2011/07/14 - 2011/07/16
4位(同エリア12件中)
ももんがあまんさん
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今回の旅は、ドネゴールを出て、スライゴーへ、スライゴーは10年前にも訪れた町、周辺には古代の遺跡もあり、イェーツ・カントリーと呼ばれる美しい田舎もありで、やりようによっては、良い観光都市にもなると思う町だけれど、昔も今回も、何故か、中途半端な印象を受ける町です。
アイルランドの町は、今回の旅を通じて、10年前とは、雲泥の差と言ってよいくらい、殆ど、全ての町がカラフルに、美しくなっているのだけれど、何故か、この町だけが取り残されている様な、そんな印象の町。
たまたま見かけた新聞には、スライゴー州全体で、約30,000戸の家屋が、空き家となり、幽霊屋敷同然の状態だと書いてあったけれど、実際、町の中心部を省けば、裏通りには空き家が多いし、10年前に僕が泊まった安ホテルも、つぶれて、そのままに放置されていた・・・マア、当時から、かなり危うそうなホテルではあったけれど・・(残念)。
写真は、そんなスライゴーの町で、殆ど、唯一と言ってよい、美しい川沿いの街並み、新しい、アート系の建物が建ってます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
7月14日(木) N 15号線 ドネゴール〜スライゴー州
ドネゴールの町を出て、本日は、スライゴーに向かいます、遥か遠くに、スライゴーの特徴のある山並みが見えます。
空模様は、久々に、怪しい感じの曇り空。 -
N 15号線 スライゴー州 County Sligo
特徴のある山(向こう側)は、「Benbulben」の山 526m (Darty Mts.)、最寄りの町は Drumcriff。 -
N 15号線 Mullaghmore Castle スライゴー州
遠くにお城が見えます。
とりあえず行ってみる。 -
N 15号線 Mullaghmore Castle
どうも、プライベートなお城な感じ・・・入ると、トラブルになりそう。 -
Mullaghmore 海岸 スライゴー州
仕方がないので、海岸の風景を1枚・・・時間を無駄にした感じ。
雨も降ってきた・・・・ -
N 15号線 ガス・スタンド
しばらくの間「雨宿り」をしたスタンドです。
アイルランドのガソリン・スタンドには、殆どのスタンドで、スーパーとレストラン&カフェ(休息所)が併設されています、店の規模もスタイルも様々だけれど、こういうスーパーで缶ビールや食品を買い、テーブルで昼食というのは、わりと安上がりなので、時々利用します。 -
N 15号線 ドラムクリフ Drumcliff
このあたりをイェーツ・カントリーというらしい、詩人のイェーツさんの心の故郷であり、彼が詩に歌ったらしい、自然豊かな田舎です。
どんな詩か、何をうたったかは知りません・・・申し訳ない。 -
イチオシ
ドラムクリフ スライゴー州
多分?、「ベンブルペン」のお山。
雲がかかっているので、よく解らない。 -
スライゴー
雨の中を到着、本日の目的地です。
写真の川は、ロッホ・ギル Lough Gill から、海へと流れ出す川、スライゴーの町の中心であり、町で一番、美しい場所。 -
イチオシ
スライゴー
橋のある風景。 -
スライゴー
このあたり、昔は、セミプロのストリート・パフォーマーなどがいて、賑わっていたのだけれど、さすがに、今日の天気では、閑散とした風景です。 -
スライゴー
「The Glass House」
あたらしい建物です、昔は無かった。 -
スライゴー
ミスター・イェーツのスタチュー。
ウィリアム・バトラー・イェーツ、ノーベル賞作家で、ダブリン生まれのイギリス系アイルランド人(アングロ・アイリッシュ)だとか、スライゴーは母親の故郷であるそうです。
どんな詩を書いた人かは、知りませんけど。
いかにもという感じの人ですね。 -
スライゴー
スライゴーは、町としては、ドネゴールなどよりは、ずっと大きな町です。
けれど、これくらいの町が、一番中途半端で難しいのか、観光都市でも無し、商業都市でも無し、これといった産業も無しという感じで、この印象は、昔も今回も同じな感じです。 -
