2012/01/02 - 2012/01/02
2位(同エリア95件中)
kumさん
1週間のイスラエル旅行中、基本的にはレンタカーで長距離移動をしていたが、パレスチナ自治区内のエリアAというパレスチナ自治政府が支配する地域にあるベツレヘムやヘブロンへは、イスラエルで借りたレンタカーでは入れないとガイドブックには書いてある。そこで、エルサレムから現地ツアーに参加してこの2つの町を訪れることにした。
ガイドはカトリックのパレスチナ人。英語が堪能。
パレスチナ和平運動の一環として世界各地で講演活動もしているガイドの案内でまわるヘブロンとベツレヘムは、単なる聖地巡りに留まらず、パレスチナ問題の一端を垣間見れて、何とも言えない後味を残した。
利用した現地ツアーはGreen Olive Tours経由申し込んだ、Alternative Tours主催のツアー。Green Olive Tours経由であればネット予約も可能。最小催行人数に達していない場合には中止になるので48時間前にコンファメーションの電話をした方が良いそう。私たちは申込が48時間前をきっていたけど、当日の朝に電話をして、念のためコンファメーションをしておいた。
Green Olive Tours: http://www.toursinenglish.com/
Alternative Tours: http://www.alternativetours.ps/
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なお、ベツレヘム、エリコや国道1号線及び90号線以外の西岸地区(ヘブロンを含む)は2012年1月現在、外務省から「渡航の延期をお勧めします」のステータスとされている。したがって、この地域を旅行される場合には十分現地の最新情報を確認しておきましょう。
- 旅行の満足度
- 4.5
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エルサレムまで30.9kmのここはヘブロンという町。
パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区(通称West Bank)にある町で、ユダヤ教及びイスラム教の聖地であり、特にユダヤ教においてはエルサレムに次ぐ聖地とされている。 -
イチオシ
西岸地区は、イスラエル軍とパレスチナ自治政府のいずれが実権を握っているかにより、エリアAないしCに3区分されている。
エリアA: パレスチナ自治政府が行政権、警察権共に実権を握る地区(西岸地区内の都市部に集中)
エリアB: パレスチナ自治政府が行政権、イスラエル軍(又はパレスチナ自治政府と共同で)が警察権の実権を握る地区
エリアC: イスラエル軍が行政権、軍事権共に実権を握る地区(大半のエリア)
エリアAはエリアCに囲まれている。したがって、パレスチナ人が都市間の移動をしようとすると、必ずイスラエル軍が支配する地域を通らなければならない。
ヘブロンは町の中でエリアAとCが混ざっており、それぞれのエリアを通過するためにはチェックポイント(イスラエル軍が監視)を通らなければならない。 -
パレスチナ自治政府ではなくハマスにより実効支配されているガザ地区は別格だけれども(観光客はもとより、同地区外に住むパレスチナ人ですら立ち入れない)、西岸地区の中ではヘブロンは、最もイスラエルとパレスチナとの対立が激しい町の一つ。
本来であれば聖地として観光業で潤うはずの町は長引く武力闘争の影響で観光客もまばら。
土産物屋も空き家が目立つ。 -
観光客が貴重な収入源ということで、「ウェルカム」「ウェルカム」と土産物屋や道行く人たちにしきりに声をかけてもらえるのが、なんだか切ない。
イスラム圏のスークで(というより世界中のどこと比べても)こんなに「ウェルカム」って言われたことがない。
もちろん必死な(=うざい)客引きをする人もいるし、同情を利用して買わせようとする人もいる。でも、ヘブロンの現状を見に来てくれるだけで喜んでくれている人たちもいっぱいいる。
だから今回のイスラエル旅行の中でこの旅行記を一番にアップしたいと思った。 -
ヘブロンがユダヤ教とイスラム教の聖地とされているのはアブラハム(イブラハム)夫婦の墓とされる「マクペラの洞穴」があることによる。
アブラハムは旧約聖書の創世記に登場する最初の預言者で、ユダヤ人のみならずアラブ人にとっても系譜上の先祖であり「信仰の父」とされている。
現在、マクペラの洞穴の上には「族長の墓(Tomb of the Patriarchs)」又は「イブラヒム・モスク(Ibrahimi Mosque)」と呼ばれる礼拝所がある。 -
こちらがアブラハムの墓があるとされている場所
ちなみにアダムとイブの墓もここにあるとする伝説もある。
また、この奥深くは冥界に通じているとの伝説も・・・ -
族長の墓は、現在モスク(イスラム教)とシナゴーグ(ユダヤ教)を兼ねている。
入り口は分かれており、それぞれモスクにはユダヤ人は立ち入れず、シナゴーグにはパレスチナ人は立ち入れない。キリスト教徒はどちらにも入れるので、旅行者はキリスト教徒ってことにして入れてもらう。
こちらはモスク側のイサクの間。 -
イチオシ
ちなみにモスク側では女性はネズミ男みたいなフード付きのケープを羽織らなければならない。
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次にシナゴーグ側に。
キリスト教徒ではあるもののパレスチナ人であるガイドはシナゴーグには入れない。
ガイドがしきりに「パレスチナ問題は宗教問題に見せかけた政治問題である」と言っていたのも理解できる。パレスチナ人というだけで様々な差別を受けるのだから。 -
族長の墓の周辺はエリアCとされている。
したがってイスラエル軍が支配し、族長の墓の周辺への立入にはセキュリティチェックポイントがある。
もともとはパレスチナ自治政府が管理していた場所だが、周辺に住んでいたパレスチナ人は追い出され、町は分断された。 -
ヤコブの間
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-The other side of the Holy Land-
