東日本震災発生１年目に雪の大山登山。

2012/03/11 - 2012/03/11

私たちの山の会では昨年の３月１３日（日）に年間計画で大山登山を計画していた、しかし、このような大震災が発生して、即大山登山は自粛して中止した。

今年の年間計画で再び３月に被災地への応援登山にと大山登山を選びました。

しかし、今回もハプニング続きで山頂までは登れませんでしたが、会員や家族の絆は深まりました。

エリア 伊勢原(神奈川)

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハプニングは冒頭から起こりました。

小田急線伊勢原駅に降り立つと、チョッと違うムードに。

大山マラソンの日だったのです。
我々は１０時の大山ケーブルバス停行きのバスに乗る予定でした。

ところが、マラソンのスタートが伊勢原駅前の大山阿夫利神社の鳥居前でしたのでパスもスタートしてから発車となり、しばらくマラソンスタートの観戦に・・。

招待選手の紹介のようです。

その間、応援の人たちがバスを待つ人の間に入り込み、後からバスに乗る人たちが何処に並んだらいいのか・・何人もうろうろ。

神奈川中央交通の関係者の人はいなくてバスの発着変更の案内もないままマラソンのスタートが早く終わらないかとバスを待つ。

号砲一発スタートです。

大山マラソンはスタートしました。

選手がスタートして、まもなく遅れていたバスが到着、登山者を満員にして出発したが、すぐマラソンの最後尾に追いつき、そこから延々と規制された道路を走ることに、しかも交互通行なので、なかなか先に進まない。

とうとう交差点で選手が切れるまでバスは立ち往生。

伊勢原市は登山者はどうでもよいのか・・
遠方から楽しみに来たのに、こんな扱いでいいのだろうか。
我々は、県外から朝早く出発して登山をしたいと来ているのに・・
マラソンが悪いとは云っていない・・。
コース設定や運営面に非常に不満を感じた。

普段は、大山にどうぞお越しくださいの態度からは考えられない。

何とか１時間近く遅れて登山口の大山ケーブルバス停に・・。

ケーブルカーの途中にある、大山寺は関東３６ヵ所不動札所めぐりの第一番霊場札所である。

バス終点からすぐ土産物店などが並ぶ参道の石段になります。

マラソンランナーと道を譲りあって上ります。

此処でもマラソン関係の運営委員は登山者は邪魔扱いの傾向が・・。

途中には旅館や食事処も・・。

２０分ほどで大山ケーブル駅に着きます。

今日は子どもの参加者やマラソンの影響で登山口までの交通渋滞で遅れたのでケーブルカーを利用することに・・。

スタートが遅れたので帰りの時間を考慮して、また、子どもたちの参加を考慮して往復切符を購入。

　ケーブルカー駅前広場。

中央ですれ違う方式で・・筑波山と同じ方式のケーブルカー。

中間に大山寺駅がある。

トンネルも・・。

阿夫利神社駅に大山マラソンのポスターが・・。

地元の方々の大イベント・・
もう少しコース設定なり交通規制を上手くやってもらいたかった。

チョッとしつこかったかな(^_-)-☆

遠く相模湾も・・？。

もう帰ってくるランナーも・・。

ゼッケンがあればケーブルカーもバスも無料のようです。

ゴール付近では走り終えたランナーの間を下社に向かって上ります。

階段はつづきます1610段の石段が続きます。

大山は雪もようです。

阿夫利神社下社に到着。

境内にも雪が残りますが、大山山麓は雪化粧です。

振るわう阿夫利神社下社。

大半はマラソンランナーのようですが・・。

大山登山コースは社殿の左から・・。

天満宮の門のところに一丁目の石柱があり山頂の２８丁目まである。

本坂（男坂）は急な石段から始まる。

ゆるい坂の「かごや道」（女坂）はこちらから。

我々は本坂（男坂）を選び、急な石段からスタート。

振り返るとこんな感じ・・。

急な石段が終わると・・こんな登りに。

こんな登りが続きます。

雪も徐々に多くなって来ました。

七丁目です。

こんな風に一丁目がら山頂の二十八丁目まで続く。

やがて、樹齢600年といわれる夫婦杉の基へ。

一丁目ごとの石柱をたよりに杉林の中を登ります。

この頃から天候も期待できなく、時間も遅れ気味、雪の状態、子供たちは運動靴等々の条件から健脚者には不満だったかもしれないが、ここは登山、リーダーが判断をして十二丁目で昼食を取り下山することに・・。

