2012/01/03 - 2012/01/03
57位(同エリア154件中)
どんぴさん
スリランカの世界遺産8つ完全制覇の旅、第2弾は「古代都市ポロンナルワ」。12世紀に最盛期を迎えたシンハラ王朝の第2の都です。
広大な田園地帯のような歴史地区に遺跡が点在する…という意味ではアヌラーダプラとキャラが被っていますが、規模の大きさや保存状態はポロンナルワの方が数段上。とても見ごたえのある世界遺産でした。
【今回訪問する世界遺産】
第157弾「古代都市ポロンナルワ」
□1/01(日) 成田空港出発(13:10) → コロンボ空港着(22:50)→ニゴンボ
□1/02(月) ニゴンボ → アヌラーダプラ
■1/03(火) アヌラーダプラ → ポロンナルワ → ダンブッラ
□1/04(水) ダンブッラ → シーギリヤ → アルヴィハーラ → キャンディ
□1/05(木) キャンディ → ピンナワラ → ヌワラ・エリヤ
□1/06(金) ヌワラ・エリヤ → ホートンプレインズNP → シンハラージャ
□1/07(土) シンハラージャ森林保護区 → ゴール
□1/08(日) ゴール→コロンボ空港発(23:50)
□1/09(月) 成田空港着(11:50) → 帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- スリランカ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
08:46、アヌラーダプラのバスターミナルを出発。
11:55、ポロンナルワの旧市街のバス停に到着。
ポロンナルワのバスターミナルは旧市街から数km離れた場所にあるんだけど、「ここで降りるんだろ?」みたいな感じでバスを降ろされた。
俺、旧市街で降りたいなんて一言も言ってないんだけど…。
バスを降りるとすぐにスリーウィーラー(三輪タクシー)が寄ってくる。希望の場所すべて回って2000Rs(約1400円)と言ってくるが、交渉して1400Rs(約980円)にまけさせる。
ところが。
左の写真のオヤジ、とんだ悪質ドライバーだった。 -
ドライバーのオヤジに遺跡地区のチケットがないからチケット売り場に行けと言っても、チケットは売っていないと言い張って動こうとしない。代わりに仲間がチケットをここに届けるから待てと言う。
数分後、やってきた仲間が持っていたのは使いかけの周遊チケット。これはシーギリヤ、アヌラーダプラ、ポロンナルワの入場券がセットになったお得なチケットなのだけど、少し前に廃止されたものだ。これを25USDで売るという。
要するに、他の観光客が残していったチケットを売りつけて代金を横取りしようという魂胆だ。
この時点でこのオヤジと別れておけば良かったけど、金額的には損はしていないし時間がもったいないのでこのチケットを買うにした。
12:15、「クワドラングル」到着。 -
「クワドラングル」
遺跡地区の中心にあり、四角い城壁に囲まれた中に11の建築物が集まっているポロンナルワ観光の目玉。
左の写真は「サトゥマハル・プラサーダ」。
スリランカでは珍しく、タイなどの東南アジアの様式で作られた塔。 -
「ガルポタ」
別名"石の本"。石にはびっしりと文字が掘られ、王への賛辞の言葉やインドからの侵略などについて書かれている。 -
「ガルポタ」の側面。
アヒルの行進? -
「ハタダーゲ」
12世紀にニッサンカ・マーラ王によって建てられた寺院の跡。 -
ハタダーゲの奥には仏像が3体。
そのうち2体は顔が破壊されている。 -
「ワタダーゲ」
クワドラングルの中で一番大きくて目立つ円形の仏塔。 -
ワタダーゲの階段にはこんな彫刻が。
これと同じような彫刻はけっこうあちこちで見た。 -
ワタダーゲの"ムーンストーン"。
ムーンストーンとは輪廻転生を表現した彫刻が施された半円状の石で、スリランカの寺院の入り口に玄関マットのように置かれている。
ここから先は聖なる場所なので、靴を脱げという目印でもある。 -
ワタダーゲの内部には東西南北を向いた4体の石像が立っている。
-
ワタダーゲの階段の横には女神か何かの彫像。
-
ワタダーゲの側面にはライオンの像。
表情がマヌケ。なんか癒される(笑) -
こっちのライオンの像は邪悪なツラがまえ。
でも、よく見るとアイーンのポーズだ(笑) -
「アタダーゲ」
寺院の跡。現在は柱だけが残っている。
それにしても、ハタダーゲとかワタダーゲとかアタダーゲとかややこしい(笑) -
「アタダーゲ」
柱には独特なデザインの彫刻。 -
「アタダーゲ」
一番奥にある仏像。 -
「ラター・マンダパヤ」
ニッサンカ・マーラ王が僧の読経を聞いたとされる場所。
石柱のクネクネした不思議な形は蓮の花が風に揺られている様子を表現している。 -
「トゥーパーラーマ」
やたらとごつい仏堂。壁の厚みは2mもあるとか。 -
「トゥーパーラーマ」の内部。
手が失われた仏像が2体。 -
「トゥーパーラーマ」の横ではサルがデリケートなところを毛づくろい。
-
クワドラングルを離れ、北へ移動。
13:15、「ラコントゥ・ヴィハーラ」に到着。
12世紀にニッサンカ・マーラ王によって建てられた仏塔。