ヘブロンでは20世紀に入ってから何度もユダヤ人とイスラム教徒との間で虐殺や武力衝突が起きている。
近年ではユダヤ強硬派の集団がヘブロンに強引に住み始める入植者問題が深刻化している。入植者は元々住んでいたパレスチナ人に嫌がらせをし、暴動になるとイスラエル軍が介入する。500人かそこらの入植者を守るために4000人ほどのイスラエル軍がヘブロンに駐屯している。
ちなみにユダヤ人である入植者は武器の保持が許されているが、パレスチナ人は銃器を持つことが禁じられている。 -
シャッターが下ろされた街並み。
退去させられたパレスチナ人の商店街。 -
カラフルなシャッターがかわいいけど、人の手は長らく入っていなさそう。
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そして大量の野犬たちの寝床になっていた。
この子達も人間たちの争いに巻き込まれた被害者なのかもしれない。
それとも、人に飼われるよりも、今の自由の方が幸せなのだろうか? -
一時期よりはだいぶ落ち着いてきているヘブロン。
恐らくここにも昔チェックポイントがあったのだろう。
今は遠くの建物から機関銃を持ったイスラエル軍人が見張っているだけ。 -
カラフルなバス停。上の写真もそうだけど、ここら辺一体の落書きはユダヤ教徒のものなので、恐らくは入植者の書いたものだと思われる。
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この辺になると宗教色・政治色がなくてただのかわいい落書き^^
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時間があったので少しその辺りの散策を続けることに。
相変わらず廃墟のような街並みが続き、中にはこんな焼けこげた家も。
火事だったのか、放火だったのか・・・ -
明らかに旅行者な私たちに小さな子供が「1シュケル」(=約20円)を必死にねだってきた。
お金をあげるのには抵抗を感じてしまうので、あめ玉でも持ってくれば良かったと後悔。 -
入植者によるパレスチナ人に対する嫌がらせが後を絶たないのでTemporary International Presence in Hebron (TIPH)という中立的で非武装の国際組織がヘブロンに常駐している。
この人達も心ないパレスチナ人に襲撃され数名殺害されている。一時期ヘブロンから避難していたけれど、TIPHは、それでもヘブロンに戻り、監視を続けている。 -
ガイドが私たち観光客のことをtourists(観光客)やforeigners(外国人)ではなくinternationalsと言っているのが印象的だった。
私たち外国人が見ている前ではイスラエル軍人も一方的過ぎることはできない。つまり、目的が観光であったとしても、ヘブロンに外国人が来ることが入植者やイスラエル軍に対する一定の抑止力になると思っているのではないだろうか。そいういう意味では観光客の存在もTIPHと同様に「国際的な監視」であり、そんな思いがinternationalsという表現に表れているようにも思えた。 -
平和を願う落書きは、ベツレヘム近くのパレスチナ人難民キャンプでもたくさん見た。
私たちが当然のように享受して平和は、ここの人たちにとっては遠く、恋い焦がれるものなのかもしれない。 -
族長の墓の近くに2件だけ残っているお土産屋の前に戻る。
パレスチナ人の支援を兼ねてランチはこのお土産屋をやっているパレスチナ人の家庭で食べます。 -
マクルーベルというチキンとカリフラワーとライスを使ったパレスチナ料理。
一人35シュケル(約700円)。お腹いっぱい食べて、エルサレムで食べたシュワルマ(ファーストフード)と同じくらいの値段。そして、超美味しくて、お代わりしてしまった。笑 -
イチオシ
食べ終わって外に出ると、チェックポイントでイスラエル軍人数名がパレスチナ人数名を囲んでいた。写真を撮っちゃいけないらしい(見つかったら消去される)けど、撮らなきゃと思った。
どうやらチェックポイントでどこまでチェックすることができるのかがよく問題になるらしい。単にIDチェックするだけで、質問する権限はないはずとパレスチナ人達は考えているようで、「質問には答えない」と反発し、押し問答が続いていたよう。
ここで暮らしているならまた同じ軍人さんにチェックポイントであたることもあるだろうから、差し支えなければ答えてあげればいいじゃんと根性ナシの私は思ってしまうけど、こちらの人たちは面倒だからということで自分の主義を曲げたりはしないのかも。
ここで暮らしを続けることそのものが、戦いだな、と思った。それはいつまで続くか分からなくて、先の見えない戦いなのに、彼らはそれに堪えている。 -
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族長の墓の周辺に住むパレスチナ人は貧しい家庭が多く、配給を受けている。
赤いバケツを持って配給をもらいに行く子供達。
この地区ではパレスチナ人は一人で歩かない。いつ入植者やイスラエル軍人とトラブルになるか分からないからか。ちなみに入植者は機関銃を持ってランニングをしていた。それがこの町の抱える現実だ。 -
この家は玄関から出ると配給を受ける場所まで行くのにイスラエル軍のチェックポイントを通過しなければならない。それを避けるために子供達は窓から出入りしている。
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次にヘブロンにあるガラス工房に立ち寄った。
ヘブロンはガラス製品、革製品等でも有名なのです。 -
こちらの職人はとても職人気質。
私たちが見学しても黙々と仕事をこなす。 -
こちらの職人は・・・
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ところどころで決めのシャッターチャンスをつくってくれる(笑)
頼んでないんですケド!
(しかも海外ドラマLOSTのJohnにちょっと似てる気がする・・・) -
一眼でパシャパシャ連写している私(←暗くてぶれるから連写していただけ)に更に機嫌を良くしたのか、「吹いてみる?」って吹かせてもらった!
