時代劇の撮影によく使われる八幡堀散歩と日本でもっとも安全に住める沖島へ

2012/01/28 - 2012/01/29

寒さが続き、出不精になりがちな１月。

こんなんじゃいけない！こんな空気が澄んで、いい写真が撮れる季節に動いてバシャバシャ撮らねば！と思い、早速、宿検索。

近場で軽く観光ができて、フォトジェニックなところで、宿が安く、かつ空室があるところ・・・と探していたら、近江八幡　休暇村がヒット！

空室ありきで決めた近江八幡へのプチ旅行。

予想以上に散歩が楽しめる街です。

エリア 近江八幡・安土(滋賀)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

11：00　ＪＲ近江八幡駅到着。

この地図をもとに散策開始↓
http://www.omi8.com/test/

北口前からのびるぶーめらん通りをひたすら歩く。

２５分後、八幡小学校をすぎて左に曲がる。

早速、レトロな看板発見！

八幡小学校は洋風な造り。

なかなかおシャレである。

小学校前にある池田町通りを入ると池田町洋館街。

近江八幡が誇るアメリカ人「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」が大正期に手がけた最初の作品。

コロニアルスタイルと呼ばれているみたいですが・・・

普通のおうちに見える・・・建築を知らないので希少価値がわからないゆきんこです。

建築群といっても、２〜３しかないんですが・・・

こちらは池田さんが現在も住んでいる？

ヴォーリズさんは英語教師として来日しましたが、その後は建築家として、山之上のホテル、大丸心斎橋店、関西学院大学など、１６００もの建築を手がけたそうです。

地図のとおりに歩くと、豊臣秀吉の甥、秀次が八幡城下町を開いた時、安土から移築したとされる本願寺　八幡別院に到着。

しかし、門があいてないので、通過・・・

本願寺別院を過ぎ右手にまっすぐ歩いていくとちらほらとカフェが点在。

老舗のお菓子やもあったり・・・

小幡町交差点を通過すると歴史民俗資料館や高等学校校舎がある。

入場料を取られるみたいなので、通過。

そして、いよいよ八幡らしい町並みに入っていく。

資料館横は新町通りで「重要伝統的建造物群保存地区」

豊臣秀次によって開かれた城下町は近江商人発祥の地！

このあたりの商家は江戸中期〜明治時代に全国を渡り歩いて商いをした近江商人のふるさとです。

本能寺の変で織田信長が殺害され、主がいなくなった安土の町を八幡に移し、縦１２通り、横４筋の城下町が誕生。

しかし、１０年後廃城。その後、商業都市として栄え、北海道から九州、東南アジアまで近江商人は渡り歩いたそうです。

ここは近江商人の本宅であった家が残されている貴重な街並み。

軒先にはとんぼがいたり？！

新町通りをまっすぐ歩いていくと、白壁の土蔵が立ち並ぶ八幡堀。

古い橋がいまでも使われていてまるで、時代劇の世界！

堀沿いには桜や花菖蒲が植えられ四季折々の風景が楽しめる。

古い街並みにひっそりとあるお堀が時代劇のセットにあうようでよく撮影が行われるそうです。

八幡堀沿いに歩くと日牟禮八幡宮の鳥居が見えてくる。

千年以上の歴史を誇るこの神社は昔から近江商人の信仰を集めていました。

目的は、八幡宮めぐりではなくて・・・

クラブハリエの焼きたてバームクーヘンを食べること！

http://clubharie.jp/

結婚式の引き出物でもお目見えするようになったクラブハリエの本店がなんとここ近江八幡にあるんです！

そして、ここでは焼きたてバームクーヘンが食べられる！

窓のディスプレイもこだわっているかわいいお店。

焼きたてバームクーヘン４７６円と紅茶４８０円。

そんなに高くないです。

ゆったりとテーブルが配置された店内は居心地がとてもいい！

予約すれば＋５００円で個室も利用できるとか。

ゆっくり本でも読みに来たい！

ゆっくりお茶して再び八幡堀めぐりへ。

やはり情緒たっぷり。

春〜秋は八幡堀めぐりもできる。

ボートに揺られるのもいいかも？

八幡堀をぬけ、鍛冶屋町を歩く。

古い街並みではないけど、優しい雰囲気がただよう通り。

毎朝、牛乳が届けられるのかな〜？

ゆきんこの実家でも昔は牛乳配達してもらっていたな〜。

ヴォーリズ記念館到着。

ヴォーリズの晩年の自邸。

外見が質素だから、ほんとに建築家だったの？と思ってしまうが、説明文によると

下見板張り、両開き窓、暖炉の煙突など中はこっているらしい。

予約しないと入れませんが・・・

古い街並み第二弾に行く前に寄ったのが尾賀商店！
http://oga-showten.com/

地区５０年の古民家に４店舗とイベントスペースがある複合商店。

店内は、モダンな中にもおしゃれが入った見て楽しい場所。

新たな創造と発信の場として集まった４人の個性が随所でみられます。

お茶も飲めます！

コーヒー４００円から。

ご飯はこだわり米と古代米を混ぜたヘルシーメニュー。

今度はここでご飯食べてもいいかな〜。

女の子もここで読書かな？

近江八幡散歩最後は永原町通り。

新町通りと並ぶ古い街並みがある場所。

ただ、こっちのほうが古く感じないかも。

格子戸が特徴的な通りです。

１１時半からスタートして終了１５時。

３時間半の散歩です。写真を撮らなければもっと短いかも。

永原町通りから駅までは歩いて２５分です。

本日のお宿　近江八幡　休暇村

駅から車で３０分です。

ローカルバスで６９０円とお高いので、１６時４０分、１８時１０分の２本だけある、休暇村からのお迎えマイクロバスに乗るのがオススメ。

西館の近江牛バイキングプラン１１３５０円をじゃらんで予約。

バイキングは思っていたよりも量が多く、おいしい！
朝ごはんのバイキングも種類豊富！

ただ、お風呂が狭い・・・

東館まで歩いて２，３分なので露天風呂に入りにいくのがオススメ！

２日目は琵琶湖にある沖島へ。

休暇村から歩いて３０分のところにある堀切港へ。
http://www.omi8.com/annai/okishima.htm

１０時１５分発の船に乗船。片道５００円。乗船時間１０分。

ちょっと高いかな。

淡水湖の中に人が住む島としては国内唯一で世界的にも珍しいとされている。

湖の中にある島での生活はどんなものだろう。

自動車がないからもちろん信号もない。

移動手段は自転車のみ！

ものすごい安全な沖島ではこんなことが当たり前↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-511.html

家の前には畑。

のどかな風景。

こんなに水が豊富なところで野菜を育てられるなんて！

自動車がないから道幅も狭い。

自転車１台通れるくらいの道幅。

１４０世帯約４００人が住む沖島では、島民みんながご近所さん。

行きかう人にみんな声を掛けている。

玄関に台所があったり洗濯機があったり。

古き良き日本の風景？

民宿も２つある。

のんびりできそう。

トンビが気持ちよさそうに空を飛んでいく。

冬の琵琶湖は何が釣れるのかな？

雪をかぶった比良山系を見ながら１２時沖島発の船で堀切港に戻りました。

沖島の行き方はこちら↓
http://www.omi8.com/access/okisimahunezikoku.htm