2010/09/11 - 2010/09/19
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あーや@パンダさん
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2010年9月、「スペインに憧れて9日間」というツアーに娘と一緒に参加しました。
イスラムの栄華とカトリックの融合などスペインらしさ漂うアンダルシア地方や古都トレド、プラド美術館や各地のピカソ美術館をたずねる欲張りなコースです。
スペインでは、「もしスペインでたった一日しか時間がなかったらためらわずにトレドを見よ」とよくいわれるそうですが、三方を峡谷に囲まれた古都トレドはスペインの歴史と文化が凝縮されたような街です。
古代ローマ時代から城塞都市として栄えたトレドは、6世紀に西ゴート王国の首都となり、1561年の遷都によってマドリードにその座を譲るまで、政治経済の中心はトレドでした。
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教が互いを尊重しながら共存していた歴史があり、民族や宗教を超えた活発な交流がトレド独特の文化と街並みを育んだといわれます。
ギリシャのクレタ島出身のエル・グレコは、ヴェネツィア、ローマでの修業を経て、30代半ばトレドで画家としての才能が花開き以後トレドに定住。
そんなグレコが愛したトレドの旧市街を散策しました。
*****************************
ツアーの日程は、
①午前成田発→チューリッッヒ乗り継ぎでマドリードへ(マドリード泊)
②マドリード観光(プラド美術館・ソフィア王妃芸術センター鑑賞、スペイン広場)→(専用バス)世界遺産の古都トレドへ(トレド泊)
③トレド観光(大聖堂、サント・トメ教会、パノラマ展望)→(専用バス)ラ・マンチャ地方(丘の上に風車が並ぶコンスエグラ)→アンダルシア地方のコルドバへ(コルドバ泊)
④コルドバ観光(ユダヤ人街と花の小径、世界遺産のイスラム大寺院メスキータ、ローマ橋)→(専用バス)グラナダへ。世界遺産アルハンブラ宮殿観光。夕食後、洞窟のタブラオでフラメンコショー鑑賞とライトアップされたアルハンブラ宮殿の夜景。(グラナダ泊)
⑤(専用バス)→ネルハの鍾乳洞見学→スペインで最も美しいといわれる白い村フリヒリアナ散策→(専用バス)マラガへ。ピカソ美術館鑑賞→(専用バス)コスタ・デル・ソル地方へ(ベナルマデナ泊)
⑥マラガより航空機でバルセロナへ。バルセロナ観光(サグラダ・ファミリアとグエル公園。ピカソ美術館鑑賞(バルセロナ泊)
⑦終日自由行動
⑧朝バルセロナ発→チューリッヒ乗り継ぎ
⑨朝成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
旧市街観光の中心・ソコドベル広場
マドリードから専用バスでトレドに到着。
旧市街は狭い道路も多く、車の進入規制があります。
広場の周辺はカフェやバル、土産物屋などがたくさんあるトレド一の繁華街。
観光バスの発着所もある広場から狭い急坂の上にあるホテルへ向かいます。 -
ホテルアルフォンソ?
アルフォンソ6世によって11世紀に建設された軍事要塞「アルカーサル」の斜め前にあるトレドで最も格式のあるホテルにチェック・イン。
「アルカーサル」は、現在「軍事博物館」となっていますが、スペイン内戦ではフランコ派の軍人とその家族が立てこもり、人民戦線側と激しい戦闘が展開され、建物が大きな被害を受けました。 -
ホテルアルフォンソ? ロビー
中世の館を思わせるようなインテリアで、鎧や甲冑などがたくさん飾ってありました。 -
ソコドベル広場
夕食までの自由時間を利用してトレドの散策に出かけることにしました。 -
イチオシ
ソコドベル広場
イスラムの名残?馬蹄形のアーチが街の各所に見られます。 -
ソコドベル広場の土産物屋
2010年の欧州チャンピオンになったサッカースペイン代表人気を反映して、スペイン土産の絵皿や壺などと一緒に、スペイン代表のレプリカユニホームも目立つところに飾られていました。 -
ソコドベル広場の土産物屋
16世紀のまま時が止まっているともいわれるトレドですが、騎士道グッズもよく見かけました。 -
ソコドベル広場横の小径
サッカーユニホームと並んでフラメンコ衣装など一般的なスペイン土産も。 -