こちらがkum作の瓶。くれたので、ちょっと不格好だけど花瓶かデキャンタにしようかな♪ -
はい。次に訪れたのは織物工場。
機会でカフィーヤをすごい勢いで織られていく。 -
こんなほこりをかぶっているけどまだまだ現役。
日本人だったら機械をきれいに磨いてそうだけど、こちらの方はそこら辺気にしないらしい・・・ -
せっかくなので自分用に赤のカフィーヤ購入。さっそく首に巻いてみた。
カフィーヤは通常は男性がするものだけどパレスチナっぽいし、デザインもかっこいいので旅行者は女性でも気にせずに身につけてる人をよく見かける。
(でもイスラエル人の反感を買うかもしれないので、エルサレムに戻ったらそそくさと外す小心者の私(苦笑)) -
こちらはヘブロンにあるラクダ肉屋!!
朝に前を通った時には生きたラクダがいたけど、それが午後に通ったら生肉に変わっていた・・・?!
同じラクダなのかは分からないけど・・・
意外と美味しいらしい。 -
ベツレヘムに入る前にデイシェ難民キャンプに向かいます。
ここは49年にパレスチナ難民キャンプとなった。以前は柵で仕切られており、中のパレスチナ難民は自由に出入りができなかった。
現在柵は取り払われているけど、その記憶を留めておくために黒いゲートの一部は残されている。 -
「難民キャンプ」と言ってもテントではなく、ちゃんと建物が並んでいる。
生活が改善してきているのは良いことだけど、それだけ難民生活が長引いていることの裏返しでもある。 -
国連総会決議194号第11条(1948年可決)が扉に書かれている。
「故郷にもどり、隣人と平和のうちに暮らす事を希望する難民達は
実行可能なもっとも早い段階で認められなければならない。
もどらない選択をした難民達の財産と財産の損失あるいは
損害に対する補償が支払わなければならず
それらは国際法あるいは衝平の原則に基づいて、責任ある政府
あるいは当局によって履行されなければならない」
但し、この決議に拘束力はなく、この条項は未だ遵守されていない。 -
パレスチナ問題はイスラエルが一方的に悪いと言い切ることもできない。ただ結果的にパレスチナ人はイスラエルと周辺のアラブ諸国の間の犠牲になってしまっている。
イスラエルの立場からすれば、1947年の国連決議に従ってイスラエルの領土とパレスチナの領土を分けてイスラエルを建国したところ、イスラエル建国に反対する周辺のアラブ諸国がパレスチナの味方として攻め込んできたのでそれを撃退した。戦争に勝ったんだから領土をとっても何が悪い?ってことなのかなぁ。
でもイスラエルがパレスチナ人を追放する過程で、数千人というパレスチナ人を虐殺し、武力を持って追放したことは学術的にも周知となっており、そのような行為は人道的な立場から許されるものではない(但し、イスラエル側の主張はパレスチナ人が「自発的」に出て行ったとする)。
土地を奪われたパレスチナ人は帰る場所がなく、金銭的な補償もなく、多くは貧しい暮らしを余儀なくされている。 -
もっとも、あまり問題になっていないけれども、アラブ諸国に住んでいたユダヤ人も似たような目にあっている。すなわち、イスラエル建国に反発したアラブ人達がアラブ諸国に住むユダヤ人を迫害し、多くのユダヤ人はイスラエルに逃げた。アラブ諸国に置いてきた彼らの財産の大半は没収されたのだそう。
そいういう意味ではやられたからやり返すのだろうけど、それを繰り返していては、どちらかを殲滅するまではいつまでも問題は解決しない。 -
学校らしき建物
外壁にはアラビア語の単語が書かれている。 -
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難民キャンプ内にはたくさんの落書きがある。
こちらはバンクシーの作品を真似たもの。
説明するガイドの真似をする子供達^^ -
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中にはこんな落書きも。
ヒトラーに似てる。
ユダヤ人を大量虐殺したということで支持しているのか。 -
こちらはキューバ革命の英雄チェ・ゲベラ
こんなところで見ると思わなかった。 -
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この国をイスラエルではなくパレスチナに、との願いを込めた落書き
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中には日本語の落書きも!
