2012/01/01 - 2012/01/03
79位(同エリア152件中)
どんぴさん
家でダラダラする予定だった2012年の正月。急に嫁さんから海外に行っていいと許可が下りたのはクリスマスの夜でした。
出発までの準備期間が1週間しかない中、行先に決めたのはスリランカ。
元日出発だと航空券も驚くほど安かった(9万円くらい)のと、スリランカは国土が狭くて1週間でもあちこち見て回れるのが決め手でした。
また、8つの世界遺産があるのも魅力的(^_^)
今回は全ての世界遺産を制覇するのが目標です。
まずは1つ目の世界遺産「聖地アヌラーダプラ」へGO!
【今回訪問する世界遺産】
第156弾「聖地アヌラーダプラ」
■1/01(日) 成田空港出発(13:10) → コロンボ空港着(22:50)→ニゴンボ
■1/02(月) ニゴンボ → アヌラーダプラ
□1/03(火) アヌラーダプラ → ポロンナルワ → ダンブッラ
□1/04(水) ダンブッラ → シーギリヤ → アルヴィハーラ → キャンディ
□1/05(木) キャンディ → ピンナワラ → ヌワラ・エリヤ
□1/06(金) ヌワラ・エリヤ → ホートンプレインズNP → シンハラージャ
□1/07(土) シンハラージャ森林保護区 → ゴール
□1/08(日) ゴール→コロンボ空港発(23:50)
□1/09(月) 成田空港着(11:50) → 帰宅
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 タクシー
- 航空会社
- スリランカ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1月1日(日)
11:00、成田空港に到着すると、驚くほど人が少ない。出国審査のときも自分以外は1人しかいなかった。出発ゲート付近の免税店周辺もこのありさま。
13:10、成田空港発 マーレ経由 コロンボ行のスリランカ航空UL461便が出発。 -
1月2日(月)
深夜02:10、コロンボのバンダラナイケ空港に到着。
ここからタクシーで10分ほど移動。料金は1200Rs(約840円)。ニゴンボという町のホテル「ラマダ カトゥナヤカ(Ramada Katunayake)」に到着。
なにしろ正月に直前の予約だったので、ネットで探しても予約できたのがこのホテルだけだった。 -
06:00、起床。ほとんど寝てない。
07:05、ホテルの前の大通りでローカルバス(No.240)に乗車。
どこにバス停があるのか分からずホテルの駐車場の係員に聞いたら木の下を指さされる(写真参照)。ところが標識も何も無い。
本当にバスが停まるのか不安だったけど、本当にバスが停まった。
ここに限らず、スリランカのローカルバスのバス停には標識など無く、見た目は単なる道端。地元の人に聞くしかない。 -
そのバスの車内。激混み。
外国人は俺だけ。超ローカル臭が漂う。 -
07:30、ニゴンボの長距離バスターミナルに到着。
事前調査ではアヌラーダプラに行く直通バスがあるという情報があったけど、現地では無いと言われる。朝は無いのかな?
クルネーガラという町でバスを乗り継ぐことになった。
07:45、クルネーガラ行きのバスに乗車。
料金は150Rs(約105円)。長距離バスなのに驚きの安さ!
車内にはロシア人の男女3人組がいた。この旅ではローカルの長距離バスに散々乗りまくったけど、外国人が乗っている事はほとんど無かった。欧米人は車を運転手つきでチャーターするのが一般的なようだ。 -
09:45、クルネーガラのバスターミナルに到着。
10:00、アヌラーダプラ行きのバスが出発。
いきなりスリランカのローカルバスの洗礼にあい、やられまくる。
*超満員!
