2012/02/15 - 2012/02/15
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Elliott-7さん
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瀧塔山(ろうとうざん)・龍蔵寺は、山口市郊外の吉敷にある。
このお寺は、
周防国観音霊場第三十三番結願札所
中国観音霊場第十七番札所
ぼけ封じ観音霊場第二十二番札所
十八不動三十六童子霊場第十二番札所 だそうだ。
寺の縁起によれば・・
文武二年(698年)に僧・役小角(えんのおずぬ)が、豊後国彦山からやってきて、奥の院の岩窟に紀州熊野権現を勧進し、秘法の護摩供を厳修し、「龍の蔵」と名付けたことに始まったと伝えられている。
ついで、天平十三年(741年)、行基菩薩がこの霊場に留まり自ら千手観音を彫り、寺を建て奉安して「龍蔵寺」と名付けた。大内、毛利氏の時代には守護神として保護された。(龍蔵寺縁起より)
この寺は、別名「人間回復の寺」とも呼ばれ、春夏秋冬多くの参拝人が訪れている。
確かに、このお寺のHP拝見すると、「住職の法話」のコーナーがあり、そのタイトルはどれもベランメー口調の”本音”で述べたものばかりである。
是非一度、この住職の法話を拝聴したいものである。
龍蔵寺の公式HPをリンクさせて頂く、
http://www.ryuzouji.org/houwa.html
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-
山口市内の国道9号線を秋吉洞方面に、途中から山道に
このような道を行く・・ -
さらに進む・・ -
もう少しで、目的地付近・・ -
駐車場に到着・・ -
大きな看板が迎えてくれる・・
「ぼけ封じ観音」
「日本一高い大銀杏」の文字が。 -
龍蔵寺の詳しい案内図が・・・ -
この参道を上がっていく・・ -
皆様ようこそご参拝下さいました・・
山口市で一番の古刹だそうだ、
拝観料は、お一人二百円也 -
七福神が迎えてくれる・・ -
次に、”あくしゅ地蔵”が・・ -
”あくしゅ地蔵”の説明がある、
握手することで、人と人のつながりを大切にしよう・・ -
-
このように誰とでも「握手」できるように・・・ -
再び、参道を登る -
途中、「芭蕉の碑」が、
「ほろほろと
山ぶき散るや滝の音」
芭蕉がこの地にやってきたのでなく、大和の国で詠んだ句を家臣が句碑を建立したようだ、 -
これがその句碑だ・・ -
さらに参道を登る・・ -
-
途中に鐘楼があった・・ -
-
このお経を唱えながら、鐘をうつのだそうだ・・ -
「祇園精舎の鐘の声・・・・」
あまりにも有名な平家物語の冒頭部分だ! -
「楼門」が見えてきた・・ -
さらに上ると、「観音堂」が、、 -
参道脇にはお土産屋が・・ -
参道脇に見えるのが、「本堂」である、
観音堂が本堂とばかり思っていたが・・・ -
ここが本堂でなく、観音堂だ。。 -
側に「八百屋お七の供養等」があった、
江戸後期の代表的な「宝篋印塔・ほうきょういんとう」
宝篋印塔とは、菩提・供養などに使われる仏塔の一種、
-
ここ龍蔵寺は、国指定の天然記念物「大いちょう」が有名、
-
説明によれば、高さ45m、根元周囲13m、
地上1m部分の幹まわりは8mあるそうだ、
特に秋の黄葉時には見事な黄金色を見せるという -
黄葉した秋に見てみたいものだ、 -
その大イチョウのほこらに「公孫樹洞穴観音」が、
長生きしたい方、母乳の出ない方にご利益があるという、、 -
これが洞穴観音さま・・ -
境内に、中国四大聖地仏堂がある、
-
これがその仏堂・・ -
「かえる観音」も、、 -
名水が湧き出る、「観音智水」が、 -
いよいよ、「観音堂」へ、 -
観音堂の左右にある、
左には「馬頭観音菩薩」とある、 -
右には、御詠歌が・・・
ここの御詠歌は、
「ふだらくや 那智のお山を うつしおき
後の世までも 落つる滝の瀬 」 -
この観音堂の正面に、「伝雪舟の絵馬」が掲げられている
この絵馬は雪舟作の「駒つなぎの絵馬」と伝えられている
-
これが、雪舟作の「駒つなぎの絵馬」である、 -
観音堂の中へ・・
正面・馬頭観音の上に絵馬が掲げられてある、 -
馬頭観音像をアップで・・