「パレスチナに平和を」
訪れた日本人が書いたのか? -
こちらにも各国の言葉でFREEと・・・
日本語版は「自由」ではなく「フリー」と書かれている^^; -
出口の見えない争いの日々が一日も早く終わるようにと、願いを込めて子供達は落書きをする。
消されても、消されても。 -
イチオシ
難民キャンプを出て再びベツレヘムに向かう途中
難民キャンプで真似した絵があったが
こちらが本物。
BANKSY(バンクシー)の"girl searching soldier"などと呼ばれる作品(無題)。
私もここで初めてバンクシーを知ったのだけど、芸術テロリストと呼ばれたりする英国の覆面アーティストで世界各地の美術館や街角でグラフィティ(落書き)を無許可で残す「テロ活動」を行っている。
とりわけ、この作品を含むイスラエルの西岸地区で残しているいくつかの政治的な作品は素晴らしく、分離壁やパレスチナ問題に対するアートを通じた痛烈な批判となっている。
バンクシーは分離壁にステンシルによる作品を9つ残しているが、その製作中に何度もイスラエル兵に銃を向けられたのだという。 -
こちらがバンクシーも「パレスチナを世界で最も大きい屋外刑務所に変えた」と批判している分離壁。
ベルリンの壁よりも高く、パレスチナ人の生活区域を分断する。
イスラエル側は自爆テロを防ぎ、入植地に住むユダヤ人を守るためとその必要性を説明するが、国連はこれに対して非難決議を可決している。
南アフリカのアパルトヘイトを彷彿とさせる。 -
イチオシ
人と比べるとその高さが分かる
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分離壁沿いにあるバンクシーショップ。
ポストカード、Tシャツなんかを売っている。 -
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観光客がベツレヘムで普通訪れる場所、聖誕教会(降誕教会)
入り口はこんな小さい。 -
この教会はイエス・キリストが生まれたとされる洞穴の上に建つ。
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最初の教会はローマ帝国のコンスタンティヌス帝の母ヘレナがAD325年に建てた。当時のモザイクを少し見ることができる。
現在の教会は十字軍時代に修復され、外敵から守るために要塞化されたもの。なので窓も少なく外側から見るとやたらごつい。 -
地下にはキリストが生まれたとされる洞穴があり、生まれた地点(とされているところ)に星形の印がある。
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この洞穴に入るのは大行列なんだけど、私たちのガイドは気を利かせてくれて(警備員に賄賂を渡しているらしく)、なんと優先入場させてもらった。
ちょうどナイジェリア人の巡礼団と重なった。ナイジェリア人女性が一人歌い出し、すると「どうせならみんなで一緒に歌いましょう!」とか言って、みんなで歌い出し、他の観光客は唖然。でも歌う歌っていうのが、賛美歌ではなくて「きよしこの夜」とかのクリスマスソングっていうのが超ウケル^^
面白くて動画を撮っていたら他の旅行者達も真似して動画撮っていた。笑 -
ナイジェリア人軍団は色んなところで見かけた(別のグループ)。どこでも結構面白くて、エルサレムでは「I Love Jerusalem」って書いてある帽子とか誰がこんなもの買うの?って思うようなものを大量に買っていた。笑
まぁ、日本人も色んなところで笑いものにされているのかもしれないけど・・・ -
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教会内部はランプが数多く吊され、すごくかっこいい。
異教徒に囲まれた遠い地で、この場所を守るために要塞のように守りを固めた教会は、派手な装飾こそはないけれど、とても荘厳。 -
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聖誕教会とつながっているフランシスコ修道院の聖カテリーナ教会
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聖書をヘブライ語からラテン語に訳したヒエロニムス像
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予定では4時半にはエルサレムに戻れるはずだったけど大幅に遅れる。
実はガイドが朝寝坊したのです!
40分くらい待ち合わせ場所で待っていたけど来ないので、ツアー参加者の一人がガイドに電話してその衝撃の事実が発覚したのです。New Yearでパーティー三昧だったみたい。。。私、この日の朝にツアーのアレンジをしているガイドとは別の人にコンファメーションの電話をしたのに・・・
というわけで、予定よりも1時間半遅れでベツレヘムを出る。
いつもの私であればそこで大激怒だけど、このツアーはほんとに意義深くて、ガイドの遅刻を考えても参加して良かった。 -
最後にもう一つバンクシー作品
Flower Throwerと呼ばれていたりする作品。
ブリックや石の変わりに花束を・・・・
パレスチナの安定を願って。
***
最後までご覧頂き有り難うございました。
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この旅行記へのコメント (23)
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- 少年探偵団さん 2014/11/17 04:55:17
- 感銘を受けました
- kumさん 初めまして、新入会の少年探偵団です。現在エルサレムに滞在中です。こちらに来てkumさんのブログを拝見しました。来る前に見ておけば良かったと悔やんでいます。素晴らしい写真とコメント、正直感銘を受けました。昨日ベツレヘム、今日ヘブロンに行きました。ヘブロンでは追い出されたパレスチナ人のゴーストタウン化したところを見たかったのですが、パレスチナ人ドライバーに「危ないから行くな」と言われ残念ながら見送りました。帰ってきてホテルでkumさんの写真を見て、素晴らしいっ!と感動しました。今後時間を作ってkumさんの過去ログ見せて頂きます。有難うございました。
- kumさん からの返信 2014/11/20 03:03:25
- RE: 感銘を受けました
- 少年探偵団さん、
はじめましてー。
エルサレム滞在中のご連絡ありがとうございます。
この旅行記は、自分は作った中で一番、「より多くの人に伝えたい!」と思って作った旅行記なので、ご覧いただいて、何か感じていただけたのであれば、とてもうれしいです。
ヘブロンのゴーストタウン化したところ行けなかったのですね。
イスラム国の台頭など、私がイスラエルやシリアを旅行したときからは、相当情勢が変わってきているので、緊張が高まっているんだろうなぁと想像しています。
特別な想いをそれぞれがもった土地だから簡単には双方あきらめることができないのでしょうし、感情的なもつれもあるのでしょう。解決の糸口が見いだせなくて、なんだかいろいろと考えさせられる土地ですよね・・・
kum
- 少年探偵団さん からの返信 2014/11/20 03:36:21
