2014/01/11 - 2014/01/11
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旅好きのじゅんさん
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毎年1月の第二土曜日に滋賀県にある勝部神社で無病息災をお願いする火まつりに行ってきました。今から800年前、第83代土御門天皇の御病気が重く占い師に占わせたところ「近江の国粟田、野洲両群の境に大沼があり、ここに数千年を経た「おろち」がいて天皇に危害を与えている。このままでは御命を奪うだろうといったことから宮中ではさっそくおろち退治の兵を現地に派遣したが、「おろち」はなかなか姿を現しません。そこで派遣の兵と村人たちの討手一同が神社に参籠すること50日の祈願をこめたその満願の日、どこからともなく疲労しきった大蛇が境内に這い出てきたのです。これを討手一同が討伐し焼き払ったところ、天皇の御病気は間もなく快癒されたことにこの火祭りの由来があるとされています。
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勝部神社お昼の様子。たいまつ結い(たいまつ作り)をしています。たいまつは全部で十二基。たいまつ一つの大きさは、長さが5〜6m、最大直径は約4m、重さは400kgにもおよびます。材料ははんの木、菜種殻、青竹(燃えているときにしばしば、パンパン!と跳ねる音が聞こえてきたのはこのため?!)などを荒縄で堅固に結束して作られています。
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大たいまつは、伝説の大蛇の象徴。それを境内に大勢の裸にふんどし姿の若者たちが運び入れます。
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近くでみるとかなり大きいです。なにか掛け声をかけていますが、あとで調べてみると、「ご〜よ」「ひょ〜よ」(御悩平癒(ごのうへいゆ)の意)だそうです。
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運び入れられた大松明が、境内にずらりと並べられます。
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そして点火!炎は数十mも立ち上がり、寒夜の空をこがし、境内は一瞬火の海と化します。近すぎると熱気がすごすぎて、ちょっと怖かったです。
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はげしく火をふきあげる大松明!
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火をふきあげる大松明の周りで裸の若者たちが踊りまくっています。
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たいまつが燃え尽きた後、参拝者は残り火で暖を取りながら、今年一年の無病息災を祈り、もれなく右のようなお札がもらえます。おうちに帰るやすぐにおそなえしました。
来年は2013年1月13日(土)に開催です。
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