スライゴー
メインストリートです、悪くないけど、裏通りや、中心から少し外れると、空き家が多い。
町の評価 ★★★ かと言って、悪い街とか、つまらない街というのではない、観光の拠点としては便利な町だし、何故、こんなに空き家が多いのかが、興味をそそる町。 -
スライゴー 今宵の宿
「Railway Hostel」
宿の評価 ★★★★ 25ユーロ (シングル) 仕切っているのが親父ですけど、その割には、とても清潔なホステル、建物も見ての通り、なかなかにきれい、ただ、小さいので、すぐ満員になりそう、本日は、贅沢にシングルルームで、ゆっくり眠る、他にドミもあります。
本日の走行距離 (69km) -
7月15日(金) スライゴー
宿が良い宿だったので、もう一泊しようかとも思ったけど、町にイマイチ魅力を感じなかったので、次行きます。
その前に、港もあるので、せめて港を見ようと思って来たけれど、これも鑑賞の対象にならず、仕方がないので、海の写真だけ撮ります、有名な「ベンブルペン」の山は、この左側ですけど、相変わらず雲が多くて、良く見えない。 -
N 4号線 交通事故 スライゴー州 County Sligo
羽が青くて尾の長い、綺麗な鳥です。 -
N 4号線 交通事故 スライゴー州
せっかくなので、ちと裏返して一枚。
などと言う、バカなことをしていたせいか、また「パンク」(天罰?)、少し前のパンクは前輪で、今回は後輪です、後輪は3度目。
またまた、歩きます・・・。 -
田舎道 スライゴー州
本来は、N 17号線を、コネマラ地方のコングまで走ろうかと考えていたけれど、仕方ないので、最寄りの町まで、田舎道を歩きます、スライゴーを離れると、このあたりにも、町らしい町が無い。
何でもこのあたりの森には、イーグルが棲んでいるとか・・・ドネコールに劣らぬ「秘境?」ですね・・・。 -
田舎道
遠くに家並が見えますけど、とても自転車屋があるようにも見えない。 -
田舎道 バリーモート Ballymote スライゴー州
てくてく歩いて、約8km ようやくにして、町に到着の感じ、どんな町かな? -
R 293号線 バリーモート スライゴー州
ソコソコの町なのですけれど、やっぱり、自転車屋さんは無し、町の入り口に在った中古品屋さんで、タイヤチューブの替えが無いか、探してもらったけど、見当たらず、パンクの修理用具も無いという。
仕方ないのでとりあえず、パンクなのかどうか、タイヤとチューブを外して調べていたところ、通りがかった町の人が、自宅から、替えのチューブを持ってきてくれた、実に「感激!」しかも、お金は要らないと・・・やっぱり、アイルランド人です・・・。 -
イチオシ
バリーモート
良い街です ★★★★★ みんな親切、中古品屋さんも親切だし、町の人も親切・・・人間の本性は、間違いなく「善なるもの」だという気がします、旧約聖書の「原罪」などは、人を隷属に貶めるための「嘘」です、間違いない。
「窮鳥、懐に入れば、猟師も此れを殺さず」と、日本の諺にもあるではないですか、まったく・・「窮鳥」状態の旅も悪くは無い・・・ -
田舎道 スライゴー州
マア、行き当たりばったり、準備も何もない旅ですけれど、まあ、僕の人生そのものが、そんなもの・・・ハハ、ちと大袈裟。
ともあれ、コングへ行くのは諦めて、近くの町、ボイル Boyle へ向かいます。 -
N 4号線 バリナファッド Ballinafad スライゴー州
ボイルの町の手前、お城(Ruin)のある村。 -
バリナファッド キャッスル
廃墟です、イギリスならば、間違いなく有料。
城にしろ、修道院にしろ、廃墟の場合、アイルランドでは無料というのが多い、助かります。 -
バリナファッド キヤッスル
入り口、城門の塔。 -
田舎道 スライゴー州
ボイル周辺の風景です、ちと道に迷ってしまった。 -
ボイル Boyle ロスコモン州 County Roscommon
スライゴーと同じく、町の真ん中を川の流れる町です。
この町も、スライゴーと同じく、やや、錆びれた感じ、全くの田舎町で、町の人通りは、かなり少ない感じです、天気が今一息なので、更に印象が一息、ただ、初めて来た町なので、昔との比較はつかない。 -