- RE: RE: 感銘を受けました
- > 少年探偵団さん、
>
> はじめましてー。
> エルサレム滞在中のご連絡ありがとうございます。
> この旅行記は、自分は作った中で一番、「より多くの人に伝えたい!」と思って作った旅行記なので、ご覧いただいて、何か感じていただけたのであれば、とてもうれしいです。
>
> ヘブロンのゴーストタウン化したところ行けなかったのですね。
> イスラム国の台頭など、私がイスラエルやシリアを旅行したときからは、相当情勢が変わってきているので、緊張が高まっているんだろうなぁと想像しています。
>
> 特別な想いをそれぞれがもった土地だから簡単には双方あきらめることができないのでしょうし、感情的なもつれもあるのでしょう。解決の糸口が見いだせなくて、なんだかいろいろと考えさせられる土地ですよね・・・
>
> kum
>
Kumさん
お忙しい中ご返事頂き恐縮です。エルサレム8泊し現在アカバです。明日からペトラに移動します。誠に厚かましいお願いですが、Kumさんの写真(ヘブロンのゴーストタウン化した街と肉になったラクダ)を私のメルマガに転載させて頂くと嬉しいのですが、厚かまし過ぎますかねぇ? 少年探偵団
- kumさん からの返信 2014/11/25 01:41:24
- RE: RE: RE: 感銘を受けました
- 少年探偵団さん
こんばんは
写真ですが、ご使用いただいても結構ですよ。言うまでもないですが、クレジットは入れていただければですが(kumより写真提供である旨)。
イスラエルからヨルダンに行かれるのですね。
ちょっと懐かしいです。
くむ
- 少年探偵団さん からの返信 2014/11/25 04:49:40
- RE: RE: RE: RE: 感銘を受けました
- > 少年探偵団さん
>
> こんばんは
>
> 写真ですが、ご使用いただいても結構ですよ。言うまでもないですが、クレジットは入れていただければですが(kumより写真提供である旨)。
>
> イスラエルからヨルダンに行かれるのですね。
> ちょっと懐かしいです。
>
> くむ
kumさん
写真使用に関してご快諾下さり有難うございます。「写真提供:Kumさん」のクレジットは当然入れさせていただきます。
ペトラ遺跡には3日間通いましたが凄い遺跡に圧倒されました。
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- のんじぇらさん 2012/02/01 22:10:12
- 聖地への旅
- Kumさん こんばんは。
イスラエルに行かれたのですね。
旅行記の、写真一枚一枚、コメント一言一言をいつも以上にじっくりと拝見させていただきました。
長い歴史における宗教、民族の対立、そして昨今では経済の影響まで大きく受けているように感じられる、世界の歴史の縮図のようなこの地に、
わたしもいつの日か必ず行こうと思っていますが、この地に旅をしてしまうと、(自然遺産は別のような気もしますが)他の場所に旅行にいけなくなるほどの衝撃を受けてしまうのでは、と、ちょっと恐れにも似た感情をいつも抱いてしまっています。
歴史遺産の中では、別格の地ですね。
これからの、他の地の旅行記もぜひ拝見させていただきます。
のんじぇら。
- kumさん からの返信 2012/02/05 23:49:34
- RE: 聖地への旅
- のんじぇらさん、こんばんは!
お返事が遅くなってすみません・・・
イスラエルは私もずっと行きたいと思っていたものの、パスポートにイスラエル入国のスタンプがあるとシリア、イエメン、リビアなどに入国できなくなってしまうので、なんとなく後回しにしてました。イエメンとリビアにはまだ行ってませんが、いざとなったらパスポートを作り直せばいっか!と割り切って、行きたいと思ったときに行くことに。^^
> 歴史遺産の中では、別格の地ですね。
そうですね。エルサレムは特にそうですね。
美しさって意味では上回る場所はあるのでしょうけどね。
> これからの、他の地の旅行記もぜひ拝見させていただきます。
少しスローペースになるかもしれませんが、順次アップしていきますので是非ご覧頂ければと思います♪
くむ
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- ぺでぃまるさん 2012/01/30 12:59:50
- たくさんの知らなかったこと
- kumさん、こんにちは。
イスラエルとは、普通に考えたら行けるの?っていうトコに行かれてたんですね。
たいへん濃厚な旅行記で、知らないことがいっぱいで恥ずかしいです。
歴史もそうですし、イスラエル行っていると普通の観光でもアラブ諸国に入れないなんてこともあるんですね。
この写真なんて、全く知らなかったので考えさせられました。二つの民族の間には、この壁以上に高く分厚い距離があるんでしょうね。
平和っていいなあ、帰る所があるっていいなあと本当に思います。
ぺでぃまる
- kumさん からの返信 2012/02/05 23:05:33
- RE: たくさんの知らなかったこと
- ぺでぃまるさん、こんばんは!
お返事が大変送れてすみません。。。
イスラエルは三大宗教の聖地なだけあって観光客は結構多いんですよ。ただ、ツアーできてる人が多くて、しかもキリスト教の聖地以外はそこまで観光化されてない感じですね。とはいえ、実はうちの実家では家族4人のうち、私だけがイスラエルに行ったことがなかったこともあり、ポピュラーなトラベル・デスティネーションな気がしてましたが、日本人にはキリスト教徒が多くないこともありそこまでメジャーではないのかもしれません。私もイスラエルに行くと言ったら「え?何しに?」って反応を結構されました。笑
> 平和っていいなあ、帰る所があるっていいなあと本当に思います。
そうなんですよ!!
よく否定的な意味で日本人は「平和ボケ」していると言ったりしてますが、平和ボケしちゃうほど、(表面的であれ)平和を維持できていることが、とても幸せなことに思います。
私もパレスチナに行くまでは単語だけでその意味も、何も知らなかったんだなぁって実感させられました。少しでも多くの方にこの地の問題に興味をもってもらえたらと思って旅行記作ったので、コメントいただき、とてもうれしいです。
ありがとうございます^^
kum
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- Yattokame!さん 2012/01/17 04:54:48
- パレスチナ
- kumさん
こんばんは。
以前ある戦場カメラマン(独特の口調の人ではないですよ)からパレスチナについて、旅行は難しくないしいいところだから是非一度行ってみてくださいという話を聞いてエリコやベツレヘムに一度行きたいと思っておりました。
彼の話では、パレスチナ側とイスラエル側の応酬が常態化した結果、これに慣れた世界の人がパレスチナに興味を失ってしまうことをパレスチナの人々は一番恐れているということだそうです。そこで、最近彼は政治に関心のない人も興味を持ちそうなパレスチナの日常も盛んに撮っているのですが、kumさんの参加したツアーも同じ目的でパレスチナに少しでも多くの人が来てもらうということを狙ったものかもしれませんね。
私めはパスポートが切れる直前にイスラエル入りしようかと考えています。
Yattokame!