高さ55m、直径55mはポロンナルワで一番の大きさだ。 -
ラコントゥ・ヴィハーラの横でレンガで作った涅槃像らしきものを発見。
-
遺跡地区には左の写真のような建物の土台の跡が広範囲に残っている。
点在する遺跡以外は田園地帯だったアヌラーダプラとはだいぶ違う。遺跡としての規模はポロンナルワの方が上だ。 -
13:45、「ランカティラカ」に到着。
ポロンナルワの遺跡の中でも特にド迫力な建物。高さは17.5m。 -
ランカティラカの奥には巨大な仏像。
でも、顔が無くなってしまっている。 -
14:00、「キリ・ヴィハーラ」に到着。
ランカティラカに隣接している仏塔。
でもなんか、ガイドブックとかネットに乗ってる写真よりやたらと白いんだよなぁ。塗り直した?それとも別の建物? -
カンボジアのアンコール遺跡群のタ・プロームみたいなのを発見。
アンジェリーナ・ジョリーが出てきそうだ。 -
14:15、ガル・ヴィハーラの駐車場に到着。
ドライバーにヤシの実ジュースを勧められる。値段は忘れたけど、現地人価格なのかすごく安かった。 -
14:20、「ガル・ヴィハーラ」に到着。
ここには涅槃像、立像、坐像の3体の巨大な仏像が並んでいることで有名な場所。 -
左にあるのは坐像。
-
真ん中にあるのは立像。
-
右にあるのは涅槃像。
-
3つの石像の近くの小さな岩山の上には今にも転がり落ちそうな巨石が。
その石の足元をよく見てみると… -
小さな枝でつっかえ棒してある。
こんな小さな枝じゃ意味無いって(笑) -
シリーズ世界で転ぶ
ポロンナルワ編。 -
15:00、「蓮の池(ロータスポンド)」に到着。
かつては僧の沐浴所だった場所。
通称・蓮池さん。 -
15:10、「ティワンカ・ピリマゲ寺院(北院)」に到着。
遺跡地区のいちばん北の奥まで来た。
ここはかつて寺院だった遺跡で、13世紀に描かれた壁画が残っている。 -
ティワンカ・ピリマゲ寺院の中に入る前に外観をチェック。
ここにも変な顔のライオンがいた。 -
この小人さんたちはいったい何者?
-
ティワンカ・ピリマゲ寺院の内部。
建物の外も中も骨組みだらけ。 -
通路の両側には壁画がびっしり。
13世紀、当時すでに廃都となっていたポロンナルワの再興を願ってパラークマラ・バーフ3世の命令で描かれたもの。 -
残念なことに壁画の保存状態はかなり悪い。
絵は劣化して線の輪郭がぼんやりと見える程度。建物内は暗いので、最初は壁を見ても壁画があることに気付かなかったくらい。なかなかうまく撮影できず大変だった。 -
寺院の一番奥には首と腕が無い巨大な石仏。
-
15:45、「シヴァ・デーワーラNo.2」に到着。
11世紀にインドからやってきたタミル人がポロンナルワを征服した時代に建てた寺。 -
実はシヴァ・デーワーラNo.2 に着く前、ドライバーとトラブル発生。
今日はダンブッラに泊まると言ったら、ダンブッラでの宿をしつこく勧誘してくる。断ったら急にキレ出し、
「シヴァ・デーワーラNo.2には行かない、約束の3時間は過ぎた(そんな約束はしていない)!」と言い出す。
しかも、回り道をした挙句にツーリストポリスを呼び出し、「遺跡エリアから一度出たから、お前が持ってるチケットは無効だ!」と言い出す。
こうなるとこっちもスイッチが入る。怒鳴りまくって徹底抗戦したら相手の態度が軟化。「今朝、嫁さんとケンカしたら朝食も昼食も作ってくれなくて……ついイライラしちゃった」とか言い訳を始めた。知るかそんなの。
結局、シヴァ・デーワーラNo.2ともう2ヵ所に行くことを約束させた。 -
16:05、「石立像」に到着。
ここは遺跡地区からは3〜4kmほど南に行った場所にあるので、三輪タクシーじゃないと来るのが大変。 -
昔の10ルピー札に描かれていたこともあるというスリランカでは有名な石像。
通説ではパラークラマ・バーフ1世の肖像と言われているものの、本当は誰なのかはっきり解らないという謎の石像なのだ。 -
続いて、石立像に隣接する遺跡「ポトグル・ヴィハーラ」へ。
ここは古代の図書館。ヤシの葉に書かれた仏教経典が保管されていた。 -
16:20、出発地点の旧市街前のバス停まで戻った。
ドライバーが長距離バスターミナルまで300Rs(約210円、後で200Rsに値下げしてきた)で送ると言ったが当然断わる。
すぐに別のドライバーに声をかけ、200Rs(約140円)で交渉成立。ところが、走行中にエンジントラブルが発生。「ガソリンに水を混ぜてるから調子が悪い」とか言い出す。それって危険じゃない?
工具を持ち出し不慣れな手つきでエンジンを調整しながら「I am メカニック!」とか言う。笑えねぇよ。
16:45、バスターミナルに到着。
17:03、ダンブッラ経由コロンボ国際空港行きのバスが出発。
このバスがまた運転が乱暴!急ハンドル、急ブレーキ、無理な追い越しは当たり前。おまけに道は悪路で揺れは激しく、工事中だらけで時間がかかる。
今回のスリランカ旅行で一番ひどいバスだった…
《2012年正月スリランカ旅行:ダンブッラ編へつづく》
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