくすぐに終わる。
試しにロビーのATMを使ってみたが、キャッシュマシンからお金が出てこない。
大事なことを忘れていた。持って来たカードは海外キャッシュができないもの。これを作ったときは、海外キャッシュなどありえないと考えていたから、実にまぬけな行動だった。
外は昨日と違い濃い霧で、高層の建物は頂上が見えない。船も少し遅れた。
香港に戻ると 来た日と異なるDFSに案内される。買い物はないし、昼も近かったので
偶然見つけた1881 Heritage 「The Parlour」に入る。
旧日本海軍にも使われたことがある建物らしい。
スタッフやケーキはペニンシュラほどではないが、ベランダの雰囲気は申し分ない。
ジュースは、「天然100%還元」?とは違い オレンジをミキサーにかけた濃厚なもので口当たりも良い。
週末はこちらも大変な混雑だそうだが、アフタヌーンティー行列を避けたい方にはこちらをお勧めしたい。
一息すると集合時間になったので、所定の場所に行き空港まで約40分走る。
空港内は「HKIA」でWiFiが自由に使える。Ipodで試したら、何の問題もなくすぐに使えた。
Gogol翻訳を香港市内で試すつもりだったが、手帳のほうが手っ取り早いので結局使わずじまいだった。
搭乗前、携帯で中国語と日本語を大声で話す大柄の若い女性が前に並んだ。流暢な日本語だが、濁点発音が出来ていない。語学堪能なので声を出さずに「バーカ!」と尊敬してあげた。嫁さんも握った手を開いて尊敬していた。
関空では口頭申告が出来ずに、書類を書くことになった。ルールがいつ変わったのか?機会があれば調べておこう。バスが無く、帰宅は関空タクシーで2万5千程度だったが予算に計上済なので、2万のこずかいが残った。
上出来だ。
最初に書いたが、非常に良いパッケージツアーだったと思う。
特に香港の劉さん マカオのヘレンさん ありがとうと深くお礼を言いたい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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初日の l、ニナホテル室内 ガラス張りの浴室が
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初日の l、ニナホテル室内からの眺め。山側の部屋だった。
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2日目市内レストランの朝食 御粥以外に焼きそばや大根もちなどがあった。
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香港名物 2階建てバス。乗車後、最終駅で撮影。
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教会内部
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お昼のロブスター焼きそば。
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3日目のセドナ広場周辺の教会
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セドナ広場。赤い花は造花ではなかった。
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セドナ広場 噴水。
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蓮をモチーフにしたレスボアホテル。「回遊魚」が生息するらしい。
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1ヶ月燃える渦巻き線香で燃えつくすと願い事がかなうとのこと。
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広大なベネチアンホテルの館内案内図。団体バスは上の西ロビーに着く。
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ホテルエレベーターホール。
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部屋に通じる長ーい廊下。
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ベット。 ダブルベットではなくシングルベット。十分な広さだと思う。
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卓上のLAN機器。 使っていないので評価できない。コンセント形状は香港もこれと同じ。プリンターはブラザー製だった。
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ベッドからリビング?を介して外を写してみた。
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電源スイッチのわからなかったポット。握りの下のレバーがスイッチになっている。
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ドライヤーは洗面所鏡台の引き出しにあり、コードは巻き取り式。
最初、巻き取りボタンがわからなかったが、写真の赤いボタンを押すと、巻き取られる。 -
予備のトイレットペーパー。横の小箱はナイロン袋が2枚入っていた。
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館内のフードコート。天井は空を模倣していて、写真で見るよりそれらしい。
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ゴンドラが通る川や橋。ベニスをモチーフにしたテーマパークのようだ。
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4日目の朝。濃い霧で建物の頂上が見えない。
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香港の1881 ヘリテージ 「The Parlour」内部の照明器具。
帽子が面白かったので、撮影させてもらったが、肝心のベランダは撮り忘れた。
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