解説によれば、この馬頭尊はインド・ビシュヌ神の化身といわれる
ビシュヌ神は、ヒンドウ教の神だ、
どうりで、この色は日本独特の仏教とは異なる
-
観音堂内の軒下周囲には、上下二段合わせて三十三頭の絵馬が掲げられている、
三十三頭という数字は観音の三十三身に捧げるものという -
ここにアップした画像はその一部、
全て、「雲谷等顔」の筆によるものと言われている -
-
観音堂内に、木製の男根が安置してあった
男根は古来「麻羅観音」として、夫婦和合・夫婦円満などを祈願して信仰の対象とされている・・
山口県長門市の山中にある麻羅観音はよく知られている・・ -
「ぐち聞き地蔵」さん
ぐちを聴いてもらえるそうです・・ -
さらに行くと、「鼓の滝・吉敷の滝」が、、 -
通称・吉敷の滝 -
三層の名滝で、山口三名滝の一つ、 -
「滝の大岩」が -
この岩のおかげで、梅雨期の大洪水が防げるという、 -
阿弥陀如来像と馬頭観音像が・・ -
「役の小角(えんのおづぬ)行者・石仏」
このお寺の開祖が、えんのおづぬだとか、 -
護摩堂へ入ってみよう・・
-
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本堂へ・・・
ここに阿弥陀如来像が・・・ -
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「不壌身」の額が -
本堂内には鉢植えの「牡丹」が -
-
-
少し遅かったか? -
-
外に出てみよう
「チシャの木の橋」があった
チシャの木はエゴの木ともいうのだそうだ。 -
見事に苔むしたチシャの木が・・ -
この橋は、昔ここの住職が切った大木を二本おいて
いたら芽が出て一本の木になったとか、
-
根がつながり一つの根となって、二本がつながり
橋の欄干となった珍しいものだという、
つまり、二本でなく一本の木という訳ですな -
-
-
「ほけよけ観音」の説明・・
老人ボケをなくす観音像だそうです、 -
ボケよけ観音像 -
十二支わらべ地蔵尊が・・・ -
このように石造の十二支が、参道脇に・・ -
今年の干支・竜が・・ -
これはおわかりでしょう・・ -
-
かくして、龍蔵寺参拝を終えて帰途につく・・
ご利益がありますように・・ 合掌
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この旅行記へのコメント (4)
-
- atluxさん 2015/06/22 16:40:19
- はじめまして
- 先日、私も龍蔵寺訪問しました。良いところですね。
帰宅してHPも見たのですが、住職の書き込みにはちょっと驚きました。
確かに、本音といえばそうかもしれませんが、僧侶がこのような言葉で発言していいものかと、とまどいました。
大人なら、もう少し周囲に配慮した言葉使いをしてほしいものですが、どうでしょう?
- Elliott-7さん からの返信 2015/06/23 10:15:23
- RE: はじめまして
- atluxさんへ
コメントありがとうございます。
HPの全部を拝見しておりませんが、僧侶にもいろんな方がおられるようで
仰るとおり、僧侶としてかなり好き勝手なことを発言されているようですね、
「破戒僧」という僧侶もいますしね^^
いずれにしろ、発言する言葉は留意すべきでしょうね。
Elliott-7 より
-
- n.arakiさん 2012/02/21 19:07:13
- こんばんは。
- Elliott-7さん、こんばんは。
何とも不思議なお寺ですね。
このようなお寺があること知りませんでした。
おもしろかったです。
n.araki
- Elliott-7さん からの返信 2012/02/24 21:56:07
- RE: こんばんは・・・・。
- n.arakiさん
どうもどうも・・
コメントありがとうございます、山口へたびたび行ってますが
このお寺は初めてでした、
檀家をもたないお寺だそうで・・・
また黄葉の時期に行ってあの大イチョウを見たいと思っています。
別件ですが、そちらはさぞかし寒いことでしょうね、
雪のローカル線に乗ってみたいのですが・・・
Elliott-7 より
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