- kumさん からの返信 2012/01/19 02:36:41
- RE: パレスチナ
- Yattokame!さん、こんばんは!
いつも有り難うございます。
エリコとベツレヘムは観光客も多いですし、治安も外務省の危険情報を見る限り、West Bankの中では落ち着いている方みたいですよ。
抗議運動に参加するなどパレスチナ運動家の方は日本人でも負傷者はでているようですが、それに参加していない旅行者にとってはそれほど危険があるようには思えませんでした。ガザ地区ではマスコミ関係者が誘拐され殺害されるケースもあるみたいですが。
私自身は何の信仰もないですし、父の転勤などで今まで転々としてきたこともあり、特定の土地に対する強い執着がなく、正直、問題の本質が見えているのか自信がありません。でも、国内で権力を握っているユダヤ人達によるパレスチナ人に対する差別という構図は歴然とあって、まずはそのような状態は解消しなければならないのではと思いました。土地を返還するのか、賠償するのか、という問題はありますが、今の差別的な取扱いや入植者やイスラエル兵士による嫌がらせを日常的に子供達が目の当たりにする現状こそが次の世代にも憎しみを植え付けて問題を長引かせ、場合によってはテロなどの過激な行動に走らせるなど更に問題を悪化させてしまうことになるのではと危惧しました。
kum
-
- captainbeefheartさん 2012/01/14 10:44:23
- はじめまして
- こんにちは。
旅行記読ませていただきました。
テレビで報道される偏った情報しか知らないのでとても貴重でした。
平和ぼけした日本人としては理解しきれない領域ではあるのでしょうが、いろいろと考えさせられました。
あと旅行記とはまったく関係ないですが、プロフィール写真はオカメインコですか?うちにも18歳のオカメインコがいます(笑)
- kumさん からの返信 2012/01/15 17:04:19
- RE: はじめまして
- captainbeefheartさん、こんにちは。
初めまして、メッセージを有難うございます。
とても複雑な問題で紛争の背景と複雑化してるので
どのように解決すればいいのか
簡単には答えが導けないですね。
領土問題で始まってますが
日常の小さないざこざがお互いに対する不信感や憎悪にまで高まってしまっているようにも思えました。
> あと旅行記とはまったく関係ないですが、プロフィール写真はオカメインコですか?うちにも18歳のオカメインコがいます(笑)
なんと!
18歳とはだいぶお年をめしたオカメちゃんですね!
それだけ長生きできるのは大切にされてるからなのでしょうね。
プロフのルチノーは実家で飼ってるこで
今年12歳になります。
うちでもシナモンパールパイドを昨年お迎えしました!
パールが消えないので女の子だと思ってたら
モノマネの歌をちょっと歌い始め、男の子疑惑がでてきました。
うちではオカマインコと呼ばれてます。笑
くむ
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- hot chocolateさん 2012/01/13 16:12:15
- パレスチナの難しい問題・・
- kumさま、こんにちは。
ディープな国の、ディープな旅行記、じっくりと読ませていただきました。
以前は、パスポートにイスラエルのスタンプが押してあると、エジプト・ヨルダン以外の
アラブ諸国は入国を拒否することが多いといわれていましたが、今は、
パスポートにスタンプを押さずに、別紙に押してくれるということですが、
kumさんの場合もそのような入国でしたか?
5,6年前にヨルダンのアカバや死海に行った時は、(当時は)イスラエルに行ったら、
他のアラブ諸国には行けないので、対岸のイスラエルを感慨深く眺めただけでしたが・・・
興味があってもなかなか行けない国でした。
パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区なんて、一番危険そうなところで、
この写真撮っちゃまずいのでは・・・と思うようなものがありますね。
機関銃を持った兵士とか、これは遠くからの隠し撮りですよね。
私は、18年ほど前に、フィルムを抜かれて没収されるという、ちょっと怖い体験をしたことがあります。
機関銃を持ってる兵士が監視していたり、市民が銃を持っているという、
こんな緊迫した風景が日常の中、ガラス工房で平和な光景がみられるのはちょっとほっとします。
あ、ラクダさんの顔つきのお肉はかわいそうで、とても食べられません。(驚)
このパレスチナの問題は、双方の国の人たちにとって永遠の問題なのでしょうが、
いつの日か、平和に安心して暮らせるような日が訪れることを願います。
貴重で素晴らしい旅行記をありがとうございました。
hot choco
- kumさん からの返信 2012/01/14 03:14:17
- RE: パレスチナの難しい問題・・
- hot chocoさん、こんばんは〜
コメント有り難うございます!