トレドの伝統菓子・マザパン
アーモンドの粉と砂糖を一緒に練って焼き上げたマザパンには色々な形があるようです。 -
トレドの伝統菓子・マザパン
色鮮やかでちょっと見ると和菓子みたいなマザパンもありました。 -
ソコ・トレン乗り場
さて、石畳の坂道や狭い路地が多いトレド旧市街観光を効率よく楽しむための観光列車トレン・インペリアル「ソコ・トレン」に乗ることにしましょう。
所要約50分で、1時間おきに出発しますが、事前にチケット売場でチケットを購入する必要があります。
※売場は少し離れています。人気があるので、広場に着いたらまずはチケットを購入したほうがよいでしょう。 -
ソコ・トレン
有名観光地でおなじみの乗り物は、可愛い外観ですが、2両または3両に観光客を大勢乗せてパワフルに坂道を上ります。
ソコドベル広場から出発しますが、係員は出発直前に検札にくるので、自分が予約した車輌が着いたら早めに乗り込んで好みの席を確保することをオススメします。
広場を出発すると、まずは「アルカーサル」を一周してから坂を下ります。 -
「太陽の門」
ムデハル様式の「プエルタ・デル・ソル(太陽の門)」はカスティーヤ王国の時代、12世紀に作られました。門の上部の浮き彫りにある太陽の絵柄が名前の由来といわれています。
城壁の門の屋上は見張り台になっていて、城壁に近づく敵に対して、兵士たちが熱した油を浴びせかけたそうです。 -
「ビサグラ新門」
城壁の「ピサグラ新門」は、スペイン国王カルロス1世(神聖ローマ帝国カルロス5世)の晩年にあたる1550年にできました。
新門は、方形の中庭を挟んで内外二重になっており、外側は堅固な円塔ですが、内側は白と緑の釉薬をかけた瓦屋根の尖塔という構造です。
(画像右上部に尖塔の一部が見えています) -
「ビサグラ新門」
アルフォンソ6世も入城した中世以来の旧市街の正面入口は、ビサグラ旧門ですが、通路がとても狭いので車が通れません。
ソコ・トレンはビサグラ新門から旧市街の外へ出ます。 -
トレド旧市街
「トレド駅」へ向かう道を走り、橋を渡ってから南に進路を変え、タホ川沿いの道に入ります。
車窓から写真撮影する場合、進行方向右側の座席でないと、このようにトレンの柱が邪魔になってしまいます。 -
トレド旧市街
ソコ・トレンは、旧市街を一望できる展望所で3分間停車します。乗客は皆、下車して記念写真を撮ったり、絶景を楽しみます。 -
アルカーサル(遠景)
小高い丘の上にある「アルカーサル」は軍事要塞として造られただけあって旧市街の中でもひときわ大きく見えます。 -
ソコ・トレンは、パラドールの前を通過し、時計回りにトレドの街を一周します。
三方をタホ川に囲まれた城塞都市トレドは、東西にある2本の橋を渡らないと旧市街にはいれない仕組みになっていました。
橋と橋の間が遠いので、無料の渡し船が今も運航されているそうです。 -
タベラ施療院(遠景)
16世紀に慈善病院として造られた建物は、現在美術館になっています。
ここにもグレコの「イエスの洗礼」などの作品が展示されているとのこと。
ソコ・トレンは約50分でソコドベル広場に戻ってきました。 -
さて、ホテルの部屋でひと休みしてから、夕食の会場であるホテルの地階に下りました。
騎士像に迎えられます。 -
ホテルのダイニングルーム
日本のスペイン料理レストランのインテリアみたいな部屋でツアーの方々と一緒の夕食です。 -
リオハワイン
スペインはフランス・イタリアと並ぶワイン産出国ですが、リオハワインの赤は日本でもおなじみです。 -
ラタトゥーユ&目玉焼き
前菜またはサラダなのでしょうか、フランス料理と思っていたラタトゥーユになぜか目玉焼きが載っていました。 -
仔牛の煮込みポテト添え
メインは肉料理。
デザートは大きなグラスに入ったレモンシャーベットでした。 -
イチオシ
夜のソコドベル広場
夕食後、ホテルを抜け出して再びソコドベル広場に行ってみました。
夜10時を過ぎていますがかなり賑わっていました。 -
夜のソコドベル広場
正面の奧に、ライトアップされた「アルカーサル」が覗いています。 -
夜のソコドベル広場
「太陽の門」は姿が美しいので写真撮影に人気のスポットですが、お菓子屋のショーウインドウに「太陽の門」のオブジェが飾ってありました。
(もしかするとこのオブジェもお菓子?) -
トレドの旧市街
翌朝、私たちは地元のガイドさんの案内で徒歩で旧市街の観光に出かけました。狭い石畳の道を抜けていきます。 -
