2012/01/02 - 2012/01/04
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南インド旅行記パート3。ヴァルカラを出発し、カニャクマリを巡礼しムンバイに戻る。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日はヴァルカラを後にし、インド最南端のカニャクマリ(コモリン岬)を目指します。
4時間ほどのドライブで、到着したのが午後2時近く。まずはランチです。南インド名物ミールス・ランチ。 -
カニャクマリは、ヒンドゥー教の重要な聖地のひとつで、多くのインド人が「巡礼」にやってきます。沿道には商店がぎっしり並び、人々で賑わっています。若者が多くて、なんだか江ノ島みたいな雰囲気。
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岬の突端からフェリーに乗ります。乗り場はこんなに行列。インド人をちゃんと列に並ばすためにはロープで囲わないと無理です。
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フェリーも常時満船です。1人に1つ、ライフジャケットが配られます。
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フェリーは左に見えるヴィヴェーカーナンダ砦に上陸します。右に見えるのは、詩人ティルバッルバルの像。「ロード・オブ・ザ・リング」の2作目を思い出しますねえ。
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この砦の中にあったメディテーションルームが驚きでした。岩の中の涼しくて真っ暗な空間にオームの文字が光り、腹に響くような「オーム、オーム……」という朗唱が聞こえています。外の喧噪からは180度別世界。まさしくパワースポットという趣で、ここにいれば何時間でも瞑想していられそうな雰囲気です。
再びフェリーで岬に戻り、ヒンドゥー寺院を参拝。カニャクマリの由来となった、クマリ女神を祀ったクマリ・アンマン寺院という寺で、男子は上半身裸にならないと中に入れません。 -
寺の後は、海岸に出て日没を待ちます。巡礼者たちは海で沐浴していますが、端から見れば、沐浴というより海水浴。若者たちが水をかけあってキャッキャ遊んでます。
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ここは、ベンガル湾と太平洋とアラビア海がひとつに交わる岬だということで、同じポイントから日の出も日没も見ることができます。
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日没を眺める人、人、人……。そういえば、インドに来て、毎日のように日の出や日没を見ています。ありがたいことに。でも、日の出はともかく日没に遭遇するって、自分の小さい頃は日常だったんですよ。間違いなく。
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イチオシ
インド最終日、トリヴァンドラムのネイピア博物館や動物園を軽く冷やかして、午後1時半の便でムンバイに飛びます。ムンバイには3時に着いて、香港への乗り継ぎ便は深夜1時50分。到着後10時間以上も先です。一旦ムンバイの町に出て、夜10時半ぐらいに戻ることにします。
写真は、ムンバイ空港の女子トイレのサイン。お洒落ですね。
国内線から国際線のターミナルへシャトルバスで移動し、荷物をスキャン台に通していったんターミナルの中に入ります。手荷物預かり所があるはずなので、空港の職員に場所を聞いたところ「ターミナルの外に出て、エレベーターで下のフロアに降りて左の方に行ったところにある」とのこと。
ところが、ターミナルから外に出ようとしたところ、出入り口を固める兵士に止められ「一度中に入ったら、二度と外には出られない」と言われてしまいました。アッチャー。
インドはテロが多いし、空港は狙われやすいのは分かるのですが、それにしてもターミナルの中で10時間はちょっとカンベンだ。行きに香港で6時間の待ち時間を経験してかなりうんざりでしたが、それより遙かに長い。「ターミナル」のトム・ハンクスの姿が脳裏をよぎります。兵士にしぶとく食い下がっていたら、上官とおぼしき制服の紳士がやってきて、我々のパスポート番号を控えて放免してくれました。やれやれ、これで娑婆に出られる。 -
ムンバイ空港でタクシーに乗る場合は、いったん到着ロビーから外に出て、プリペイド・タクシーのカウンターで手配してもらうのが安全です。タチの悪い客引きにダマされず、安く目的地にたどり着けます。この日は、ムンバイのマリンドライブあたりまで、エアコン付きの車で590ルピー(900円ぐらい)でした。ホテルや旅行代理店の送迎だと、5000円〜1万円ぐらいかかります。
しかしムンバイの渋滞は相変わらずひどいですね。途中、片側3車線ずつ、合計6車線の道路を通った時のこと、交通の多い側が4車線に膨れ、反対側が2車線になっているところがありました。混んでいる側の車が、勝手に対抗車線にハミ出して、後続もそれに倣って走るんです。中央分離帯が出現すると、その手前で元の3車線に収束していくという……。この国の道路は、正面衝突の事故がけっこう多いんじゃないかと推測します。 -
また、ムンバイの町中でタクシーに乗ると、驚くべきことにちゃんと料金メーターが動いています。メーターの数字の通り料金を払えばいいので、安心で明瞭会計。と思いきや全然そんなことはなかった。実は、このメーターが曲者なんです。表示されてる数字が、何を示しているのかよく分からないんです。実際私たちが乗った時も、かなりの距離を走ったのに、メーターに表示されている数字は「20.8」というもの。「たったの20.8ルピー? あまりに安すぎて申し訳ないから50ルピーぐらい払ってあげよう」と50ルピー差し出すと、運転手は大きく頭を振って、何やら一覧表みたいなものを取り出してごにょごにょ言ってます。
そこで思い出したのが、自分のiPhoneにインストールしてあった「Mumbai Taxi Fare」というアプリ。こいつに「20.8」と入れると「346.0ルピー」と計算結果が出た。表示の16.6倍が運賃でした。よく意味が分かりませんが、おそらく、料金が改定されてもメーターの設定を変えずに早見表の方をアップデートして使うシステムなんでしょう。チップを加えて400ルピー払い「どうだ。文句あるまい」。それにしても、このアプリ便利すぎ。もっと使いたいが、そろそろ帰りの便に乗らないと! -
インドでは、タクシーに乗って渋滞していると、路上に色んな物売りがやって来ますが、この日はこんなものを売りに来た少年がいました。思わず車内からパチリ。
ジョブズは、アップル創業前にインドを放浪していたわけでゆかりの地ってこともありますが、それにしてもこの少年、ナイスすぎるよ。
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