パスポートのスタンプは悩みに悩んだのですが
結局押してもらうことにしました。
理由は、レンタカーするときや一部のパレスチナ自治区に入域するときにスタンプが押されていないと問題になることがあるという情報があったからです。また、いざとなったらパスポートを作り直せばいい話ですし、せっかくの記念にスタンプを押してもらいたいし、ってことで別紙にはしませんでした。
> パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区なんて、一番危険そうなところで、
> この写真撮っちゃまずいのでは・・・と思うようなものがありますね。
> 機関銃を持った兵士とか、これは遠くからの隠し撮りですよね。
そうですね。他のものを撮るフリをしてます(苦笑)。
でも西岸地区は今現在は結構安定していそうです。
時期によってだいぶ違うのでしょうが。
私たちが行ったときはチェックポイントもそんな数多くなかったですし。
ガザ地区は別ですけどね・・・
> あ、ラクダさんの顔つきのお肉はかわいそうで、とても食べられません。(驚)
あはは。意外と淡泊で美味しいらしいですけど、顔つきだとかなり微妙ですよね(苦笑)。なんで顔ついたまま吊してるんだろう・・・
kum
-
- ぱぶさん 2012/01/13 09:45:27
- すばらしい情報提供ですね!
- kumさん:
タイトル、内容(画像・文章)からもとても読み応えのある旅行記で、一挙ですが、じっくり?読ませていただきました。1票も入れさせていただきました。
ぱぶさんはヨルダンに1年住んでいた経験があり、該地で、パレスチナからの人々にも沢山会い、親しくしていた人もパレスチナから脱出してきた人でした。自分の代でパレスチナの土地が取り返せなくても”息子から孫の時代でも取り返すべし”と言った家訓!?(教育)を残していると言った感じでした。とても重い問題で、懐かしく思う故郷には母がいるけど、帰れない!
kumさんの文章の中にも節々にこの様な切ない思いを感じました。旧約聖書から現在に至るまでの積み重なった歴史とエピソードに満ち溢れるこの地のことは知り尽くすことはできません。一方、平和ボケで、世界から全くいいようにあしらわれ、国富を盗み取られている日本国民や馬鹿な政治家にはウンザリです!(反省!自分も含む!)(*^_^*)
- kumさん からの返信 2012/01/14 03:00:07
- RE: すばらしい情報提供ですね!
- ぱぶさん、こんばんは!
お久しぶりですね。コメント有り難うございます。
なんと、ヨルダンに住んでらしたのですね!
にわかの知識でつくった旅行記なので、中東にお詳しい方にご覧頂くのはちょっと緊張してしまいます^^;
>自分の代でパレスチナの土地が取り返せなくても”息子から孫の時代でも取り返すべし”と言った家訓!?(教育)を残していると言った感じでした。
私たちもヨルダンに行ったときに乗ったタクシーの運転手がパレスチナ人でした。ヨルダンやレバノンにはパレスチナ難民が多いみたいですね。
先祖代々住み続けているような人たちも多いでしょうから、土地に対する愛着も一際なのかもしれませんね。
日本のダメさ加減には私もうんざりです!
でも、政治家のダメさは私たち国民一人一人の責任でもあるんですよね。私たちが選んでいる代表なんですから。もし候補者の顔ぶれに不満があるなら自分が立候補すれば良いわけですし。まずは、お上や誰かに頼るばかりでなく自分たちで世の中を変えて行こう!という意識を子供の頃から教育していく必要があるのかな、と思います。もちろん私たち大人ももっと社会に対して責任を持つ必要があろうかと思います。
なんて偉そうなことを書いてしまって失礼しました。
くむ
-
- crossさん 2012/01/12 21:59:43
- 難しい問題ですね...
- kumさん、こんにちは♪
年末年始はイスラエルでしたか。
南アフリカといいここパレスチナ自治区といい、ディープで危ない旅行が続きますね。
ユダヤ人とパレスチナ人(アラブ人)の問題は、これからも続くんでしょうね。
丁度、今日、池上彰の「宗教がわかればニュースの謎が解ける」っていう番組で、宗教を通しイスラエルのこともやっていて、解りやすく解説されてました。
英国の三枚舌のせいで紛争のきっかけが始まったそうです。
後の旅行記には出てくるのでしょうか?...悲しみの道や聖墳墓教会なども紹介していました。
「撮らなきゃ」って撮られたイスラエル軍の写真やガラス工芸での職人さんとのやりとりは、ディープな旅行記の中でもホッと微笑む場面でした♪
考えさせられる旅行記でもありますが、この後どうなるのか楽しみです♪
cross
- kumさん からの返信 2012/01/14 02:45:05
- RE: 難しい問題ですね...
- crossさん、こんばんは〜
いつも有り難うございます!
イスラエルはずっと行きたいと思っていたところですが
イスラエルへの入国スタンプがあると
いくつかのアラブ諸国には入国できなくなるので
後回しにしてたのです。
でもアラブ諸国の情勢が流動的になってきているのを見るにつけ、いつイスラエルとアラブ諸国との関係が急速に悪化するか分からないので、安定している今の内に行った方がいいなぁと思い、ついに行ってしまいました。
「危なくないの?」とよく聞かれましたが、普通にしてれば大丈夫です。むしろスリや強盗が少ない分、ヨーロッパの大都市よりも治安がよく感じます。
> 丁度、今日、池上彰の「宗教がわかればニュースの謎が解ける」っていう番組で、宗教を通しイスラエルのこともやっていて、解りやすく解説されてました。
> 英国の三枚舌のせいで紛争のきっかけが始まったそうです。
私はVS嵐を録画してるのですが(←嵐ファンなので)、さっき録画したのを見ようとしたらその番組が撮れてました!途中までしか録画できてませんでしたが、、、
英国のかき乱しっぷりはどうかと思いますが、アラブ諸国の中途半端な支援も問題に拍車をかけているように思います。
kum
-
- サウスピーチさん 2012/01/12 13:51:05
- 後を引く旅行記・・・
- kumさん、こんにちは。
今回はかなり重い内容の旅行記でしたが、色々な国の宗教問題にも興味があるので、興味深く読ませて頂きました。
それにしても、よくもまあ、こんな政治情勢が不安定な場所に行きましたねぇ。 尊敬してしまいます!
