2011/12/30 - 2011/12/30
8位(同エリア95件中)
kumさん
イスラエルのドライブ旅行二日目は、まずハイファから30分ほど北上し、アッコン(アッコー)に立ち寄り、そこから更にナザレに少し寄って、宿泊先のあるティベリアまで東に移動した。
総移動距離約100km
【旅程】
□12月28日(水)成田発
□12月29日(木)テルアビブ着(レンタカー)、カイサリア経由、ハイファ泊
■12月30日(金)アッコン、ナザレ経由、ティベリア泊
□12月31日(土)ガリラヤ湖、ニムロッド要塞、ティベリア泊
□1月1日(日)マサダ要塞、クムラン、エルサレム泊(レンタカー返却)
□1月2日(月)現地ツアーでヘブロンとベツレヘム。エルサレム泊
□1月3日(火)エルサレム泊
□1月4日(水)テルアビブ発、機中泊
□1月5日(木)成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アッコンは城壁に囲まれた港町。
三角形に突き出た地形で、二面を海に囲まれ、陸に面したあとの一面は二重城壁で守られ、攻め落とすのが容易ではない。この町が十字軍国家の最後の都市として残った。
まずは、旧市街の入り口近くにあるシタデル(城塞)に行く。 -
十字軍の時代から何度も攻城戦の繰り返されてきたこの町には、今も城壁だけでなく、この隠し通路など、戦争の名残りがたくさん残っている。
隠し通路は、シタデルから港の旧市街の中心近くまで続いている。人一人が通るのがやっとの広さ。なのに私達は順路を間違えてここを逆走するハメに…苦笑 -
中東には猫が多い。
アラブ圏だけでなく、イスラエルも例外ではなかった。 -
アッコンにはイスラム教徒も多く住む。人口の1/3がイスラム教徒なのだそう。だからモスクもあるし、スークもある。
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アッコンは第一回十字軍により攻略され、十字軍国家の一部になる。その後、サラディンによりイスラム勢力に一時奪還されるが、第三回十字軍でイングランドのリチャード獅子王の活躍により再度十字軍国家の支配下に下り、十字軍国家の最後を見届けることになる。
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1291年に十字軍国家によるアッコンの支配が終わったあとも、マムルーク朝、オスマン帝国、ナポレオン、再びオスマン帝国、英国と何度も支配者を変えてきている。
そんな歴史を反映して、この町は十字軍時代のみならず、オスマン時代など異なる時代の影響を見ることができる。 -
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イチオシ
スークに入ると途端にイスラム圏らしくなる。この香辛料の山と匂いが懐かしい。^^
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イチオシ
びっくりしたのは鮫!
フカヒレ以外も鮫って食べれたのね?!
歯が凶悪です。^^; -
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家の壁にあった飾り。もともとこの家はホブス屋が(パン屋)だったんだろうな。
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通りの名前。
イスラエルにありながら、アラビア語でのみ書いてある。 -
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海側の近くに十字軍時代の地下通路がのこってます。(シタデルの隠し通路とは別)。シタデルのとは異なりこちらはかなり大規模。現在は地下通路の壁に当時の様子が展示してある。
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肝心のエルサレムは第一回十字軍の後にイスラム勢力に奪い返され、その後十字軍は二度と再攻略に成功しなかった。そのかわり、キリスト教徒の巡礼の安全性確保を約束させるなど一応の実はとっている。
ただ、パレスチナ・シリア地域に一切の拠点がなくなってしまうと、監視も何かあった時の圧力もなくなってしまうので、ここに拠点を残す意味があったのかな。
そして、ここが最後の砦だったので、あらゆる手段で防御を固めたのかな、なんてこういう地下通路とか見ると考えが膨らんでしまう。 -
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地下通路をでると海にでます。
ここの海は海流があって接岸するのが容易ではないらしい。
だから第三回十字軍はアッコンの奪還に成功する。当時はまだ制海権を握っていたのはイタリアのとし国家であり、これらを十字軍は見方につけていたので。航海術で劣るエジプトの海軍は海側からの補給がてきず、一年近くの籠城の末に落城。 -
アッコンは、その後に続くマムルーク朝、オスマン帝国時代も東地中海地域の交易の重要拠点として発展を続ける。
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イチオシ
猫のミニ集会だにゃー
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さて、アッコンを出る前にさっきは礼拝の時間で入場できなかったアル・ジャザール・モスクに行く。
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Al-Jazzar Mosqueは18世紀末に十字軍時代の遺構のあった場所に建てられた。
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そんな立派なモスクではないけど、白を貴重としたかわいらしいモスクです。
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城壁内の旧市街は道が狭くて怖いので、少し歩きますが城壁の外の駐車場に車を停めました。旧市街はそんな広くないので、それで十分でした。
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城壁は修復されてるのか、かなりちゃんと残ってます。
城壁フェチにはたまりません。(*^^*) -
さて、時間の関係でアッコンはこのあたりで切り上げて、次の目的地のナザレへ。
ナザレはイエス・キリストの故郷として知られてますが、同時に美食の町としても有名なのだそうです!
ってなわけで、遅いランチはここでとるって決めてました! -
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受胎告知教会
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各国のマリア様のモザイクがあって面白い。
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日本のマリア様のモザイク。
なんか桃太郎みたいだぞ。 -
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巡礼地でよく見かけたエチオピア人やナイジェリア人。
みんなお祈りしてるのに、お祈りするふりして写真撮っている不届き者がいるぞ。^^; -
イエスは、生前は故郷のナザレではなかなか受け入れてもらえなかったらしい。
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アメリカのマリア様
派手で目を引く。 -
聖ヨセフ教会
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イチオシ
聖ヨセフ教会をでたら、こんな美しい夕暮れが!
左に見えるのは受胎告知教会。
イエス様もこんな夕暮れを見たのかもしれない。 -
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暗くなる前にティベリアに着きたかったけど、到着した時はすっかり真っ暗でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- fujickeyさん 2012/03/30 20:27:23
- 大好きです。
- kumさん。
こんばんは。
kumさんが撮られる写真が、ホントに大好きです(^0^)
女性の青いドレスとか、真っ赤なトマトとか、夕焼け雲とか。
鮫も前にでてきたラクダも、こちらでは吊るして見せるのが定番なのでしょうか。いくら鮫でも口を引っ掛けられているのが痛々しい・・・
椅子か机の下にいるネコさんの毛並み、きれいですね。男の子か女の子かわからないけれど凛凛しいお姿。カメラにも馴れているみたいですね。
kumさんの写真で心をほぐされました。。。。
fujickey...☆
- kumさん からの返信 2012/03/31 17:46:37
- あざーっす!
- fujickeyさん、こんにちは♪
愛の告白(!?)ありがとうございます。笑
確かにサメもラクダも吊してますね。
でも実は旅行記にはアップしてませんが、吊さずに台に置いているサメもあったのですよ。なんか今にも動き出して噛みつかれそうでちょっとドキドキしました。^^
アッコンは今では平和な小さな町ですが、何度も壮絶な戦いの舞台になったことを考えるとなんだかその歴史の重みにクラクラしました。ハイファから日帰りで十分見て回れる程度の大きさですが、日没や夜も良さそうなので1泊しても良い町かも。
くむ
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