2011/12/23 - 2011/12/23
438位(同エリア542件中)
ランドネットさん
- ランドネットさんTOP
- 旅行記36冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 237,690アクセス
- フォロワー2人
荒尾競馬場の所在地である荒尾市は、かつて炭坑の町として栄えた地域で、荒尾競馬は炭坑で働く人々の娯楽として楽しまれていましたが、1997年に炭坑が閉山となってからは、それを歩調を合わせるかのように荒尾競馬場の売り上げも下降していき、以降はずっと赤字続きでした。
もともと賞金水準は非常に低めで、赤字の額も他の競馬場と比べてそう大きいものではありませんでしたが、競馬を主催しているのが県ではなく市ということもあり、累積赤字に耐えられず、また今後の黒字化のメドが立たなかったため、2011年9月6日の市議会で荒尾競馬の廃止が決まり、2011年12月23日の開催が最終日となってしまいました。
2011/12/23をもって廃止となった、荒尾競馬場の最終開催日の模様です。
【所在地】熊本県荒尾市宮内出目72
【最寄駅】JR荒尾駅より徒歩10分。JR・西鉄大牟田駅より無料タクシーあり
【開設日】1928年2月20日
【主催者】荒尾競馬組合(熊本県・荒尾市)
【駐車場】無料駐車場3200台(確実に駐車可能)
【コース】1周1200m、直線200m
【グルメ】スタンド2階のとんこつラーメン
-
午前9時10分の開門を前に、早くも入場門前に行列ができていました。
-
最終開催日ということもあり入場は無料で、近所の方々も大勢詰めかけました。
-
入場門横にある競馬新聞の発売所も、近年にない賑わいです。
-
チャリティ企画として、荒尾競馬関係者提供のトロフィー類が販売されていました。開門直後から大行列ができて、あっという間に売り切れています。
-
名物の荒尾朝市もこの日が最後になります。みかんがカゴ一杯で200円など、爆安でした。
-
荒尾競馬名物の豚骨ラーメンも、開門直後からお客さんが絶えませんでした。
-
トロッとしたスープが特徴で人気の豚骨ラーメン(450円)。福山競馬場名物の尾道ラーメンと並び、全国の競馬場グルメとして名高い逸品でした。
-
売店も今日で終わりです。寂しいですね。。。
-
まだお昼頃だというのに、場内はこのような賑わい。普段は1日1000人も入らないのに、この日はお昼の時点で5000人を超え、最終的には9000人超の入場者がありました。
-
場内にはJRAの発売窓口もあります。この日は金曜日なので開催されておらず、馬券の発売もありません。
-
荒尾競馬場のスタンドを、ゴール前から見たところです。冬場で寒いので、レースとレースの間はお客さんがあまり外に出てきません。
-
こちらはスタンドを4コーナー方向から見たところです。ガラス張りの部分は特別観覧席でした(1人500円)。
-
荒尾競馬場のパドック。チョーク書きの出馬表、砂の路面が特徴で、いかにも地方の競馬場といった雰囲気でした。
-
この日のメインレース、重賞「肥後の国グランプリ」の発走を迎えます。2000m戦で、スタート地点は2コーナー付近になります。
-
スタートしました、ちょっとバラっとしたスタートになり、各馬が次第にバラけていきます。
-
3コーナーの入り口です。荒尾競馬場のコースは、1〜2コーナーがキツくて、3〜4コーナーが緩い構造になっています。
-
3コーナーを回ります。まだ1周目なので各馬ガッチリと抑えたままです。
-
4コーナーに入りました。縦に長い展開になっています。
-
4コーナーから直線に入っています。お客さんがぎっしり入っています。
-
1周目のスタンドを通過していきます。お客さんから多くの声援が飛びました。
-
ゴール板前を通過していきます。圧倒的人気のテイエムゲンキボはガッチリと2番手をキープしたままです。
-
1コーナーをカーブします。1〜2コーナーはカーブがキツいので、ややコースの外を回ります。
-
2コーナーから向正面に入るところです。有明海沿いの堤防からの観戦も可能です。
-
向正面から一気にレースが動き始めます。直線が約200mと短いため、ここが仕掛け所です。
-
3〜4コーナーの中間地点で、圧倒的1番人気のテイエムゲンキボが持ったまま楽な感じで先頭に並びかけました。
-
直線に入り、テイエムゲンキボがアッサリと抜け出し、あとは2〜3着争いに絞られました。
-
テイエムゲンキボが5馬身差の1着となり、優勝賞金60万円を獲得しています。
-
グルッと1周ウイニングランを行い、馬とジョッキーに大きな拍手が送られました。鞍上は佐賀所属の山口勲騎手です。
-
さて、荒尾競馬最終レースのパドックです。ジョッキー12名が整列しました。
-
荒尾競馬場でデビュー予定だった、騎手候補生の小山紗知伽さんが誘導馬に跨り、各馬を本馬場へと誘導しました。なお、小山さんは佐賀競馬場でデビューすることになりました。
-
荒尾競馬の本当の最終レース、「さよなら・感謝・荒尾競馬特別」がスタートします。
-
最終レースを勝ったのは、1番人気のサマービーチ号でした。
-
コースをウイニングランして、観客からの声援に応えています。鞍上のベテラン牧野孝光騎手は通算2648勝目となりました。牧野騎手は、ジョッキーを引退して牧場で第二の人生を送るそうです。
-
最終レース終了後、荒尾所属のジョッキー・調教師・関係者がウイナーズサークルに集まり、セレモニーが実施されました。
-
ジョッキーから調教師への花束の贈呈です。
-
セレモニーが開催されている中、荒尾競馬所属の佐藤智久騎手の結婚式が急遽執り行われました。佐藤騎手は、今後北海道の牧場で第二の人生を歩むとのことです。お幸せに!
-
最終レース終了後のパドックです。今までに何頭の馬がここを周回したんでしょうね。
-
スタンド1階にある喫茶店。この日はほぼ終日満席に近い状態でした。
-
かつて使われていたであろう、有人窓口です。この日はごく一部だけ窓口が開けられていました。
-
自動発券機も、もう使われることはありません。荒尾競馬場ではQR券は導入されず、最後まで裏面が磁気でできた馬券が使われていました。
-
スタンドの2階です。あれだけ賑わっていたお客さんも、ほとんどみんな帰路につきました。
-
最終レースとセレモニーの終了後、馬場が開放されました。
-
発走用のゲートが間近で見られます。
-
コース整備用のウニモグとハローも展示されていました。笠松競馬場でのアクシデントで一躍有名になりましたね。
-
有明海に沈む夕陽が綺麗です。こんなに風光明媚な競馬場がなくなるのも寂しいですね。
-
場内のイベントも全て終了し、荒尾競馬場83年の歴史に幕を閉じます。
-
荒尾競馬場を後にします。競馬場がなくなってしまうと、もう荒尾市に足を運ぶことはなさそうです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- WADA5さん 2022/08/27 21:17:21
- 荒尾競馬場
- 明日、8月28日に最後の荒尾競馬場スタンド開放だそうです。予習になりました。ありがとうございます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
47