*外国人ゼロ!全員ローカル
*運転マナーが劣悪(バスも他の車も)
*対向車線にはみ出まくってコワイ
*スピード出し過ぎ
*道は悪路で揺れが激しい
*道路工事が多く渋滞が多い
*エアコン無くて暑い! -
13:30、アヌラーダプラのバスターミナルに到着。
ここからスリーウィーラー(三輪車タクシー)で「ガルウェイ ミリディア ロッジ(Galway Miridiya Lodge)」に到着。
料金は150Rs(約105円)。長距離バスと値段変わらないやんけ! -
ホテルで自転車をレンタル(400Rs、約280円)して、さっそく出かける。
アヌラーダプラは小さな町。観光の目玉となる遺跡地区は市街地から少し離れていて、広大な田園地帯の中に遺跡が点在している、という感じ。
徒歩で回るのは困難なので、自転車をレンタルするか、三輪タクシーを1日チャーターする必要がある。
暑さもあってレンタサイクルは体力的にきつく、タクシーにすればよかったと後悔。 -
アヌラーダプラでよく見るもの。
それはサル。
道の上に、木の上に、すごい数のサルが闊歩するサル天国だ。 -
地球の歩き方の地図に"図書館"と書いてある場所で遺跡地区のチケットを買う。2875Rs(約2012.5円)、または25USD。
ちなみに現地では"図書館"ではなく"Musium"と表記されているので迷う。
駐車場でサルが現地人のバイクから荷物を強奪しているのを目撃。日光のいろは坂のサルより凶暴だ(笑) -
15:00、「スリー・マハー菩提樹」に到着。
インドのブッダガヤの菩提樹の下でお釈迦様が悟りを開いたが、その菩提樹を株分けした木が残っていることで有名な寺院。 -
「スリー・マハー菩提樹」
日本の仏像とは雰囲気がかなり違う。 -
仏像の前には地元のみなさんがくつろいでいる。
外は暑いし、涼んでいるんだろう。 -
中には居眠りしてる人も…
-
寺の奥に進み、菩提樹のもとへ。
-
菩提樹の周囲は四角い壁で囲まれていて、四方にはお供え物を捧げる祭壇がある。
-
菩提樹のまわりには象の彫刻が並んでいる。
なんかかわいい。 -
15:45、「イスルムニヤ精舎」に到着。
岩山に作られた、通称"ロック・テンプル"。 -
前の写真のほこらに祭られていた仏像。
頭上の蛇みたいなやつ、スリランカではよく見かけるけど何だろう? -
「イスルムニヤ精舎」の本堂。
この涅槃像は東京の浅草寺の援助によって色の塗り替えが行われたそうだ。 -
本堂の壁はお釈迦様だか王様だかの生涯を描いた絵で埋め尽くされている。
-
ノリがいい地元のおっさん。
「俺がお祈りしてるところを撮って!」とせがんでくる。
スリランカの人々は写りたがりが多い(^_^) -
岩山の上に登ってみる。
そこで見たのは地平線まで続く田園地帯。
世界遺産とは思えないのどかさだ。 -
「イスルムニヤ精舎」の宝物殿。
とても小さな博物館という感じ。
目玉はこの「恋人の像」。5世紀ごろの作品と言われ、描かれている男女は紀元前2世紀ごろにアヌラーダプラを治めていたドゥッタガーマニー王の息子サーリヤ王子とその恋人マーラと言われている(諸説あり)。 -
次はアヌラーダプラのシンボルとも言える「ルワンウェリ・サーヤ大塔」を目指す。
写真は移動中に見かけた遺跡。「ダッキナ・ダーガバ」かな? -
ルワンウェリ・サーヤ大塔への道を地元の人に聞いたら、この白い仏塔を指差して「あれだ」と教えられた。
16:45、仏塔に到着。 -
ところが、何かが違う気がする。
有名な寺院のはずなのに、他に人が全然いない。どこか閑散としている… -
寺の人に聞いたら、ここは「ミリサワティ・ダーガバ」だった。
ルワンウェリ・サーヤ大塔とは方向が全然違うじゃん!嘘を教えられた! -
デスラー総統みたいに肌が真っ青な仏像。
-
17:20、ようやく本物の「ルワンウェリ・サーヤ大塔」に到着。
本物は参拝客が多いし、駐車場にはたくさんの露店がある。賑わい方がさっきとは大違いだ。 -
「ルワンウェリ・サーヤ大塔」
その大きさに感動。 -
スリランカの仏塔は全部同じ形なので旅の中盤には仏塔に飽きてましたが、この時はまだ新鮮だった(笑)
-
周囲には座って仏塔を眺めるローカルの方々。
アヌラーダプラは時間の進み方がのんびりしてる。 -
スリランカの寺院ではまず中心に仏塔があって、その近くに仏像を保管する建物が建っているのが基本的な構造みたいだ。
-
上の写真の建物の入り口。
-
中には涅槃像。そして小さな仏像がたくさん。
-
これは仏像?