雪の中の下り特に滑りますから要注意・・。

元気な子供たちだが足元は運動靴・・。

やっと阿夫利神社下社まで下山。

この季節一番頼れる絵馬・・。

会員はお札を購入・・。

何を意味しているのだろう・・

時間がなく写真で文字を読めば解るだろうと思ってパチリ？　ところが、何が何だかわかりませんでした、多分何かの方角を指しているのでしょう。

４トラ仲間の義臣さんから「日時計」と教えていただきました。

裏山は午後になっても雪は解けず樹木の枝にも積雪のまま・・。

依然、気温は低いままのようです。

珍しい灯篭に彫刻が・・。

逆さ獅子？

下社から参道を見下ろす。

遠くに伊勢原の市街地と相模湾か・・。

正に今日は「無事かえる」でした。

参道横の崖の斜面に鹿の番いが飼育されていて子どもたちが離れようとしない・・

最後に登山に来てイメージ良くしてくれたかな！

子どもたちが鹿と遊んでいる内に、

案内板で振り返って・・。

下山もケーブルカーで・・。

トンネルをくぐり・・。

今度は赤い車両に乗って緑の車両とすれ違い下山。

ケーブル駅近くにミツマタの木が花を・・。

春近しの天候でしたが・・
山の営みは冬の装いを厳しく示し・・
下界を眺めると霞みのかかる眺望に・・
春はもうすぐそこにの印象でした。

今回はチョット躓きましたが・・今度は事前調査を怠らず
楽しい山登りを実践して行きたいと思います。


　　　　　　　　　　　　完

この旅行記へのコメント （9）

• rokoさん 2012/03/21 18:53:11

  お疲れさまでした・・・

  いっちゃんさん　　こんばんは
  
  
  雪の大山登山
  昨年大震災で延期されての今回の登山　
  マラソン大会にぶつかるというハプニング　
  せっかく計画されたのに、大変でしたね。
  
  ＞此処でもマラソン関係の運営委員は登山者は邪魔扱いの傾向が・・。
  
  これにはいらっときますね！
  もう少し気づかいがあってもよさそうです。
  
  以前、信州の低山ですが途中で年に一度の大祭にでくわし細い道が通行止めに。
  でも関係者の方がすまなそうに説明して下さり、抜け道を教えてくれたり
  親切にしていただきました。
  登山口に着くまで４０分ほど遅れましたが。
  ちょっとした気づかいで気分よくなるのに
  引率者としては、いろいろと大変でしたね。
  お疲れさまでした。
  
  　　　roko
  
  
  
  
  

  いっちゃんさん からの返信 2012/03/21 20:02:55

  RE: お疲れさまでした・・・

  rokoさん　こんばんは
  何時もお気遣いありがとうございます。
  
  > 雪の大山登山
  > 昨年大震災で延期されての今回の登山　
  > マラソン大会にぶつかるというハプニング　
  > せっかく計画されたのに、大変でしたね。
  
  同行者が多かったので大変でした。
  
  > ＞此処でもマラソン関係の運営委員は登山者は邪魔扱いの傾向が・・。
  >
  > これにはいらっときますね！
  > もう少し気づかいがあってもよさそうです。
  
  何か、愚痴っぽい旅行記になってしまい申し訳ありません
  それだけ憤慨したことも事実です、会員が怒鳴られている姿を見て・・
  怒りが収まりませんでした。
  
  > 以前、信州の低山ですが途中で年に一度の大祭にでくわし細い道が通行止めに。
  > でも関係者の方がすまなそうに説明して下さり、抜け道を教えてくれたり
  > 親切にしていただきました。
  > 登山口に着くまで４０分ほど遅れましたが。
  > ちょっとした気づかいで気分よくなるのに
  > 引率者としては、いろいろと大変でしたね。
  > お疲れさまでした。
  
  おっしゃる通りです　マラソン大会を成功させようと言う気持ちは解ります
  でも、相手はどうでもいいと云う態度では・・
  ちょっとした気遣いが　許せる気持ちになるはずです。
  
  こんな出来事は忘れ、これからの春山を楽しみましょう。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　いっちゃん

• ホーミンさん 2012/03/18 15:57:08

  こういう事もあるんですね

  いっちゃんさま
  
  こんにちは〜。
  
  今回の登山は、いつもとは趣が変わりましたね。
  こういう事もあるんですね。
  登山者が何気に邪魔者扱いされて、ちょっと悲しい・・・。
  
  このお写真を見て、どのようなマラソン大会かよくわかりました。
  阿夫利神社下社で、ランナーは引き返すのですか？
  ゼッケンがあればバスもケーブルも乗れるらしいですが、乗ってもいいマラソンなんですね。(◎o◎)
  