イチオシ
ボイル ロスコモン州
川の畔のカフェです、なかなか雰囲気のある建物ですけど、あいにくと開いてない、ちと残念。 -
ボイル
街並みはもちろん、アイルランド特有の、カラフルな街並み。 -
ボイル アビー(Ruin)
この町で、最重要の史跡です、1161年創建の「シトー派」の修道院とか、例によってクロムウェルの軍隊に破壊されたのですけれど、わりと原形を保っているアビーで、アイルランド全体としても、良く残っている修道院であるとか。 -
ボイル メインストリート
川の畔から、丘の上の広場まで、カラフルなアイルランド特有の街並みが続いています、アイルランドは、何処へ行っても町がカラフル、別に法令で決まっているわけでも無いと思うけど、実に不思議。
昔は、一部を省いて、それほど気が付かなかったけれど、今は殆ど、どの町も村も、みんなカラフル、まあ、明るくて気分も「バケーション」という感じにはなるのですけど、何処もかしこもとなると、マア、飽きも来て、別に・・・という感じ。
マア、歴史的な町や村という事になれば、どうしても英国よりは劣るし、建物も、貧弱だし、せめて色彩だけでもカラフルに、という感じでしょうか? -
イチオシ
ボイル Boyle ロスコモン州 County Roscommon
丘の上の広場です、眺望はソコソコ。 -
ボイル Boyle 町の広場 ロスコモン州
時計台もある、良い広場ですけど、ここもやっぱり駐車場になっていて、頂けない、町の観光や美観という点では、こういう点は考えないといけません。
町の評価 ★★★ 小さい分だけ、スライゴーよりは、鄙びた感じ? いくらかまとまってるかも?
本日の走行距離 (60km) -
ボイル 今宵の宿
「ロイヤル・ホテル」Royal Hotel 、オーナーでも変わっての再建中なのか、働いているのが、みんな若い、建物は古くて、歴史もありそうですけど、看板も地べたに立て掛けてあるだけで、いかにも、急ごしらえの感じ。
宿の評価 ★★★ 29ユーロ (素泊り) イギリスやアイルランドで、素泊りのホテルなんて、初めて泊まった、けれど、お風呂(Bath room)あり、まだオープンしていなかったけど、川沿いのレストランも付いていて、その気で経営すれば、良くなる余地は、十分にあるホテル。 -
7月16日(土) R 294号線 County Roscommon
本日は、コネマラ地方へ向かいます、出来れば、コングまで行きたいのですけれど・・・。 -
R 293号線 バラガッダリーン Ballaghaderreen ロスコモン州
昨日に引き続いての雨模様なので、休み休みの走行です。
マア、ここの所、だいぶ好天が続いたし、多少雨が続くのも仕方なしです。 -
バラガッダリーン ロスコモン州
2階建てのカラフルな街並み、いかにも、アイルランドの田舎の町という感じの町です。 -
R 293号線 雨宿り
晴れ間を縫ってのサイクリングです、どしゃ降りになったので仕方なく、見知らぬお家の庭に侵入いたします、どうも、失礼さんでござんす・・・暫し、軒先を拝借・・・
♪ 雨に濡れながら 佇む人がいる
♪ 傘の花が咲く 土曜の昼下がり
♪ 約束した時間だけが 体をすり抜ける
♪ 道行く人は誰一人も見向きもしない
「雨」作詩 千家和也 作曲 浜圭介 歌 三善英二
ちょうど、今日は土曜日、約束なんて無い旅ですけど・・・ -
R 293号線 雨宿り
ここは、どうやら物置、日干しピート(泥炭)がたくさん保存されてます。
♪ 降りしきる雨の歩道、頬伝う銀の雫
♪ 傘も差さず歩いてた
♪ あ・・あの人の後ろ姿が 寂しそうで
♪ 声かけて呼び止めたい 何故か心誘われて
♪ 足止めて振り返れば
♪ あ・・あの人の後姿が 雨に煙る街かど・・
などと言うのもありました「雨のバラード」
作詩 こうじはるか 作曲 植田喜靖 歌 湯原昌幸 -
雨宿り
潜り込んだ民家の内庭です、30分程お休み、誰にも見られなかった感じ。
少し小やみになったので、再度出発です。 -
R 293号線
どうも、今日は、コングまでは行けそうもない感じです。 -
R 293号線 ロスコモン州〜メイヨー州 Mayo