トレドの「大聖堂」
スペインカトリックの大本山といわれるカテドラルは、1227年、フェルナンド3世によって着工され、主要部分が完成したのは1493年。
スペインキリスト教首座大司教座としてその威厳を誇示する壮大な建物には、スペイン黄金時代の至宝が数多く遺されているのです。
フランス・ゴシック様式を基調にした五廊式の壮大な聖堂の豪華絢爛な内部は残念ながら写真撮影禁止。常にモニターカメラでチェックしていて、隠し撮りは許されないシステムでした。(うっかり写真撮影していると頭上のスピーカーで注意されます)
キリストの生涯をカラフルに描いた巨大なついたてや、中央礼拝堂の主祭壇後方のついたての「トランスパレンテ」と呼ばれる装飾などが素晴らしかったのですが、美術館のような聖具室には圧倒されました。
聖具室には、グレコの代表作「聖衣剥奪」をはじめ、巨匠たちの大作があふれていました。 -
イチオシ
「大聖堂」前のマヨール広場
教会に納められた金銀財宝や、グレコやゴヤをはじめとする絵画を鑑賞して大聖堂を後にしました。
大聖堂の前は、市庁舎がある広場ですが、聖堂が大きいのでコンデジで全体像を撮るのはなかなか大変でした。 -
トレド旧市街の狭い路地
またまた狭い路地を抜けて、次のスポットに向かいます。 -
「サント・トメ教会」でエル・グレコの「オルガス伯の埋葬」を鑑賞。
教会のファサード部分に作品が展示されており、教会の聖堂に立ち入ることなくエル・グレコの最高傑作を見ることができるようになっています。
この近くに、「グレコの家」と呼ばれる建物と美術館があり、作品を鑑賞することが出来るのですが、私たちはスルーです。 -
「サン・ファン・デ・ロス・レイエス修道院(聖ヨハネ修道院)」
石畳の坂道を歩いていると、外壁に鎖や足かせを吊しているという教会の建物がありますが、私たちは建物の外観だけ見て移動します。
ここは、当初、カトリック両王と呼ばれたイサベル女王夫妻の墓所になる予定でしたが、彼らはグラナダの大聖堂に埋葬されたため、王墓としての役割を果たすことはありませんでした。
レコンキスタを完了させたイサベル女王が、ポルトガル王国との戦いに勝利した記念に建て始めた聖堂と修道院はイサベル様式といわれ、ゴシックを基調にムデハル、ルネッサンスが絶妙に調和しているそうです。
イサベル女王は、1618年の建物完成を見る前に亡くなっていますが、時間があれば内部を見学したい場所でした。 -
歩いていたら、前日乗車した「ソコ・トレン」が横を走り抜けて行きました。
-
「カンブロンの門」
16世紀フェリペ2世の時代に完成した門。
今は24時間開いていますが、昔は日没後は閉じられており、屋上に鍵の番人が住んでいたそうです。
カンブロンは荊という意味で、昔は門の周りにとげのある荊が植えられていたとのこと。 -
イチオシ
「サン・マルティン橋」
旧市街の西にある橋を渡ります。
タホ川はスペインで一番大きい河川ですが、トレドでは豊かな水の恵みを受けて、伝統工芸品としての刀剣制作が今も続けられています。 -
「サン・マルティン橋」から見あげる
「サン・ファン・デ・ロス・レイエス修道院(聖ヨハネ修道院)」 -
象嵌細工
トレドの伝統工芸の金銀象嵌細工は、ダマスキナード・トレダーノと呼ばれています。 -
象嵌細工の説明
トイレ休憩を兼ねて、ダマスキナード工芸店に立ち寄りました。
伝統的な図柄がいくつかあるなどの説明を受けました。 -
刀剣が並ぶ店内
-
トレド旧市街
専用バスに乗ってトレドの旧市街の展望所に行きました。
前日ソコ・トレンが利用した場所と少し離れていますが自分的にはこちらの方が好みの写真が撮れるアングルに思います。 -
大聖堂とトレド旧市街
先ほど見学した大聖堂は、街のランドマークになっています。 -
町外れの高台のレストラン
入口にドン・キホーテの像が飾ってありました。
このレストランで昼食を済ませてから、ドン・キホーテで有名なラ・マンチャ地方に向かうことになっています。 -
タパス料理
ランチのタパス料理は、イカリング、スペイン風オムレツ、ポテトサラダ、ハム、マッシュルームソテー、豚肉ロースト、マチェドニアンサラダ。
厚切りのハムは、脂身が多いせいかイマイチ人気がありませんでした。
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