  私も四国の瓶ヶ森に行った時、同じ様な目に遭いました。
  ウォーキング大会にぶつかって、参加者が通り過ぎるまで道は通行止め。
  イライラしながら待ったものです。
  

  いっちゃんさん からの返信 2012/03/18 21:30:30

  RE: こういう事もあるんですね

  ホーミンさん　こんばんは
  何時も見ていただきお気遣いもありがとうございます。
  
  > 今回の登山は、いつもとは趣が変わりましたね。
  > こういう事もあるんですね。
  > 登山者が何気に邪魔者扱いされて、ちょっと悲しい・・・。
  
  運営委員もボランティアだと思いますから止むを得ないかもしれませんが・・
  余りにも無視されたので・・おさまらず大人げなかったのですがコメントしてしまいました。
  
  > このお写真を見て、どのようなマラソン大会かよくわかりました。
  > 阿夫利神社下社で、ランナーは引き返すのですか？
  > ゼッケンがあればバスもケーブルも乗れるらしいですが、乗ってもいいマラソンなんですね。(◎o◎)
  
  阿夫利神社下社がゴールなんです、マラソンは片道でマラソンが終わって帰る人はケーブルとバスを使っての帰りが無料だったようです。
  
  > 私も四国の瓶ヶ森に行った時、同じ様な目に遭いました。
  > ウォーキング大会にぶつかって、参加者が通り過ぎるまで道は通行止め。
  > イライラしながら待ったものです。
  
  もう少しうまい運営がほしいですね
  私たちも高い交通費を払って楽しみに行くのですから・・。
  興奮冷めやらぬいっちゃんです(^_-)-☆
  
  
  　　　　　　　　　　いっちゃん
  
  　　　　　　　　　　　　　

  ホーミンさん からの返信 2012/03/18 22:06:22

  RE: こういう事もあるんですね

  > 阿夫利神社下社がゴールなんです、マラソンは片道でマラソンが終わって帰る人はケーブルとバスを使っての帰りが無料だったようです。
  
  なるほど。
  納得しました。

• 義臣さん 2012/03/16 06:52:45

  日時計

  たぶん　日時計と思われますが、
  
  一般的な日時計はこのような形ですので、
  
  　　　　　　　　　　　　義臣

  いっちゃんさん からの返信 2012/03/16 14:06:01

  RE: 日時計

  > たぶん　日時計と思われますが、
  >
  > 一般的な日時計はこのような形ですので、
  >
  > 　　　　　　　　　　　　義臣
  
  
  言われてみれば・・
  設置されている場所が片隅だったので一時は日時計と頭をかすめたのですが、気がつきませんでした。
  
  ありがとうございました。
  
  早速コメントを修正いたします。
  
  
  　　　　　　　　　　いっちゃん

• 義臣さん 2012/03/13 18:59:43

  うーん

  足腰の元気な頃を思い出して
  
  ここも　ここも　と　自分のからだの弱さを感じています、
  
  まだまだ元気で山登りをお続けになってください
  
  但し　無理はダメですよ
  
  私も足傷に原因らしきものに覚えがあるので
  
  足を痛めて　幾分よくなってまた歩きだし
  
  腰を痛めたようでした。
  
  　これ　私の体験から　　義臣

  いっちゃんさん からの返信 2012/03/13 21:15:56

  RE: うーん

  > 足腰の元気な頃を思い出して
  >
  > ここも　ここも　と　自分のからだの弱さを感じています、
  >
  > まだまだ元気で山登りをお続けになってください
  >
  > 但し　無理はダメですよ
  
  ご忠告ありがとうございます・・
  言われる通りです、私たちの山の会の平均年齢も73歳ぐらいに・・
  今年の総会では、年間計画を歳相応に計画しようと決まりました。
  
  > 私も足傷に原因らしきものに覚えがあるので
  >
  > 足を痛めて　幾分よくなってまた歩きだし
  >
  > 腰を痛めたようでした。
  >
  > 　これ　私の体験から　　義臣
  
  そうですね、どこかを庇えばどこかが・・
  歳は争えませんね！
  ぼちぼち登ります（笑）
  いろいろご心配ありがとうございます。
  
  
  　　　　　　　　　　　いっちゃん