2011/12/23 - 2012/01/08
3位(同エリア5件中)
clooneyさん
- clooneyさんTOP
- 旅行記66冊
- クチコミ4件
- Q&A回答6件
- 183,861アクセス
- フォロワー3人
外務省の渡航情報では渡航の延期を勧めている地域が大半のニジェール、そんなところにわざわざ飛び込んでしまった。危険なのは現地の治安や政情ではなく、アルカイダによる外国人の誘拐。だから以前は結構いたヨーロッパからの観光客も今は皆無とのこと。行く先々の見どころや宿は我々だけ、わざわざ開けてくれたところもあった。最初は緊張したなぁ、物々しい軍人さんもたくさんついてきたし。でものんびりしたアフリカらしい雰囲気や、案外フレンドリーな軍人さんたちにも段々慣れてきて、心安らぐ楽しい旅ができたのだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- ショッピング
- 1.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
まず首都ニアメへ。アフリカの中でもかなりローカルな首都だった。パリ経由のフライトがキャンセルになったためにドバイ・カサブランカ・ワガドゥグ(ブルキナファソ)を経由し、36時間かかった。ホテル前にはニジェール川が流れていた。
-
ニアメはこれと言って見るところがなく、博物館と市場を見ただけ。博物館と言っても展示はごくわずかで、残りは動物園。いたのも地元の人だけだった。
これは市場で売られていたホロホロ鳥 アフリカではメジャーな鳥 -
バーベルのようなこれはベッドの脚 二つ一組で使う。脚の上に木を並べ、その上にマットを置いてベッドの出来上がり。車輪みたいなのがついているから移動が楽とのこと。
-
もちろん家畜も売られている。
-
現代版ドナドナといったところか。ぎゅうぎゅうに押し込められ、ヤギもあきらめてぐったりしている。
-
ハウサ族の村 土でできた穀物倉ははしごをかけて上から出し入れするらしい。不便に思わないのかな?
-
主食のトウジンビエ おかゆのようにして食べるそう。たぶん私にはムリ。
-
ハウサ族のおうち 用途によって外壁の材料が少し違っていた。
-
南部のほとんどがサヘルと呼ばれる乾燥した地域 街を除き、幹線道路のみ舗装(といってもでこぼこ)途中の村はこんな感じ
-
バイク用のガソリンはペットボトルに入れて売られている。何でもとことん使うからね、日本よりよっぽどエコ
-
床屋の看板かな?
-
村周辺はごみが散在 これまでは自然に帰るごみしかなかったから同じようにポイポイ捨ててしまっているのだろう。先進国の責任でもある。
-
道中2回ほど珪化木(木の化石)を見学 旅のメンバーはみんな砂漠慣れしているのでさほど珍しくない。
-
アガデスという町にて 郵便局に貼ってあったポスター この辺の地域ならでは。
-
アガデスはトゥアレグ族の町 このグランドモスクのミナレットは町のシンボル。ニョキニョキ出ている木は修復の時の足場として使われる。高さは27m、てっぺんには4人ほどしか立てない。
-
グランドモスクから見たアガデスの街並み
-
アガデスは銀細工もちょっぴり有名らしい。地域ごとに形が決まっていて、クロワ・デ・アガデス(アガデスの十字)と呼ばれている。形が十字に似ているだけでキリスト教とは関わりがないそう。
-
アガデスより先、砂漠の前の最後のオアシスはファシというところ。ここには塩田がある。1家族1区画 モロッコのタンネリーを髣髴させた。
-
で、これが塩 とても塩に見えない。聞けば家畜用とのことだった。塩田の上澄みのきれいなところだけが人用で、ちゃんとそれっぽい塩の山も一応あった。
-
それぞれの町で一番偉い人はスルタンと呼ばれる。アガデスのスルタンはかなりのご高齢で、お昼寝中ということで会えなかったけど、ファシのスルタンには会うことができた。ベルベットのちょっといいガウンを着ている人がスルタン。
-
アガデスっ子 外国人は何かくれると思っているので、芸能人並に大勢の子どもたちに付きまとわれる。
-
砂漠を抜けた後はオアシスの町ティミアへ。ほかのどこよりも水気のある町だった。滝まであった。
-
滝のそばに即席お土産屋さんが。地元の人が我々が来たのを知り、バイクで駆けつけてきたのだった。この後、果樹園に行ったり、広場でトゥアレグの踊りを見たりしたのだが、その時にも先回りして同じメンバーが店を広げていた(笑)
-
小高い丘の上に要塞があって上る。上から見ると緑の豊かさがよく分かった。いたるところに果樹園&畑が。
-
ティミアの空 すばらしい!
-
ティミアの小学校を見学させてもらうことができた。これは6年生 とっても行儀がよい。1年生には歌を歌ってもらった。
-
ドライバーの一人がティミアの出身で、おうちに招かれた。トゥアレグ式のお茶と味噌のようなかたまりのおやつをいただいた。お茶はこれでもかってくらいお砂糖を入れるんだけど、キャンプの時から飲んでいたのでその甘さにもだいぶ慣れていた。でも味噌のようなかたまりは今回初めてで、ちょっとダメだった(>_<)
-
私たちのためにわざわざ伝統的なお祭りをデモンストレーションしてくれた。これはラクダレース
-
これは伝統的な踊り 女性は歌と楽器 ヤシの実をサンダルでたたいている。
-
楽器の一つ 子どもたちにとってとせがまれる。画像を見て大喜びしていた。
-
ここにもたくさんの子どもたちが来た。彼らは踊りではなく私たちを見に来たって感じ。
-
ティミアの集落
-
集落の中にある広場
-
広場の片隅にパンを焼く窯があった。
-
ティミアの果樹園は本当に豊か おかげで毎日みずみずしく、甘い果物(かんきつ類)を食べることができた。果樹園見学の時にもいっぱい試食させてもらった。
そこでキャンプのコックさんに写真を頼まれる。送ってあげたいけどニジェールにちゃんと郵便物が届く保証がない… -
砂漠の帰りにアガデスに向かう途中、等身大のキリンの岩刻画を見学 これはなかなか立派だった。
-
アガデスからニアメに戻る途中には恐竜の化石を見られるところがあった。管理している人なんて誰もいなかったけど、我々のためにわざわざ掘り出していてくれたらしい。観光客がいないときには風化しないようまた埋めるそうだ。
-
恐竜の足の骨 自分の足と比べてみる。でかっ!
-
砂漠でも一度もなかったのに、帰りに砂嵐に遭う。よりによってこんなところでパンク。いつもならみんな降りてあたりをうろうろするのに、さすがに誰も降りなかった。ドライバーさんたちは、こんな時でも慣れた手つきで手際よくタイヤを替えていた。
-
たくさんの家畜が井戸に集まっていたので寄ってみる。一度に大量の水をくみ上げるので、ここではロバにつるべをひかせていた。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ニジェールで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ニジェール最安
1,560円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
40