顔がのっぺりしてます。 -
ずーっと炎天下を自転車で走り続けたので疲労困憊。
だけど、力を振り絞ってもう1つ仏塔を見に行く。
18:10、「シェータワナ・ラーマヤ」に到着。
ここは3世紀にマハーセーナ王の命令で建てられた仏塔。レンガがむき出しになっていて、今までの仏塔とは趣が違う。 -
ホテルに帰る途中、ちょっと寄り道。
地球の歩き方の地図には"スーパーマーケット"と書いてあったけど、日本のスーパーみたいな感じではない。1つの建物の中に個人商店がいくつも並んでいるという感じ。 -
水だけ買って帰ろうとしたら、親子に声をかけられる。
やっぱり写真を撮ってとせがまれた。
スリランカの人々はみんな陽気で親切。フレンドリーな人ばかり。彼らの笑顔はスリランカ旅行の大きな魅力だと思う。 -
19:00、ホテルに戻る。
疲れ果てたので外にメシを食いに行く元気がない。ホテルのバイキングで夕食を済ませた。1250Rs(約875円)。さらにビール1本が350Rs(約245円)。
カレーが強烈に辛かった。
夜、蚊がうるさくてなかなか眠れない。
01:35、やっと蚊を倒して安心して眠りにつく 。 -
1月3日(火)
07:15、素早く朝食を食べて急いでホテルを出発。昨日回りきれなかった遺跡を巡る。
昨日の反省からレンタサイクルは使わず、そこらへんで三輪タクシーをチャーターする。
運転手は1200Rs(約840円)で5ヵ所を回ると言ってきたが時間があまりないので、500Rs(約350円)で3ヵ所を回ることで合意した。 -
07:40、「サマーディ仏像」に到着。
4世紀に作られた仏像。
ここらへんは市街地からかなり離れているので自転車で行くのは大変。三輪タクシーをチャーターして正解だった。 -
07:55、「アバヤギリ大塔」に到着。
紀元前1世紀にワッタガーミニ・アバヤ王によって建てられた仏塔。
現在ではスリランカでは完全にすたれてしまった大乗仏教の総本山だった。 -
スリランカでは布をコインで包んでこういうところにくくり付ける習慣がある。
日本でいったら絵馬みたいなものだろうか。 -
やっぱりここにも涅槃像。
-
スリランカの寺院は色彩がとても派手だ。
-
この変な表情はいったい…?
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修復中なのか、仏塔は多数の足場で囲まれていた。
これはこれで面白いデザインに見える(^_^)
それにしても足場の組み方が雑だな。 -
08:15、「クッタム・ポクナ(ツイン・ポンズ)」に到着。
ここはアバヤギリ大塔の麓にあった僧院で修行していた僧侶たちの沐浴所。
08:40、長距離バスターミナルに到着。
そこらへんの人にポロンナルワ行きのバスはどこか聞いたら連れて行ってくれた。
08:46、すぐにバスが出発。
バスは大きくて綺麗。人も少なく、とても快適♪
これで120Rs(約84円)は安すぎる!
《2012年正月スリランカ旅行:ポロンナルワ編へつづく》
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