ほとんどの写真、見ているこちらが、(ここ、写して大丈夫なの?)とハラハラしながら見ていました。
なので、kumさんがビンを作らせてもらった写真が出てきた時は、異常なほどホッとしました・・・。(^^;
宗教的な理由で人を憎んだり殺めたりなど考えも及ばない私達からすれば、彼らの状況・行動は全く理解できませんが、
やはりそこに生まれ、その環境の中で育ち、それ以外の世界を知らなければ、人間はこうなってしまうのでしょうか・・・。
それとも、単に、国政を握っている僅かな人たちの決定が、他の国民をこのような生活に追い込んでいるだけ
なのでしょうか。 お互いに反発し合うだけで、それぞれを守っているように思えるのですが、全てとは言いませんが、
相手を少し受け入れてみよう・・・という考えは選択肢にないのかなぁ。 それこそ、
どのような宗教に於いてもそのような教えがあるような気がするのですが・・・。
色々と考えさせられました。 後半の聖誕教会はかなり興味あったのですが、
頭がまだパレスチナ問題のことに取り残されていたようで、なかなか気持ちが切り替わりませんでした。
興味があってもなかなか行けない場所の旅行記、しかも、その状況を詳しく載せて頂き、非常に勉強になりました。
どうもありがとうございました。
他の日のイスラエル旅行記も楽しみにしています。
サウスピーチ :)
- kumさん からの返信 2012/01/14 02:32:27
- RE: 後を引く旅行記・・・
- サウスピーチさん、日本時間でこんばんは〜
コメント有り難うございます♪
私も信仰心はないですが、宗教にはとても興味があります。
なぜそこまで強く信仰を持てるのかと不思議に思いますし、なぜ、建築、絵画、音楽等、ここまで素晴らしい芸術を生み出す原動力になっているのか、興味がつきません。
パレスチナ問題は宗教が無関係ではないと思いますが、ガイドが言っているとおり宗教だけの問題でないのは確かなのではと思いました。きっかけが宗教だったけど、嫌がらせや暴力やテロなどやられたらやり返す、を続けているうちに、理屈ではなく感情レベルでのお互いへの嫌悪が根深く広がってしまってるのかなぁって思いました。そして相手への報復をする際の言い訳に宗教を使っているに過ぎない面もあるのではと思いました。
> 相手を少し受け入れてみよう・・・という考えは選択肢にないのかなぁ。 それこそ、
多分、譲歩がお互いに必要であることを感じている人たちはユダヤ人もパレスチナ人の中でも多くいると思います。分離壁の問題にしてもパレスチナ人や外国人だけでなく、イスラエル人で反対運動に参加している人もいるようです。ただ、ここまで宗教が人々の生活や国政に大きく影響を与える国では宗教のリーダーの導きも必要なのではと思います。宗教上の発言力のある人が、和平路線を推進してくれればパレスチナ問題の出口も見えてくるのでは、って思ったりしました。
暗い旅行記を最後までご覧頂きありがとうございました!
とても嬉しいです。
くむ
-
- fujickeyさん 2012/01/12 11:45:31
- お帰りなさい!!
- kumさん、こんにちは。
すごい場所へ行かれていたんですね。無事に帰国されて何よりです。。。
怖い思いはされませんでしたか。
kumさんの旅行記を通じて行ったことの無い国のことも気になってきたりしてとても勉強になります!私からするとkumセンセイです。
この国が抱えているものは理解できない部分も多いと思うのですが、ただなんとなく暗くて不安が多いんだろうというイメージだったのに、kumさんの写真を見ていて街も建物の内側にも外側にも優しい色合いが多いなぁって思いました。アブラハムのお墓のある部屋の壁なんてピンクや水色を使っているんですね。ちょっと驚きでした。
そしてラクダの肉・・・なんで顔の部分はあんなふうに残しておくのでしょうか・・・・切り身の状態しか知らないからこんな気持ちになるんですかね。
kumさん作のガラス瓶。割らないように持って帰るのが大変そうですね。勝手な印象としてデキャンタが似合いそうです。
続きの旅行記も楽しみにしています!
fujickey...☆
- kumさん からの返信 2012/01/14 02:10:03
- RE: お帰りなさい!!
- fujickeyさん、こんばんは!!
コメント有り難うございます♪
怖い思いはしませんでしたよ〜。
テロがたまにあるものの、通常はースリや強盗が多いわけでもないのでむしろ治安は良く感じましたね。もちろん、機関銃を持ったイスラム兵とかを見かけると異様な感じはしますけどね。アジア人に対しては多くのユダヤ人もパレスチナ人も親切です。
ここの人たちを見ていると強いなぁって思いました。
昔は違ったのかもしれませんが、今の日本人を見ていると(自分を含め)争いを避けたがり、自分の主張を通す努力を怠っていて(きれることはあっても)、このままだといけないなぁって教えられることもありました。
> kumさん作のガラス瓶。割らないように持って帰るのが大変そうですね。勝手な印象としてデキャンタが似合いそうです。
そうなのです!
あまり大きくしたくなかったのですが、「もっと吹いて」って煽られてここまで大きくしてしまったのです・・・そして、当然機内持込なのでかなりかさばることに・・・(苦笑)
kum
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