このあたりは、海からはだいぶ離れています、ずっと海沿いばかり走ってきた感じなので、風景が、少し違う感じです。 -
R 293号線 バリーホーニス Ballyhaunis メイヨ―
いよいよ、メイヨー州に入ります。
目的地のコネマラ地方は、この州の南、ゴールウェイの町の北側一帯に広がる、有名な景勝地帯。 -
N 60号線 メイヨー州
どうせなら、道が全部、こんな具合のトンネルなら良いのに・・・ -
イチオシ
N 60号線 クラレモリス Claremorris メイヨー州
またまた雨が降ってきて、今日はこの町で一泊です、まだ、陽も高いし、コネマラ地方のコングまでは、あと 35km 程ですけど、雨は冷たいし、疲れたし・・・風邪もかなり強い・・・
それに、なかなか感じの良い街。 -
クラレモリス メイン・ストリート
N 60号線沿いに広がる、比較的、町らしい町、建物も味があって、センスもある田舎町です。 -
クラレモリス
裏通りも、落ち着いてよい感じ、中途半端な都会の空き家とか、うらぶれた感じの無い、小さいけれど良い街。
この違いは、州の違いによるものか・・?
町の印象 ★★★★ -
クラレモリス 今宵の宿 Summer Hill B&B
町裏のB&Bです、この町には、わりとたくさんB&Bもあって、ホテルもあるけれど、ホテルはやや高い。
こちらのB&Bは、新しい建物、多分、ここ10年の、アイルランドの好景気で建てられた家だと思う、綺麗で大きなお屋敷ですけど、なんとなくバブリーな感じかな? -
Summer Hill B&B
部屋も、新しくてきれい、壁の絵もアートで、なんとなくバブリー。
でも親切でよいオーナーです。
宿の評価 ★★★ 40ユーロ これでも、イングランドのB&Bに比べれば、良心的で安い。
本日の雨と風は、どうやら、カリブ海のハリケーンの影響であるらしい・・・やはり、ヨーロッパはアメリカに近いのです、特に、アイルランドは。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 迷子さん 2012/04/12 17:45:24
- 相変わらず?煤けた町っすね
- スライゴーも草臥れた感じの町並みっすね・・・・
川の北側?だったかな
凄いスラム街があったと記憶してますだ。
ここはイェーツカントリーで売ってる?!
夏場にはサマースクールも開催されるみたいっすね。
イェーツさんは幼少時の一時期に
祖父母のお里に預けられてたそうで、この辺の
民話を聞いて馴染んでいたんすね。それが後の
ゲール語、ケルト文化の復興運動に結びつくんだと思いますだ。
あっしも、良くは知らねども
彼の詩に曲が付いた
こちら(数あれど歌詞が読めるんで)
http://www.youtube.com/watch?v=P_xEm-Vi9k8
美しく哀しい詩でございますだ〜♪
最後の
「若く愚かだった自分、今は涙に暮れて・・・・・」
なんだか心に沁みて泣けてきちゃいますだ〜。
アッシも歳をとったんざんすね〜(-_-)
- ももんがあまんさん からの返信 2012/04/13 16:23:34
- RE: 相変わらず?煤けた町っすね
- こんにちわ、迷子さん。
> スライゴーも草臥れた感じの町並みっすね・・・・
> 川の北側?だったかな
> 凄いスラム街があったと記憶してますだ。
川のどちら側かは解らないですけど、確かに、スラムと言ってよいほどの一角が、今でもあります、スライゴーは、ちと、中途半端に大きな町なのですね。
> あっしも、良くは知らねども
> 彼の詩に曲が付いた
> こちら(数あれど歌詞が読めるんで)
> http://www.youtube.com/watch?v=P_xEm-Vi9k8
> 美しく哀しい詩でございますだ〜♪
なかなか、僕好みの、美しい、セルティックのスローバラードですね、この曲「Down by Salley Gardens」、昔僕がアイルランドから買って帰った、アイルランド・トラッドのCDの中にあった筈なのですけど、どのCDだったか? 行方不明なのです・・・
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